市谷校舎

Last-modified: Tue, 16 Apr 2024 01:34:04 JST (8d)
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住所:〒162-0844

東京都新宿区市谷八幡町15-3

電話:0120-71-2418

開館時間:8:10-21:00

沿革 Edit

  • 1979年、竣工。
  • 1980年、駿台予備学校お茶の水校市谷校舎開設。
    • 一流ホテル(あるいは結婚式場とも)を改装し、駿台4つ目(関東では3つ目)の校舎として設立された。
    • 改装ではなく隣接する亀岡八幡宮の土地が分割されて建設された。
    • 当初から医学部進学専門校舎であった。
    • 同時に、駿台高等予備校が駿台予備学校と改称。
  • 2013年、猫が集い、市谷生憩いの場となっていた中庭に、自習室「宙」を建て、関東最大級の専用自習室を持つ校舎となる。
  • 2017年、全面改装され、教室の机や椅子の一新、フロンティアホールのリニューアル、駿台食堂厨房スペースに自習室「桜」の新設が行われる。
  • 2021年、自習室「宙」が個別指導ブースに改築される。

概要 Edit

  • 校長勝田耕史師。校舎責任者は細谷一史
  • 駿台関東地区唯一の医学部進学専門校舎で、日本の医学界に名を轟かせる伝統の校舎(医学部医学科合格実績)。
    • お茶の水校の分教室という扱いゆえに市谷校ではなく市谷校舎である。
      • これが理由なのかは不明だが、3号館と出講講師がかぶりやすい。そもそもトップ講師を集めれば、自ずとかぶる。
    • 高校生、高卒クラスともに医学部コースしかなく、講習の医系講座もほぼここで行われ、CLも全員医学部生なので医学部進学専門校舎の名に疑いはない。
  • 某K塾の麹町校は本校舎に対抗するために開校されたという逸話もある。
    • ダイヤモンド誌に「伝統ある駿台さんの市谷校舎があるところに麹町校があることは誇らしい」と言ったことが書かれていた。
  • 2021年度のお茶の水8号館の閉鎖に伴い、お茶の水校の医系コースが再び市谷校舎に集約される。
    • かつては、四谷校、お茶の水3号館、お茶の水8号館にも、それぞれ医系コースが設置されていた時期がある。

