講師陣/生物科
Last-modified: Thu, 29 Nov 2018 17:01:03 JST (83d)
生物科の講師一覧 
西日本のみに出講する講師は西日本のみに出講する講師を参照してください。
あ〜お 
か〜こ 
さ〜そ 
た〜と 
な〜の 
は〜ほ 
ま〜も 
や〜よ 
わ〜 
生物科の特徴 
- 大きな点として、参考書(問題集とはまた別)よりも教科書を重視する姿勢が挙げられる。講習テキストの前書や初回授業などで多くの講師が教科書の重要性を語る。
- 曰く、複雑な計算や反応機構を処理する教科ではないとし、基本事項の完全な理解と数多い用語の正しい定義付けを行うことで、長い問題文を読み解き、正確な論述が可能であるとのこと。
- ちなみに大島保彦師は「雲Kがギリギリ物理を教えられるように、物理は数学に近い学問。対して生物は英語とか人文科学寄りなんだよね。だってダンゴムシに君は何故ダンゴムシなのって聞いても意味ないでしょ。英単語と同じ」と仰っていた。
- そのため教科書は捨てずに取っておこう。質問する前に教科書に戻ることを求める講師も少なくない。捨ててしまったなら改めて買っても良い。ただ最新のを買い直す必要はない。
- 「数研出版はほどほどな内容です。第一学習社も悪くありません。東京書籍はやや、やり過ぎ感があります。あとサイズが微妙です。」(朝霞師談)
- 最近の改訂で細かい単語を何でもかんでも掲載したため、東京書籍をかなり批判するようになった。
- その上で極めてユニークなリード文や問題が与えられる。生物の範囲に留まらず、物理化学果ては古文や世界史にまで絡めて出題・解説されるのが駿台の生物である。
- この駿台らしさが良く表れたものとして、駿台文庫「生物総合40題」がある。
- また問題集を何度も周回することには否定的である。これは論述や考察が多い生物ならではだろう。
- そんな生物科の礎を築いたのが吉田邦久師である。ヨシダイズムとも言われる。
- 曰く、複雑な計算や反応機構を処理する教科ではないとし、基本事項の完全な理解と数多い用語の正しい定義付けを行うことで、長い問題文を読み解き、正確な論述が可能であるとのこと。
- 駿台全体で言えば、関西地区で川端三郎師に替わり台頭した大森徹師が、旺盛な著作活動で生物選択者なら知らない者はいないほどの有名講師となり、駿台のテキストも大森師が編集に関わっていることが多い。
- しかし、残念ながら関東への出講はなく、映像授業のみ。
- 関東の上位コースでは、東大を佐野芳史師が、医系を佐野恵美子師が主導している。
- (比較的)若手講師の中で実力と人気を兼ね備えているのは朝霞靖俊師、山下翠師だろう。両師とも大学では獣医学を専攻してため、幅広い知識を持っていらっしゃる。
- 特に朝霞師は人気の面では群を抜いている。言わずもがな師は実力も高い。
- 苦手な人や初学者〜中級者向きなのは山下師、得意な人・余力がある人は朝霞師と言われることが多い。
- 東大以外の大学別講座を朝霞師が、文系のセンター対策や現役クラスを山下師が受け持っていることからも伺える。
- もちろん逆でも構わない。授業スタイルや雰囲気から好きな方を取ろう。
- 札幌校では朝霞師と、関東では化学科の名講師として知られる景安聖士師の二人で教えている。大変贅沢。人にとっては関東全体で一番良い組み合わせかもしれない。
- 現代文科より人手が少なく、英語科並に世代交代が進まない。感じ方は人それぞれだが、大規模な校舎とそうでない校舎の質の差が最も激しい教科の一つと言えるかもしれない。
- 吉田邦久師引退後は、(化学科と同じく)関西主導になり、東日本生物科の存在感が薄れている。
- ただ、駿台の中でも珍しく東西対立がなく、逆に仲が良いくらいである。
- 東西対立はないといっても、駿台文庫からセンター本が東西別々に出版されるなど、ある種のすみわけは存在している。
ちなみに、用語集はさすがに東西共著ではある。
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