渡辺幹雄

Last-modified: Fri, 30 Dec 2022 21:11:51 JST (30d)
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渡辺幹雄(わたなべ みきお) は、駿台予備学校世界史科講師。1号館,2号館,3号館,吉祥寺校,立川校に出講。

経歴 Edit

  • 1959年、宮城県生まれ。
  • 宮城県仙台第二高等学校卒業。
  • 早稲田大学第一文学部卒業。
  • 早稲田大学大学院文学研究科東洋史学専修前期課程修了。
  • 河合塾講師。

授業 Edit

  • 生徒に常に“why→because”の流れを大事にさせる授業で、論理だてて考えない単語丸暗記型の生徒の勉強法を“あっ(あー)そうですか世界史”と呼び、厳しく非難する。説明上必要な知識は、細かいものでも扱う。
    • 山川の『詳説世界史』も”あっそうですか世界史”と呼ぶ。抽象的な表現が多く、つまらなくて眠くなると語る。
      • 帝国書院は東大受験生を意識して書かれているとして肯定的に捉えているよう。
    • 内野博之師は「渡辺幹雄の授業は生徒の世界史観を変える」と師の授業を褒めている。
      • 「国立はこれ理解して書けないと受からないからね」
      • 「これは私がこうだと言っているのではない。東大の歴史観である。教師の個人的な歴史観を教えるようになったら、もうだめだ。」
      • 東大の歴史観を自分のものにすることが、特に大論述で高得点をとる鍵と捉えていて、それが師の授業の大きなテーマとなっている。
  • 師の授業の効果を最大限に享受できるのは既に範囲を一通り終わらせている生徒。そういった生徒が師の授業を受けることで「あれはそういうことだったのか」と新しい視点で歴史を捉え直し、理解を深め、ひいては論述力を高めることができる。
    • こうしたこともあり授業はハイレベルではあるが懇切丁寧でないので、世界史を初めて習う人向きの授業ではない。
    • しかし、師は現役の授業も受けもっているし、以前には師の授業を受講した初学者や、TAに通っていた生徒が本番で好成績をあげて合格したこともあるし、たとえ初学者でもやる気さえあればよく面倒を見てもらえる。
    • 本人の努力量、そして師との相性次第だと言えよう。
  • まだ世界史の基礎知識が入っておらず、授業についていけない場合は、とりあえず、師の言うことをとにかく必死でメモすると、後で非常に役立つ。
  • 話があっちこっちに飛ぶように見えて、ちゃんと聞いていると後でしっかり繋がる。「無駄な話はしてない」
  • 生徒が身につけてないであろう高級な(大学の最新の研究を踏まえた)知識を解説するときに、脈絡もなく突然キレることがある。
  • 自作のプリント(か自身編集のテキスト)に沿って、歴史の論理を追及する授業を展開する。
    • 師の配布するチェックテストはまとまっており、その時代を概観できる。
    • 自分のうけもたない範囲のプリントも配ることもある。
      • 「去年とは内容結構変えてます。変えない先生もいるんだけどね~
      • 「チェックテストが本番で書けるようになれば受かります。」
  • 授業中にはよく教壇から降りて、教卓に手をかけて講義をする。
    • それどころか熱が入りすぎてどんどん前に進撃してくる。最前列の生徒を追い抜かすことも。真後ろで講義される生徒はたまったものではない。
  • 説教もするが、理不尽な怒り方はほとんどしない。授業に真面目に参加していれば何の心配もしなくていいし、逆にそういう人にとってはお説教は時間の無駄であり迷惑なので、眠かったり興味がないなら遠慮なく帰れば良い。突然脈絡なく切れるが、言っていることは正論である。
    • たまに学期始めは説教から始まり、お葬式状態になることが稀にある
    • 特に居眠りやつまらなそうな表情などは禁忌。居眠りはほぼ100%キレられる。授業は途端に中断されマイク使用もあいまって大音量の怒声が教室に響き渡るので注意されたい。「ここまで言ってもやらない奴は帰れ」「(冬期講習で)現役生、寝てるんだったら帰れ!」いずれにせよ、生徒の緊張感を高める目的で語気を強めているように思われる。お説教のあとには少し優しくフォローが入ることも。「(直前講習で、寝ていた生徒がいたときに厳しく注意した後)目が覚めたか?」
    • たとえば、東大(一橋大)コースの生徒で、やる気がなさそうに見える生徒を“なんちゃって東大(一橋)”と呼び、そんな生徒はもういいからさっさと帰れ、などとおっしゃたりする。ただ、女子に対してすこし優しい傾向がある。授業中に女子が「ハックチュ」とくしゃみをすると、「かわいいくしゃみだな、大丈夫か?」と言って機嫌が非常に良くなったりすることも。
      ただ寝ている女子に対しては男子と同じように怒る。決していつも女子に甘いということではない。
      寝ている生徒のことを名指しすることはない。結局は生徒の奮起を促しているのだ。
    • 現役生混じりの講習などだと厳しさは緩和される。
  • 質問対応は丁寧である。添削もしてくれる。
    • 論述を書く前にフローチャートを作って持っていくとよい。知識の抜けなどを指摘してもらえる。そのうえで、論述を作成してもっていくと、いきなり添削してもらうより丁寧にアドバイスをしていただける。ただし、評価基準は青本の基準のみである。(講習二日目に持っていくと授業中に褒める)
    • もっとも、テキトウな質問をしたりあまりにも基礎事項が理解されてない生徒に対し、師によれば「ヘディング(ゴッつん)してやった」とのことだが、真偽は明らかでない。
  • 師を慕う生徒は多い。よく質問に行く生徒の顔や名前は覚えてくれる。
  • 「わからない人は正直に手をあげて」とか言っておきながら、手をあげたらあげたでブチギレられるのでご注意を。
  • 時おり放つ下ネタが一部の生徒の心を掴んで離さない
    • 場を凍りつかせることもある。
  • 授業は少し早めに始まり、2コマ続きの授業で休憩を取らず、さらに延長までする120分授業を行う。 ごくたまにトイレ休憩は取ってくれる。延長に加え補講も行う。
    • 2018年度LAクラスでは、毎時間1時間延長して、事実上3時間分の講義を行っていた。
