朝霞靖俊

Last-modified: Sun, 12 May 2019 11:12:27 JST (36d)
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朝霞靖俊(あさか やすとし)は、駿台予備学校生物科専任講師。2号館,8号館,大宮校,横浜校,札幌校に出講。

経歴 Edit

  • 1968年5月6日、北海道深川市生まれ
  • 北海道大学獣医学部卒業。
  • 元・獣医師
  • 1994年、駿台予備学校講師。

授業 Edit

  • 受験の生物に考察力はいらないをスローガンに、知識を正しく体系的に結びつけることで、仕組みを流れるように理解させる授業を展開する。
    • 巷の参考書などは思考力が不可欠などと煽っているのに対し、師はそれを“コウサツ地獄”と呼んで忌み嫌う。
    • 生物はその多様性が特徴でありながら、根底にある仕組みはそれほど多くないというのが師の考えである。受験生物も同様で、多様な入試問題は生物種や数値を変えたり、モデル化や例外化してあるだけ。ただの言い換えに過ぎないのだから、その修飾を排除することが受験生に求められていることだと語る。
      • 同時に生物に例外が多いのも事実なので、その例外を楽しむ心意気も大事なんだとか。
    • 故に師の理念は、“生物から離れたところで生物を眺める”ことである。公式や暗記事項と言われがちな事柄も、化学的・数理的に捉えることで理解への近道が開くということ。
      • 師のオリジナル講座・生物★トリプルミラクルはこのエッセンスが濃密に詰まっている。
      • 実際この客観視は重要で、医学部志望が多い生物選択者は大学に入ってからよくわかるはず。そうでなくても生物学が地学や心理学にも深く根付いていることは想像出来よう。
    • ただ読解力は強く求める。長い問題文が前提とも言える訳で、読み切る体力や示唆する内容を引き出す力は大いに必要となる。
      • トリプルミラクルのテキストには問題文を読むだけの問題があったり。
  • もちろん難問へのアプローチ法もかなり意識する。例えば遺伝・遺伝子分野にありがちな、パズルチックな問題などにどう対処していくかも教授する。
    • そうした本質と離れた問題がお嫌いなようで、通期授業での問題解説時は余り楽しそうではない。
    • この際細かい大学範囲の知識もかなり示してくれるが、むやみに裾を広げるのには反対で、検定教科書を第一に置きたいらしい。
      • 最近は良く東京書籍への文句を漏らしている。
    • そうは言いつつも獣医師の経歴がもたらす知識はかなり高級である。
  • 授業は師オリジナルの書き込み式プリント(B4用紙に裏表1Pずつ)を中心に行われる。内容は師が重視する教科書的な知識から発展的なものまで幅広い。
    • 授業内容は全てこのプリントに書かれているので、板書は殆ど無い。書く場合は大抵口頭ではわかりにくい箇所を解説しやすくするため。
    • 師曰く「空所になってるのは、話が盛り上がるところ。何故空所になってるかも良く考えるように。昔は空所ばっかりのプリントも作ったんだけどあれはつまらないんですよね」とのこと。
    • ただこのプリント、書き込みをしていくと非常に情報が散らばってしまうので改めてノートにまとめなおす人は少なくない。
      • そうした場合、図は極端なほど大きく書くことを師は推奨している。例えば細胞をノート1ページ分使って描くなど。見せればチェックもしてくれるらしい。
    • このプリントは生命科学系の学部に入った人は大学入ってからも使えるので取っておくとよい。変な大学の教科書よりも使い物になる。
  • 他の生物科講師と同じく、授業中はかなりの早さで語り倒す。一時間以上ずっと喋りっぱなしなのはザラである。
    • 師の授業に於いて一番大事なのはこの口頭解説である。基本単語の定義を再確認するための問いかけや、過去の入試問題で出た細かい知識など非常に情報量が多い。
    • この口頭解説をプリントにメモするのが授業の本質とも言えるだろう。師もそれを推奨している。
