石川峻

Last-modified: Sat, 08 Dec 2018 10:38:25 JST (2d)

石川峻(いしかわしゅん)は、元駿台予備学校化学科講師。
主にお茶の水校に出講していた。

授業 Edit

  • 同姓の石川正明師とは真逆の、暗記中心の演習量重視の授業方針だった(もちろん、理解も大事にはしていた)。
  • 講義でやることは、だいたい『必修化学』に載っていた。
    • 2017年現在も市販されている駿台受験シリーズの『有機化学演習』や『有機化学の暗記帳』は、師の方針を表したものと言える。
  • 『必修化学』そっくりなまとめのプリントを配り、懇切丁寧に教えてくれる。
    • そっくりというより、師のまとめプリントを書籍化したのが『必修化学』である。
  • 板書は割と速いが、ノートに書きやすいように書いてくれるので、その通りに写せば、きれいでわかりやすいノートができる。
  • 何本ものチョークを用いて複雑な化学知識を系統的に整理する。カラフルで分かりやすく頭に残りやすい。
  • きびきびとした口調で話し、入試に関して過不足のない知識を与えてくれる。
  • 歳の割にはハキハキと喋るため聴き取りにくいことはない。
  • 化学に関する雑談も合間にしてくれる。
  • 暗記重視の教授法のため、当時、関東でも台頭し始めた石川正明信者や比例計算の小倉信者からの評価は著しく低かった。
    • とはいえ、90年代初頭まで講習会の石川峻師担当の講座はすべて締め切られていた。
  • 筆者の主観では、医学部以外の旧帝理系ならば石川峻のやり方でも問題無い。知識を系統的に整理してくれるため、応用が効きやすい。
    • 午前部の授業と『必修化学』のみで東大理科や国立の医大の合格してる学生も多くいた。

担当授業 Edit

通期 Edit

講習 Edit

  • 夏期講習の「有機化学演習」のち「有機化学特講」(冬期講習も)、「無機化学特講」を担当。
    • 石川師のオリジナル講座で超人気講座。

特設単科 Edit

  • 特設単科講座「化学・石川峻講座」(お茶の水校3号館
    • 全盛期は月・水・土の週3日開講。
    • 扱っている問題には難問が多い。
    • 講習で有機化学を取るよりは、後期から特設単科を受講した方が、ペースがゆっくりしているのでよい、という声もあった。

人物 Edit

  • 元化学科主任。
  • 1970年代から活躍。
  • 1990年代には、三國均師・小倉勝幸師という二大巨頭にやや隠れぎみではあったが、間違いなく関東駿台化学科を代表する名講師だった。
    • 本業は大学教授?で、特設単科や講習が中心だったため。
  • お年の割に(と言っては失礼だが)長身で体力があった講師。
  • 質問対応もよかった。
  • 大学にも所属していた。
    • そのためか、一時期(1988年度前後)、山田という名前で出講していた。
      なお、石川峻もペンネームであるとのこと。
    • 後述の通り、「有機化学演習」で著名な同師であるが、専門は無機化学であるらしい。
      • もっとも、専門家であることと、大学受験レベルの有機をうまく教えられることは全くの別問題である。
  • 「必修化学」「有機化学演習」の著者で、校外生にも知名度が高かった。
    • 特に、同名の演習書の元となった夏期講習「有機化学演習」(後、関西に合わせてか「有機化学特講」に改名)は、毎年、受験生が殺到していた。
  • 石川正明師がまだ関東では知名度が低かった頃は、両師を混同する情弱バカの学生が数多くいた。

著作 Edit

学習参考書 Edit

  • 『駿台高等予備校副読本 大学入試 必修化学(上)(駿台受験叢書) 』(駿台文庫、1979年6月)*2017年現在、絶版
  • 『駿台高等予備校副読本 大学入試 必修化学(下)(駿台受験叢書) 』(駿台文庫、1980年2月)*2017年現在、絶版
    • 特に下巻は収録分野的に有機化学演習の参考書に当たるので、絶版は謎である。
  • 『大学入試 有機化学演習(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1986年11月)
  • 『有機化学の暗記帳(駿台受験シリーズ)』(駿台文庫、2014年)

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