小倉正舟
Last-modified: Wed, 12 Jul 2023 00:23:04 JST (83d)
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小倉正舟(おぐら まさのり)は、駿台予備学校物理科講師。2号館,3号館,市谷校舎,池袋校,横浜校に出講。
経歴 
- 1969年生まれ。
- 千葉県立千葉高等学校卒業。
- 駿台予備学校市谷校舎午前部理3αで浪人。
- 東京大学教養学部(前期課程)理科一類入学。
- 東京大学理学部物理学科卒業。
- 東京大学大学院理学系研究科修士課程(物理学専攻)修了。
- 修士論文「2次元液体ヘリウム3の比熱の理論的解析」
- 元 Z会東大マスター講師。
- 元 アヌス・麻布八雙会講師。
- 元 GMS医学部進学会講師。
- 駿台予備学校物理科講師(1998? - 年度)。
授業 
- 徹底的に基礎を求め、例えば力学ではどのような問題でもまず、力学の第一原理から考える。未来予言という言葉を多用(恐らくZ会講師時代の影響、Z会の選抜クラス担当講師も、物理学の目的は未来の予言であると断言)し、とかく時間的追跡をすることに力を注ぐ。
- 「未来を予言」というフレーズは坂間勇師の口癖であった。
- 駿台の他の物理科講師同様、微積分を“躊躇なく”使う。
- 定性的な議論は主軸にせず、数式でどのような現象が起こるのかを示してくれる。定量的な議論で師の右に出る講師はなかなかいないだろう。
- 実は口頭で定性的な見方や身近な例え話もかなり分かりやすく、面白く説明してくれているので、ノートを取りながらも聞き逃さないようにしたい。(といっても大変早口なので難しいが…)
- ノートの取り方としては、右に余白を取って師の口頭説明をメモし、後で復習時にメモを勘案したものを清書すると良い。
- 担当クラスのほとんどは上位コースであり、授業も基本的には中上級者向けである。
- お茶の水校で東大理系演習コースや京大理系コース、東工大コース、及び高3Sα物理を担当している。また、2016年度通期からは市谷校舎でも最上位コースに出講。
- 2014年度までは仙台校で物理Aの授業も担当していたこともあるとはいえ、基本的には授業内容もクラスにあわせたハイレベルなものである。因みに『入試物理のアプローチ』は仙台校で師が教授していた内容に酷似しているとも。
- 担当講座及びクラスから上級者向けの講師という印象が深いが、かなりの基礎から掘り下げて説明して下さる。その為、物理が結構苦手な人であってもどうにか授業に喰らいつき師の板書や重要な発言をしっかりメモさえしておけば、後日そのメモを見返した時に基礎から応用へと移ってゆく過程が非常に鮮明に写し出されていることに気付ける。このことから授業自体は物量的に大変だが、そこさえ問題ないと考えられるならば実は苦手な人にとっても良い講師である。(とはいえ上位コースの生徒でも原子分野など、一部の分野の授業についていけてない生徒がいるのも確かである。)
- 小倉師が担当するイベント、理科分野別攻略授業はかなり多くの生徒が集まる。
- 2019年では3号館はSAクラスのみ担当(演習クラスは除く)。師の授業を受けられるSAの生徒を羨むSBの生徒もいるに違いない。
- 延長は多め。
- 通期では他の講師が補講を組む中、師は板書速度と延長で補講を組むことなく終わらせる。また前後期とも、終わりに近づけば近づくほど板書速度は速くなる。講習では延長は必至で、後半2日はHG講座でも1時間延ばすことも。高3選抜物理での延長具合は同じ時間帯にやっている福井紳一師といい勝負とのこと。森下師を上回る延長具合のことも。
- 2020年度の映像授業では、システム上5分までしか延長ができないので、やむを得ず補講を組んでいらした。
- 2コマ続きの2時間目では、20分休みのうち10分以上潰すことが多い。