      • 「罫線のないところこそがノートの活かしどころです。どんどん自分から肉付けして下さい」
  • 学習意欲の低い生徒や授業態度の悪い者にはかなり厳しい。
    • 間違った学習を続ける一般的な受験生の姿に対してしばしば過激な毒を吐く。檄を飛ばす訳ではないので安心されたい。
    • どれももっともな指摘であり、言われて当然な事柄が多い。真面目に勉強に臨んでいれば笑い話の一つで済む。
    • 批判するだけでなく、師作成のプリントやテキストにも「正しい学習方法」についてかなりしっかり目に書いてくださる。
      • 「まともな人間になりたかったらまともな受験対策をすることから始めよ」
    • 大学合格後を見越した正しい学習方法の指導など、久山道彦師と似通った点がある。
      • 流石に豊かな髭は無いが、体型や髪型も似ている
    • 「ほんっとに受験生っておかしな生き物ですよねぇ」
  • もちろんただ毒を吐くだけでなく、生徒へのアドバイスも豊富に示す。
    • 夏期講習前には生物の全講座をまとめたプリントを配布する他、どのように講習期間を過ごしたら良いかアドバイスを下さる。
    • 質問の応対は大変丁寧である。丁寧な添削はもとより、日頃の勉強に関する質問から進路相談まで長時間応じてくれる。
    • 毎年年度頭に生物の勉強法なるプリントを配って下さるが、参考書ではなく、教科書を重視した学習をするよう、太字でものすごく強調なさる。(生物科のページも参照)
    • 生物Sのテキストを完全にやり遂げることを強く推奨している。
      • 各問題のリード文を細部まで読むのはもとより、特に確認問題の重要性を説いている。補充問題もやらずに参考書をやろうとする気がしれないそう。
      • それでも余力があって、生物を得意とする自負があるなら駿台文庫の生物・考える問題シリーズが良いらしい。吉田邦久師の歴史的名著と称していた。
  • 生徒が納得するまでかなり詳しく、深い内容まで解説してくださる。その分大半の授業で延長し、師自ら「駿台の延長王」を自負している。あくまでも尻切れトンボになることを防ぐためであり無駄話でダラダラしているのではない。
    • 例年HG講座生物★トリプルミラクルではもともとの4時間に加え、1時間近く延長するのがスタンダード。
    • 7・8限の授業を持つ際は17時45分までの授業が通常運転。18時から授業が始まるはずの現役生がいつも困った顔をしている。
      • とうとう横浜校では現役クラスの教室を変更し、師が使う教室は終わり次第開放自習室にするという対策が取られた。このことを受け、閉館まで延長出来ると笑顔で話していた。
    • なお駿台一の延長王セルフHG生みの親に関して尋ねると「ノーコメントで」と返ってくる。
    • 逆に小倉正舟師が物理特講?で毎日50分延長したことに関しては、「無法地帯」とおっしゃっている。
      • 師は小倉師とは交流は無いそうだが、質問箱に夏期講習中の小倉師の延長に触れる投稿が増えて来たからか、最近はしばしばネタにしていらっしゃる。
    • 他教科の講師にも知れ渡っているようで、とうとう勝田耕史師から「生物科の福井」という称号を授けられたらしい。
      • 「第三の福井にはなりたくないんだよ!第二?生物の朝霞!」(渡辺幹雄師談)
  • 動物の絵が上手い。可愛くデフォルメされつつも、解説に使える生物講師らしい絵柄。
    • 授業内容によっては黒板が幼稚園みたいになる
    • 「見てこれ、ずいぶん可愛いじゃない」「あっら〜絵がお上手なのね」(用務の会話)
  • 毎年高卒クラスのレギュラー授業では、簡単な実験をやることも。神経系の授業になると膝蓋腱反射のデモンストレーションをしたり、耳の授業ではモスキート音が聞こえるか否かを試してみたり。
  • 通常授業だと時折雑談を挟むこともある。大抵面白い。出てきた生命現象に対するエピソードから、講師同士の会話など様々。講習会だと時間がないこともあり、雑談は少なめ。
    • 五十台になったのもあってか、最近は駄洒落の頻度が増えている。