特徴 Edit

  • 一昔前までは、市谷校舎SA(旧・午前部理3αA組)が飛び抜けてレベルが高いクラスだった。
    • 旧理3αA組トップ20は灘の天才と地方公立出身の天才と一部の筑駒+御三家で構成された真の日本のトップ集団と言われていた。
  • 今日でも市谷校舎SAは、お茶の水校3号館)SXに次ぐレベルのクラスである。
    • 選抜クラスとしては関東駿台最高レベルのクラスに今もなお位置付けられている。特に市谷SAの最上位層は、全国模試でも全国トップレベルの成績を叩き出しており、SXとほぼ変わらない。
    • 3号館SX(3号館、市谷SA上位)>>市谷SA=3号館SY>3号館SA があくまでおよその目安である。
  • 2023年EX国公立医系演習クラスははMX、MY、MZの3クラス編成。最上位のMXは約40人と少数クラス
    • 土曜日も午前中は主にテスト演習が入る
  • 全体的なレベルも高い。
    • 中下位クラスの模試の平均点が、お茶の水校を除く他校舎SA平均点とほぼ同じであったりする。
    • クラス分け競争は、全国で見ても1番厳しいと思われる。後期は、前期のクラスから大幅な変動が生じる。そのため前期でSAに入っても、後期になるまで安心はできない…(正確には入試までなのは言うまでもないが)
      • 下位クラスでも良講師が配当される3号館とは異なり、基本的にはクラス分け競争の勝者のみが良講師に教われる。(詳しくは後述)
  • ただし、クラス数が多いため、下位層は3号館の下位層よりも学力が低い。
    • 2021年度以降、8号館の閉鎖により、私大医系向けのコースが設置されたため、格差は一層広がると思われる。
  • 3号館スーパー東大理系演習コースができる前は、東大理三進学専門クラスが設置されており[要出典]、入試の最高峰である東大理三の大きな窓口?であった。
  • 過去には、例年、東京大学理科三類に20人前後合格していた。
    • 2001年度SAは19人合格。
      • 何か秘訣があるのではないかと全国から優秀な受験生が集まるが、理三に受かるような学生は初めから優秀だったというオチで失望する。
  • また、真ん中より下のクラスでも旧帝大医に受かるほどの実績だった。
  • かつては、坂間勇師、山本義隆師、筒井正明師、秋山仁師など、例年、市谷校舎に出講していた当時の人気講師を目当てに全国から優秀な浪人生が殺到していた。
  • その歴史は古く、その歴史の長さから今や親子で市谷校舎出身の家庭も出てきている。
  • 医療、医学の最前線で活躍している数々の医師を長年にわたり毎年輩出している歴史ある校舎である。
    • 今や「影の学閥」とも言われている。
    • 卒業生である医学部教授や現役医師を招いての講演会、入試説明会などのイベントが数多く行われる。
  • 昔から、医学部以外の志望者も一定数いる。*1
    • 森下寛之師、小倉正舟師、石川博也師は医学部志望ではなかったが市谷校舎出身である。
      • 森下師も一応ここの出身だが、3号館もぐりまくっていたらしい。
    • 落合陽一氏もここの出身である(医学部志望だったのでこの例には当てはまらない)。
  • 元ホテル(あるいは結婚式場とも)という経歴を持つ建物と、周囲の閑静な環境と歴史ゆえに予備校とは思えない風情を持っている。
    • 校舎は2階建てで、教室は1階に2つ、2階に7つ。屋上へと向かう階段は閉鎖されている。
    • 校舎の前の敷地内に「妙法 當地所因縁諸霊供養塔」とかかれた石碑がたつ。また坂道へと続く裏道の横に墓場もあることや、道路から離れていて夜は真っ暗なことから異様な雰囲気が漂う。この坂は、駿台のスローガンにちなみ、「不譲坂」と呼ばれているようだ。
    • 岡八幡宮という由緒ある神社に隣接しており、センター試験前に大きな絵馬にみんなの願い事をかき、センター試験後ここの神主さんが市谷校舎で祈祷を行い絵馬を奉納する。
      • 太田道灌が築いた神社であり、鎌倉の岡八幡宮を意識して江戸の繁栄を願った。
    • 防衛省の敷地とほぼ隣接しており、新宿区にありながら治安はかなり良い。またご近所付き合いも盛んなようで、担当自衛官による防衛医科大の説明会も毎年行われる。
    • 市谷校舎自体は藩医であった橋本左内の邸宅跡にある。相当歴史的価値を感じる場所だが、文系の生徒はいない。
  • 木曜日の講師室には、齋藤英師、雲K師、船岡師などの講師が揃うことから最もカオスな曜日である。時々各講師が授業中に「さっき雲さんがね……」といったことを聞けるかもしれない。また木曜日の講師室まではいかないものの、火曜日の講師室には、大島師、雲孝師、関谷師が揃う。ちなみに勝田師が出講する水曜日は高卒クラスは女性の講師は出講はない。
  • 数年前、とあるクラスの1限授業の講師陣が月曜:沖師、火曜:喜壽屋師、水曜:石川師(漢文)、木曜:雲師、という形で遅刻にとても厳しい師が揃ったことがあった(このクラスでは、毎日寝坊の許されない日々を送ることになった)。
  • 大島師の要望でレナードの朝のDVDが購入されている。
  • 2014年11月1日、「医師をめざす君に問う」と題して、“神の手を持つ心臓外科医”と称される順天堂大学・天野篤教授による講演会が行われた。当時は校内生以外の一般への公開もありライブ教室、映像教室合わせて数千人もの人の参加だった。
  • コピー機が自動でサイズ計測をしてくれるので、コピーの手間(用紙のサイズ指定など)がかからないが支払いICカードのみ
  • “市ヶ谷”ではない。“市谷”である

