第2回駿台全国模試

Last-modified: Mon, 27 Sep 2021 11:24:41 JST (27d)
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試験概要 Edit

  • 総合系の模試では他社を含めて最難関の模試である。
    • 逆に言えば、旧帝一工神や国医、早慶の志望者にとっては自分の実力がよく分かる良い機会を得られる。爆死を覚悟して是非受けよう。東大模試や京大模試よりも難易度が高いという声も。
  • 第1回よりも難度が格段に上がり、本物の「残酷模試」である。参考としてこの模試で科目ごとで6割取れれば偏差値60台、8割取れれば偏差値70台にたいていはなる(勿論誤差は有るが…)。
  • 特に現役生で高3になって初めて第1回と共に受けている場合は難易度の違いに驚くかもしれないが、この第2回が「ハイレベル」と言われる所以である。第1回とは違い高3生に対する配慮はされず、出題範囲や難易度の制限がいよいよ外れることで難易度が急激に上がっている(※第1回は高3生に配慮して、難易度を抑える等の多少の手加減がされている)。その難度は、東京一工や国医を受験する生徒でさえも奈落の底に突き落とすことのあるレベルである。
  • 大島保彦師によるとこれか第2回駿台・ベネッセ記述模試のどちらかでいいとのこと。実質1択である

各教科情報 Edit

  • 作問者がコロコロ変わるので、形式もコロコロ変わる。入試問題や大学別模試とは違い、問題を見て、解き方を変える能力も必要である。

英語 Edit

  • 全部で5つの大問から構成されている。マークシートは存在せず、記号問題も記号を書いて提出する。分量が多いので、時間切れになることも考えられる。予め時間配分を考えておこう。1問に執着しすぎないように注意。試験時間は100分で、文理ともに14:10~15:50。昼食後の眠気と戦うことを覚悟しておこう
  • 第1問(50点) 時間配分の目安:22~27分
    • 国公立大学型の、記述式が多めの大問。選択問題も少々あるが、あっても配点は10点程度。記述問題は和訳と説明問題で、和訳の解答欄のスペースはかなりゆとりがある。説明問題の文字数は、60~80字程度。記述は1問12~16点ほどあるので、最低でも部分点を取りにいく努力はしよう。
  • 第2問(50点) 時間配分の目安:22~27分
    • 私立大学型の、客観問題の大問。同義語選択、空欄補充、内容一致など。1問3~5点。
    • 指定された段落内の情報から選ぶ問題が出題されることがあり、この場合内容は一致しているがその段落には記述がないという引っ掛けの手段が使われうるので、先にそのような問題がないか確認すべし。段落数は10以上あることが多いので、先に本文の横に書き込んで見やすくするとよい。
    • 正直ここが点の取りどころであるので、ここはあまり落としてはいけないという意識で臨もう。実際、ここは平均点も他より高め。
  • 第3問(50点) 時間配分の目安:20~25分
    • 英作文の大問。和文英訳と自由英作文の両方が問われ、配点は同じくらい。
    • 容赦なく点が引かれ、1ミスごとに-2点されるので、同じミスを繰り返すとかなり厳しい。自信がない表現をできるだけ書かないように。
    • 自由英作文は内容のランクで6点ずつ落とされ、そこから文法・語法のミスで2点ずつ引く方式。
    • 自由英作文は先に問題だけ見て発想を考えるだけ考えておくのも手。逆に、最初は浮かばなくても後から良い案が浮かぶこともあるので、試験が始まるやいなやここを確認すると良い。これは実際の試験でも使えるテクニックである。
  • 第4問(20点) 時間配分の目安:5~7分
    • 4択の記号問題や整序問題で構成された、文法・語法問題の大問。前者は、下線が引かれた箇所から誤りを含む部分を1つ選ぶ方式。
    • 平均点は4~8点であることが多いが、落とすと地味に痛い。文法書を1冊仕上げてから臨むとちょうどよい難易度に感じられるだろう。
    • なお、ここは解答を確定させやすいので、最初に取り組むと効率が良いだろう。
  • 第5問(30点)
    • 試験時間の中盤で始まる、リスニングの大問。
    • 放送時間の長さは回により11~14分程度と若干異なるが、問題冊子にその長さが明記されている。
      • リスニングなしで復習する際には、ここを見て試験時間を調整しよう。
    • 4択の記号問題(各3点)が10問で、読まれる文章は2つ、それぞれに問題が5問ずつ付されている。スクリプトは2回ずつ読まれ、インターバルは1分。1つのスクリプトは4~5分程度あり、完全に東大のリスニングを意識している。東大志望者にとっては、4択問題ではあるが良い演習になるだろう。
    • 周りの人の邪魔にならないように、放送中はできるだけ音を立てないようにしよう。受験者としての最低限のマナーである。
    • それにしても、リスニングが課されないところを志望する者が不憫であるが、リスニングも英語力を測る指標の一つであることに変わりはない。
  • 余談だが、2013年第2問にカントに関する出題をした年は非常に点数が低かった。このときは大島師が「大学の模擬試験なのにあれは文学部の大学院入試レベルだった。あれは事故。忘れていい。途中で俺、会議でるのやめちゃったから」と話していた。難易度がむちゃくちゃである。