- 「あと10分くらいやりたいなぁ、って思うね、これから最終回まではね、20分休み、ってのはちょっと無い、ってことになるからね。」(2018年6月上旬)
- 「あぁれっ、今日はこの時計少し早くなっていますか?」(2018年5月上旬)
- 「残り5分だけど(元の20分から)10分休みを減らすと15分(残り時間が)あるという見方にもなるんでね(笑)佳境になってきたので…」(2018年6月上旬)
- もちろん4時間目でも10分、またはそれ以上延長する。
- (授業終了のチャイムが鳴り)「なんでここで授業終わってくださいって言わんばかりにチャイムって鳴るんですかね…」(10分後、再びチャイム)「今僕には何も聞こえませんでしたよ。」(さらに10分後、3度目のチャイム)「もうね、ここまで来たらね、堂々としていきましょう」(結局この日は授業が通常より35分伸びた)
- 「今日は令和記念ということで…」「こんな風に延長してたら平成最後の記念ということで…とかやりそうですよね。まあ実際やったんですけど。」(2019年5月上旬)
- 夏期の物理特講 –入試物理classic–では毎回30〜60分ほど延長する。
- 「ちょっとだけ延長するからね、ちょっと(この後50分延長した)」
- 「この講座は18時間講座、ということで…」
- 「ハイグレード講座って…確か18時間くらいでしたよね。」
- (2018年度のある期間で、台風のために1日目が休講となり、同時間帯にやっていた12コマ講座が4コマ×3日にされたが16コマ講座である物理特講Ⅰは空き日に振替となった際に)「この講座はHGなので後に1時間追加できないんでね…まあ延長するんですけど」
- 2021年度は初日は30分,2日目以降は毎日45分程度延長したが,最終日の授業終了後、隣の教室で増田重治師担当の「化学特講Ⅲ」がまだ終わっておらず「負けてしまいましたね」と言った趣旨の発言で授業を締め,クラスは笑いに包まれた。
- 分野別攻略の授業では、チャイムがなってから「あ、この時計はいささか進んでいるということで...」といって30〜40分延長した。
- 2017年度に3号館の高3スーパーα物理にて、22時目前まで延長したことがある。20時10分から100分以上ぶっ続けで講義したことになる。
- 「(延長)もうちょっとね、ちょっとは定義しないけどそんなに多くはないですから大丈夫ですはい」
- 津田沼校の現役クラスは開始時間が他校舎より遅く、高3選抜物理では、終了時刻も21時10分と、3号館よりも10分延長時間が短縮されてしまうが、それでもいつもで21時35分、酷い時で21時55分まで延長する。しかも数値計算を省いてこの延長である。
- (津田沼校にて、21:30のチャイムに対し)「みんなの感覚と僕の感覚はちょっと違ってて申し訳ないんだけどね、僕今『延長が10分なんだなー』ってなってんのね、はい。あとまあもう少し行こうかなーなんて思う訳なんです、はい。」
- 現役の授業では、クラスリーダーに延長時間の目安を報告しているようなのだが、その際マイクをすぐに切らないため大まかな予想がつくことが多い。大抵その時間ピッタリに終わるため、時間内に終わらせるつもりはないのかもしれない。
- 珍しく時間内に授業内容が終わると(年1程度)「なんか早めに終わっちゃったんだけどこのまま終わらせるのも勿体ないからね、はい。じゃあ、注として、」と言って延長する。
- なぜか、講習中の休み時間の開始時刻は比較的正確である。
- しかし延長がほぼ無い時もあった。その時は1時間につき1問進んでいた。
- 黒板が小さく、黒板を消す回数が多いことが延長につながっていると語っていた。
- 駿台一早口である。
- 授業中での第一人称は僕、生徒はあなたである。
- 『じゃあね、あなたね…』のように、やや生徒に問いかける形の授業である。このとき板書しない重要事項を仰ることが多い。