長所 Edit

  • 生徒の質がよい。
    • 全国でも屈指の高学力集団。
    • 基本的に医学部志望ばかりなので、皆で頑張る雰囲気がある。
    • 伝統的に、上位1傑は東大理一合格者に匹敵、あるいはそれ以上に優秀と言われ、超優秀な受験生を目の当たりにできる。
    • 毎年、理一や理二、慶医を蹴って、(あるいは籍だけおいて仮面)浪人している人がいる。
    • 毎年、なぜ落ちたのかわからない模試の有名人が在籍している。
  • 教務が優秀。
  • トイレがとても綺麗である。
    • 改装されとても綺麗になった。
  • 環境がよい。
    • 都心にありながら、閑静な佇まいの校舎で、本人にやる気さえあれば落ち着いて勉学に集中できる。
  • 大手予備校の医学部専門校舎にも拘わらず、意外と雰囲気はのんびりしている。
    • 雰囲気に流されダラけやすいので、人によっては短所である。
  • 比較的欠席者が多く、もぐりにも寛容である。
    • 最近は摘発好きな職員がいるから要注意。市谷校舎なのに摘発に没頭している残念な担任がいる。あろうことかEX国公立医系演習コースの上位クラスの担任らしい。
    • 所属クラスの担任からの黙認を受けてもぐってももぐり先のクラス担任に摘発される、なんてこともある。正式にもぐる(?)には双方のクラス担任の黙認が必要。

