石川正人

Last-modified: Tue, 19 Dec 2023 11:52:18 JST (320d)
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石川正人(いしかわ まさと)(1967.7.7- )は、駿台予備学校漢文科講師。市谷校舎,津田沼校,柏校に出講。

経歴 Edit

  • 二松学舎大学文学部卒業。
  • 早稲田大学大学院文学研究科修士課程?(東洋哲学専攻)修了。
  • 元 都留文科大学非常勤講師(漢文学講座担当)( - 2013年度)。
  • 駿台予備学校漢文科講師(1998 - 年度)。

授業 Edit

  • 本番の大学入学共通テストで10分以内で満点を取れることを目標にしている。
  • 他の講師とは違って本文の解説や設問の解き方などをあまり重視しない。そのせいかテキストの問題の解説は宮下師などの有名講師と比べると粗い。
    • ただ、時事や師の中国史の知識と絡めて穏やかな口調で話されることもあり、分かりやすい。そのことが話題とならないのは、講義に緊張感が漂っていることや、師の雰囲気に因るところが多い。
  • 本人曰く「漢文はスポーツと同じだ」。
  • 理系で「漢文なんざセンターで点数取れりゃそれでいい」って人には相性が良い(ただし漢文が苦手な生徒は除く)。
  • 宮下師のように、「漢文学習の手引き」と呼ばれる手作りの小冊子を配る。
    • 基本的にこの小冊子を使って授業が行われる。
    • ただし、宮下師のものとは大きく異なり、必要な単語の読み、意味、句形、その他背景知識を必要最低限にまとめたもの1冊のみである。それ故に量はそれほどではない(例文はないが、センターレベルは網羅されており、頻出の故事成語の由来や詩人の紹介などもあり、粗いわけではない)。むしろかなりいい。
  • 初回の授業を除いて、前回の授業でやった内容が身についているかどうか確認するために、句形の小テストを毎回行う。
    • 2000年のセンター試験後の2次・私大演習池袋校に出講した際、師が教室に向かうと掲示板を殴っている生徒がいたらしい。師がどうしたんだ、と聞いた所、その生徒は「詠嘆形!!」と言いながら掲示板を殴り続けていたらしい(この年のセンター漢文には詠嘆形を問う設問があった)。それまでの師はテキストの解説さえやればいい、と考えていたそうだが、句形や重要語句が身についているか逐一チェックしないとダメだ、とこの時感じ、小テストをやり始めたそう。
    • テスト中は教室の各席を回り、生徒の答案を見ていく。間違いを発見すると、「ここはこれで良いのかね」と突っ込まれる。時折「私はバカです」と生徒に言わせることがある。手が動いていない生徒には「勉強してこなかったのか」と一喝。逆にきちんと勉強してきた人(当然ではあるが)には激励の言葉を懸けることも。決して理不尽なことを言っている訳ではない。
  • 小テストにおじゃる丸に登場する「電ボ」という可愛らしい生物の画像を載せているが、一度その画像付近に「虫」とあったため、師が「虫」を変換してそれを出していることが判明した。
  • また、抜き打ちで「漢文学習の手引き」に載っている単語の小テストも行う。
    • とあるが、少なくとも前期はきちんと予告される。小テストの1番最後の行に記載あり。
    • しかもテスト後に『まず手を前に出せ。それから真っ直ぐ上に挙げろ。はい、○点未満の者は手を下ろせ』と仰り、手を上げてない人にお説教されることもある。(この光景をドイツ人が見たら悲鳴をあげるかも知れない)
    • 上位クラスでは何故か理系の方が文系よりも手を挙げている確率が高いという珍現象が起こる。師曰く『怒鳴ってやった』そう。
    • 範囲の決められたテストで点数を取れない奴は人間じゃない、という辛辣な言葉を飛ばす。突き放す感じのことを仰る。『こんなの3回やっても出来ない奴は、自分に見切りをつけて他の人生を歩みなさい』と仰る。高々数回の小テストで、受験のみならず人生に口を出されるのか、という反応もあるかもしれない。
  • 後期最終回の小テストには、試験本番まで間に最後の追い込みとしてやるべきことが書いてある。そのメッセージは「最後に勝てばそれで良い」という言葉で締めくくられる。
  • 授業の半分はこの小テストに費やされるので、テキストの問題の解説をする時間が少なくなる。このことを批判する人もいる。
  • その講でのポイントとなる句形や単語などはしっかり解説しているため良いという生徒もいる。
    • 前述の通り、師の体験談を交えながら楽しそうに話されることもあり、決して悪くはない。漢文がある程度出来る人には息抜きにちょうど良いだろう。
  • 板書はあまりしない。字は一文字一文字はそんなに綺麗ではないが、割りと大きめに書かれるので問題はない。
  • 問題の解説が丁寧ではないため、漢文が苦手な人には評判が悪い。
