駿台予備学校
Last-modified: Thu, 09 Mar 2023 13:26:03 JST (19d)
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駿台予備学校(すんだいよびがっこう)は、日本国内で展開している大手予備校である。
略称は駿台(すんだい)。
概要 
特徴 
- キャッチコピーは「第一志望は、ゆずれない。」。
- お茶の水の3つの校舎を始め、全国に校舎があり医学部専門校舎としてお茶の水校分教室の市谷校舎をもつ。
- 長い歴史を持ち各界に卒業生が多い。(駿台予備学校/卒業生)
- 特に浪人するなら駿台でという風潮がある。(河合塾のお膝元である名古屋を除く)
- 学校法人駿河台大学(駿河台大学)や学校法人駿台甲府学園(駿台甲府小学校・中学校・高等学校)とは姉妹関係にある。
- 他予備校のようにスカラシップ制度も存在する。
(詳細はこちら) - 講師、事務職員合同の部活が存在する。部活によって規模がかなり変わるが、マラソン部や野球部は規模が大きく、逆に山岳部は極めて規模が小さい(宮下師と酒井師の2名のみ)。
駿台予備学校のここがすごい! 
- 冬には予防注射を駿台で打ってくれる。
- 合格実績がすごい!(以下参照)
- (→東京大学 合格実績)
- (→医学部医学科合格実績)
- 50分授業ゆえに90分授業の予備校に比べて集中力が続く。
- 指定席制であるため席取りに気を使う必要がない。(自由席制を採用する予備校では、席取りのために開門前に並ぶといったこともある。)
- センター対策が手厚い。通期のカリキュラムにセンター対策が組み込まれており、必要な人はしっかり対策、既に対策出来てる人は授業を切ることで自習の時間になるという優れた組み方になっている。
- テキストが非常に優れている。他予
備校
では『的中』と大々的に取り上げるが、駿台予備学校では当たり前な事である、もしくは無意味であるとして一切取り上げられない。
- 青パックでは「4年連続的中!」などと大々的に広告してるためいちいち入試問題とテキストを照らしあわせるのが面倒臭いのではという説もある。
- 校舎とクラスによっては人気講師に習うことができる。もちろん中にはハズレ講師もいる。上のクラスほどいい講師であるというのは他の予備校も同じことが言えるだろう。
かつては講師の代ゼミという決まり文句なるものが存在したものだが。(→駿台講師) - 担当講師によってはアカデミックな授業を展開し(特に人気講師に多いが)、大学にも通ずるようなワンクッションを入れてくれる。(例えば、数学では本質が分かるように工夫された授業、物理では微積分などを用いて物理学的な背景を交えた授業、化学では有機電子論を用いた電子で反応を語っていくような授業がそれにあたる。)
- 特に夏期講習の評判が良い。
- 50分授業である点。悪い点のほうにも書かれているが、人間の集中力から考えれば50分が必ずしも悪いというわけではない。
短所 
- 50分授業。河合塾をはじめとする他予備校の多くが90分授業を採用しており授業数は変わらないのであまり重要度の高くない科目の授業が他予備校に比べて多少お粗末になってしまう。
→集中力の限界が50分という伊藤和夫師の見解によるものであり、演芸場のような●●ゼミナールと混同してはいけない。むしろ50分は長所である。 - 間の休み時間が10分しかないため、トイレなどが混むと教室に入れなくなってしまうことがある。
- ティーチングアドバイザー(TA)をさも名物であり河合塾より優れていると言わんばかりの宣伝をするがお茶の水校の場合非常に使い勝手が悪い。
- 校舎によって教科に偏りがあり、その上校舎が点在しているため朝予約をとろうとしてもなかなか厳しい。
- コースによっては地歴科目のTAは前期後期で2.3回しか受けられないことも。(人数とローテーションの関係で)
- 早慶文系向けの講座は河合塾と比べると弱い。例えば、英語の超長文対策。
- 早慶だけでなく、国公立大、例えば、超長文化後の東工大英語にも対応していない。
- よほど不安な人は夏期講習で英文読解特講(発展編PartⅠ・Ⅱ)をとってもいいかもしれない。
流石にまずいと考えたのか現役では難関コースへ読解メインの多読英語が追加された。
- 1クラスあたりの人数が多すぎる。(一部校舎)そのため席の間隔も狭く感じることも。
- 指定席ゆえに視力が悪い人は大教室で後方の席になると、黒板が見えにくい。
- 確かに実績は良いが母数が多いのも事実ゆえ、駿台に入れば大丈夫という思考に陥りがちになる。(データによると母数は河合塾の方が多い。)
- アカデミックな授業ゆえ、受験勉強に余裕がない人は入試に間に合わなかったり、理解できるレベルを超えていたりするものもある。
- 下位コースや下位クラスを中心にハズレ講師がいる。
- カリキュラムが多い。
- 問題集で演習などの時間の確保がなかなか難しい。授業は基本6コマ(3時まで)入っており、そこからセンター対策や理科社会の授業があるので演習時間はあまり取れない。自分でできる、先生が合わないなど感じたら潔く授業をきる方が良い。(だが、実際にはあまり成績が良くない生徒が自分で出来るとか勝手な勘違いをして切ることの方が多い。講師や教材にしろ自分にしろ、正しいと思い込んで行動することが最も危険である。)
- 椅子の座面が後傾している。ずっと座っているとお尻が痛くなる。なお、自習室の椅子は質が良い。
腰痛持ちはクッションなどを持ち込むと良い - 講師にもよるが、一部に左翼的な雰囲気がある。特に日本史科は顕著であり、人によっては気分が悪くなるかも。
- 言論界・学術界には伝統的に(?)世間一般より左翼的な人が多い。日本史科以外は他予備校とそれほど変わらないと思われる。
- こうした思想の偏りやそれを講義で主張することにを批判的な講師もいらっしゃるようではある。
- 学生運動が盛んだった時代に、アカデミアの本流から外れたそれらの参加者が予備校講師に転身した過去がある事も一因かもしれない。現在でもベテラン講師陣の中にはデモなどの運動に参加している方もいらっしゃるようだ。(もちろん過剰に偏った思想のデモには参加されていないだろうが。)
- 南京大虐殺や慰安婦問題に関しては日本は謝罪すべき、天皇制廃止、安倍政治反対といったことがよく主張される。人によっては証言や文書といった根拠を提示しながら話をされるので、一種の演説会のようになることも。
- 何にせよ、自分で考える姿勢が大切。何も考えずに鵜呑みにしたり、反発するようなことは好ましくない。(講師もよく考えて判断するよう仰る方が多い)
- 当たり前ではあるが、全講師が左翼的であるのではなく、中には極めて右翼的な講師もいる。
- 悪い意味でニュースで報道される時がある。
出身者 
→駿台予備学校/卒業生を参照。
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