短所 Edit

  • 医学部専門校舎の例に漏れず、多浪生および再受験生が他予備校、他校舎に比べて極めて多い(5割弱くらい)。
    • かつては、一浪が半数に満たないと言われていた。
  • 1浪で上位医学部に合格するのは、たいてい現役時にある程度実力をつけていた有名進学校出身者か鉄緑会、SEG出身者なので引き締めてやらない限り受からない。
  • 以前よりは学生のレベルが落ちている。
    • 今は、地方、特に関西圏から優秀な受験生が昔ほどは来ない。
    • 理三志望の超優秀層が3号館スーパー東大理系演習コースに流れている。
  • 例年、多浪生が多いせいか、意外とのんびりしている人も多い。
    • 猫と3時間以上戯れてる浪人生がいる。
    • 例年、フロホを我が物顔で占拠している。
    • かつては、中庭にたむろする「中庭組」がいた。
    • かつては、「トップ・シークレット」と名乗る半グレ多浪集団が存在し、リーダー的存在だった人は現在、日本大学松戸歯学部教授になっている。
    • 上位クラスの教室前で騒いでいた集団に腹を立てた最上位クラスの生徒が、胸ぐらを掴み服を破いたことがある。掴まれた側の大人な対応により大事には至らなかったという説がある一方、服を買いに全裸で新宿のユニクロまで移動したとの噂も。
  • 例年、「主(ぬし)」と呼ばれる牢名主のような多浪生がいる。
    • 主ともなると、若手職員や若手講師よりも予備校のベテランである。
    • 主ともなると、職員のみならず講師をもさん付けで呼ぶ。
    • 主ともなると、新人講師を激励したりもする。
      • 講師二年目だった秋本吉徳師が、年上の多浪生に激励されたエピソードがある。
    • 主ともなると、フロホにも指定席がある(勝手に独占しているだけだが)
      • 曲がりなりに努力した上での結果として多浪するならまだしも、いつまでもダラダラとし続けた結果であればどうしようもないのは言うまでもない。
  • 雰囲気が変わりつつある。
    • 伝統的に多浪生の憩いの場であった中庭や食堂を潰し、市谷校舎特有だった「予備校らしからぬ牧歌的な雰囲気」がなくなりつつある。
    • これは人によっては長所である。
  • 2021年度のお茶の水8号館閉鎖に伴う私大医専願ウェイ軍団の流入による激変が懸念される。
    • ただし、近時の私大医超難化に伴い、私大医専願組も昔ほどウェ~~イではない。
  • 校舎が老朽化しており、設備が悪い。
    • 空調に関しては現在は改装されとても綺麗になっている。
    • イスや机も一新され、だいぶ快適になった(2023年)
  • トイレが人数に対して少ない。
    • そのせいで模試の開始時間が遅れるほどである。
  • 夏は蚊が多い。
  • 教務には一部横柄な人、図々しく絡む人がいる。
  • ゴミ処理の爺が横柄で怖い。「分別しなきゃだめだよ。」と捨てに来た学生に理不尽に怒ってきた人がいる。気分悪い。分別は大事だが、言い方や当事者をはっきりさせてモノを言って欲しい。
  • フロンティアホールが騒がしい。
    • あるクラス担任曰く、「夏にフロホに一日いると偏差値が1下がる」(それでも使い方次第ではある)。
    • フロホにいるのは上位層と底辺という組み合わせが殆どなので、底辺側の人は上位層につられて勉強せず+1浪することが多々。
    • あまりにも高卒生がうるさいからか、2018年9月から高卒生のフロンティアホールの利用が19時以降出来なくなった。
    • 2020年はコロナの影響で談笑禁止となり、席数も減らされてたが結局意味がなかった。
    • 2021年現在では、コロナ対策仕様になっておりさすがに騒いでいる生徒の姿は見られない。
  • 校舎までの道のりがわかりづらい。
    • ビルの陰にかくれて見えないこともあり、とてもわかりづらい。
    • Google Mapもほぼ機能しない。
  • 教室の位置もとてもわかりづらい。
    • 初めて来る人は必ず迷う。
    • 教室の配置がわかりにくいため、年度始めに講師が迷ったりするのは毎年恒例。
  • 駿台講師で現河合塾講師の西山清二師がこのコースについて「スーパーな奴が6クラスもいるわけがない!」とおっしゃった。
  • 赤本の数が少ない。医学部設置大学しか置いておらず(これは当たり前かもしれないが)、センターの過去問は1冊もない。しまいには、旧帝大+α(青本が出ている学校)は自分で買えと言われる始末。
  • 電車が遅延した時の対応がほとんどない。
    • あるクラスでは電車の遅延で遅刻者が多かったにも関わらず、その多さに清師が施錠してしまったという事態が発生したほどである。
    • また、有楽町線、南北線を利用している生徒は遅延が全く考慮されないので注意が必要である。
  • 後述のようにクラス間の配当講師の格差がすごい

出講講師 Edit

概論 Edit

  • 講師の質は(お茶の水3号館を除けば)、全ての校舎の中でもベストに近い。
    一方で、下位クラスになると地雷扱いされている講師が担当することもあるので要注意、特に物理科
  • 人気講師・実力講師であっても、移動がつらくなった長老講師は出講しなくなる傾向にある。
    • 晩年の奥井潔師や伊藤和夫師の出講はなかった(開校初期は不明)。
    • かつては、例年、出講していた山本義隆師は出講しなくなった。
    • 山口紹師は、根性で(?)出講しておられた。
  • また、市谷校舎独特の雰囲気を嫌って、出講を取り止める講師もいる。
    • 物理科森下寛之師は3号館SAで、
      「あそこはねSAなんかは成績上位で入って来るんだけど、入試ではこぞって落ちるんよ。なんでかっていうとね、授業出ないで鉄緑のとかやってるんだよ。難系とかな。内職してるやつもいたからな。何回ブチ切れたか。死んでしまえって」
      (その後、2016年度から森下師は市谷校舎に出講しなくなった)。
    • 生物科朝霞靖俊師は、2012年頃までは出講しており、特設単科講座も開講していたが、「位置エネルギーが高い」から行きたくないらしい。
  • 下位クラスであっても、年度によっては伸び盛りの若手無名講師や隠れた名講師に偶然、当たることもないこともない。

