講師陣/化学科
Last-modified: Sun, 27 Dec 2020 04:41:27 JST (30d)
化学科講師陣一覧 
西日本のみに出講する講師は西日本のみに出講する講師を参照してください。
あ〜お 
相原恵、安立雅治、池永友亮、石井光雄、伊勢義仁、大川忠、沖暢夫、小原英樹
か〜こ 
景安聖士、神林宏征、北田真吾、樹葉瑛士、國兼欣士郎、黒澤孝朋、小山貴央
さ〜そ 
た〜と 
な〜の 
は〜ほ 
ま〜も 
や〜よ 
わ〜 
化学科の特徴 
- 数学、物理と共に、理系に特に強いといわれる駿台の中核をなす教科のひとつ。問題を上手に解くことと、化学の本質を説明することをバランスよく講義する点に特徴がある。
- 生徒が混乱しないよう配慮しつつ必要ならば大学の知識も使い化学の本質を説明するが、深く突っ込み過ぎはしないので混乱せず理解が深まり、かつ問題を解くことにも時間をかけて講義するので授業は常に実践的でもあり、そのバランスを追及した授業は生徒に広く支持されている。
- 数学科同様駿台の強みとも言える講師陣を有し他の予備校に比べても有名講師の数や質に関して頭一つ抜けているといっても良いだろう。指導方針は時に本質を重視しつつアカデミックな授業を展開しており、学問としての本質を突いた化学と受験としての化学を両立させた絶妙のバランスがとれた授業方針が特徴。上級者向けの授業を展開する講師もいる。
- 他予備校ならトップに立てるような講師がひしめいており、講師の層は厚すぎると言っても過言ではない。下のように分野・レベルごとに異なる講師が人気になるのは、全分野を分かりやすく教えるのは当然と見なされているからである。
- 化学科においては関西化学科の影響力が関東でも絶大である。
- まず、テキストの編集は関西が主導している。
化学科の高卒生用テキストで最上位クラスのテキストである「化学S」は関西化学科の重鎮石川正明師が編集し、ハイレベルクラス用の「化学H」は関東の大橋憲三師と関西の星本悦司師が編集している。
講習のテキストも関西編集のものが複数ある。 - 映像授業も他教科と比べ、関西講師が受け持つことが多い。
- 大橋憲三師や沖暢夫師、若手でも黒澤孝朋師など『化学S』を批判する講師や、関西教材を公然と批判する増田重治師などもおり、関西化学科に全面的に追従しているわけではない。
- 中村師は中立派のようで、特別批判することはない。が、独特の癖や古めかしい方針に注を添えることは結構ある。
- 逆に『夏からの無機化学』など関東制作のテキストが関西講師陣にボロカスに言われることもある。
- 駿台では講師間で学習方針の確認をするための定期的な会議が行なわれるそうで、そこで毎回東西で意見が対立するらしい。
- まず、テキストの編集は関西が主導している。
- 吉田隆弘師、橋爪健作師、景安聖士師、増田重治師の四師はどの分野においても評価が高い。
- 上記四師の講義はどの分野も非常に分かりやすいが、講義の専門性や内容の充実性から、特に”理論の吉田・橋爪”、”無機の景安”、”有機の増田”と称される。理論は二人いるが、吉田師が中上位向け、橋爪師が初心者向けである。
- 関東化学科の人気講師には比較的若手講師が多く、比較的上手く世代交代が行われており将来的にも安泰であると言える。(若手とは言っても30代後半〜40代前半くらいであるが。)
- 上で述べた講師の中には上級者向けの授業をする人もいるため、化学初学者の人は、橋爪健作師、坂田薫師、黒澤孝朋師、石井光雄師がおすすめである。
- また、医系化学には小原英樹師が精通しており、テキスト作成も担当している。
- ベテランの有名講師としては中村雅彦師・沖暢夫師などがあげられる。
- ただ、この二人は高度な授業ゆえ、苦手な生徒にとっては少々難しいかもしれない。
- 化学科の中心的役割を果たしているのは中村雅彦師であるが、高齢である為徐々に出校を減らしている。(例えば2020年からは3号館スーパー東大理系を降り、黒澤師が担当することになった。)
- 化学科は他の教科と比べてプリントを配布する講師が圧倒的に多い。ただその扱い方は講師によって全く異なるので注意。
歴史 
- 過去の関東の駿台化学科は、東京大学と兼任していた綿抜邦彦師退職後、長年に渡り小倉勝幸師、三國均師、石川峻師らが牽引していた。
- とは言っても、わかりやすい参考書が普及した90年代からは、理解→暗記→思考の系統だった流れを求める中級者が増加し、これらのニーズを満たせる有名講師が駿台では関西の石川正明師以外には関東には存在しなかったのは弱点と言われればそうかもしれない。
- しかし、それも鎌田真彰師、福間智人師の出現で解決される。
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