小林俊昭

Last-modified: Sat, 14 Jun 2025 20:21:05 JST (24d)
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小林俊昭(こばやし としあき)は、駿台予備学校英語科講師。2号館,3号館,池袋校,大宮校に出講。

経歴 Edit

授業 Edit

  • "英語は語順が大事である"ことを強調し、英文や単語の成り立ちを一つ一つ丁寧に解説する。
    • 英語講師の9割方が正しいと捉えているものを否定することもあるが、英語の成り立ちや歴史を根拠に論理的に否定していくものであり、聞きごたえがある(分詞構文がそのうちの1つ。詳細は後述)。
    • 重要な単語や暗記しづらい熟語は、語源や歴史に触れながら解説する。
    • 師の授業は英語に対して深い理解を促すものだが、冬期講習直前講習で急に師の授業を受講してもすぐに得点に直結するわけではないことに注意。
    • 授業内容はかなりの濃さであるため、講習だけでは師の方法論は到底習得できない。
    • 師の良さがもっとも出るのが通期の授業である。基礎の基礎から英語に関する知識を4月から積み上げることによって、英語という言語を体系的習得することができる。integrative英語は通期の補講的な役割を果たしているため、通期で師に教わっていない場合、integrative英語単独での受講はオススメできない。
      • 筆者は約10年ぶりに講習会で師の講座を受講したが、現在の師の講義は、過去の講義に比べると関係代名詞にかなり重点を置いたものにマイナーチェンジしていた。英文を読み進めて関係代名詞の限定用法が出てくる度に、師はその関係代名詞が「区別」か「説明」かについて逐一解説していたが、過去の講義ではここまでのしつこさはなかった。現在の師の講義(特に、integrative英語)を講習会でいきなり受講することは、昔に比べてハードルが高くなっていると思われる。
      • 高2選抜英語から受講すると、高2・高3の通期の授業に加え春期・夏期・冬期のintegrative英語を受講することで、コバトシ英語をほぼ全範囲にわたり学ぶことができる。現役のクラスでは文法・作文・読解の全範囲をコバトシに習うことができるため、2年間きちんとついていけば英語力を総合的に伸ばすことができるだろう。
    • 高校世界史と関連する話題も多く、一般教養が身につく授業とも言える。
  • 読解では、他の講師以上に文法的見地から読み進める。
    • 帰国子女やネイティブ、またそれらに近い感覚(英文を左から右に英文のまま理解する読み方)で読解をするタイプの人には絶望的に向かない。
    • 英文を既に「ヨコ」に読めていて、「タテ」に読む訓練をしたい人には向いていない。つまり、船岡富有子師の講義が好きな場合は向いていない可能性が高い。
    • 筆者の個人的経験ではあるが、師の授業スタイルに文句をこぼしていた帰国生を何人も見たことがある。
    • なまじ師の人気が高いだけに苦手な旨を発言しにくい人がいることも事実で、一度受講してみて冷静な判断をする必要があるだろう。万人受けする講師とは必ずしも言えない。夏期講習などの受講を検討されている方は注意されたし。
  • 師が読解を担当する授業では、予習の段階で全訳することを強く勧められる。
    • 「正しい読み方」ができているかを授業で確認するためで、訳す順番や冠詞・関係代名詞の意味、師の仰る文章の「焦点」をよく考えて訳すことが求められる。
    • 実際、師は下線部以外の文でも精密な解説をされるため、全訳をしてから受講すると授業の解像度は格段に上がる。
    • 通期の授業に限らず、講習会でも同様。師は講習初日の授業で「全訳してきてください」と平気で仰るが、1期間に2講座取ったりしていると、翌日までに間に合わせるのは大変である。
  • 英作文の授業形式は、和文を細かく分解し、部分的に表現をまとめて数パターンずつの解答を作る。最後に自然な英語を使って、本解を板書する方式(その組み合わせで数パターンの作文ができる)。
    • 師の仰る自然な英語とは"英文における"自然な英語といった感じである(文語文、言い換えについての見解などから師の立場が伺える)。
    • そのため、勝田耕史師が仰るような"実用英語として"自然な英語とはややズレがある。
    • 勝田師の講義のようにひと筆で書くような鮮やかさはなく、生徒たちが考えた方答案と同じものを書くことが多い。
    • 逆に勝田師や竹井幸典師の英作文(特に和文英訳)に慣れているとかなり物足りなさを感じてしまうため、講習などを取る場合はしっかり考えるべきである。自然な英訳などはあまり重視されなかったり、英訳の仕方がかなり異なっていたりする。
    • 講義後に質問すればどれが自然な表現であるかの情報は補完できる。
      • 必ずしも網羅的に書かれるわけではないため、師の板書と自分の解答が異なる場合は授業後に添削をお願いすると良い。板書された表現以外でも正解になる場合もある。
      • 大学受験という面ではどれでも正解になるのだが。
    • 読解や文法の授業で習った知識が多くなってくると、受験生にも師と同じような英語的な作文が自然と書けるようになってくる、と仰っている。
      • その時英語が1つであり文法的学習が王道であることを改めて実感するだろう、とも。
    • ちなみに、現役の作文の授業では、その回の文法事項を詳細に解説してから設問の解説に入り、その設問で扱われた細かいテーマや単語の語法を細かく解説していく。特に前期は第5文型や時制、仮定法、準動詞など、読解でも重要な範囲を多く扱うため、およそ2回で1チャプターほどの進度になる。
  • 自由英作文の授業形式は、文法の理解はもちろん、正確な文章構成か、多様な語彙を使っているか、の3点を重要視するスタンス。解答例は板書するかプリントで提示することが多い。
    • スーパー英語総合一橋大英語では英作文が課せられるが、授業後にお願いすれば疑問のある箇所を1つずつ質問する形式で添削していただける。
  • 入室時の雰囲気や口調は気だるげにも見えるが、授業が進むとだんだん熱がこもってくる。
    • 入室後の第一声は「はい、」「さて、」である事が多い。「この間の続きですが……ピラッピラッ(紙をめくる音)」
  • 雑談はほとんどないが、時々真顔で面白い事を口走って教室を沸かせる。ウケが良いと、黒板を向き表情を隠しながらもニヤリと笑う。かわいい。