各論 Edit

  • 数学科は上中位のクラスであれば、雲兄弟、コバタカ師、森師、清師、石川師といったトップ層の講師がフルに揃っている。
    一方、下位クラスになると担当講師陣が大きく変わるが、清師や光田師が担当していることも。2019年度はSFの数学講師陣がSEのそれよりも良いという謎現象が起こった。
    • 2018年度のSEクラスは、石川師、清師、光田師、松田師といった人気・実力派講師の担当もあったが、2019年度になって一気に抜けてしまい、抜けた所にあまり評判の芳しくない講師が充てられてしまった。(数年前まで、コバタカ師や雲幸師が担当していたこともあった。)
  • 物理科は、近年、森下師・成島師・笠原師・小野師と人気講師が立て続けに市谷から去っていった。
    • ただSA・SBは同等の実力の小倉・高橋法ペアが担当しており、またSC以下も新たに出講し始めた水谷師、星師が苦手な人にとっては良講師なので、さほど問題はない。
  • 化学科は、上位2クラスは人気筆頭の吉田・景安ペアであり、同じく人気筆頭の橋爪師はSDを担当している。他も黒澤師や医系に精通している沖師や小原師が担当している。
  • 生物科は、W佐野師、中島師といった上位者向けのベテラン勢が各クラスを担当するが、最人気の朝霞師は数年前から出講していない。
  • 理系でありながらも、センター試験でとりわけ高得点を要する国公立大学医学部向けのコースであることから、文系科目にも重点を置いているようで、古文に関谷師・鳥光師、漢文に宮下師、地理に阿部師・井上師、といった講師を充てている。ただし倫理政経は科目の性質上致し方ないが、講師の配当がよろしくない。
  • 特に近年は、人気講師をSA・SBに集める傾向がますます、強まっている。
  • 全国の駿台の中で最も講師間競争が激しい。
    • 下位クラスで評判の良い講師は上位クラスにシフトされ、逆に上位クラスで評判の悪い講師は下位クラスに回される、という傾向がある。
    • 要は完璧なまでの実力主義である。幾ら若くても評価が高ければ上位クラスの担当になるし、恐ろしく悪ければ年度の途中であっても更迭される。
    • 数学科の人気講師の一人である石川博也師は、2011年度までSE・SFクラスで研究教材を受け持っていたが、2012年度からはSA〜SDの担当となった。
      逆に、安田亨師は長年SA〜SDを担当されていたが、現在はSD以下のクラスの担当である。
    • 2013年度、現代文(センター対策)の担当講師は稲垣伸二師であったが、余りにも低い出席率とアンケートの悪さを受け、後期から飯島好文師に変更になるという驚きの事態が発生した。
    • 漢文は、石川正人師と宮下典男師が出講しているが、2016年までは石川師が上位クラス、宮下師が下位クラスを受け持っていた。現在は、宮下師がSA〜SE(3号理系クラスの出向を取りやめ市谷に専念したため)、石川師がSF・SPの担当となっている。
    • 化学科では、近年この傾向が顕著。
      年度により講師も目まぐるしく変わる。
      • 化学S Part1は2015年度までSA・SBを細川豊師、SD・SEを吉田隆弘師が担当していたが、2016年度より入れ替わった。
      • とうとう2018年度より細川師の出講は完全になくなった。SD・SEには代わりに黒澤孝朋師。
      • さらに同年、長年、SD・SEクラス化学を担当していた景安聖士師が、中村雅彦師に代わってSA・SBクラスを担当することになった。
        これは中村師の体調など様々な要因があるが、最上位層の指導に非常に長けている方であるため惜しむ声は少なくない。
        2019年度から市谷校舎への出講がなくなり、黒澤師がSC担当となった。
    • この徹底された実力主義のお陰で上位クラスは良い授業を受けることが出来ているが、講習などがこの順位付けに追いついていないのは否めない。
  • 一応医系対策の顔のような売り出し方をしている医系実戦テストだが、担当講師三名の内、二名はほぼ市谷での授業を担当していない。