    • 補講は延長しないことが多い。2021年度LAクラス補講では3コマの予定がしっかり4コマ行った。補講ハイグレードである。くどいという声も聞かれる。(そのくどくどしたところに、志望大学の入試問題を解いて整理すると、しっかりと身につく。)
      2018年冬期講習では、「アジア近現代史徹底整理」と「欧米戦後史徹底整理」が連続していたが、師はアジア史の講義を次のコマの開始30秒前まで続けていたことがあった。
    • 等々次の授業が始まっても続けるという伝説を残した。
      • いつも通りの延長授業時に、すでに休み時間に入っていた他クラスが外で話していると外に出て叱りつけたことがある。その後「あいつら性格が悪い」とおっしゃった。
      • 補講はギャラが出ないんですよ」
      • 「おれはコーチだ。お前たちは選手だ。」「いいか、(東大の)第2問、第3問が解ければ第1問も解ける。」
        「(自分で通史でやってないところの復習をする教材として)チェックテストやりゃあいいんだよ。欲しければあげるよ?」
  • 東大や一橋などの出題予想をする。
    • 「的中」というより、夏秋の東大実戦、東大実戦テスト、直前東大プレで「網を張る」のである。「どんな分野が出題されようと大丈夫なようにあらゆる分野の問題を練習しておく。解いたことのある問題が本番で出題されたら練習を思い出しながら答案を作成しなさい。そうすれば合格点取れるから。」とのこと。
    • 出たらどうする?と思ってしっかりどれも復習してくれれば受かる。と師は繰り返し語った。
  • 論述問題に対する姿勢について年間を通して5,60回同じ事を仰る。クラス全体で暗唱できるようにしよう。
  • 論述問題において体言止めをひどく毛嫌いする。大学教授に採点してもらうものとして失礼だと仰る。
    • 一方で同じく東大クラスを主に担当される茂木誠師は体言止めをしてもいいと仰る。
    • 余談だが渡辺氏によると茂木誠師自身はとても文章を書くのが上手だが、文章の下手くそな生徒のためを思って許容してやってるらしい。そして、渡辺幹雄師自身は生徒に高いレベルに到達して欲しいがために体言止めをしないように仰る。
    • また、予め解答を見てから答案を作成するという論述練習方法を提案されているが、果たして本番それで書けるのかと疑問に思っている生徒も多い。しかし、このやり方は初学者、現役生など、知識を入れつつ論述力を高めたい人には有効である。渡辺師は、地歴だけをやれば良いわけではない受験生の状況を考えてこのようなやり方を提案されているのだろう。
    • したがって通史の説明は分かりにくいという声はあるものの、論述指導への評価は比較的高い。実際、師は主要大学の過去問にかなり精通しておられる(東大の~年度と聞いただけで問題を言い当てていた)。その膨大な量の過去問の傾向を分析し、授業中はどんなことが入試で問われやすいかを中心に解説なさる。
    • なお、著書の評価の低さについては、「分かる人にだけ分かれば良い。受験生にはその判断が難しいから、まずは盲目的に信じること」と切り捨てている。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 1959年、宮城県生まれ。
    • 本人曰く『キューバ革命の年生まれ』
  • ほぼ一年中黒のポロシャツと黒のズボン。
    • 膨張色の服は着たくないのだそう。
    • 「まぁ、エドワード黒太子と同じだな。」
  • お腹がすごく上の方に位置している。
    • 一部の生徒からは実は超長脚&美脚なのではと疑われている。
    • お尻は普通の位置についている
  • 毎回体に悪そうなジュースを持ってくる。
  • 授業前にはIza等のニュースサイトを覗き、最新の時事ネタを仕入れて授業に活かす姿も見られている。
  • 世界史はもちろんのこと、現代の政治、文化、芸能、そしてスポーツに至るまで、幅広い知識を有する。
  • 日本史、政治経済に対する教養も深く、授業中しばしば説明に用いる。世界史選択だからと言ってここでぽかーんとしてしまうと「アーユージャパニーズ?」「それでも有権者か?」と突っ込まれてしまうので気をつけよう。
  • 公民科のある同僚講師曰く、2016年夏の話題作シ○・ゴジラを8回見に行ったらしい。
  • 『東大入試をAIが解いたらどうなるか』という企画に世界史担当として参加した。
    師曰く「用語集を全て覚えた完璧な私文」となったAIの得点は7/60にとどまり、論述がいかに思考力を要求されるかといった意識改革を生徒に促すのはいいが、何度もこの話を持ち出すので、ただの自慢に聞こえる
  • 朝日新聞にて「明日の世界を照らす 大人の教養」のコーナーを執筆しており、またクイズ番組「Q様」の問題の作成チームに加わったり「宇宙一受けたい授業」に出演したりとマルチな活躍をしている。
  • 駿台教育研究所主催の中高一貫校・高校教員向けの特別授業「教育研究セミナー」でも授業している。
  • モンスターペアレントを論破した武勇伝を楽しそうに話す。
    • 親からの電話から論争になることも多く、駿台の受付からは「渡辺先生電話でないでください」と言われているそう。
  • 詳細は不明だが豚を飼っている。
    • 豚の散歩が日課であり、その光景を見た小学生に「豚が豚飼ってる〜!」と言われた経験があるそうだ。(茂木誠師情報)
    • Facebookのプロフィール画像も豚。
    • 非常に可愛がっているが、「非常時には俺が食べてやる」とおっしゃっていた。
      • ともg…
  • 勝田耕史師から“ミッキー”と呼ばれているらしい。そのため一部の生徒も親しみを込めて師の事を“ミッキー”と呼ぶ。
  • 大島保彦師は過去に師のことを「世界史の臥牙丸」と言っていた。
  • 松山仁史師にFacebookを通して風邪をうつされたらしい(笑)。
  • なかなかな額のポンド建て預金があるらしい。果たして、イギリスのEU離脱を受けてどうなったのか……。
  • 立川駅にて線路に落ちた人を数人で救助した事があるらしい。ポケモン豪をプレイしていた転落者に対して師は『あの世へ剛じゃないですか!』と言ったとか。
  • 急に優しいと思えば突然キレたりする。授業の内容自体はいいが複雑なことを難しく教えるのが得意。

