大澤章一
Last-modified: Sun, 18 Aug 2024 23:21:38 JST (81d)
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大澤章一(おおさわ しょういち)は、駿台予備学校数学科講師。河合塾数学科講師。 2号館,3号館,市谷校舎,池袋校に出講。
経歴
授業
- なぜか授業を始めるときの声は異常に小さくて何をおっしゃっているか全くわからないこともあるが、前回やったところを確認するくらいなので問題ない。
- 授業は問題に関する考え方やアプローチを論理的に捉えることに重点を置き説明する。
- 師本人も述べているが、授業は問題の解答自体よりもその考え方を重視した内容である。
- そのため、間に具体例等を多く挟み込むことで解答の板書が途切れ途切れになることがある。また板書自体が口頭での説明のメモ書き程度のこともある。
- なぜその解法にたどりつくのか、考え方・発想のもととなることを説明して下さり、非常にわかりやすい。
- 大学レベルの内容との関連も教えてくださることもある。(ラッセルのパラドクスやイプシロンデルタ論法など)
- やや早口であり、淡々とした声のトーンで授業を行う。
- しかし声は聞き取りやすく、また問題に対する思考過程プロセスや具体例に十分な時間をさきながら説明するため進度自体はさほど速くはない。従って聞き取りづらいということはないだろう。
- 数学の「考え方」をしっかり学ぶことができる良講師であり、苦手な人から得意な人まで満足のいく授業である。
- テキストに対する発言からコバタカなどとは数学的な考え方が少し異なる部分があることが伺える。
- だがテキストの出来自体は評価している模様。
- 問題を解いてる時「〜なのかな?」と考え方を問いかける風に話す。
- 字を大きく書き、話す量も多いこともあってか、授業中段々と息切れしてくる。たまに心配になるレベルで息切れを起こすときがある。
- 茶目っ気があり、ところどころで冗談を言ったりもする。
- クラスによっては結構ウケる。
- しかし、その時もトーンが同じなため、その冗談に気付けなかったりもする。
- 質問対応、TAでの対応は非常に親切かつ丁寧。
- また駿台では講師の食事中には質問を控えるよう言われているが、師は基本的に昼食はとらないから遠慮せず質問にきて欲しいとのこと。やはり生徒想いな良講師である。
- 正直かなり痩せてるように見えて心配。お体に気をつけていただきたい限りである。
担当授業
通期
人物
- 千葉ロッテマリーンズの田村龍弘選手のような可愛さがある
- 説明の際、「〜なんだけどぉぅ」「〜でしょぉう?」と独特な言い方をする。
- 大学準備講座で本人が仰っていたことによると、始めは東京大学文科三類に入学し哲学を学んでいたが、懐疑的な性格の為か次第にどっちつかずな哲学にモヤモヤするようになり、当時研究していたフッサールが数学者でもあったことから数学に興味を持つようになる。実際に学んでみると数学に面白みを見出すようになり、進学振り分けではなく再受験して東京大学理科一類に再入学した。その後は確率論の研究をしていた。また、純粋数学は好きであるが物理や化学は嫌いであったそう。(高校化学で挫折したらしい)
- 受験生の頃は共通一次物理、地学選択という稀な科目選択者である。
- ちなみに、1986年度までの共通一次は、文系は理科を2科目、理系は社会を2科目選択する必要があった。
- 喫煙者である。また、パンフレットの写真と異なり口髭を生やしている。
- 髭を剃るとクラスにどよめきが起こる。
- 東京医科歯科大学の解答速報メンバーの一人である、数学XM、数学ZM、医系入試数学研究の作成者であるなど、入試問題、特に医系の入試に精通している。
- 東工大実戦の問題作成チームの一員でもあるらしい。
- 河合塾では東大理類数学の授業などを担当している。
- いぶし銀のような格好良さがある、との声もある。
- 正直かなり痩せてるように見えて心配である。お体に気をつけていただきたい限りである。
- 俳優の滝藤賢一に似ている。
- 授業中ほとんど生徒の目を見ない。質問中もあまり見ない。
- 名講師であるが,河合塾との兼務のせいか講習の担当は少し少なめで残念である。
- ガンマの「ガ」をgǽのように発音するので、「ギャンマ」に聞こえる
- 「cos」を師は「コーサイン」とおっしゃる。
- 独特の言い回し(比喩など)を交えながら説明し、わかりやすく印象付きやすい。
- 文字や項を指す時「この人は〜」とよく言う。
- 後は計算だけというところまで行くと「こんなの幼稚園です。」と言う。
- 「これはただの定数ですから。地球が終わっても(値は)変わりません。」
- おすすめの本は『数学I・II・III…∞ 高校からの数学入門』(小針あき宏)
- ごく稀に哲学的な話をする。たとえば存在条件の説明の際、「自分の存在を自分で決められるのは哲学上の悪魔だけだからね?」とボソッと言っていた。
- 17年度の数学XS§2担当クラスにおいて「文系の生徒は部分積分が出来ない人間であり、かわいそう」や「文系の生徒は1/6公式に命をかけて覚えてるらしいですね」などどおっしゃっており、クラスは笑いに包まれた。
- たまに東海地方っぽい言葉が出る。静岡出身?
- 「だもんで〜」はその1例である。
- 近くのココイチでの目撃情報あり。
- 過去には3号館と市谷校舎のSAクラスを担当していたこともある。
- 3号館前にて読書しながら歩いていたり(二宮金次郎スタイル)、講師室でも読書したりと、師はかなりの読書家なのであろう。
- 神奈川の地震で生徒の携帯の緊急速報が鳴った際は、避難場所の錦華公園について珍しく少し雑談なさった。その後何もなかったかのように解説を再開し、師の冷静さがシュールで教室は少し和んだ。(師が地震を軽視しているわけではなく、大きな揺れであればすぐに廊下に避難されるように仰っていた。)
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