直前講習
Last-modified: Thu, 04 May 2023 01:40:01 JST (557d)
《→受講講座等の相談掲示板》
直前講習の締切講座は以下を参照。
《→直前講習・締切講座一覧》
2018年度より、直前講習の枠組みが変わりました。ただいま整備を進めていますが今しばらくお待ちください。なお、昨年と同様に講座は開講されますので、下記より適宜参照してください。
整備中
心構え
- 直前の待ったなしの時期であるから、通期とは気持ちを切り替えて、集中して取り組む必要がある。
- 直前講習においては志望校の本番形式の演習や弱い分野のピンポイントの復習、失点しがちな問題形式の演習など目的意識をもった受講を心がけたい。単に漠然と演習問題を数題上乗せするだけの目的であるなら、自習した方が効率的ともいえる。
- 講座の内容自体も、特定分野を網羅的に扱う講座はごく少なく、仮にテキストが網羅的なものであってもそれは資料集的に用いられ、授業自体はそれらの要点をピックアップして行われるものがほとんどであると思われる。テストゼミの場合でも、解答はプリントで配布されるなど、これまでの授業のように全ての問題を一から丁寧に解説するわけではない。答案の作成方法や着眼点など実践的なアドバイスが増える一方で、ごく基本的なことは割愛される。実践的な問題を用いたアウトプットに主眼を置いた講座が多く、基礎がままならない状態で受けても効果は限られてくる。
- テキストの分量が多い場合、授業で扱った問題を中心に取捨選択することも大事。直前期は時間との戦いである。補充問題等が付属しているテキストであっても、他に重要なことがあれば中途半端にやるくらいなら割愛して構わない。授業でやった内容をしっかり復習しよう。志望校の試験の開始時間までに残された時間は少ない。自分がやらなくてはならないと考えていることを本番までに全てやることは普通はできない。だれしも「時間切れ」で受験勉強を終え、その瞬間までに身につけたモノを武器に試験を闘わなくてはならない。ならば大切なことから順に淡々と処理し「その時」を迎えるべきだ。与えられたものは全て完璧にやらないといけないという強迫観念は直前期においては捨ててしまってよい。どれだけのことを自分のものにするかにフォーカスしよう。この考え方は、そもそも講座をとるか取らないかの判断でも同じことが言えることは言うまでもない。
- 言うまでもなく、直前講習より、過去問演習や今までの通期教材、講習、参考書の復習、現役生ならまだ手薄な分野の補強が最優先である。
- 直前講習はこれまでコンスタントにこなしてこれた人が最後のツメを行う目的で利用することで最大の効果を発揮するものと考えて良い。テキストも穴だらけ、過去問もこなせてない、という人は直前講習以前の問題として、今まず自分が何をすべきかよく考えるべき。
- 比較的得意な科目を中心に講座を選択するほうが慢心を戒め、結果として得る物が多いかも知れない。不得意科目を藁にもすがるつもりで直前講習を、という手もなくはないが。
- 直前<私立大・国公立大2次対策>では様々な大学の対策講座が開設されるので、第一志望の対策講座がある場合には積極的に受講を検討したい。
- 直前講習はあくまで最後のダメ押しの場と考えたい。即ちあまり多くを期待するな、ということ。この時期に新しい発見がたくさんあるのは逆にまずい。(ただし、これまで幾度となく悩んでいたポイントが直前期にようやく理解できる、ってこともなくはないが) 見落としていたところをいくつか発見し、弱点をつぶし込めました、くらいが理想。
- 矛盾するようだが、テストゼミのテストの成績がことのほか悪くても余り落ち込まないように。失点の原因(すなわち「知識は入っているが、問題の求める切り口で整理できてなかった」「地雷問題を見抜けず時間を食われた」等、知識や理解の有無のみならず、時間を測って問題に向かい合うことで明らかになったこと)を冷静に分析し、つぶし込んでゆけば良い。それがそのまま実力になる。
- 入試直前期はいろいろな面で不安に駆られることが多く、メンタル面で注意が必要な時期である。そんな不安を紛らわせ、モチベーションや緊張感を入試当日まで良好に維持するための手段の一つとしてに適度に取る、くらいの認識で良い。いくら直前講習が精神安定剤になるとはいえ、計画的に選択し、きちんと消化しないと逆効果になる。
- この時期はやることの一つ一つが合否を左右すると考えて良い。即ち、無駄なことをする時間はない。人気講師の追いかけをするのは論外として、他人に流され不必要なものを選択をしないよう気をつけ、取った講座は真剣勝負で取り組もう。
- そのため特に校内生は普段受講していない(知らない)講師で受けると混乱の元にもなりかねないので時期的にも極力避けた方が無難。大学別講座等は仕方ないが、それらは入試試験の予行と割りきった方がよい。
- ここにも色々と書いてあるが、要は冷静さを保ち続けることが肝要。そのためのサポーターとしての直前講習と考えよう。
取る際
- 現役生で超難関大対策実戦演習特別講座、高3千葉大・筑波大英語実戦演習を受講している人はそちらを優先するように。余力があれば大学別講座を受講しよう。
- 午前中の講座を取って、生活リズムを整えるのもおすすめ。
- 言うまでもなく、講座を詰め込むのと勉強するのとは本質的に異なる。取っただけで慢心することのないように。
- この時期はテストゼミ形式の講座が特に有効。予習に時間をとらなくて良いし、試験場に似た雰囲気でテストを受けられる。真剣に取り組み、授業中に完全消化を目指すべし。
- 開講日を睨み、やるべき事との見合いで、必要に応じて柔軟に申し込むのが良い。他にやるべき事が山のようにあるなら、無理して取る必要もない。結果として、ひと講座も選択しなくても何の問題もない。直前講習を取らないことで逆に不安になるのは本末転倒。
- よほど自分にとって有益であると思われる講座以外は、オンデマンドを利用するなどして、極力最寄りの校舎で受講したい。この時期、特定の講座を受講するために、普段通わない遠くの校舎までわざわざ「遠征」するのは、ハッキリ言って移動時間の無駄である。とくに寄り道癖のある人は注意すること。
その他
- 2018年度から直前Ⅰ期、直前Ⅱ期の名前がそれぞれ直前<センター試験対策>、直前<私立大・国公立大2次対策>へと名称が変更されたので要注意。
- さらに、2020年度より、センター試験→大学入学共通テスト への移行に伴い、直前<センター試験対策>は直前<共通テスト対策>に改称された。
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