- 授業中はほとんど黒板しか見ず、生徒の方はあまり向かない。だが、決して無機質ではなく、師の暖かみ(人間的な意味で)が感じられるだろう。
- それにもかかわらず師がこちらを向いているときは、何か鮮烈な重要事項をおっしゃっていることがほとんどである。
- 板書は綺麗でかつ大量。さらに板書のスピードは駿台最速である。
- 1回の授業での情報量は駿台でも1,2を争うレベルで多い。進行がものすごく速い授業となる(目安は小林隆章師の1.5から2倍)。ただ師の場合言ったことはほぼ全て板書に残してくれるので、速さに食らいついてさえ行ければ聞き逃してもノートを見れば大抵は補完できる。
- 板書は図や必要に応じて色も交えたり正確に段落分け・改行を行い、黒板でも非常に整った字を書くので見やすい。字は比較的大きく後ろの席でも見えるがそれゆえ消されるのもやや早い。少し(書道的な意味で)崩した字であり、信者になると師の筆跡に酷似してくるかもしれない。だが添字は見にくい。わからない時は質問するのが吉。
- もちろん板書量が多いのは、「復習時に詰まることがないように」とよく考慮された丁寧な記述が施されているからに他ならない。
- このような配慮のおかげで東大志望から支持を持つ定番講師である、森下師や東進の苑田先生と比べると、最終的な到達点は余り変わらないうえ、板書がわかりやすく復習できるようになっているため、微積に慣れない者でも1年間繰り返しよく復習すればかなり力が上がる。
- 一方苑田師や森下師は授業レベルが1つだけ上だったりするが、それは高校物理を逸脱したレベルであり得点には直結しにくい。東大ではいくら取れても「所詮60点」。一般的な浪人生ならば難解な物理にうんうん唸る時間も大事だが、英語や数学に時間をかけたほうがトータルのコスパは良いのではないだろうか。旧帝、京大も同様なのでかけられる時間を考えると大抵の人には小倉師の授業がいい塩梅だ。
- 大学範囲に片足を突っ込んだところは導出まではせず「大学で習うからね」としてパスするだけ(あるいは、「実は…」と板書して結果だけ書く程度)で、授業の質は全く遜色ない。むしろわかりやすく復習の時間効率が良い。
- まだ東大物理の担当が少なく、3号館もSX.Z.Aくらいしか持たないので森下師以外知らないという東大志望の上位駿台生も少なくない。非常に勿体ない。
- 余談だが、やはり東大受験生が物理の講習をとるなら大半が森下師である。そのため1コマしかない東大物理には小倉師のかなりディープなファンが集まる傾向にある。よってみんな何故か板書を取るのが早く、ギャグの受けがいい。
- これほどの板書をして腕がつったりしないのだろうかと思うが、他の物理科の人気講師が長身で細身(山本師や森下師など)な人々が多い中師は長身でありかつ中々たくましい腕回りをしている。通期の6月辺りや夏期講習で薄着になったときに運が良ければ確認できるかもしれない。
- かなり手首のスナップが効いた書き方をする。
やはり野球の影響だろうか。 - ( (注) )、( (注) )おわり、なお(楕円で囲む)、いまは(楕円で囲む)、ところで(楕円で囲む)、とくに(楕円で囲む)などの略号を使う。たまに板書している本人も( (注) )が多すぎて( (注) ) の終わりが分からなくなってることがある。
- 因みに山本師は<<注>>を使っている。
- ( (注) )おわり は省略されることが多い。( (注) )が連続する場合は、自分で何か印をつけておいた方が良いかもしれない。
- 黒板の分割数は多めで、4~6分割ほど。そのためノートは2段組みにして使うとよい。
- 予習や授業計画はしてるようだが、メモ等を見ることは無く、基本的にテキストとチョークのみを手に授業を進めていく。2015年の物理特講Ⅱにおいて、師曰く「予習では紙1枚に収まるけど、授業ではそれがなぜかこんなにも膨らんじゃうんですよね」と発言した。