    • だが、最近生徒の方を向いて笑うことが多い。講師室では教務や他の講師とよく談笑していらっしゃる。
  • 通期では補講を組み、講習では延長する。現役クラスでも構わず延長する。
    • 斎藤資晴師「コバトシさんもね〜時間内に終わらせて欲しいものです。」
    • 他の英語教師が教えないこと(問題を解く上で受験生が知る必要のない)であろうことも教えてくださる。
      • この基本路線の背景には、「人間の脳は無意味な物事を記憶することができない。記憶というのは意味を探し求めたり、他の事柄と結びつける過程で自然に形成されていく」という師の考えがある。
    • 英文法、英作文の講義では、該当範囲の文法事項を詳細に説明してから設問の解説に入るため、どうしても進度が遅くなってしまう。特に、前期の英文法S高2選抜英語高3選抜英語総合は心配になるほど進度が遅く、実際前期テキストの一部を後期に回すか、後期に回す余裕がない場合は解説プリントを配布して間に合わせる。
      • そのためか、英文法S、高2スーパーα英作文法のテキストに不満を持っているようである。
      • 「この問題の出題者はちゃんと理解してませんね。確かにここではこういう風に言いたいんでしょうがこちらもバツとは言えないんですよ。」「ほんとにこんな問題無意味ですよ。」
    • 駿台一橋大英語を担当する師に対し、河合塾一橋大英語を担当する太庸吉師はパラグラフリーディングで読み進めて行き、文展開を追う授業を展開し、問題毎に解答に繋がるアプローチを解説してくださる。
  • 師の真骨頂はやはり、研究教材やスーパー英語総合integrative英語などの総合英語授業で垣間見えるだろう(とはいえ英文法Sなどの授業では文法事項をかなり詳細に説明してくださるため、こちらも悪いというわけではない)。
    • integrative英語は師のオリジナル講座である。略称は「インテグ」。師もよく使われる。
    • 通常授業の英語入試問題研究S/英語入試問題研究NTでは、授業の充実度が高いためにもぐる生徒が多数出るため、一部クラスもぐり摘発という異例の事態にまで発展するほどである。
    • 一方で、研究教材は論理展開の把握を目的としているにもかかわらず、師は上述のとおり1文1文を精読していく為、本来の目的を達成出来ていないと言われることもある。が、その作成者の意図通りの授業から得られるものと同等もしくはそれ以上の質のものを得られる授業を行っているのも事実。
      • 特に3号館英語入試問題研究NTでは、文系クラスを担当する船岡富有子師が追加問題を交えながら要約、段落整序、小説などの設問別パターン分析や解答作成という"解き方"に力点を置くのに対し、理系クラスを担当する小林師は前期同様文法知識を背景に各文各語の役割、訳し方という"精読"に力点を置く為、授業が対照的である。それ故授業進度にも大きく差が出る。
    • 授業の質を維持するため、読解のテキストは一部の講座を除いて終わることはほぼなく、場合によっては中途半端な場所で終わってしまうこともある。終わらなかったものに関してはプリントが配布される。
    • 例外として、integrative英語は師がテキストを作成しているため(延長はするものの)すべて終わる。また、過去の高2選抜英語だけは唯一終講の1ヶ月近く前にテキストが終わり、その後は師の選んだ過去問の演習をすることになっていたが、テキストが刷新されたことに伴い、やはり終わらなくなってしまった。
    • 師は英語入試問題研究NHのテキストを監修しているのだが、何故かこれも終わることがない。ただし講義の質は確保されており、下手にテキストを終わらせる講師よりもはるかに質の高い授業をしている。
      • 2017年度3号館高3スーパーα英語総合では、9月最終週で前期テキストの作文編が終わる予定だったが、その週では師が間違えて後期テキストの作文編を始めてしまったため、このクラスで前期テキストが終わったのはなんと10月になってしまった。それでも後期テキストの作文編は、後期最終講で全て終わらせた。
      • 2018年度池袋校高3スーパーα英語総合では、10月第1週で前期テキストの作文編を終わらせた。後期テキストの作文編は、自由英作文演習のセクションを除けば、後期最終講で全ての範囲を終わらせた。それでも、補講の設定や作文の時間を2コマに増やすなどの時間調整は行われていた。
      • 2022年度池袋校高3スーパーα英語総合では、自由英作文の問題数題を自習とし、さらに数題作文の問題を残したまま終了した。その分の解答プリントが配布された。
  • 板書内容や例文などは、学年や現浪を問わず共通である。通期の授業と講習の両方を受講していると、例文が微妙に異なるため、間違い探しのようで面白い。例文自体はかなり頭に入りやすい。
    • テキストに解説したい文法事項がない場合、その文法事項が収録された演習問題などを配布して解説する。
    • 口頭説明も多いため、メモもできるだけ取ろう。(要旨要約問題の解答は板書はせずに口頭で済ませることが多いため注意)
    • 現役クラスでは、師が毎日異なるクラスで講義なさるため、同じ項目を何度も説明してしまったり、やったと勘違いして飛ばしてしまうことも少なくない。気付いた時は指摘しよう。
  • 字は独特で、慣れるまでは読み間違えやすく、基本的にその時黒板で空いているところに書く。
  • また板書は高速であるため、説明の際に書く例文を写しているとついて行けなくなることがある。
    • スペースがないと書き方も斜めに書いたりするなど、割と乱雑であるため、黒板上は毎コマめちゃくちゃになる。A4版など大きめのノートを使うと構文など黒板を目一杯使って板書されるものが写しやすい。しかし復習する時にノートを期待しない方が良い。
    • 丁寧に書き取るとルールに従って精密に研究されている参考書のようで非常に復習がしやすいノートになっている。ノートを作って満足してしまいがちであるため注意。
    • 目が悪いと後ろの席からは非常に見づらい。そのため、師の授業があるとオペラグラスが必須となり、すべて貸出済みになることも。視力が1.5あっても見えないことも多々ある。春期講習などで受講してみると良い(他の授業にも言えることだが)。
    • ただ、板書した内容をその都度読み上げるため、慣れると板書が見えなくても板書した内容が分かるようになる。