語録 Edit

  • 「(授業の始まりの際に)お疲れ様です(お疲れ様でございます)」
  • プリントない人は下行ってもらっておいで」
  • 「...なのだ」「...なのか?」「...してくれさえすればよい」
  • 「いいか〇〇(クラス名)」
  • 「大事なことなのでもう一度言う」
  • 「(東大クラスで)まだ私立向けの対策してないか?」
  • 「東大と早慶は難しさの質が違う」
  • 「(授業の中断後あるいは話題転換の際に)ええとですね〜...」「いいかよく聞け○○(クラス名)」
  • 世界史は合理的にやるの」
  • 「習ってないからできない?一生そう言ってろ」
  • 「こういう子は受かる。負けるな。追いつけ。」
  • 「ときながら覚え、覚えながらとく。」
  • 「君たちと私の共同責任だ。」
  • 「今と比べる。比べるっていう視点を持て。」
  • 「これ俺が言ってんじゃないよ。大学の先生が言ってんの。」
  • 「自分の考える力を信用しろ。知識はあとから入ってくる。」
  • 世界史オタクにはなるなよ。英数が必要条件だ。」
  • 「実は頭いいんだよ〇〇(人物名)」
  • 「(一橋コースで)ここで400字っていうのも面白くね?」
  • 世界史的には一橋は(東大の)滑り止めにならないんだよねぇー」
  • 「東大を馬鹿にするのもいい加減にしろ!恥を知れ!」
  • 「受験はキャッチボールだ。」
  • 「2月に間に合えばよい。」
  • 「終わりよければ全てよし」
  • 「って言ったら笑ってましたけどね」
  • 「(間が空いた後)…っはい。」

著書 Edit

学習参考書 Edit

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