各年度の講師一覧 Edit

 コース・クラス別講師陣/2015年度/市谷校舎
 コース・クラス別講師陣/2016年度/市谷校舎
 コース・クラス別講師陣/2018年度/市谷校舎
 コース・クラス別講師陣/2019年度/市谷校舎
 コース・クラス別講師陣/2020年度/市谷校舎
 コース・クラス別講師陣/2021年度/市谷校舎
 コース・クラス別講師陣/2022年度/市谷校舎

設置コース Edit

高卒クラス Edit

クラス概論 Edit

  • 近年の各クラスの医学部の合格率は、SA 7割、SB 6割、SC 3割、SD 2割、SE 10人に1人受かれば良い方、SF 1人でも出れば良い方
    といった具合である。
    • SBとSCとの間に開きがあるのはSCの生徒とSBの生徒が受験する大学のレベルがあまり変わらないため。
    • また、SAでも7割しかないのは、多くが東大理三、京大医、阪大医など超難関校を受験するため。
    • さらに、SFには後期入学者やテスト欠席者もいるため、上記の通りに行かないことも。
    • 上記を加味するとAとBとの間、CとDとの間、EとFとの間に差があると考えられる。
    • SC以上に入りたい(駿台市谷あるあるbot@sundaichigaya)。
    • お茶の水同様、最上位クラスと最下位クラスは突出する。CとDとの差はテキストの差によるところもあるかもしれない(後期SD〜SFはSテキストではなく数学はM、物理はNテキストになる)。
    • 「俺は市谷も担当してるけどよぉ、あそこのSC以下は誰一人国公立医学部受からねぇぞ?」(スーパー難関国公立大コースにて、齋藤英之師)
    • 「おまえら本当に英語の勉強してくれないよな〜。去年のSFレベルだぞ〜 医学部なんて夢のまた夢だぞ〜」(市谷校舎にて、齋藤英之師)
  • 下位クラスは実質、旧ハイレベルコースと考えた方がよい。
    • 事実として近年では、国公立の合格者数がSEとSPが変わらないなんて年もある(人数比を考えればSPの方が良いということになる)
    • 毎年、あえてハイレベルを選ぶ優秀層が一定数いるため。
    • どこのコースにいようと、謙虚さ、がやはり重要なのだろう。
    • ちなみにSPは、東進やスタディサプリで授業を受け持つ複数の講師が理科を担当していたりと、ハイレベルコースとしては講師の質が高い。
    • 特にSFは、ほぼすべての科目で担当講師が上位のクラスとはかけ離れており、影のSAとも呼ばれている(けっして良い意味ではない)
    • 数学は概ねSEと共通の配当のことが多い。一方、英語国語はSAからSEまで共通で、SFのみ担当が異なることが多い。全クラス担当しているのは、山口紹師、武富師、石川博也師、関谷師、鳥光師くらい。ただし、その英語科も古舘師や竹中師、若手の人気講師だと山口裕介師などが担当しており、決して劣っているわけではない。
    • 近年は後期入学者のことも配慮しているのか、SFでも一部上位クラスの講師が担当している科目もあり、SEよりも質の高い年もある。過去には岩科琢也師が担当していたことも。2019年度はSFにSAも受け持つ吉田師や清師、光田師などが出講している。一方、2019年度のSEの数学の担当はSFよりも悪い、あるいは、過年度のSEと比べても良くない、という意見が聞かれる。
  • 2020年度はSA~SEの5クラスとなっている。