  • 但し、教える文法の背景知識が厖大であるため、板書は基本的に高速である。ゆめゆめ気を抜くなかれ。
  • チョークは5色(赤、黄色、オレンジ、緑、青)を使用する。よって色ペンは5色あった方が良い。
    • (一応)基本白チョークで、上記の5色を使うのは稀である。
  • 1コマに数本を消費するそのチョークの破壊量故、チョークの箱を何箱も持ってくるのが特徴。池袋校ではついに教務から少しクレームが出てしまったらしい。
    • 全身を使ってボクシングのジャブのような姿勢で板書をなさる。手首を使って叩きつけるように板書するため、チョークがどんどん粉々になっていく様子が背中越しに見える。
    • 3号館池袋校大宮校の授業時には、小林師用のチョーク入れと書かれたカゴにチョークケースを8個ほど入れて(箱ごと)持ってくる。
    • 良質であった羽衣チョークを販売していた羽衣文具が廃業となったことで、チョークの破壊にさらに磨きがかかった。しかし、2022年5月頃から(良い意味で)チョークが改善され、折る回数が格段に減った。
    • 解説する英文を板書する途中でチョークが折れることはざらで、1文を板書するのに5本のチョークを要したことがあった。
    • とある授業で2コマで29本ものチョークを折ってしまい、壇上はその粉でまみれてしまった。講習に限ったことではないが、授業後師がそれを踏み、教室の外の廊下に足跡を作ってしまう。
      • 待機している用務の方が「この先生の後は大変よ。」と愚痴を仰っていた。もっともである。
      • 他の授業では1〜2分で作業を終えるベテランの用務の方が思わずため息をつくことも。
      • たまに2人がかりで清掃されることもある。
      • 雲幸一郎師は「小林さん、かくれんぼしたら間違いなく負けますよ」という秀逸なコメントを残した。また2018年度夏期講習入試突破のスーパー・トライアングルでは「このチョーク小林隆章先生と同じものなんですよ。」→書き始めてすぐチョークが折れる→「これじゃあ別の小林先生になっちゃいますね。」とも仰っていた。
      • 弟の雲孝夫師も授業中にネタにしていた。「雨の日はチョークが折れやすいんですよね~…3限あたりが楽しみですね」(この日の3限は小林師が担当する英語入試問題研究Sであった。)
      • その足跡をスマホで撮影し、SNSに投稿している駿台生もいる。
    • 2016年度integrative英語では合計72本のチョークを折ったという。「数えた生徒がいたらしいんですけど、ええ、ちゃんと授業受けてくださいね」と仰っていた。くれぐれも真似しないように。(そんなことするから浪人するのに…)
    • 2017年度高2スーパーα英語では、1学期だけで合計121本のチョークを折ったという。1回あたりの平均が11本であり、これはなかなかの記録である。
    • 2017年度冬期講習integrative英語では、「チョークは大事にしないといけません」と自ら仰っていた。
    • 2018年度冬期講習integrative英語でも、同様の発言をした後、「お前が言うなって話ですこれ」と仰った。この講習では4日間で38本しかチョークを折らなかった。師自身もチョークに気を遣っているのだろう。
    • 2018年度大宮校2次・私大演習では、師の次の授業を担当した大島師が「チョーク忘れたことに講師室出てから気づいたけど、どうせ(小林師の折ったチョークが)床に落ちてるからいいかと思って来たのに、掃除されちゃったのか。」と珍しくネタにしていた。
    • 2018年度大宮校の夏期integrative英語では、白チョークを全部折ってしまったため休憩となることや、教壇上の折れたチョークでふらつくことなどもあった。
    • 2018年度3号館の夏期integrative英語では、1本チョークを折り、新しいチョークを持って4文字書いたところでまた折るというおそらく最短寿命を達成。その直後にチョークを取ってまた書こうとした際、5秒ほど固まった後秀逸なコメントを残された。
    • 2018年度高3スーパーα英語総合では、年間で178本のチョークを折ったという。
    • 2019年度大宮校夏期講習では、頻出!英文法入試問題で117本、スーパー英語総合で108本、integrative英語で144本、計369本のチョークを折った。師は数えた生徒から記録用紙を大爆笑で受け取っていた。
    • 2019年度大宮校の通期授業においても、大島師は「(補講の授業中に)誰がダンスしているのかと思ったら隣の教室の小林さんの板書だった。(小林師特有のあのチョーク使いを)真似しようとしたら体力なくてできなかったよ。」という趣旨の発言をなさっていた。
    • 2019年度お茶の水校英文法S補講では、2時間分でチョークを31本折った。おそらく最高記録かと思われる。
    • 2021年度夏期講習integrative英語でも、合計144本のチョークを折った。本数も計算されているのだろうか
    • 2021年度夏期講習スーパーα英語総合では、合計88本のチョークを折っていた。実際に数えてみると、折っているチョークの本数は意外にも多くはないことが分かる。しかし、これは単に師が折る前に新しいチョークを取り出すように努めているだけで、消費量が少なくなっているわけでは決してない。
    • このように生徒がチョークの破壊本数を数えていることを知った師は「ちゃんとノート取ってんのかって話なんすよねぇ…」と、なんだかんだその生徒のことを気にしていらっしゃった。
    • 2022年度夏期講習最難関・英語総合では、説明の際に大量の×を連続して描きまくった結果、チョークを折った次の×で再びチョークを折ってしまった。寿命は僅か2画である。
    • 2023年度夏期講習高2最難関・英語では、右手に持っていた黄チョークが手から飛び出し、左手で受け止めようとしたところ受け止められずに真っ二つに折れた。文字を書いてもいないのに折るのは流石である。
    • 2023年度高2選抜英語でも、同様に白チョークを手から滑らせて落としていたが、捕ろうという動作はなかった。
      • 授業後、初めて師の授業を受けたと思しき集団が、板書のクセやこの事について恐ろしそうに雑談していた。