担当授業 Edit

通期

その他

人物 Edit

  • 東日本地区生物科きっての人気講師。
  • 重鎮のダブル佐野師がいるために市谷校舎3号館への出校こそないいものの、それ以外の大手校舎を一手に担っている。
    • 加えて週の後半は北海道に帰って札幌校でも授業を担当する多忙ぶり。
    • 2012年頃までは市谷校舎にも出講なさっていて、特設単科講座“生物・考察系問題アナトミア”も開講していた。
      • なんでも「位置エネルギーが高い」から行きたくないらしい。
    • 東大や医学部を担当しない代わりに直前講習では京大、北大、横市を受け持つ。特に北大生物への熱の入れ方は特筆もので、そのテキストは関西生物科を超えるクオリティとも。
      • もちろん北大の青本は師の執筆である。
  • (ほぼ)スキンの頭に色付き眼鏡、加えて細目なので一見怖く見える。
    • スーツを着ていたらどう見ても極道。
    • アンケートに「怖そうで質問しづらい」と書かれたことも。
  • 口頭解説での授業なのでやっぱり早口。
  • 良く毒舌と言われる。
    • 師曰く思ったことを全て口にしているだけらしい。
  • 生粋の道産子であるため、東京での授業は季節を問わず半袖で行うことが多い。
    • 同じく半袖姿が多い化学科の景安聖士師曰く、「私と彼が特殊なだけ」とのこと。
      • 冬の時期に校舎外で見かけると、関東でもモコモコだったりする。
    • 札幌市内はもちろん、旭川市にも詳しいので北大や札医大、旭医大志望は何かあったら師を頼ろう。
  • 若手人気講師の英語科駒橋輝圭師や化学科吉田隆弘師、日本史科田部圭史郎師とは仲が良い様子。Twitterでリプライし合うのを見ることが出来る。
    • 講師室で吉田師や駒橋師に質問していると乱入してくることも。
  • 好物は万年筆とバームクーヘン。
    • 普段の師の姿からはあまり想像出来ないが万年筆のコレクションにかなり注ぎ込んでいる模様。講師室で文房具コレクターの戸澤全崇師と互いの万年筆を自慢し合っていたことも。
    • バームクーヘン博覧会に合わせて旅行の日程を組むくらいバームクーヘンが好きらしい。
  • 大の甘党らしく、師のtwitterには菓子、果物類の写真が度々投稿されている。また、口にする物には色々こだわりがある様子。
    • 無類のパン好きのようで、朝食は必ずパン。食パンから菓子パンまで広く愛している模様。わざわざ途中下車してまで行きつけのパン屋に足を運んでいる。
    • 特に牛乳は全国展開のものではなく地牛乳を飲み、おいしい牛乳より美味しい牛乳を見つけることにしているんだとか。
    • 世間で言うところの女子力高めなスイーツ店やお洒落イタリアンに一人で入っては写真を載せている。明らかに浮いているのを良く自虐している。
  • 「位置エネルギー」という単語を好んで使われる。
    • 師はしばしば階段で降りて行くことがあるが、「位置エネルギーを下げるためなら手段は選ばない」からそのようにしているのだとか。
      • 逆に、「位置エネルギーを上げる」時は「文明の利器を使う」とのこと。
  • 受験生に対してと同様に現代社会や政治にも毒を吐く。
    • 特に最近の科学政策や教育制度には思うところが多々ある模様。『〇〇大国日本』『〇〇な国日本』といった標語を良く皮肉っている。
    • また化粧品会社などのエセ化学、エセ生物学による宣伝が大嫌いな模様。 「肌の奥まで染み込むって言いますけどね そういうものが染み込まないように皮膚はできているんです」
    • 生物選択で受験が出来ない医学部を焼き討ちにしようと度々おっしゃっている。
      • ちなみにそれだと師の母校も対象である。
  • Twitterアカウントは@asakayasutoshi
    • 極左的なツイートもあるが、基本的には質問箱で受験生へアドバイスや力強い励まし、そして、美味しそうな食事のツイートが主である。生物の質問なら大抵答えてくれる。
    • 質問箱も受け付けている。吉田師のプライベートをどんどん聞き出そう
  • ブログもやっている→as@-ka-ha!
    • 最近は飽きたのかセンター試験の分析しか更新されない。
    • しかし過去の更新にはなかなか面白いものが多い。特に生物の勉強法に関するページは一読の価値がある。

著書 Edit

  • 『旺文社生物事典(五訂版)』(旺文社)
  • 『解説が詳しい生物I・II頻出重要問題集』(旺文社)
  • 『生物標準問題精講』(旺文社)
  • 『お医者さんになろう 医学部への生物』(駿台文庫
  • 北海道大学青本(生物の部分)

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