- 電気の範囲で電荷の記号であるqを使うとき、筆記体がどう見てもgにしか見えない。
最近は2にも見える最もこの二つの英字が同時に出てくる問題は早々ないので特に弊害は無い。- しかし、電荷を帯びた2物体に関する問題で電荷が小文字のqで表されている時は非常に紛らわしくなる。
- ノートの目安
通常時 高速時 ノートを広めに取る人 裏表4枚/h 裏表5枚/h 普通くらいの人 裏表3枚/h 裏表4枚/h ノート2分型の人 裏表2枚/h 裏表3枚/h - なお、低速時は-1枚h 超高速時は+1枚/h。
- 特に枚数が多くなるのは、図が多くなるコンデンサーと計算が多くなる運動量の回
- 通期で習っている人は、今後の人生でどんなに早い授業を受けても対応できるようになるだろう。
- 授業の序盤は遅めだが、中盤から終盤にかけて終了を意識してか
師のテンションが上がるためか急ぎ足になる傾向がとても強い。 福山雅治氏が主演を務める某ドラマの推理シーンの書きまくるシーンに似ているかもしれない- 特に図を描くスピードが速すぎで、顔を上げると図が書き終わっていることなどざらである。
- 図を書く際は丁寧に書きすぎると確実についていけなくなるので妥協するか後で清書すべき。
- このように、師の講座では板書が1日でルーズリーフ10枚分ということはよくあるので、ノート1冊では収まらないと考えておいたほうが良い。初めからルーズリーフにしておくのが吉。
- ノートを2分型にしている人でも、通期8周目で1冊が終わろうとしてる人が多いようである。そのため講習で初めて師を取る人は、初めからルーズリーフにするか、40〜50枚以上のノートを使うことが望ましい。特にHG講座の場合は、少なくとも30枚のものは避けた方が良い。30枚ノートだと1.5冊~1.8冊要する。
- 2分型にしていない人で、どうしてもノートにしたい人は、ノートを何冊かに分けるか、80〜100枚クラスのノート1冊にした方が良い。どうせそこまでではないだろうと高を括っていると収まり切らず痛い目に合うかもしれない。
- 質問対応は比較的丁寧である。
- 他の講師が生徒を相手にしている中、師の場合は比較的空きがあるような印象を受けることがある。
- 質問時、生徒の顔や目はほとんど見ず、生徒が持ってきたテキストとノートのみを見て喋る。相づちは必ず小さな声で、「はい」・「ええ、はい」・「ハイハイ」と言う。
- 授業で分かりづらい部分を質問しに行くと、その場で実験して証明してくれることがある。
- あまりにも要領を得ない質問や、自分で少し考えればわかるようなことを質問しに行ったりすると怒りはしないが、論を倒すように注意を受けることがあるのでしっかり整理をしてから質問しに行こう。
- 大雑把な質問をすると、かなり適当な態度でしゃべり返される。
- 例えば、
生徒:「先生ー、この問題どう解くんですか~?」
師:「んーとマズコレブンカイカイテ~」
生徒:「それはわかるので、これはこの公式使えばいんですよね?」
師:「んーとマズアナタガドーカンガエテルンダカボクにはヨクワカリマセンケレドモ」
生徒:「この公式ですよね?」
師:「ま、ソォ~なんじゃナイデすか~?」
など
- 例えば、
- 雑談を挟むことはほとんどないが説明の途中途中に生徒の笑いを誘うような発言をすることが多い。ツボに入ると置いて行かれるので注意。
- 通期で受けていれば板書に慣れ、面白い比喩などを聞き逃さなくなるだろう。
- マシンガンな喋りで授業が進んでいるのにも関わらずさらっとギャグやネタの連呼を時々するため生徒に気付かれないこともあるが、気がついてしまった生徒は笑ってペンが1分程止まってしまう。師曰く「クラス全員が大笑いするより、1人2人が気付いて笑うようなギャグを言いたい」とのことなので、目論見はおおよそ成功しているように思われる。