    • 2024年度3号館高3選抜東大英語では、「AIは将来予備校講師にとってかわるのか」という話題について「こないだも講師室で、数学科雲幸一郎が、『予備校講師はまだまだAIに負けない』とか言ってましたけどね。ええ、まぁ、私に関して言わせてもらうと…チョーク折るのは絶対AIに負けないと思ってるんですけどね。まぁそんなところで勝負してもどうすんだって所ですが、ええ」と仰っていた。
    • 「クリスマスの期間だったでしょうか、前の席でチョーク浴びてたんでしょうね、『ホワイトクリスマスをありがとう』って。別にそういう意味で砕いてたわけじゃないんですが。」
    • 師はチョークを折ると新しいチョークを逐一取りに行くため、板書についていけなくなった場合はそこがチャンスである。
    • 師の生徒に対する呼びかけの定番である「ええ」「すか」を発した回数まで数えようとした強者がいたようだが、いずれも挫折に終わっているようだ。そんな暇があったら授業に集中しよう。
    • 余談中の余談だが、師の折ったチョークを持っていると受かるとかなんだとか…。
      • たまにフリマアプリで出品されている。
  • 講習は締切になる講座も多く、内部生のみで受付終了になることもあるため、申し込み開始とともに申し込むことをお勧めする。ハイレベルな講座の担当が多いが、integrative英語以外の講座であれば基礎から教えてくださるため、恐れることはない。
    • どの講座も基本的に延長する。師曰く「テキストの分量が多すぎる」らしい。担当するテキストのほとんど(というか自作のもの以外)が該当するようだ。
      • 講座によっては、昼コマであれば10~20分早く始め、同じくらい延長する。夜コマの場合は4コマ目を作り、午後9時前まで行うこともある。センター直前のファイナルアタックですらセルフハイグレードとなるため、気を付けよう。
      • かつてのスーパー英語総合では、15年間以上毎日50分の延長を行っていて、「セルフハイグレード」と言われていた。2015年以降はテキストの分量が減ったため、延長は1日30分程度である。
      • 2014年度冬期講習では、早慶大英語Part2(13:40~16:30)を延長し過ぎてしまったため、同じ教室で行われる一橋大英語(17:00~)の開始が遅れてしまった。
      • 2015年度スーパー英語総合では、最終日は延長なしどころか本来より早く終わってしまうという、普段ではあり得ないことが起きた。
      • 2015年度冬期講習では、師自身が一橋大英語のテキストを作成していたため、そこまで延長は長くなかった(それでも延長はする)。
      • 2018年度夏期講習スーパー英語総合では、講習期間が後の方になるにつれて延長が長くなるとのことを仰っていた。「すみません、もう少しだけやらしてください。私にもなぜか分からないんですが、っすか、ええ、講習期間が後のほう(この期間はF期間)になるにつれてですね、毎年毎年そうなんですが、なぜか延長してしまうんですね。A期間ではこの時間で下から36行目までいってたんですが、っすか、まだ上から5行までしか終わってない、でしょうか。」
    • 延長をする、しないにかかわらず、授業の質を維持するため、integrative英語以外は基本的にテキストが終わらないことが多い。そのつもりで受講すること。解説しきれないパートにも解説プリント・単語プリントは一応配布されるが、授業の質には到底及ぶものではない。そもそも師がプリント配布を忘れることも少なくない。
    • 2017年度以降は、スーパー英語総合スーパー英語総合完成においても、テキストの分量が減っているため、延長によりテキストを終わらせることができている。
    • さらに2024年度春期講習入試難関英語(読解)では、授業時間を1コマ分残してテキストが終わってしまい、そのまま講習が終了した。
      • 掃除に来たおばちゃんも少し困り顔であった。
    • 文法事項に関してはレギュラーで師の講義を受講していない生徒への配慮のため、レギュラーと被る文法事項の板書も多い。レギュラーほど詳細な解説ではないが、質問に行けば丁寧に教えてくださる。
      • 他の講座にも言えるが、授業タームの直前4、5日前だとキャンセルが出ていたりするため狙い目。
      • また、お茶の水校で締め切られていても、池袋校大宮校は結構空いていたりする。
    • 通期で師に教わっていない講習受講生の多くは、文字などに苦戦してノートを取るのが遅れるが、口頭でも重要なことを仰るため注意。
      • 特に読解では口頭で相当重要なことを仰るため、読んでいる文を眺めているだけでなく、テキストが多少汚くなっても口頭説明に食らいついて書くべきである。
      • もしどうしても綺麗なノートにこだわるなら、板書や文法の口頭説明はメモ用紙に書いておいて後で清書する、読解の口頭説明はテキストに書く、などのように工夫すると良い。
  • 師曰く「よく間違われますが私はasオタクではありません。大っ嫌いです。」とのこと。
  • 師のような授業を行う講師は若手どころか英語科全体を見渡してもほぼいないため、師が何らかの事情で授業ができなくなった際など、危惧されることがある。
  • 英語入試問題研究NT英語入試問題研究NHの最終講(又は補講)では、最後に激励を込めたお話をなさる。どうやら他のクラス/テキストでも言っているようでありその内容、そして終わりかた、まさに「粋」である。
    • 英文法実戦Sでは、無論テキストが終わるなんてことはないため、そんな話をしている暇はなかった。
  • 月曜日から土曜日まで、週6で現役の授業を担当されている。特に、お茶の水校では東大青本の執筆陣に代わって高3選抜東大英語を週2回担当し、両曜日に東大英語演習プラスが設定されている。
  • 高2クラスを長年担当し続けている。
    • 数学科でも同様に、盟友が高2クラスを長年担当し続けている。
    • 師自身も高3スーパーα英語総合の授業で度々(具体的には最低でも1日に1回)、「高2の時に教えてた諸君には言いましたが」「高2の時にはやりきれなかったので、全部見せます。フルバージョンで行こう。」などと仰るため、高2クラスの授業をどれほど重視していらっしゃるか伺える。
    • 実際、高2クラスでは、高3や高卒クラスと違って時間の余裕があるためか、生徒のレベルを考え、基礎の基礎から懇切丁寧に解説してくださる。
  • 2017年度以降、池袋校高3スーパーα英語総合は師単独で担当されているが、2016年度までは坂井孝好師と組んで担当しており、こちらも大人気であった。