数学 Edit

  • 関西校が担当。
  • 東大・京大とは違って思考力を問う、というよりは難しい問題を考える時間を短く、正確に解くことが高得点の鍵となる。東大・京大とは求められていることが違うことに注意しよう。
    (このような設問になっているのは、最難関模試とはいえ、受験者のレベルに大きな開きがあるため、小問をたくさん用意していないと、0点の人が続出してしまうからである。)
  • 「有名事実(バーゼル問題・ライプニッツ級数など)が誘導付きで出題される」というのが、本模試の数学の雰囲気を端的に述べたものであるだろう。
  • 余談だが、求める事象や領域などを「駿台」「河合」「東進」、「早稲田」「慶應」などと名付ける答案が稀に見られ、Twitterでプチバズして出回ることがある。当然だが、採点に影響は一切ない。稀に秀逸なコメントがつけられることもあり、遊びでこれを狙う人もいる。しかも大抵その大問の出来は良い

理系 Edit

  • 試験時間は120分で、10:55~12:55。
  • 理III型と理IIB型の2種類の問題があり、数IIIを履修しているかで解く問題が異なる。
  • 40点の大問が5つで計200点の構成。
    • 2018年度第6問の平均点が4.9と驚くほど低かった。とても差がついたことであろう。(1)さえ解ければ平均以上という事態となったが、東大を含めた難関大では、取るべきところを取るという視点に立てば、なんら不思議なことではない。

文系 Edit

  • 試験時間は100分で、9:20~11:00。
  • 大問は全部で4つあり、50点×4問=200点の構成。
  • 第1問は、私大や共通テストで見られる穴埋め形式の問題である。但し、解答用紙はマークシートではない。

国語 Edit

  • 試験時間は100分、文系は11:15~12:55、理系は9:00~10:40。知識で処理しやすい古典からやるとよい。
  • 第1問(評論)60点
    • 漢字の書き取り問題5問で10点は毎度のことである。ここは確実にとろう。最後に東大を意識した100~120字記述があり、ここで点を稼ぐのは難しいので、人によってはそれ以外の問題を頑張る方が良いかもしれない。
      • 余談だが、2020年度は120字記述問題の後に共通テスト国語の試行調査問題のようなおまけ問題が見られた。今後もこの型が続くかは不明。柔軟に対応しよう。
  • 第2問(小説)40点
    • 東大国語第4問のような、記述問題多めの問題。後半は解答欄がかなり長いが、配点もかなりある。最悪部分点は狙いにいこう。
  • 第3問(古文)50点
    • 回によって形式の変化が大きい大問であり、対応力が重要。古文単語や古文常識など、幅広く実力を問われる。文法問題も少しだけあるので、そこは先にやるとよい。なお、稀に文学史も出る。採点基準は、田畑師曰くかなり厳しめに設定されているとのこと(因みに東大実戦はこれよりさらに厳しめだそう)。また、出典には有名どころもわりとある(栄花物語、無名抄、蜻蛉日記など)。
    • 余談だが、2020年度は源氏物語が出題されたものの、読解がさほど難しくない箇所からの出題で設問も飛び抜けて難しいものはなく、平均点は例年通りであった。源氏物語が出たからといって安易に絶望するなというメッセージだろうか
  • 第4問(漢文)50点
    • こちらも形式の変化が大きい大問。だが、漢字の読み問題は毎回5問ほどあるので、よく出る漢字はおさえておこう。出典は、面白いもの(当社比)から人物伝まで様々。他の大問に比べて比較的早く終わるので、15~20分を時間の目安にするとよい。
  • 第5問(随想)50点
    • 現・古型を選ぶ者(かなり少数)が解くことになる大問。選択式も記述式も混じっている。
    • 多くの人はこの大問の解答用紙を持ち帰ることになるので、解く際はそれに書き込むのもあり。

