医系化学
Last-modified: Mon, 27 Feb 2023 01:51:59 JST (97d)
Top > 医系化学
設置校舎 
テキスト 
- テキスト監修は小原英樹
- 各分野の説明、医学部合格必修例題、演習問題、自習問題からなる。
- K関西教材Wではないのでフォントなどの体裁から、解説の書き方まで結構異なる。こっちの方が見やすい人もいるのでは。
- 医系用という性質のためか、深い理解よりも解けることを重視したような書き方が多い。「入試では出ない」という一文が散見される。
授業 
- レベル:5-9
- 実質、小原師のオリジナル講座だが、他講師の担当も少なくはない。
- 夏と冬で1つのカリキュラムとなっている。
- 夏冬どちらにしても化学特講と迷う生徒が多い。
- 夏期講習に関しては、どちらも計算問題を扱うので個々人の成績によるところが大きい。
小原師曰く「特講は問題が大して難しくないから力試しをしたい人は医系化学か東大化学を取るといい」とのこと。- ただ、化学特講Ⅰ(計算問題)も問題のレベルは高く決して易しい訳ではない。
純粋に難易度を比較した場合医系化学の方が掲載されている問題が難しいという意味合いだろう。 - 吉田師の「特講は泳ぎ方を教える授業、医系化学は突き落とす授業」という言葉も参考に。
- ただ、化学特講Ⅰ(計算問題)も問題のレベルは高く決して易しい訳ではない。
- 冬期に関しては化学特講Ⅰの方が良いという声も。
下記の通り、夏期の受講を前提としておりかなり有機に偏っているので、志望校の傾向も踏まえて判断すべき。- 東北大や横浜市立大を志望するにしても、構造決定であれば後期テキストや問題集で賄うことは十分可能である。
まして特講Ⅲを夏に受講していたなら本講座を取る意味はないと言っても良いかもしれない。
- 東北大や横浜市立大を志望するにしても、構造決定であれば後期テキストや問題集で賄うことは十分可能である。
- 夏期講習に関しては、どちらも計算問題を扱うので個々人の成績によるところが大きい。
- テキストに掲載されている問題には必要な条件が与えられていなかったり、表現が曖昧・不十分であったりするなど、問題設定に不備のある問題も多い。
沖師や吉田師などはその部分について触れたりもする。
実際、私立や単科医大の問題にはこういった不備のある入試問題が出題されることもあるのでわざとそういった問題を掲載しているのかもしれない(?)。 - 授業では主に演習問題を扱うので、授業準備として演習問題を予習しておけば良い。
- 物理や生物にも当てはまるが、医系〇〇をあまり意識して取る必要はないと言われている。テキストや講師が自分にぴったりであるほうを選べば問題ない。
夏期 
- 理論分野を中心に扱う。
- 医学部入試で差がつく気体、平衡、電離平衡、反応速度などが主なテーマ。
- 様々なパターンのレベルの高い問題が豊富に掲載されているので、このテキストを夏から冬休みにかけて解き込めばほとんどの気体、平衡、電離平衡、反応速度論の問題は解けるようになる。
- 特に電離平衡は模試や入試本番で大きく差がつく範囲なのでこのテキストは大いに役立つ。
冬期 
- 構造決定と天然有機を中心に、電気化学や錯塩など後期範囲を扱う。
- 小原師の担当だと補足プリントや追加の演習問題が多く配られる。アミノ酸の等電点計算やアミロペクチンの枝分かれの数の問題などピンポイントに絞った演習問題も多くて配布されるため有益。
- 共通テストの対策も同時並行するよう小原師はおっしゃる。また、師は最終日に激励のお言葉を下さる。どんなものかは受けてからのお楽しみ。
- 2016年度、市谷での医系化学では1日目の講義の途中で小原師の体調が悪くなり、2日目は神林宏征師による代講が行われた。
担当講師 
春期講習 
夏期講習 
冬期講習 
ーー
Amazon