質問対応 Edit

  • 外見や黙々と授業準備に励む気迫から、普段は師に質問する生徒は少ないが、一方で入試直前になると質問を持った生徒が講師室の前にずらっと並び、質問の列が授業後1時間近く途切れないこともある。
  • 添削や質問の際、瞬間的に(多くは食い気味に)、かつ的確に例文を書きながら解説を行う姿は見物である。
    • 特に細かい動詞の語法の違い、その理由・成り立ちや、授業では解説のなかった文法分野などに言及して教えてくださるため、英作文などは毎回添削してもらうと良い。
    • 授業と同様に力強く解説してくださるため、周りから見ると一瞬怒られているように見えるかもしれないが、それは師の英語と生徒に対する熱心さから来るものであり、恐れる必要はない。
  • 時間がある際は、軽い雑談やサインにも笑顔で応じてくださる。その話題作りのためにも、英作文を持っていくのはおすすめ。
  • 意外にも卒業生と雑談していることもあり、講師室では笑顔を見せることも多い。
  • 唯一の欠点としては、個人対応の場合の師の鉛筆書きの字は授業に輪をかけて草書がかっており、字も薄いため、判読がほぼ不可能なことが挙げられる。覚えているうちに自分でなぞるか書き直すなどするのが無難か。
    • 最近は、字の薄さには改善が見られた。しかし書体は板書の字そのままであるため、読みづらいと感じることが多いだろう。
  • 授業前に質問するのはほぼ不可能と言ってよい。師が校舎に来る時間は授業直前であることが多いためである。
    • 確実に質問したい場合、同じ校舎で高卒クラスと現役クラスの授業がある時は、2つの授業の間の16:00~17:30あたりがおススメ(師が眠っていらっしゃる場合を除く)。
    • もしくは、(事前に師に許可をもらうのが前提だが)現役クラスが終わる21:00以降に持っていくのも良いかもしれない。
  • 担当外の授業のテキストでも質問に答えてくださる場合がある。
    • 担当していない授業についての質問は、その授業を担当する講師に失礼になりかねないため答えにくい(というか普通はタブー行為である)のだが、師がそういった質問に応じてくださるのは、他講師にはない教え方というニーズに応えることを考えてくださっているのかもしれない。