- 例えば、固有振動で「黒板をたたくと振動が起こるでしょ...。あ、起こらないか...」や「エネルギーはありまぁす!」「秋葉原の変な電気屋で貰えるネジ」気球で「気球から荷物を下ろすと気球は浮かぶ…そこで乗っている人は気付くんですね、あれこれどうやって降りればいいの?」光波では「像が出来るゾウ」とか
- 「物理Sのテキストは最後虚像と崩壊で終わるんですけど、皆さんは現実を見失わず崩壊しないようにしてください。」(終講のあいさつ)
- 2018年度の高3スーパーα物理にて、地震が発生した時師はすぐには気付かず、生徒の反応を見て地震のことを認識した。その時師は机の下に隠れる時のあのポーズを教壇上で実演して見せた。その姿が何気に可愛く、教室は笑いに包まれた。
- DQNが外で大音量で流している曲が聞こえてきた時に、「あれこの建物とすごく共鳴してますねちょっとこれやり返したいですねぇーどうしましょう私あっちに興味が湧いてきてしまいましたね」と発言し、笑いを誘った。
- 「原点」を「減点」のアクセントで発音するため、「ここにOって書くと減点ですね」と仰っているように聞こえる。
- 「前回」も「全開」と同じように発音しているように聞こえる。
- これらはNHKアクセント辞典に記載があるので、共通語でない、というわけではない。
- 「対面」をトイメン(麻雀用語)と言っているように聞こえる人もいるらしい。
- 「前回」も「全開」と同じように発音しているように聞こえる。
- チャイムの鳴る1,2分前に来て教室の外でスタンバイし、チャイムと同時に教室に入ることが多い。
- 普段は設問になってないことまでじっくりと学習し、本番ではきかれたことだけ答えるようアドバイスしている。
- 復習をする際には、例えば、エネルギー保存則で解いたときは時間追跡をしてみる、実験室系で解いたが重心系で見るとどうなるか計算してみる、など「問題研究」を直前までしっかりするようにと仰る。解いた時間の2倍の時間をかけてでも、納得できないところを残さないようにとのこと。そして、試験のときは、聞かれたことだけを答えるように(=問題研究をその場でしないように)と仰る。参考にされたし。
- 師は固いチョークでないと書きづらいらしく、間違えて柔らかいチョークを持ってきてしまったとき、固いチョークをわざわざ授業中に事務の方に持ってきてもらった。その際、事務の方が柔らかいチョークを大量に持ってきてしまった為、ツッコミをいれていた。
- 振動を説明する際黒板を叩いてみせる。
- 「質量の意味の現れ」に敏感である。
- 波動の問題で変位を表すのにyを用いるのに否定的である。問題に設定されていてもψに書き換えることが多い。
- 大学物理を意識しているかのようなこだわりを見せる。例えば、運動エネルギーを(1/2)mv^2ではなく頑なに(m/2)v^2と書くのは、解析力学における質量の導入(自由粒子のラグランジアンの定数係数をm/2とおく)を意識しているように見える。
- ただ、大学範囲にガッツリ踏み込んだ説明はあまりしない。
- 「そこはね、大学に入ってからのお楽しみに取っておいてね」
- ただ、大学範囲にガッツリ踏み込んだ説明はあまりしない。
- 波の解説で、あるトラウマから「腹」「節」と書くのを避けている。
- 磁場の単元で右ネジの法則の説明の際、上向きを「イェーイ👍の向き」と形容する。
- 2018年度から、市谷校舎SA、SBでは小倉師のレギュラー授業に加えて、週1コマの演習授業を受講でき、非常に豪華である。現役を除くと週3コマも受講するのは高卒生には困難なため、東大コースの生徒も羨ましく思うほど。
- 小倉師が通期で唯一作成しているテスト問題と詳細な解答がもらえるので、このために東大理一、二志望でも市谷校舎を選択する生徒も出てきている。
- 授業の度に最低でも1回は、時定数という言葉と指数関数が登場する。
担当授業 
人物 
- 近年の駿台全国模試や東工大実戦/東北大実戦の解説は師が書いている。じっくり読み込むことで師の授業に出たのに匹敵しうる効果が得られる。
