物理特講Ⅱ

Last-modified: Wed, 28 Sep 2022 12:07:09 JST (574d)
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2019年度廃講

設置校舎 Edit

テキスト Edit

  • レベル:6-9
  • テキスト監修は森下寛之師。
  • 力学と電磁気(コンデンサー、直流回路まで)、熱力学を扱う。

授業 Edit

  • 物理特講に飽き足りない人、難しいけれど深くやることで学力が伸びるような問題を解きたい人向け。
    • 言いかえれば物理大好きな人向け。
  • 好奇心を満たすには絶好の講座だが、入試に直結するかは微妙なところ。
  • 冬期の物理特講と同難易度。勿論問題は同年度ならば被らない。
  • ものの見方を鍛えることに徹した講座で、他の講座と全く趣旨が違う。
  • 設問の解説、答えを導くということよりも、「その問題設定の意図する現象の理解」に重点を置いている。物理学的にどういう事が起きているかを正しく理解することで、1問の問題から多くの事を学び、生かすことを目指す。
  • 扱っている問題の解答自体はある程度自分でできた上で、さらにその問題を超えた深い根本の部分の考察力が必要となるので、上級者向けの講座である。
  • 勿論設問の解説は行うが、授業では主に「現象の理解」の部分に重点を置いて説明するため、細かい解法や計算は全て巻末の答えを参照させたりもする。そのため、ある程度問題は自力で解ける学力が無い人、また、解説から難問の解法を知りたい、1から10まで問題解説をして欲しい、という人は受講しない方が賢明だろう。
  • 物理学的な考察力を鍛えたいという人は、様々な設定の問題が、実は根本を理解できさえすれば同じテーマで繋がっていることを実感し、問題に対する物理の本質的な向き合い方を養成することができる。物理への姿勢、視野が大きく広がる有意義な講座になる。
  • 2016年度から夜タームの開講がなくなり全て朝タームのみになっている。

担当講師 Edit

  • 2014年度まで高橋法彦も当講座を担当していた。
  • 同講座の各講師の出講校舎ならびに特徴を下記に記載

小倉正舟
お茶の水校を担当。

  • 師の良さがよくわかる講座。
  • 基本事項の確認から、取り組める最大限の問題研究がなされ、特に力学についてはまさに入試物理の全てに触れられると言っても過言ではない。板書は際立って整理されており、これだけで参考書にできるほどである。
  • 1日でルーズリーフ10枚(両面)分くらいの板書量になるので、覚悟は必要。
  • 毎日延長され、後ろ2日は1コマ近く延びることになるのだが、それだけ実りある講座になる。
    • 2015年度は前半2日は20分程度、後半2日はそれぞれ35分,45分の延長をしたがそれでも最後は駆け足になった。

森下寛之
お茶の水校,横浜校を担当。

  • 本講座の意図である「ものの見方を鍛える」ことを徹底して行う授業。その問題設定から読み取れる物理学的な考察を定性的、定量的な面から解説していく。
  • そのため、通常の森下師の講習以上にその設問自体の解説にはあまり比重を置いておらず、答えは巻末の解答を参照するだけのこともある。この事からも、テキストを見て掲載されている問題をある程度自力で解ける学力が無いなら受講しない方が良い。難問の解法を詳しく知りたいという学生も同様。
  • 4日間とも少なくとも20分程度、最終日はそれ以上延長する。但し師の講座は朝コマに入っていることが多いので夜コマのように一時間ほど延長することはない。

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