現役フロンティア Edit

過去の設置コース Edit

  • 市谷校舎開設前は、医学部コース(午前部理科系綜合学科(理科3類),通称;前理3)は東校舎(旧1号館)にあった。
    • A~D組4クラスで約1000人。((「
    • 天野篤順天堂大学教授、海堂尊氏(医師、作家)在籍時。
  • 市谷校舎に移転後の、午前部理3は8クラス(A~H組)あった。
    約1600人。
  • 1983年度頃[情報募集中]に、上位4クラス(A~D組)が「午前部理3α」、下位4クラス(E~H組)が「午前部理3β」に分かれた。
  • 1991年度の高卒クラス全面リニューアル時に、それぞれ「医系スーパーコース」と「難関国公立大医系セレクトコース」に名称変更された。
  • その後、2007年度と2020年度にコース名が大幅リニューアルされている。
  • 今でも年配の人には旧1号館時代も含めて、「駿台理3」と言った方が通りがよい。
     
     
     
     
     
     
     
     
     

設備 Edit

 ハリボテの石垣とアプローチエスカレータ(現在稼働停止中?)、広い玄関ロビーが特徴的。

 http://www.koken-archi.co.jp/works/educational/w005673/

  • 1階に受付(手前から1、2、3番)・教務窓口(手前から4、5番窓口)、1階右奥に講師室・TAルーム、1階左にフロンティアホール兼食堂、1階左奥にメディアエッジルーム、その西に医務室がある。
  • 講師室に入った奥へと続く通路は複数の会議室や倉庫や喫煙所につながり、最終的に音自習室の奥のドアの横の扉につながる。
  • 1階2階共に、廊下に丸テーブルと椅子が置いてある。生徒が休憩に使うことが出来る。
    • 1階の丸テーブルの周りには、講習テキストや赤本その他一般書などが置かれている。
  • チャイムが実際の時間より30秒ほど早く鳴る。

専用自習室「光」 Edit

2階21号教室の南に昔からある自習室
名前通り明るめだが音より明るくないのは秘密。
クラス担任にこの名前の方がいたとかいなかったとかリクエストされて嬉しかったりしたとかなんとか。

専用自習室「森」 Edit

11号教室の南にある。名前のとおりこじんまりとしており暗め。通路のスペースが狭いので椅子は極限まで引いて使おう。1番人気のない自習室数学の偏差値をあげたい方はこちらへ。某師曰く「があるんだからも作って欲しいよな」17年度の改装により廃止、12号教室へと転用。

専用自習室「音」 Edit

名前のとおり一部の席でのみ音読可能だが音読専用というわけではないので申し訳なさからか誰もしていない。60席中30席が午後から現役生専用席となる。カビ臭い。ドアを開け閉めする音がうるさい。2023年度3号館の生徒が漢文の音読をして良いか受付に聞いたところ、ルール改訂により既に音読は禁止になっていたらしい。(おそらく三宅師の教え子であろう。)

専用自習室「宙」 Edit

かつては椅子や机が並び、喫煙所もあった中庭に2013年6月新しく建てられた自習室。新築の家の匂いが2015年現在も残る。通路のスペースが1番広く、席数も多めで人気だが、ドアを挟んでホールがあるので騒音が響きやすい。 1番命名が謎でDQNネームっぽい 「ちゅう」と読んでしまいがち(正しくは「そら」)
中庭には猫たちが遊びに来て、受験生たちとよくじゃれあっていたが、自習室の建設が始まってから猫の姿が見えなくなってしまった。
2021年3月に廃止。個別指導ルームに転用。惜しまれる。

専用自習室「桜」 Edit

  • 元食堂厨房。
  • 2017年の改装で新しくできた自習室。名前がかわいいとの声も。
  • ここの空気清浄機は何故か喋る。本当にうるさい。
    • 「空気の汚れ、見つけました。急いでキレイにするね」など。