- 東大実戦の無料web解説授業も担当している。
- 上級講座を多く持つことからもわかるように森下師から実力を評価されており、信頼を置かれていることが窺える。かつて山本師の代講を任され、復帰後の山本師に小倉師が代講したなら大丈夫だと言わしめるほど。場合によっては、山本師や森下師以上に深い内容に踏み込むこともあり、相対論や量子論との関係を交えた解説をすることもある。
- 授業のはじめに「はい、こんにちは」と小声で挨拶し、それ以降は余程なことがない限り師は黒板に喋りかけるように板書を書き続けるので、師の顔を見ることはほとんどない。
- チャイムと同時に教室に入ってくる。
- ごく稀に、前回の授業でどこまで進んだかを把握するために最前列の生徒のノートを確認されることがある。
その生徒が師のファンであったらどうなるかはお察しである。
- ストレートでサラサラな黒髪が特徴。他の物理科講師の例に漏れずよくジーンズを履き、毎回同じ白シャツを着ている。
- スモーカーであり、授業前や授業後にタバコを吸いに行ってることもある。ちなみに銘柄はKOOLである。
- 授業中には「~~がですねコンコン、~~になるわけでコンコン、~~がコン、~~ですコンコン」というように何度も咳払いをし、咳き込むこともある。たまに心配になるレベルにで咳き込む。
- 授業が進んで師のテンションが上がると減ってくる。
- エレベーターに乗る際、扉が閉まるまでン゙ン゙ッン! ン゙ン゙ン゙ッン!と咳払いが響き続けていた。
- 2015年の通期のある授業で風邪明けだったらしく、いつも以上に咳をしていたが、咳にも負けず喋り続けようとしたため、途中で声が裏返ったり出なくなったりしたことがあった。
- 他講師の『えーと』が師の『はい』に当たる。授業の最初の方が回数が多く、このとき授業内容を頭の中で纏めているのだろう。
- 多い時は、コバトシの『ええ』と『ィっすか』の両方が『はい』になったぐらいの頻度で言う。
- また、文末は『~ だからね』などのように「ね」で終わることが多い。
- 「ね」がつかない時はほとんどの場合で『はい』と言う。
- 折れたチョークや手から滑らせてしまった黒板消しを床に落ちる前にキャッチする特技を持っている。また、この時に自分の手元に残っているチョークの方が短いとそちらを置いてキャッチした方でサラサラと板書を続ける。キャッチに失敗して笑いを誘うことも。
- キャッチに失敗しチョークを落とすと、拾わずに教卓の下まで足で蹴っていくことがある。(つまりドリブルする)
- 上手くコントロール出来ずに教卓付近を行ったり来たりしたときには「スイマセン...」と小声で呟いていた。かわいい。
- 授業中はほとんどしか黒板見ていないため表情を見ることはあまりできないが、クラスリーダーによると実際はとてもニコニコしながら授業しているそうだ。
- 生徒は板書に必死だが、よく見ると目はニコニコしている。特に師の散髪直後を見ると分かるが、50歳を過ぎているとは思えないほどの童顔でつぶらな瞳である。
- 授業が進むにつれて、
テンションが上がってくるのかニコニコ度合が増してくる。
- 授業が進むにつれて、
- 服装こそずっと同じだが、髪型もよく見ると少し変わっていたりする。『東大王』の鶴崎修功に若干似ている。
- 某YouTuberの動画の一コマにて、師と酷似したシーンがあったとファンの中で話題になった。Twitterで小倉正舟と検索してみると見られるかもしれない。激似である。
- めったに見ることはできないが、眼鏡を外すとバカリズムに似ている。
- 物理選択ではない生徒によると、大抵微笑をたたえて教室から出てくるとか。エレベーターを待っている間にクラス担任と談笑することすらあるようで。授業中の師からはあまり見られない一面である。なお、授業開始のチャイムを廊下で待っていた際に数学科の吉原修一郎師と談笑する姿も見られた。