理科 Edit

物理 Edit

  • 現象としては容易に想像できるが、計算が面倒なものが多い。
    • 誘導付きの問題が出題された時は、駿台特有の「計算すれば全てわかる」という悪しき文化の色が強く出てしまう。
    • 誘導付きの問題でないときも計算量は多い。
    • 何にせよ、数学同様東大とは似ても似つかない。 
  • 2018年度の大問1で重力加速度gが定義されていなかったというハプニングが起きた。

化学 Edit

生物 Edit

地学 Edit

地歴公民 Edit

  • 1科目目終了後の17:05~17:10は、1科目受験者の退室時間である。忘れ物をすると面倒な事態となるので、気を付けよう。東大志望者が志望校バレする時間でもある

日本史 Edit

  • 出題範囲リスト(※は選択問題)
    • 中世(室町中心)
    • 近世(戦国時代~江戸前期)
    • 近世(江戸中期~後期)
    • ※近代(第4問)
    • ※近現代(第5問)
  • 進度による選択問題が2つあり、好きな方を選んで解答する。選ばない大問の解答欄は❌をつけよう。
    • 当然のことだが、選ばなかった問題も試験後ちゃんと取り組むように!
  • 早慶志望者は8割を目標にしようと某講師が仰っていた。偏差値でいうと70は普通に出るので日本史A判定は確実だから、日本史で点を稼ぎたい人は狙うとよいだろう。直前期に解説を含めて復習すると、知識を体系的に整理できるのでオススメ。
  • 論述問題もあるので、論述問題が出るところを志望する人は加点要素を復習するようにしよう。
  • 短問では難関私立でしか問われないような細かい知識を要求されることもあるので、そこら辺に関して言えば国公立志望勢はあまり出来なくても気にする必要はない。逆に私大志望の人はしっかりと知識の確認をするように。

世界史 Edit

  • 出題範囲リスト
    • (追加お願いします)
  • 必須問題が第3問までで、第4問と第5問は進度による選択問題である。日本史同様、選択しない問題の解答欄には❌をつけよう。
    • 試験後は、選ばなかった問題にも取り組もう。
  • 200字論述問題が毎回(?)出題される。テーマはどこからでも出るが、テンプレ問題であるため、ちゃんと勉強していれば8割は狙える。採点基準の加点要素をしっかり復習することも忘れないように。

地理 Edit

  • 出題範囲リスト
    • (追加お願いします)
  • 大学教授や高校教員にも依頼して作成している。
  • 日本史世界史とは違って、選択問題はない。

公民 Edit

  • 政治・経済のみ。選択問題はない。
  • 出題範囲リスト
    • (追加お願いします)

受験者数・平均点 Edit

2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年
総受験者数3980833284
受験者数(文系)1223610392
受験者数(理系)2757222892
英語(文系)/20080.2
英語(理系)/20077.675.0
文系数学/20088.8
理系数学/20069.772.0
国語(文系)/20080.0
国語(理系)/20076.5
日本史/10040.8
世界史/10045.3
地理/10030.5
政治・経済/10033.6
物理/10038.2
化学/10035.7
生物/10033.7
地学/10020.9

問題作成者 Edit

2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年
英語武富直人(監修)
増田悟(主導)
大島保彦(2)
鈴木貴之(3)
文系数学
理系数学
国語岩科琢也(2)
日本史
世界史
地理
政治・経済
物理
化学西村能一(3)西村能一(3)高野辺康介(3)
生物
地学

その他 Edit

  • 2018年度は、台風24号の影響により、関西方面では中止となった。しかし、東日本ではそのまま実施されたので駿台東日本模試となった。実際には西日本の高卒校内生は後日振り替えて実施され、外部生は返金を受けるか問題をもらうか(採点も込みであの値段なのに問題配布だけで同じ値段を取るとはぼったくりである。東日本の受験生にしても全国の受験生と競い合いたくて受けているのだからやはりぼったくりである)のどちらかを選択できた。
    • ちなみに、このような事態になったものの、全体の受験者数は去年の第2回全国模試より3000人程度少なくなったというだけであった。
    • また関東では、理科もしくは地歴を受験する人は自宅解答が可能になる措置がとられた。
      • 自宅解答は実質何でもありになってしまうのでその時の理科と地歴の順位や偏差値はそんなに当てにならなかったと思われる。
    • 関東は日程を短縮しての実施となった。昼休みが実質20分となり多くの人が疲労困憊となったであろう。

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