鹿野俊之
Last-modified: Thu, 08 Aug 2024 21:07:55 JST (87d)
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鹿野俊之(しかの としゆき)は、駿台予備学校・元学研プライムゼミ数学科講師。東進ハイスクール講師。2号館,3号館,市谷校舎,池袋校,立川校に出講。
経歴
授業
- 丁寧で分かりやすい講義に定評がある。
- 説明は常に基礎からで、問題の着眼に解説の時間を多く割き、一通り説明してから解答を書き始める。
- 数学が苦手な人の底上げ担当といってもよいほどで、基本からの授業に定評がある。
- 講習、通期に関わらず文系向けの授業も数多く担当。数学嫌いな幾多の生徒を救っている。
- 質問対応の点も考えるとまさに苦手な人のためにいるような講師。
- 師が兼任している学研プライムゼミの動画にて、「『気付けば解ける、気付かないと解けない』というのは勉強ではない。定理・公式を正しく理解し、身に付ければ、誰でも解けるようになるのが勉強。」という旨のことをおっしゃっており、いわゆる'ひらめき'に頼るのではなく、地道で真っ当な学習で学力を上げるべきという考えを持っておられることが伺える。それゆえに上述の授業スタイルとなるのだろう。
- もちろん、師は'ひらめき'を否定しているわけではなく、それで鮮やかに解けるのも数学の醍醐味の一つであるとおっしゃっている。
- 得意な生徒の中には、悪くは無いが普通・月並みと評するものもいる。
- 解答は他のトップ講師に比べやや冗長に感じられることもある。基礎から段階を踏んでいく故かもしれない。
- 意外な解法を取ることが少ないため、予習で解けた問題の解説は学ぶことがほとんどなくとても退屈だ、との声も。
- だからと言って授業内容が易しいわけではない。あくまで丁寧であるということ。結構見慣れない数学知識(=数学では常識的だが、受験数学で有名でない知識)を使ったりするのでハイレベルな内容となることもある。さらに発展的考察も加えることがあり、後期では比較的このようなケースが多くなる。
- 他の講師と比較して、解説の場合分けが煩雑であったり問題の急所をつかないことがあったりするため、"できる"生徒からは不満がこぼれることがある。
- 解答は他のトップ講師に比べやや冗長に感じられることもある。基礎から段階を踏んでいく故かもしれない。
- 数学XS、数学YS、数学ZS、数学XM、共通テスト数学演習、数学研究LHなどの通期の高卒教材から高2スーパーα医系数学などの現役教材まで多くの教材作成に携わっている。また、季節講習では〈文系のための〉数学の基盤(夏期)、〈文系のための〉数学頻出問題総整理(冬期)、文系数学完成~問題の読み方・考え方の総整理~(直前)などの文系向け講座や、優れた傾向分析をもとに一橋系の講座(夏期と冬期の一橋大数学、直前期の一橋大プレ数学演習)の教材も作成している。2020年度までは文系数学Sのテキスト作成もしていた。
- それゆえ予習をしてこないこともあるが、授業はスムーズに進む。
- 丁寧な授業ゆえに延長が多い。
- 解説は色んな所で時間がかかるので最後の方は駆け足気味に終わってしまうこともしばしば。
- 通期でも後に授業がないと平気で15分程度延長することもある。
- チャイムがなるまで授業が続くことが多いため講習会では連続して講習を入れない方が良い。
- 質問対応はトップクラスの丁寧さ。
- 「質問とかさ~あったらさ~いつでも来なね」とおっしゃっているように、些細なことでも分からなかったら質問に来るように言う。そのため質問の長蛇の列は日常茶飯事、講習期間でもあまり状況は変わらない。
- 「昼食中は質問を遠慮するように」と講師室に書いてあっても、別に気にしなくていいと言っていた。
- 質問の時の声量も後述のように爆音であるため廊下などでだと少し恥ずかしい。しかしこれも師の熱意が伝わってきてまた良い。
- ある時、師が質問対応を行っていた時に、あまりの声量に隣で質問を受けていた別の先生が、「鹿野先生の声がうるさすぎ」と場所を変えて質問対応を行ったことも。
- ただ、質問者が多いためか、質問の返答は荒く、考えれば分かると思われる質問の対応はかなり冷たいことも。
- やはり、基本的な事柄はある程度自分で調べてから質問する方が良いだろう。
- 「質問とかさ~あったらさ~いつでも来なね」とおっしゃっているように、些細なことでも分からなかったら質問に来るように言う。そのため質問の長蛇の列は日常茶飯事、講習期間でもあまり状況は変わらない。
- 板書もとても丁寧。
- 解答の右側に説明を書くスタイル。非常にみやすく復習しやすい。
- 講師の中でも格が高く厳しそうな外見と比較すると、字がかわいいという声も。
- 長年の入試問題研究による受験指導は的確。傾向分析に優れていて、大学別講習会でその本領を発揮する。
- 学生の面倒を良く見てくださる。どこまでも丁寧なお方である。
- 生徒の様子を良く考えながら授業をする。師の親切さが垣間見える。
- 最前列の一番端の生徒へどこまで黒板が見えるか聞き、見える範囲のところに線をひき、その内側の範囲で書いてくれる。
- 居眠りしている生徒に対してはジッと見つめて気づくのを待ったり、声を掛けたりする。
- 最前列の席の生徒を突然当てることがある。ただ当てられることに慣れてないクラスでは罪悪感を感じているらしい。