- 生徒は板書に必死だが、よく見ると目はニコニコしている。特に師の散髪直後を見ると分かるが、50歳を過ぎているとは思えないほどの童顔でつぶらな瞳である。
- 化学科の増田重治師と仲が良いらしい。普段の師からは想像がつきにくいが、増田師の授業中外からピースをしたことがある。増田師は照れながらピースを返し、「とっても面白い人なんですよ。愛してます。」と呟いていた。
- 森下師から絶大な信頼を寄せられている。学生時代の専攻分野も近く、物理に対する考え方が近いようだ。
- 東大の解答速報も森下師と二人で作っているらしい。2017年度の速報では森下師のミスに小倉師が気付かず、そのまま誤りを発表してしまったようだ。
- 森下師と飲んでいても、話題はほぼ物理の教え方になるらしい。森下師の講義ではしばしば小倉師と話したことに言及される。
- 「やっぱり仕事とエネルギーの話はちゃんとやらないとって小倉先生と決めたんだよね」「(波動の変位について森下師が触れる際に)小倉先生はこの記号(ψではなくyが使われていること)はおかしいって言うんよ。確かにそうだけどね、僕は真面目じゃないからそのままにしてるんよ」
- 小倉師は雑談しないので森下師をどう思っているかは分からないが、高3選抜物理の時は前述の波動の関数軸や熱力学を扱った際苦言を呈していた。また森下師によればメールを無視されたらしい。
後述の通りSなのかもしれない。 - 「このψを思い切ってyにしちゃえ、って人いるけど何で思い切っちゃうのか全く理解できない。」
- 数学科講師と同様、θを「スィータ」と読む。
疲労困憊しているときは時々「ティータ」とも聴こえる、新しい。ただし′は普通に「ダッシュ」と読む。
- 人から逃げるような姿を見せる人や大人としての真っ当なことができないような人に対してはかなり態度が豹変する。
- 全国模試などの出題も担当することがある。解説に大量の番号付きの式や、未来予言などの言葉が並んだ詳細な補足が付いているものは師の書いたものの可能性が高い。基本的にヘビーであるが、復習することで力が付くようになっている。
- 「これはさすがにキツんじゃないの?って言ったんだけどね、いいんですって言うから、いいのかあってなったんだけど、やっぱり難しかったなあ」(小倉師作問の全国模試について、森下師のコメント)
- Z会東大マスターコースでは、矢野直文と人気を二分していた。
- 音に敏感。板書中黒板を引っ掻く音がすると驚くことが多い。また2015年通期のある授業で教室のドアから風が入り音が鳴ってた際に、教務を教室に呼んだことも。
- 階段から降りてくる音がした時に、ビクッとして「ア、階段か…」と小声でおっしゃっていた。
- ある授業では、生徒のiphoneのアラームが鳴り、板書をしている小倉師は体を振り向かせるように驚いていた。その際、「このまま寝てていいんですよ。」とさりげなく言っていたが、あまりの早口ぶりにほとんどの生徒が聞き取れていなかったと思われる。
- 学生時代は野球をしていたらしい。また、巨人ファンである。
小倉師への信頼の厚い森下師が唯一苦言を呈するのがここである。
- 10年ほど前、齋藤英之師に、授業中の生徒の視線が怖くて黒板の真ん中か後ろの壁しか見れないと相談したことがあるらしい。そのためか、授業中前を向いているときは視線を少し上にやり、こちらと目が合うことはない。
- ギャグを言った時はこちらを向いていたりもする。笑顔である。かわいい。
- 地味にSなようである。
- 黒板の下の方に書くときは足を大きく広げ股関節の柔らかさをアピールしてくる。
かわいい。
- 結婚していて、子供がいる。ちなみに娘である。
- 「を」の字を見るとゲシュタルト崩壊を起こすらしい。
- よく授業中に「○○するのは虚しい限りなんですよね」を連発する。これも受けを狙っているのだろうか。