開放自習室 Edit

  • 校舎内で唯一ホーム教室とならない27号教室で8:10〜21:00に開設される。
  • 利用券不要の自由席で2席占領するのがデフォなのでコアな市谷生に人気。
  • 昼休みにイベントが行われることもある。

フロンティアホール Edit

  • 現在のフロホは元食堂で、2017年に新しくなった。
  • 「市谷の闇」とも言われ、数々の浪人生を不合格へと導いて来た暗黒の部屋。
    • あるクラス担任曰く、「夏にフロホに一日いると偏差値が1下がる」(それでも使い方次第ではある)。
    • フロホにいるのは上位層と底辺という組み合わせが殆どなので、底辺側の人は上位層につられて勉強せず+1浪することが多々。
  • 本来の目的はもちろん受験生の息抜きのためではあるが、他の校舎と異なり、丸テーブルが置いてあることなどから入り浸る人が多い。
     丸テーブルは撤去された
  • 「主(ぬし)」と呼ばれる人たちがいて放課後指定席にお座りになる。
  • 授業を切ってフロホに行く、というと相当末期症状。
  • 騒がしい。
    • 一応「大声での談笑は禁止」という張り紙がされているが、浪人生にはそんなことは関係ないようなので、昼休みや高卒生授業終了後は非常にうるさい。
    • あまりにも高卒生がうるさいからか、2018年9月から高卒生のフロンティアホールの利用が19時以降出来なくなった。
    • 2020年はコロナの影響で談笑禁止となり、席数も減らされてたが結局意味がなかった。
    • 2021年現在では、コロナ対策仕様になっておりさすがに騒いでいる生徒の姿は見られない。
  • 机に足を乗せてテキストを読む不届き者がいるほど無法地帯である。
  • また、難関なテキストをただひろげて、頭良いアピをするアピ族も多数いる。
  • 自習している人も多かった横長の机の数が減ったこともあり、ぼっちには辛くなった?
  • 2018年後期から浪人生のみ19時以降利用禁止になった。他校舎に比べDQNが多いので仕方ない。
    • 浪人生がいなくなった後のフロンティアホールは非常に閑散としており、いかに浪人生が占領していたかが分かる。
  • 2018年度までは閉館する21時まで開放されていたが、2019年度より20時までの利用となった。原因は不明。

食堂(廃止) Edit

2016年度を以って営業を終了したので以下の情報は2016年度末の情報です。

  • シダックス運営。
  • 関東の駿台では市谷校舎が最後の食堂だった。
    • 市谷校舎の食堂の閉店により、全国でも京都校だけとなったが,その後遂に京都校の食堂も潰れ,全国の駿台から食堂は姿を消した
  • 営業時間 は11:00〜14:00
    • 但し、講習期間中は休業。
    • 講習期間中、当食堂従業員は他校舎食堂の手伝いに駆り出されていた。
  • メニューは日替わり定食、日替わりアラカルト、カレーライスなどがあった。
    • 定食には味噌汁とサラダ、アラカルトには味噌汁が付いていた。
    • カレーはコロッケ、からあげ、とんかつのトッピングもできた。
  • お弁当も400円前後で何種類か売っていた。
  • 味は普通。昔ながらの大学の学食と同レベルだった。
    • 余談だが、京都校の食堂の評判は(味付けに関しては)「普通」とのこと。しかし、量が多いので、満足度は高いようだ。
  • 講師も事務職員にワゴンで講師室へ運んでもらい食べることが多かった。
    • また職員も昼休み前に食堂に食べに来ていた。
  • 食券を早く買わないと、好きなものが食べられなかったりした。
  • 周りに適当な飲食店が少ないため、毎年、新学期は市谷校舎には珍しく人で溢れていた。
  • 交建設計のウェブサイトで竣工当時の写真を見ることができる。

イベント Edit

夏の医系対策集中講座 Edit

山梨大学医学部後期試験対策特別授業 Edit

参考文献 Edit

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*1 『私の理工学部合格作戦'86』(エール出版社、1985)