模試情報

Last-modified: Sun, 06 Oct 2024 17:02:57 JST (35d)
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特徴 Edit

  • 解答解説の冊子は、英語数学国語 / 地歴公民 / 理科の3種類。英語の試験後、英数国の冊子が配られる。
  • 英語国語は文系・理系ともに同じ問題だが、データの集計は文理別に行われる。
  • 校内生は一部私大コースを除き全て必須受験。
    • 2022年度より、これまでは現役校内生は無料で受験できたが、申し訳程度の割引はあるものの有料となった。苦情の声がTwitter上で散見されている。
  • 前期の模試はクラス分けに関わる。必須受験の駿台模試を休むと、後期クラス分けにその模試は0点扱いに。
  • 高3生は駿台全国模試(下記参照)と駿台atama+プレ共通テストを必須受験となっている。上記模試以外は余裕がなければ無理に受ける必要はないと考えてよいだろう。
    • 一番よくないのは、模試で成績をとるための勉強になってしまうこと。あくまで受験生の目標は第一志望校の合格である。第一志望校の模試と共通テスト模試だけいい成績がとれればいいくらい割り切ることも大切。
  • 模試は結果よりも復習が大事。『通期教材』の復習が最優先であるが、この復習の優先度も高めなので、忘れないように早い内に取り組もう。
    • どんな結果でも満点だった科目以外はしっかりと復習し、弱点をつぶそう。
    • 一部の講師からの指摘の通り、駿台模試はどちらかというと「生徒の弱点を指摘する」タイプの問題が多く、試験に実際に出題されるタイプの問題はあまり出されないため、その意味で「実戦的」ではないことは十分に留意して受験・復習すべきである。

補足 Edit

  • 試験の時のルーティンを決める場として使うと良い。
    • 試験の始まる前は自分が好きなお菓子やジュースを摂取する…などなど。あがり症な人ほど効果的である。
    • 一生に一度しかないチャンスを逃さないように万全な体制で取り組もう。
  • 大島保彦師によると第2回駿台全国模試第2回駿台・ベネッセ記述模試は時期が近く、負担が大きいので片方でいいとのこと。両方受けないのはダメ。また比較的簡単だからと言って、後者のベネッセ記述模試を受験と言う考え方もダメ。第一志望の難易度に適した模試を受験しよう。例えば、東京一工・国公立医のような比較的難度の高い問題で構成される大学を第一志望とするならば第2回駿台全国模試
  • 2021年度から受験前登録が導入され,これにより25分ほど英語以降が前倒しになり、それだけ早く帰れることになった。受験生にとってありがたいことである。

余談 Edit

採点 Edit

  • 残念ながら駿台模試には採点ミスが多々見られる。
    • 誤採点が有った場合、答案返却後定められた期間に異議申し立てをして、承認されれば成績が修正される。校内生は成績表の再発行は受けられないが、データベース上では修正される。
  • アメリカ人のYes or Noの如く理不尽採点が多い。

判定 Edit

  • 教務の端末では、志望校として記入しなかった大学の判定をシミュレートすることができる。志望校が変わった時や書き損ねてしまった時は教務に頼んでみるとよい。

模試一覧 Edit

  • 高1・2・3・卒生の模試は下記の通り。
  • 中高一貫校の中学生対象の駿台模試は記載していない。

高3・高卒(大学別模試を除く) Edit

太字は、駿台校内生のみ実施。

3月下旬or4月上旬プレースメントテスト
5月上旬第1回駿台atama+共通テスト模試(マーク)
6月上旬第1回駿台全国模試(記述・ハイレベル)
7月中旬第2回駿台atama+共通テスト模試(マーク)
9月中旬第1回駿台・ベネッセマーク模試(マーク)
9月下旬第2回駿台全国模試(記述・ハイレベル)
10月中旬第2回駿台・ベネッセ記述模試(記述)
11月上旬第3回駿台・ベネッセマーク模試(マーク)
12月上旬駿台atama+プレ共通テスト(マーク)

高2 Edit

6月上旬第1回高2駿台全国模試(記述・ハイレベル)
10月上旬第2回高2駿台全国模試(記述・ハイレベル)
11月上旬高2アドバンスト模試 (記述・ハイレベル)
1月下旬第3回高2駿台全国模試(記述・ハイレベル)
2月中旬高2駿台共通テスト対策模試(マーク)

高1 Edit

6月上旬第1回高1駿台全国模試(記述・ハイレベル)
10月下旬第2回高1駿台全国模試(記述・ハイレベル)
11月上旬高1アドバンスト模試 (記述・ハイレベル)
1月下旬第3回高1駿台全国模試(記述・ハイレベル)

駿台全国模試 Edit

  • 俗に言う“Soon Die 残酷模死”。
  • 筑駒、灘などといった超有名進学校が皆学校単位で受験するので、母集団のレベルは高い。多くの現役生にとっては見るも無惨な結果が出る(特に第1回)。
  • ただ、どの教科も易しい問題が含まれているため、それを確実に解くことが大切である。他の問題の難しさに圧倒されていなければ偏差値60くらいは出る。
  • 出題範囲は見てわかる通り、駿台でのカリキュラムに則った範囲である。その為、難易度は高いが外部模試(特に4月から全範囲出題する東進など)と比べて範囲が少し狭く感じられるかもしれない。
  • 2020年度より、第3回駿台全国模試はなくなり年2回の開催になった。
  • 難しい問題の難易度がとんでもないことは事実である。特に英語数学物理は事故と呼べる問題が出ることも少なくない。
    • 近年でも他社の模試より難易度はかなり高い。
  • 理科は第1回はまだ手があまり回ってないであろう現役生のことを考慮してか大して難しくないが、第2回になると一気に難易度が跳ね上がる。特に物理は半端な実力では手も足も出ないセットを出題してくることがある。(平均点が20点台まで落ちる)。
  • 地歴公民も早慶向けの無駄に正確な知識と細かい用語が問われる。これが原因で判定が悪化する東大・一橋志望者は数知れず。しかし、滑り止めで数学を使えない場合は手を抜くべきではない。
    • 2019年度から受験せずに後日問題のみを受け取ることは原則禁止となった。
    • 高卒校内生はコースによって無料で受けられる実戦模試の数が限られている。
      • スーパー国立大コースは3つまで無料。
  • 受付終了日は試験日の1週間前。
  • WEB返却は試験日から1ヶ月後。紙での返却はさらに1週間後。
  • 大学別実戦模試は優秀者氏名の冊子掲載がある。
  • ある講師曰く、「まだ実力がないからといって受験しない人が増えている。でも、そんな姿勢じゃ受からない」とのこと。受け過ぎて消化不良になるのは考えようだが、相手を知るためにも適度には受けておこう。
  • 数学科某講師は、「冠模試は赤字」とおっしゃっていた。
  • 2021年度実施分より、東工大・一橋大・広島大実戦模試は廃止となっている。一方で早大・慶大(代ゼミ共催)が新たに追加され、1996年以来25年ぶりに復活となった。
  • 2022年度実施分より、第3回高2駿台全国模試において、全統記述高2模試に対抗してだろうか、理科と社会も課されるようになった。
    • 初回の平均点は高3に比べれば高めだったが、今後は難しくなるかもしれない。
    • これが原因で第1回駿台全国模試理科社会の範囲が広がるかと思われたが、生物で遺伝計算や発生の序盤が増えた程度でほぼ変化はなかった(尤も生物選択者からすれば、この時期に遺伝計算が入ってくるのは厳しいだろうが)

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