担当授業 Edit

通期

直前<共通テスト対策>
直前<私立大・国公立大2次対策>

人物 Edit

  • 大島保彦師と並び、駿台英語科で最も人気のある講師である。
    • にもかかわらず、師本人は自分が英語ができるとは思っていないらしい。(だがもしこれを真に受けると生徒の英語は一体どんなレベルになるのであろうか。)
    • ただし、少なくとも「小林師が英語を話せない」というのは確かなようであり、これを理由に駒橋輝圭師から度々批判されている。
  • 小林隆章師と区別するため「コバトシ」という愛称で呼ばれる。
  • 性格は寡黙で真面目だが、一方で皮肉屋で冗談好きな一面も持ち合わせており、英文や問題に対するツッコミで生徒を笑わせるなど魅力のひとつとなっている。かわいい。
    • 誠実という言葉がとことん似合う。このwikiの文章からも読み取れるように、生徒の事を真摯に考えてくださっている。故に師を尊敬する生徒は多く、卒業後も慕い続けている者も多い。
    • かつて授業中に林修の某セリフを無意識に発してしまい、教室中の笑いが数分間収まらなかったことがある。現在はとある文法事項を説明する際にこのネタが使われる。
    • 普段冗談を言って自分で笑うことはないが(少しニヤニヤするだけ)、2017年度高3スーパーα英語総合で、ある文法事項の解説中にfallを書きながらチョークをfallさせてしまった時は流石の師も笑ってしまっていた。他のクラスでは同じ事項の解説中にfallさせなかったようで、偶然の産物だったのだろう。
    • 上野動物園のパンダについての例文を解説した際に以下のことを発言し、教室は笑いに包まれた。
      「上野動物園にいたパンダの名前ってなんでしたっけ、ええ。ジャンジャンとかでしたっけ、でしょうか。」
    • 授業だけでなくプリントにも、(特に誤答例へのツッコミとして)冗談じみたコメントが入っていることがある。
      • 例1:「I'm exciting. 俺って刺激的。(矢沢永吉でもなければ、こういうことは言わない。)」
      • 例2:「The game was excited. その試合は興奮していた。(試合が興奮したらいかんだろう。)」
    • "may as well〜as… "の表現を解説する際、「彼にお金を貸すぐらいなら捨てた方がましだ」という英文を取りあげ、なぜ「〜するなら…する方がましだ」という訳が当てられるのかを説明する。毎年この例文の解説をする際に生徒に「身の回りにお金を捨てたがっている人がいたら教えて下さい、私その人のあとをついて回りますから」と聞くが、これまでにそんな人を教えてくれた生徒はいないようである。
    • 2024年度高3選抜英語総合や高卒クラスのSA,SBでは、総称の概念を説明している際、黒板に延々と×印を書き続け、「誰か止めてくださいよ(笑)」と発言し笑いを誘っていた。その後、総和の説明をしている際も同様のことをして、「意地になってきますねえ」(高卒では「バカにしてんのかって話ですよね」)と仰っていた。
      • この延々とバツ印を書き続けるのは、どうやら師の持ちネタの一つらしい。
  • 現在はお茶の水校池袋校大宮校に出講されている。
  • 「いいですか」「いいですね」「いいでしょうか」が口癖。注意して聞くとどれほど仰っているかが分かる。
    • しかし、喋り方のせいで「~~、っすか」「~~、っすね」「~~、でしょうか」としか聞こえない。
  • 「ええ」「〜ですこれ」がかなり多い。常にニコニコ。
    • 他にも「えぇ、っすか」「すね、ええ」「って形ですこれ」「ぜひ持っておいて」「要らない」「問わない」「なもんですから」「伊達じゃないんだって」「おしまい」「なにか」「~って言ってるんですこれ」「ほんで」「かわいそう」「〜ってんですか」「あり得んでしょう」「な訳ないでしょうって」「ちがう」「でしょうか」「馬鹿げている」「知るかって話ですこれ」など多岐にわたる。
    • 「とんでもない…」と仰ったら要注意。そのあと重要事項が語られることが多い。言い方が惚れてしまう
  • 初めて受講する際は声と見た目とのギャップで驚くことであろう。
  • なんだか愛着の湧く人物である。次第にかわいく思えてくる。親しくなると笑顔を見せる機会が増えるが、普段とのギャップがあるため最高にかわいい。特に前期・後期の最終講で見せる笑顔は格別である。
  • 2002年度パンフレットに写真が掲載され始め、2016年に写真が更新された。パンフレットの講師紹介の写真は2015年までは現実とかけ離れたものだったが、2016年度に新しくなり、実際の師の姿を伝えるものになった。写真の笑顔は授業中に冗談を言っている時のものに近い。
  • 似ているのは、孫正義、鈴木宗男氏、和田一浩、ロバート=キャンベル、ジェイソン=ステイサム、プーチン大統領、アンドレス=イニエスタ、アリエン=ロッベン、グアルディオラ監督、鷹見泉石、ゲオルク・ショルティなど。
  • 声が時々めざましテレビに出てくる某声優に似ている時がありかっこいい。
    • "water"の発音が Jason Statham のそれと似ている。
  • 世界史の資料集に載っている、イエズス会を設立したイグナティウス=デ=ロヨラに凄まじく似ている。
  • 近年は眼鏡をかけているせいか実際だと分かりづらいが、歌手の木山裕策にも似ている。ネットで出てくる(眼鏡をかけていない)写真を見れば分かるだろう。声も木山裕策の声を1オクターブ落とした程度には似ている。
  • 英語のネイティヴスピーカーの事を「連中」「向こう」「奴ら」などと呼び(最近は専ら「彼ら」呼び)、彼らが普通に使う例外的な表現を論理的に考えれば理解できるというスタンスで解説してくださる。
  • 雲幸一郎師や須藤良師とはかなり仲が良いらしく、雑談にもよく登場する。
    • 雲幸一郎は120歳まで教壇に立つらしいですよ、でしょうか。」
    • 「さっき下に降りたらっすね、講師室で雲先生が写真を撮っていました。なんなんですかね、あれ、でしょうか。(駿台のAERAと思われる)もしも雲先生の写真集が販売されたらですね、買ってあげてくださいね、でしょうか。」
  • 授業中に特定の講師を名指しして批判することはないが、基本方針として丸暗記をとる講師は授業中に皮肉ることがあったり、講師室で質問する時に一部の講師を手厳しく批判することがある。
    • どの講師にも言えることだが、どちらが良いかは生徒の好みであり、合う方を選択すれば良い。
    • 勝田耕史師とは文法に対するスタンスが大きく異なる。勝田師の方針への批判は凄まじい時がある。
      • 「君たちは文法でろくなこと教われないだろうから」(3号館スーパー東大理系英語入試問題研究Sにて)。
      • 「何考えてるんだか…このテキストの作成者は…ひどい構成だ。」(英文法実戦S解説時)。ただし、勝田師が文法を担当していない一橋大コースでも同様のことを仰るため、勝田師のみに対する批判ではないと思われる。
      • 勝田師作成の高2スーパーα英作文法英文法S英文法実戦Sのテキストについても、各所において問題の配列がおかしいと指摘したり、無意味な問題だと非難することが多い。
      • 「これもまた馬鹿げた問題ですよね。何が聞きたいんだって話ですこれ。ほ〜んとに、チッ(舌打ちの音)…愚かな問題だ…」
      • 「これは問題として成立してません。こんな問題早くやめた方がいい、本当にいつまでやってんだって話ですこれ、ええ。」
      • 「作文に分詞構文使うなって言う奴がいるのも知ってますよ。ええ。だけど奴ら(ネイティヴスピーカー)は様子、方法表すのにこれ普通に使ってくるんですよ。使うなって言ってる奴に限って読解の授業持ってなかったりするんですこれ。」(夏期講習一橋大英語にて)
    • 齋藤英之師の方針とも相違点が多い。例えば分詞構文の説明については、師は意味を覚えるのではなく文脈から判断すべきだと教えているのに対し、齋藤師は意味を暗記するよう主張しているように、全く正反対の立場であり、両師とも名前こそ出さないものの互いの方針を痛烈に批判し合う。
      • 齋藤師「俺が覚えろ、覚えろって言ってもさ、覚えるのは意味ないって教える講師もいるからな。で、そっちの講師は超人気で、俺の授業はこんな人いねぇ。」
