石川正明
Last-modified: Wed, 09 Dec 2020 08:25:47 JST (49d)
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石川正明(いしかわ まさあき、1949年 - )は、駿台予備学校化学科講師。
詳細は「駿台大阪校wiki_EX:石川正明」を参照のこと。
経歴 
- 1949年、滋賀県大津市生まれ。
- 1968年、滋賀県立膳所高等学校普通科卒業。
- 生徒会長を務めた。
- 1968年、京都大学工学部工業化学科入学。
- 京都大学工学部工業化学科卒業。
- 1980年、京都大学大学院工学研究科博士課程(高分子化学専攻)修了。
授業 
担当授業 
関東
通期 
講習 
≪春期講習≫
- 原点からの化学講義ースタート編ー(駿台サテネット21 ) 2019 - 年度
≪夏期講習≫
- 化学特講Ⅰ(計算問題)
- 複数設置されていたが、いずれも必ず締め切りになっていた。
- 化学特講Ⅲ(有機化学)
- 東大化学 2000~2005年度頃
≪冬期講習≫
- 化学特講Ⅲ(有機化学の完全征服)
- 東大化学 2000~2005年度頃
≪直前講習≫
特設単科講座 
駿台サテネット21 
人物 
関西の講師なので、ここでは関東に関わりあること中心に述べる。
- 化学講師としては、大学の教養課程にまで踏み込んだ理論的説明を受験指導に取り入れた第一人者である。
- 現在教鞭をとっている講師で影響を受けている人は多い(俗に言う石川チルドレン)。
関東では、かつて一番人気講師であった鎌田真彰師や、井龍秀徳師、坂田薫師が講義を受けていたそうで、講義内容にも影響が感じられる。
- 関西では、長年に渡って河合塾の大西正浩先生と人気を二分している。
- 高卒生用の「化学S」、夏期講習の「化学特講Ⅰ(計算問題)」、冬期講習の「化学特講Ⅲ(有機化学の完全征服)」などのテキスト作成者。
- 現在の駿台化学科のテキストが分厚いのは師の影響である。
- 師作成の通期の関西教材は、関東では1998年度にお茶の水校京大理系スーパーのみに導入されていたが、3号館の東大理系スーパーの学生がそのテキストの噂を聞きつけ、要望が多数あったために三国師・小倉師がしぶしぶ了承し、1999年度より導入されたとされる。
- 現在は、基本的に関東には出講しないが、オンデマンド授業で師の授業に触れることが出来る。
また、秋の京大突破レクチャーでは2号館に出講されるので、関東でも生授業も受講できるチャンスがある。- しかし、時間制約のあるオンデマンドや突破レクチャーでは師の良さが最大限発揮されないという声もある。
- 2019年お茶の水校での突破レクチャーでは20分ほど延長して京大化学の対策法を熱弁された(プリントも13枚配布)。御年70歳とは思えない体力と熱意である。
- 夏期と冬期には、教員セミナーのためにお茶の水校自体には頻繁にいらしている。また、オンデマンドのための収録でお茶の水校に来校されている。
お目にかかるチャンスはあるかもしれない。 - 名古屋校には開設当初から出講している。
- 広島校にも開校当初は出講されていた。
- 現在は、京都校、京都南校、大阪校、名古屋校に出講している。
- かつては、市谷校舎の医系コース、高校生クラス(1983年度市谷校舎出講が確認されている*2)や、8号館時代の京大理系スーパーにレギュラー出講されていた時期もある(三國均師参照)。駿台大阪校wikiの季節講習のみ出講していたという記述は誤り。
- かつては、季節講習で関東地区に出講し、「化学特講Ⅰ(計算問題)」、「化学特講Ⅲ(有機化学)」、「化学特講Ⅲ(有機化学の完全征服)」を担当。
中でも「化学特講Ⅰ」は必ず締め切りになっていた。 - 2000~2005年度頃には、三國師を引き継ぎ『東大化学』も担当していた(後任は鎌田真彰師)。
- 井龍師曰く、「石川先生って講習期間中は朝昼晩連続で授業やってたらしいんだよ。それって1日の半分以上、いや人生の半分は教壇に立ってるってことじゃね?俺には真似できんなー」
- ある年の直前講習では、(関西では考えられない)数名の受講生しかおらず、その数少ない受講生を見た師は、ふてくされるどころか「おまえたちは俺の(本当の)教え子だ!」と逆に感激なさったらしい。
- 今や長老の部類に入り、一種の権威なのだが、偉ぶるところはまったくない。
- 白髪ふさふさで、関西弁の訛りがとても愛嬌のある、かわいらしいおじいちゃんである。
- 授業中の説明も、高度ではあるのだが、無味乾燥な化学の印象を払拭するような、ユーモラスな例え話や、面白おかしく記憶に残りやすいキャッチフレーズもたくさん言う。
- 例:「テンテンエッチ君」「強烈テンテンエッチ君」「カルボニル基はスーパースター」「親切おじさん」「コラおじさん」
【参考論文】
著作 
- 『大学入試 理系の化学(駿台受験叢書)』上・下(駿台文庫、1985年7月)
- 元々は校内生用副読本。
- 1985年に市販された(本当の初版は不明)。
- 『新 理系の化学 <四訂版>』上・下(駿台文庫)
- 『大学入試 理系の化学問題100選(駿台受験叢書)』(1987年1月)
- 『新 理系の化学問題100選 <新装版>』(駿台文庫)
- 『記述・論述問題の完全対策』(駿台文庫)
- 『原点からの化学シリーズ』(駿台文庫)
- 元々は「駿台レクチャー叢書」。
- 『大学1・2年生のための すぐわかる有機化学』(東京図書、2009年4月)
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