- 「後ろの席が見え辛かったら前来てもいいんだよ。まぁ、当てるけど。」
- まだ使うはずの板書を消してしまった時、説明の途中でチャイムがなってしまった時などは「消しちゃった...」「鳴っちゃった...」と言ってすごくションボリする。
かわいい - また、スペースがないけれども板書を消したくない時、チャイムがなってしまったけどまだ続けたい時は、「んえー〜〜どうしよ…これ消したくないナァ…」「えー〜〜!?なんで鳴っちゃうのぉ!」などと言う。通期のとあるクラスでは、ほぼ毎回のようにチャイムにびっくりしている。
かわいい
- 板書のミスに後から気づいたときは、まず、「馬鹿だね〜」と言ってから、「ゴメン‼️」を連発して訂正する。なんだかこっちが申し訳なくなってくる。
- 模試の成績を持っていくと個別指導並みにこれから何をしてどう計画を練ればいいか、何が足りないかなどと様々なことを的確に指示してくださる。恥ずかしがらずに持っていくことを強く勧める。
- 以上をまとめると、以下のようになる。
- 丁寧でわかりやすい講義は、対象を選ばず受講生を理解へと導く。
さらに上辺の知識だけに留まらず、「入試で通用する真の学力の定着」にフォーカスした授業は生徒を「わかる」から「できる」へ、「できる」から「受かる」ステージへとステップアップさせる。
- 丁寧でわかりやすい講義は、対象を選ばず受講生を理解へと導く。
担当授業
通期
人物
- 声がかなり大きい。恐らく駿台講師の中で十指に入る。
- 地声が大きいので、比較的小さな教室だとマイク無しで授業する。マイクの有無は教室の大きさで決めている模様。
- ある授業でマイクを落とし破損させてしまった際、「こわしちゃった…また雲(勿論Kの方)先生にばかにされる…」と呟いておられた。
かわいい! - 150人超の大きな教室でも地声で最後列まで聴こえる。ただ、離れるとやはり音はくもるのでマイクを入れるようなんとか頼むべきだ。
- しかしノンストップで話し続けるため、かなりの勇気と声量を持って言わなければならない。
- 声の大きさを度々大島保彦師にネタにされている。
- 3号館の調整盤には「鹿野先生音量下げる」という付箋が張られている。そのことを本人はもちろん知らない。
- 「えーとですね…」「だからしたがって」「っっ゙てことはさあー」「じゃ、やろっか」「これはねー…」「~しなきゃダメだぜ」「頭使ってる?」「いい?」「大丈夫?」「インドネシア」が口癖。
- また、集中してなそうな生徒がいると「大丈夫大丈夫大丈夫?」と言いながら指さしで注意を促す。
- 師曰くボーっとしてる生徒からは「ボー」っという音が聞こえてくるそう。
ちょっと何言ってるのかわからない
- 師曰くボーっとしてる生徒からは「ボー」っという音が聞こえてくるそう。
- 「+」を「足↑す→」、「θ」を「スィー↑ター→」と読むときのイントネーションが独特。またベクトルを扱うときには「パラメーター」とは言わず、「パラメタ」と言う。
- また、集中してなそうな生徒がいると「大丈夫大丈夫大丈夫?」と言いながら指さしで注意を促す。
- 口調や見た目は厳しそうにも感じられる。
- 厳しそうに見えるが、実際のところはそんなに厳しい訳ではない・実際は親切だ、という声がとても多い。
- 見ためや口調に反した小話(怖がったり怒られたりといったもの)をたまにはさみ、場を和ますことも。
- 仲が良い講師も多いようである。いろいろな講師が雑談に登場する。
- 駿台の青本を貸し出さない対応に苦言を呈している。
- 師の書いた部分については、「教務にさ~無理言ってもさ~コピーさせてもらいなね。」とコピーを推奨している。
- いくら生徒を思ってのこととはいえ、それはさすがに無茶な気もする。
- 師の書いた部分については、「教務にさ~無理言ってもさ~コピーさせてもらいなね。」とコピーを推奨している。
- 2017年冬、体調を崩し、休講日に補講を組むことになってしまったのを教務につけ込まれ、1限から8限まで連続で授業することになってしまった。
流石にコレは教務が悪い- 「倒れたからやってる補講でまた倒れちゃうよ。みんな他人事なんだからさ~足痛くなってきた。」
- 上記のような師がたまに見せるか弱さに、一部の生徒は「萌え」を感じているようだ。
- 大島師によると、市谷校舎の高卒生の認知度は皆無
らしいだった。市谷の高卒クラスへの出講が無かったからなのだが、2020年度以降はSEに出講している。
- 駿台で浪人経験があり、山本義隆師に物理を教わっていたらしい。
- 見た目からは想像できない(?)が、極度の野菜嫌いである。
- ホームページから名前が削除されたため、現在東進の講師は辞めた模様。ただその翌年までは担当講座自体は受講可能なので少なくとも今年は東進の授業を担当している(橋爪師ら大量移籍の時もそうであった)。
- 月刊誌「高校への数学」に寄稿することもある。
- 恐妻家であるようだ。
- 「駿台きょうさい組合会長は鹿野だから、あっきょうさいって恐妻だからね?」(大島師談)
- 1994年、第26回ちばてつや賞(一般部門)で自身が描いた漫画闇の祭礼が佳作で入選したことがある。
- コロナ禍以降は常にマスクをつけている師だが、マスクの下では、生徒にバレないように変顔をしているらしい。なんともひょうきんな人柄である。
ーー
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