- 橋爪健作師に似ている。
一説には、生気を失わせた橋爪師とも…- その橋爪師曰く「賢そうなのが小倉先生で、アホっぽいのが私。」
- 授業ではよく一人芝居をなさる。
- 「エネルギー保存の式を導きたいな〜。だったら①式にIをかけて、②式にvをかけてみましょー。で、足したらいいんじゃないすかー。おおーこれは〇〇の仕事で••••」のようなことをかなり早口でしゃべる。もはや常人の思考回路では考えられない次元の世界である。
- またかなり挙動不審な行動を取られることがある。
しかし質問対応や時々面白い発言をしたりすることからコミュ障などではなく極度の恥ずかしがり屋なだけなのだろうか?- 人見知り気質の人によくある、「慣れた環境(つまり授業中)では自分を出せる」タイプなのかもしれない。
- なお、終講でサインをもらいに行ったところ、手が震えながらサインを書いてらっしゃった。
やはり極度の恥ずかしがりやなのだろうか - ある日の授業では、黒板の振動速度が・・・と言い、黒板を何回も叩いていた。この際教室中が笑いに包まれた。
- もし隣の教室が、あの毒舌おじさんであったら太鼓の達人事件の再来であったかもしれない…
- 上記のように板書が尋常ではない程に高速かつボリューミーなため、腱鞘炎になりかかる人が続出する。
上記にあるように野球経験があったりするためか実は体育会系なのでは?と思う人が少数派ではあるがいる。
- 師のスマホはiPhone XSのゴールドである。
- 2019年度の最終講では、髪を散髪した師の姿が見られた。ちなみに十数年は経っているであろうパンフレットの写真と瓜二つである。
- 前の週に書いた式番号をとても細やかに覚えていらっしゃる。
例えば、「えーと、あれ何番だっけな、⑤かな…カキカキ...あ、違う⑤'だ…ケシケシカキカキ」
理解し難い神級の記憶力である。 - 2021年度通期の授業中に黒板消しを左手で使っている際、突然「イテテテテテ ア、すみません。」と文字の通り肩か手首あたりを痛がっていらっしゃる。どこか痛めてしまったのだろうか、とても心配である。
- 「試験でこんなに計算問題出されたら嫌になっちゃいますよね。僕はこの日のために掛け算を学んできたのかって」
- 板書の途中で軽いジョークを言う時が頻繁にある。筆者自身、必死に板書を写してる途中でもにやけてしまうことがよくある。(波動の授業にて)「この位相は180°でも540°でもなんでもいいんですけどね。はい。考え方が180°変わったとはいっても540°変わったとは言わないんですよね。はい。なのでここは180°とかくことにしますはい。」
- 「加法定理でバラして…バラすって殺すみたいですね、え~、加法定理で展開しましょう。」
- 「大阪大学の問題なんですけど、大阪の重力加速度覚えてきましたって言って有効数字3桁目使って計算してもいいんですよ?ただ他がボロボロだったら恥ずかしいですからしませんけど。」
- 「隣の人にあの月を指してみてって言って明後日の方向指したらおかしいんじゃないのって」
- 「(モーメントに関連する話題で)そこに立て看板が出てて、回してから行けなんて書いてあったりしたら回さなくちゃいけない訳ね。そんときにじゃあ回してみなって言ってど真ん中蹴っ飛ばしてたら壊れちゃうからやめなさいって言わなくちゃいけないし、引っ張ろうと思って短い方引っ張ったらそれは回らないよねってちゃんと説得しなきゃいけないし、だから垂直に押すんだよって教えても短い方押してたらあっち行った方がいいよって言ってあげましょうね。それでそっち行った子供がまた引っ張ってたらおいおいって言わなきゃ行けないんですね。」
- 「(摩擦について)すべらない条件…だと条件が面白いやつってことになっちゃうのか」
著書 
学習参考書 
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