    • こんなのお前らわからないわけないよな、といって解説を省略することもある。
  • 雑談もするが、生徒の反応はイマイチ。
    • 授業中生徒には緊張感が漂っているため、笑う余裕がないのかもしれない。
    • 内容自体はそこそこ面白い。教養的な話もしてくださる。
    • 真面目な生徒が多いクラスだとむしろ爆笑が起こることも。(師があまり怒ったことがないのであろう)
  • 受講者によっては、スパルタ的な授業だと感じるであろう。師の人格も合わさって、好き嫌いがはっきり分かれる講師の一人でもある。
    • 担当するクラスによっては、出席率が半分くらいのクラスもある。
  • 授業が早く終わり機嫌が良いと稀に落語を一席演じることがある。地獄八景亡者戯など有名で笑い所がわかりやすいネタをやる。なかなか面白い。
  • たまに生徒を当てる。その際、生徒が着ている服の色で当てる。カラフルな服を誰かに着てきてほしい
    • 最近の通期授業では頻繁に当てる。
    • カラフルな服を着てみたが柄で当てられた。「はい縦縞。」(2021年度
    • 前期の序盤は色で当てていたが、途中からは座席まで行ってマイクを渡す当て方に変えていた。このwikiの影響でカラフルな服を試す人が増えたのだろうか(2022年度
  • 2016年度から師が出講する校舎によっては、遅刻厳禁になっているので要注意。クラス担任からも再三警告される。
  • 寝ている生徒や遅刻した生徒にとても厳しい。再三の注意に関わらず寝ている者には机を蹴って起こすことも。
    • 8号館の授業では机を破壊したらしい。
    • さらに市谷校舎では机を蹴ってひっくり返したらしい。
    • またさらに2号館では教員用の椅子を蹴って台座の部分が寝てた生徒に飛んで行ったらしい。
    • またまたさらに柏校舎では寝ていた生徒の机を蹴っ飛ばし、問うたものを答えさせたが答えられず、代わりに答えてやれと起きていた隣の生徒に答えさせたが、その生徒も答えられずお前もバカなのかと仰っていたらしい。(「端」を用いた物事の始まりという意味の熟語、「発端」を問うたそう。)
    • またまたまたさらに、2号館では遅刻した生徒に怒号を飛ばした挙句、事務の職員に「遅刻者は入れるな!」と仰っていたらしい。
    • 師が寝てる生徒の席に近づく直前にその生徒が起きたところ「残念蹴れなかった」と何もせず教卓に戻っていくこともあったらしい。
    • そもそも師の授業に限らず、寝ることを注意する講師の授業では授業がいったん止まり周りの生徒に迷惑をかけ、授業をしている講師にも失礼。授業態度は気をつけるべき。
    • 寝てる人を蹴って起こした後、そのまま機嫌が悪くなって授業が暗くなりちゃんと受けているほかの生徒にとばっちりが行く、なんてことは基本起こらない。むしろ機嫌がよくなることも。ありがたいことである。
  • 後期から駿台に入学した生徒で、漢文があまり得意ではない場合叱責されることもあるので当たり前ではあるが授業前に基礎固め程度はしっかりと行うこと。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 漢文教育学者。
    • 全国漢文教育学会評議員(関東地区)。
    • 日本中國學會は2015年度に退会している。
  • 「俺はなぁ、中学の頃から中国史が好きでねぇ、気付いたら漢文読めるようになってたわけよ。だから、お前らが漢文できないのがなんでかなんてわからんのよ」とも。
  • 厳しいことを言われることが多々あるが、それ以外の時は口調や表情も優しく授業を進められ、冗談も時折混ぜるので真面目に授業を受けていれば問題はない。
    • 雰囲気が引き締まっており内職、居眠りが気になる人からすると寧ろあれくらいでも良いという意見もある。
    • しかし何故かオネエ言葉を多用する。
    • 漢文に対する生徒の質問(文句)を先に答えるが、その時の生徒のマネがとても面白く、そのあとの「まあまあちょっと待ちなさいよ」とオネエ言葉で諌めなさるところもとても面白い。
  • ラグビー選手のような体格をしている。服は、日本代表、イングランド代表をはじめ様々なラグビーのジャージを着用している。2003年や2007年のW杯のユニフォームなど、今となってはレアなものをたくさん持っている。ある日には生徒になぜ他国ばかり着ているのかといちゃもんをつけられ、次の週には日本代表のジャージを着ていたそうだ。
    • 授業の際に気合いを入れるためラグビーに関した服を意識的に着用されてるそう。
      • ある土曜のパワーアップセミナーでは、急いで身支度したとのことでチェックシャツを着用されて授業する珍しい光景が見られた。
  • 鹿野俊之師と同様に、声が非常に大きくマイクも使わない。人によっては耳が痛くなる者も。