    • さらに、whatの扱いについても齋藤師の教え方とは異なる。
    • この点では、覚えるべきところは素直に暗記するよう指導する久山道彦師とも相違が見られる。
      • 例えば、分詞構文については、
        久山師「分詞構文の接続詞になるのは何?ほら書いて。理由・条件・譲歩・時。それでもダメならAndだよ。こんなのも覚えてないんじゃ話にならない。これで受験とか笑わせる」(ちなみに、代々木ゼミナールの富田一彦先生も分詞構文の5つの用法を覚えさせる)「そりゃ確かに、複数の接続詞、例えばasとwhen両方が補える文もあるんだわ。それが分詞構文の味とも言える。でもねぇ、そんなこと君たちお子様が気にする必要はない」
        小林師「歴史的にすね、接続詞は分詞構文の後にできたんすね。ええ。ですから接続詞を補うのも分かりますが、それでは限定しすぎで、表現しきれないものが出てきてしまうんです。ですから私は訳例は書きませんからね」
      • そもそも久山師は勝田師を称賛し竹井師に英作文を託しているため、師と立場が異なるのはある意味当然かもしれない。しかし両師とも精読を通して文法を徹底させるスタイルであるため、似通った発言も少なくはない。
      • 久山師の場合、高校英語しか学んでいないお子ちゃまにとって古典語に遡った文法の成り立ちなどを教えるのはやりすぎ感があるようだ。師自身も大学に入って様々な言語を学び初めて知ったことがあるようで、受験生が理解できる範囲で最も効率よく教えている。故に、暗記が必要になってくることがある。また、京大英語においては訳が出来なきゃどうしようもない点もこのようなことが起こっている一因になっているとも言える。
      • 例えば、比較表現を訳で覚えようとする姿勢・指導には両師とも痛烈な批判をする。分詞構文の話題に於いても、訳例を覚えろと久山師が仰ることは一切ない。ただ接続詞を補うべきか否かという一点で異なるのである。
      • しかし、両師が担当する2号館スーパー京大コースでは、互いの授業中に名前が出ることはない。
      • 師が横浜校に唯一出講する授業である一橋大プレ英語(読解)では、生徒の大半が1年間久山道彦師らの授業を受けているため、教え方の違いなどに困惑した生徒がしばしば2日目から授業を切る
    • 師が大島保彦師の方針を批判するところを見た生徒はいない。大島師は師がチョークをよく折るのをネタすることがある。ただ、ネタにすることは稀で、恐らく両者とも互いを意識しているのであろう。(ともに駿台英語科で人気・実力の最上位にいることを考えればある意味当然とも言える。)
      • 大島師は「精読・速読両方そこそこできる人が結果的に一番点が取れる。時間が無制限だったら精読してもいいけどね。」という旨の発言をしており、精読も必要とした上で、特に直前期についてはあまり師のような読み方だけにこだわることは勧めていない様子である。
    • 竹井幸典師とはまず読解の方針が真逆であり、師の方針を批判することが多々ある。英作文の言い換えにおいても師は最低でも1回は言い換えすべきとしている一方で、竹井師は言い換えはプロがすることであり、素人が真似しても火傷するだけだとここでも立場が異なる。
      • 一方の小林師も、口癖のように「ロジカルリーディングやパラグラフリーディングを主張している奴は馬鹿げている」「要約で第1段落に主題があるなんて言う奴がいるけど全然違うでしょ。」などと仰る。
    • とりわけ、齋藤英之師との対立は相当根深いようである。
      • 勝田師、久山師、竹井師とはあくまでも指導方針における対立である。一方、齋藤英師に関しては指導方針だけでなく、人間性に至る部分まで痛烈に批判している。(齋藤英之師の項目も参照)
  • 他の講師と対立する原因の根幹には、恐らく、生徒が求めていることに多くの講師が応えられていないということに対する疑念があるように思われる。
    • ただし、師本人が他の講師の授業を実際に受けているわけではない以上、批判もあくまで他の講師の一側面でしかない。生徒の側はあまり真に受けるよりも、講師によって異なる様々な考え方を学ぶ姿勢を持ちたい。
  • 通期にしろ講習にしろ、師が校舎に来るのは授業の直前であることが多い。
    • 授業時間によっては3分前に来ることも。
      • 駿台の授業に遅刻する夢をよく見るらしい。悪夢だと仰っていた。
      • 駿台生からの目撃情報も多い。「野生のコバトシ」に遭遇した、というSNS投稿が多い(ちなみに、関西では「野生の竹岡」に遭遇したという投稿が多い)。
    • 中央線や京浜東北線が授業直前に運転を見合わせ、授業開始が遅れたことがある。遅れた分は補講を前倒ししてカバーしていた。
    • かつて1限の授業で、生徒は全員座っているのに師だけ遅延に引っかかり遅れてくるという事態があった。
  • チャイムが鳴ってもすぐには教室に来ない。
    • 休み時間が10分では、授業延長や授業準備のため間に合わなくても仕方がない部分もある。
    • ちなみに盟友も来るのが遅い。
  • 出身大学などの情報は長年定かでなかったが、遂に師の学歴が明らかになった。
    • 師本人は隠しているつもりはなかったらしい。
    • 駿台で浪人経験あり。浪人時代は伊藤和夫師、山本義隆師に教わっていたそう。
    • 授業中のちょっとした雑談で出た学部時代の同級生や大学教官の名前により師の出身大学が判明した。
    • 学歴が判明する以前から、学部時代は哲学にどっぷり浸かっていたという発言も見られており、文学部哲学科出身なのではと噂にはなっていた。
    • 一橋大学の青本を執筆しているため、一橋大学出身という説も以前は流れていた。
  • かつては埼玉の奥の方に住んでいらっしゃったそうで、最近になって引っ越されたそう。
  • かつて阪神ファンだったらしい。ただ、最近は多忙なあまり順位すら分からないとのこと。
    • あくまで噂だが、関西出身らしい。
  • 2017年度夏期講習にて、咳き込み、むせなどが多く、時折声を振り絞るように出している様子も見られた。お体を大事になさってほしい。
    • この夏、師はHターム以外休みなく講義を行っており、タームによっては池袋校大宮校の両方に出講されていた。大変お疲れなのであろう。
  • 駿台文庫の職員と打ち合わせをしている姿が確認されている。どうやら、数年後に参考書を出す予定がある模様。
  • オススメの熟語集は、Z会から出版されている解体英熟語。
  • アメリカには「全米トム会」があると信じてやまない。例文にはトムとルーシーが頻繁に登場する。
    • 全米トム会の話をする際に生徒が笑う理由がちっとも分からないと仰るくらい、本気で信じている。
  • 実は洋楽にも造詣が深い。授業中に書く例文でも洋楽の歌詞を引用することが多い。
    • ビートルズはもちろんのこと、最近のものも聴いていらっしゃるそう。
    • 学生時代、ビリー・ジョエルの”Uptown Girl”という曲をずっと「おっちゃんガール」だと勘違いしていたようだ。
    • The Wantedの”Glad you came”は師の仰るところの「話題のしりとり」を体現した歌としておすすめされていた。
  • 中華料理がお好きらしい。吉原修一郎師とは一緒に食べに行く仲だそう。(吉原師談)
  • 甘いものもお好きのよう。講師室で、チョコレートやパンを頬張る師を拝むことができる。本当にかわいい。
  • 大学時代、報酬の板チョコ欲しさに心理実験の被験者になったそう。かわいい。
  • 師曰く、圧倒的に猫派であるそう。かわいい。
  • 師が仰るには、師の数少ない特技として「寝床についたら3秒で寝られる」という特技があるらしい。かわいい。
  • 大宮校で受付の職員と笑顔で話していた。かわいい。
  • 夏は大抵、半袖のポロシャツにラルフローレンのチョッキを重ね着してくる。かわいい。
  • 受験生時代は国語があまり得意ではなかったらしく、分からない問題はかなり勘で選んでいたらしい。かわいい。
  • 若者言葉の「ワンチャン」を「ワンちゃん(犬)」と誤解していた。かわいい。

