医系化学

Last-modified: Sun, 02 Sep 2018 20:35:39 JST (45d)
  • レベル:5-9

設置校舎 Edit

お茶の水校市谷校舎横浜校千葉校仙台校札幌校

担当講師 Edit

小原英樹(お茶の水校市谷校舎横浜校千葉校仙台校)
吉田隆弘(お茶の水校)
中村雅彦(市谷校舎、春期冬期のみ)
沖暢夫(市谷校舎、夏期のみ)

テキストについて Edit

  • テキスト監修は小原英樹
  • 各分野の説明、医学部合格必修例題、演習問題、自習問題からなる。
    • 医学部合格必修例題は地方国公立大学や私立医大の過去問が中心でレベルはやや易〜標準程度。
      • ただし冬期のテキストには無い。
    • 演習問題は旧帝大や慶医の過去問など。小原師曰く、演習問題は入試本番で三極化する問題をピックアップしているそう。レベルはやや難〜難。
      • 「泳げない人を海に落として棒で突っつくくらい面倒な問題ばっかり」(吉田師談)
  • 関西監修ではないのでフォントなどの体裁から、解説の書き方まで結構異なる。こっちの方が見やすい人もいるのでは。
    • 医系用という性質のためか、深い理解よりも解けることを重視したような書き方が多い。「入試では出ない」という一文が散見される。

授業について Edit

  • 実質的に小原師のオリジナル講座。
  • 夏冬どちらにしても化学特講Ⅰと迷う生徒が多いが、小原師曰く「特講は問題が大して難しくないから力試しをしたい人は医系化学東大化学を取るといい」とのこと。
    • ただ、化学特講Ⅰ(計算問題)も問題のレベルは高く決して易しい訳ではない。純粋に難易度を比較した場合医系化学の方が掲載されている問題が難しいという意味合いだろう。
    • 冬期に関しては化学特講Ⅰの方が良いという声も少なくない。下記にもあるように、かなり有機に偏っているので、志望校の傾向も踏まえて判断すべき。
  • テキストに掲載されている問題には必要な条件が与えられていなかったり、表現が曖昧・不十分であったりするなど、問題設定に不備のある問題も多い。沖師や吉田師などはその部分について触れたりもする。実際、私立や単科医大の問題にはこういった不備のある入試問題が出題されることもあるのでわざとそういった問題を掲載しているのかもしれない。
  • 授業では主に演習問題を扱うので、授業準備として演習問題を予習しておけば良い

夏期 Edit

  • 理論分野を中心に扱う。
    • 医学部入試で差がつく気体、平衡、電離平衡、反応速度などが主なテーマ。
  • 様々なパターンのレベルの高い問題が豊富に掲載されているので、このテキストを夏から冬休みにかけて解き込めばほとんどの気体、平衡、電離平衡、反応速度論の問題は解けるようになる。
    • 特に電離平衡は模試や入試本番で大きく差がつく範囲なのでこのテキストは大いに役立つ。

冬期 Edit

  • 構造決定と天然有機を中心に、電気化学や錯塩など後期範囲を扱う。
    • 構造決定はテキスト監修の小原師が東北大化学を担当していることもあってか、東北大の問題が多い。
      • 東北大は全国でもトップクラスの難易度の構造決定を出題するので、構造決定が難しい京都大学や横浜市立大学などを志望する生徒でも十分満足できる難易度になっている。
    • 天然有機は主に糖類とアミノ酸・タンパク質を扱う。これらの範囲は構造決定にくらべて演習量が不足している人も多いため、ここで演習を積んでおきたい。
  • 小原師の担当だと補足プリントや追加の演習問題が多く配られる。アミノ酸の等電点計算やアミロペクチンの枝分かれの数の問題などピンポイントに絞った演習問題も多くて配布されるため有益。
    • センター試験の対策も同時並行するよう小原師はおっしゃる。また、師は最終日に激励のお言葉を下さる。どんなものかは受けてからのお楽しみ。
  • 2016年度、市谷での医系化学では1日目の講義の途中で小原師の体調が悪くなり、2日目は神林師による代講が行われた。
    • その際、神林師はテキストの有機化学分野の立体化学の比重が重すぎることを暗に批判していた。
      • 本講座では受験生の出来が三極化する問題を重点的に扱い、周りに差をつけることを目標とする。そのため、立体化学のような受験生の対策が手薄な分野に重きが置かれるのは方針として当然ではある。
      • ただ、医系の講座においては、実力が志望に見合っていない生徒も多いことや、地方国公立ではほとんど標準問題しか出ない場合もあることから、講座のレベルと平均的な受講者のレベルの乖離が大きすぎることも事実であろう。