    • そのせいか、年に2回ほど喉の調子を悪くする。(毎日大声を出しているからもたないんだよ、とのこと。)
  • 居眠りするなどの授業態度の悪い人に対しては厳しい。怒鳴って注意する。頬杖や机の上に飲み物を置くなども禁忌。そのせいか、部活等で顧問などにきつく怒られたことがなく耐性がない人、一部の女子にはウケが悪い。
    • 古文分野と類似した内容の解説時、古文科の鳥光師のモノマネを加え説明した。かなり特徴を捉えた完成度の高いものであったが師の人格による授業の空気のせいかあまり好評ではなかった。
    • あまりにも厳しい叱責により、泣いてしまう生徒もいるらしい。
    • 実際には、根はいい人で質問に行けば、丁寧に対応してもらえるし、ラグビーの話をするととても盛り上がる。
  • 寝ている生徒を起こす際に、その生徒が着ている服の色の名前を言って起こす。その後厳しい説教が待っている。時には退場させることもある。講習でいきなりとると、戸惑うかもしれない。
  • 一方、ごくたまに自虐的な発言が時々見られる。お前らはこんなに悪い講師に教わって可哀想だ、とか。最終講が近づくと少し多くなる気が・・・・
  • 早稲田の一部学部などの青本解説を執筆しているが、びっくりするほど解説が短い。もはや解説と呼べる代物ですらない。宮下師など他講師が書いた解説と見比べると一目瞭然であるが、果たしてあれで同じ原稿料をもらっているのだろうか。
  • かつてとある校舎で終講の日に戒め的なことを熱く語ったところ、その後師に対して俺を殴ってくださいと言った生徒がいたらしい。
  • 本人の話から推測すると、漢文Aのテキスト作成者の三宅崇広師とは仲が良くないと思われる。
    • テキストに記載されてある選択肢を『日本語おかしい』と仰り批判する。師曰く年度の初めに通期教材のことについて、作成者を囲んで会議があるそうだが、そこでそのことを指摘したそう。
    • 『確認テストしない先生、悪い先生。する先生、いい先生』と仰る。これは三宅師だけでなくほぼ全員の駿台講師を敵に回している。
  • 宮下典男師は師のことを立派な講師だと賞賛したことがあった(夏期講習にて)。
  • 師曰く、三蔵法師の気持ちを知るためゴビ砂漠を横断してインドまで行ったらしい。帰りは飛行機で日本まで帰ってきたとか。
  • かなり危ない?中華圏ぶらり旅を敢行してらした時期があるらしい。共産党員による、抜き打ちの身元チェックを地元言葉ですり抜けるなど、ロックな旅だったとの噂。
  • 上記より、中国語の発音はとても素晴らしいと思われる。…ネイティブと話してみてもスムーズに会話が出来るか興味深いところ。
    • 生徒の前では日本語の音読みである。
    • 習近平を「シュウキンヘイ」と読む。「ペイ」では無く。
  • 乳首が透けていることがある。
  • 漢文Aの『淫辞』という出典について言及したとき、『ドスケベでエッチ』と仰った。笑ってはいけないが、何人かの下ネタ好きな男子は笑いを湛えていたに違いないその他、『才色兼備』等の容姿に関する語句に言及する際に「おめめパッチリ顔は小ちゃくておっぱいプルン、お尻もプルン」と仰る。
    こういう発言を授業中にするのはいかがなものだろうか…
  • 「やるよ」と言いながら教室に入ってくることが多い。
  • 4時間目の授業終わりには「お昼(ご飯)にしよう」と言うことが多い。
  • 趣味で秩父山地をフィールドに、地理科の井上師などと共に「ニホンオオカミ探し」をしている。
    • 秩父の山に動体検知カメラを設置しているらしい。
      絶滅したとされているニホンオオカミを撮りたいらしいがイノシシやタヌキ、クマなどしか映らないらしい。
  • 毎年6月4日には天安門事件についてお話になる。師が大学4年生の時の事のようだ。
    • その時に6月4日は何の日か師が尋ねた生徒が答えられないと、「平成元年6月4日だよ、君その時何歳?」と聞かれる。生きてる訳がない
  • ウクライナ危機以降、「誰かプーチン暗殺してくれねぇかな。」と度々仰る。
  • 押韻の説明の時、セブンイレブンが出来たばっかの頃の歌「セブンイレブン、いい気分♪」で人々にセブンイレブンの存在を広めたという話を用いてその効果を説明した。
  • 手作りでプリント刷って下さったり終講では激励や心構えについてお話になり、振り返ってみるとツンデレなだけで良い人である。師を一年信じてやれば漢文は結構伸びる
    • 20代後半の頃に披露宴の司会進行を合計11組ほど行ったらしい。なおその内6組はその後離婚してしまったとのこと。
      師曰く「司会をしたカップルが別れるってのはなかなか心にくるもんだよ」それ以来司会を引き受ける事を辞めたそうだ。

著作 Edit

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