著書 Edit

実戦模試演習 一橋大学への英語

名言 Edit

私の授業では、あらゆる英文解釈の基礎となる英語の型をしっかり理解し、その型に基づいた解釈を文脈に応じて調整できる能力の習得を目指します。ここで身につけた英語の力は、大学入試ではもちろん、大学入試以降も英語と関わる限り必ず役立つものとなるはずです。

「英文を正確に読めるからこそ問題が解ける」が基本方針です。そのため、テキストでは英語構文の論理的理解を軸に、行間や文章の背景まで読み込んで行きます。この講座を通じて、前年度とは全く異なった形式の出題にもその場で対応できる、本当の意味での応用力が身につくはずです。

テキスト・演習共に東大の問題に絞って一年間勉強していきます。東大の出題形式やレベルはもちろん、一人で過去問を解いていては見えにくいテーマや出題の意図を詳細に解説します。しかし、このコースの目的は皆さんを東大の過去問通にすることではありません。東大の問題を通じてまず身につけるべきは、英語という言語に対する理解です。単語や構文をただ暗記するのではなく、成り立ちや後ろにある理屈を理解することが、どんな文章でも読めてどんな形式の設問にも対処できる応用力を培う唯一の道です。そしてそれは、東大が試験で受験生に求めている思考力を養成することにも繋がります。このコースでは、単に傾向や対策を論じるにとどまらず、本当の英語力と思考力の習得を目指します。迂遠に思えても、結果的にそれが東大合格の一番の近道になることでしょう。

  • 「私の授業を受けてくれていればわかると思いますが、私はパラグラフリーディングが嫌いなんです。なんでって、英文は全部決まった約束の形で書かれているって言う風に教えるでしょ。とんでもない話です。英文なんて十人十色、皆違う書き方になるんです。じゃあ英文に約束事がないかと言うと、それもとんでもない話です。英語の作文時の約束事の多さは日本語を凌ぐでしょう。ええ、これを知ってるのと知らないのでは大きく変わります。常識の異なるたくさんの民族を使う英語は誰が読んでもわかるように書く文化があるんです。」
  • 「要旨把握って形ですが… もし君らの中に誤解があったらここで是非捨ててください。何か、こういった要旨把握の問題に決まった解き方があると。あるわけないですよ。英語の文章の書き方に対する無知ですねそれは。英語の文章って形には本当にいろんな形があって、それによってまとめ方も変わるからです。」
  • 「これは訳なんか考えてもしょうがないんだって!!as、ような、思考停止ですこれ。ええ、型を持ってください、でしょうか。」
  • 「こんなもん訳語覚えたって仕方ありません。もしこれを訳で覚えている諸君がいるのなら、それ捨てなさい。繰り返しになりますが、比較は理解していれば訳なんてその場その場で書けるようになります。訳だけ覚えてるから使えるようにならないんです。」
  • 「君らが熟語だと習っていたものは熟語なんかじゃないって話です。構文だの、熟語だの、説明なしで訳語が書いてあるだけ。んなもんで君らが使いこなせるわけないです絶対に。頭で理解してください、すか。」
  • 「ええ、悪いけどこれ、証明して見せます。」
  • 「ここはもう、君らが型を持っていて、すね、その中から君らが自分で選ぶんですよ。でなければ、君らの捏造ってことになりますこれ。本当に、ただ訳を当てはめるだけが英語じゃないんです。」
  • 「He is dying. ええ、これなんだ。死ぬのは一瞬だ、「彼は死んでいる最中です」ってそれは無理だどう考えたって…。ええ、「ごめん、今彼死んでる最中だから5分後に来てくれ」ってそれはありえない話っすよ。っすか。ええ。」
  • 「分詞構文で一番やっちゃいけないことは何か、ええ、それは訳語で覚えることです。大事なのは、分詞構文という表現が何を言わんとしているかです。それさえ理解できれば、君らはこれを作文で実際に使っていけます。いやむしろ、必要な時にはこれを作文で使わなきゃいけないんです。」
  • 「作文に分詞構文使うなって言う奴がいるのも知ってますよ。ええ。だけど奴ら(ネイティヴスピーカー)は様子、方法表すのにこれ普通に使ってくるんですよ。使うなって言ってる奴に限って読解の授業持ってなかったりするんですこれ。」(夏期講習一橋大英語にて)
  • 「ええ、Parisienってあるでしょ。パリ人って意味です。東京人というのもあるんすよ。Tokyoiteです。なかなかかっこいいでしょ?でもね、埼玉人ってのはないんです。ええ、でも私作りました。これ毎年言ってるんすけど流行らないですよね。Saitamian.ええ。どうすか?(一同笑う。関東で埼玉ネタは鉄板)ええ、是非使って流行らせてください。かわいいじゃないですか笑」
  • 「前置詞ってのはまず空間的イメージがあって、そこから応用して時間的なイメージに使われる。ええ。だからまずはその空間的イメージを抑えたい。ところが、ええ、このテキストは(テキストを示す)、最初に時間の用法が来ている。作成者は何を考えているのか…愚かなことだ。(英文法実戦S解説時)」
  • 「wiseは wayが変化したものです。ええ、だからotherwiseは、other way、clockwiseは、clock way。likewiseは?もう分かるでしょう、いいすか、こんなの暗記じゃない、いちいち単語を覚えるなんてとんでもない。不毛な作業だ。」
  • 「この不定詞の用法は?ええ、もちろん「問わない」です。こんなのいちいち用法を考えているから出来ないんすよ、ええ。」
  • 「文法的に問題はないですよ。しかし、社会常識で考えてどうです?さすがにこれはどう…考えてもないでしょう。いや、どうしてもやるなら止めはしませんが。しかし社会常識というレベルで考えると…ちょっと考えにくい。」
  • 「早稲田じゃこんなことさえ聞いてきますから…ホントに、なんでこんなこと覚えなきゃいけないんだ…ええ(パンパンパン…ボキッ!)」
  • 「ええ、言わせてもらいましょう。「んなこと知るか」って。」
  • 「みんな勘違いしてるかもしれないけど、入試ってのは難しい問題を当てて受かるんじゃなくて簡単な問題を間違えないで受かるもんです。」

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