須藤公博

Last-modified: Thu, 27 Jun 2019 01:27:42 JST (1759d)
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須藤公博(すどう きみひろ)は、駿台予備学校日本史科講師。1号館,2号館,3号館,8号館,池袋校,横浜校に出講。

経歴 Edit

  • 1971年10月22日、東京都生まれ。
  • 明治大学政治経済学部政治学科卒業。
  • 慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了。
  • 慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。

授業 Edit

  • 日本史科の人気講師の一人であるが、後述するようにアクが強く、賛否両論ある講師である。
  • 講習のコマ数がかなり多く、オリジナル講座ももっていて、通期の授業はともかく講習のコマ数は権力だけでは多く持てないので、実際に集客力があることは確かである。(一方、core講座の内の高卒生の必修科目の受け持ちが師のみなので、必然的に集客されてしまうとの意見も)
    • 宣伝してるから生徒が受講するという意見もあるかもしれないが、宣伝すれば必ず集客できるわけではなく(だったら教務は苦労しない)、ある程度の実力はあるだろう。
  • 2014年頃までは冬期・直前講習で5講座ほど締め切りを出していた人気講師だった。
    • 現在も人気講師には変わりないが、近年は加速度的に締め切り講座が減ってきている。2018年夏期講習冬期講習ともに1講座のみ、人気が低下中。
    • 近年は締め切り講座がほとんどない。冬期・直前講習は2013〜2015年が38講座担当、2016年が37講座、2017と2018年は38講座と担当数はほとんど変わらないにも関わらず締め切りが減っているのは人気の低下というほかない。夏期講習についても2013〜2017は23講座、2018年は22講座と微減だか、締め切りはほとんど出せなかった。講習のコマ数は減っておらず、使用する教室もほとんど変わらないにも関わらず受講者は減っている。
      • 教室により定員数が異なるので、締切講座数のみで人気を推測するには無理がある。ましてやそもそもメイン教科でなく受講者数の少ない日本史ならなおさらである。
      • 中規模程の教室で締切を出していた講師に大規模教室を割り当てみたところ、大規模教室締切にまでは至らず。という例は他にも見受けられる。
    • 特設単科講座の受講者数が年々増加している。
    • そもそも、もし駿台側からも人気に陰りが出ていると認定されているのであれば、師のようなセクハラパワハラ問題講師は早々に首を切られるであろう。一定の受講者数を維持しているからこそ、あの横暴が黙認されているのである。
  • 季節講習池袋校日本史は、ほとんどが師の担当。
  • 須藤師の授業の特徴として外すことができないのは、師が授業の最初に提示する受講上の注意とお願い(=命令)である。
    • 師の授業は生徒がこのルールを守る前提で行われ、これを守らない生徒には名指しで注意し、それでも直さないと退室を命じられることもある(講習生であっても関係ない。むしろ、校内生よりこのルールに慣れていない講習生の方が注意されることが多い)。
      • 通期の初回でこのルールを説明した際に生徒から普通に受講したい旨の意見を言われると「帰っていいよ」と言い放った。
    • ただし、きちんとルールも守り、かつメモを取るなどきちんとした態度で授業を受けているうちは怒られることはない。
      • ルールの主な例を下に挙げる。
        ・ペン回しをしない。
        ・頬杖をつかない。
        ・欠伸は手で押さえてする。
        ・髪をいじらない(師曰く「カッコつけるのは大学に入ってからにしよう」)。
        ・ペンをカチカチとノックしない。
        ・右手にシャーペン、左手に赤ペン青ペンを持つ(左利きの人は左右逆で良い)。
    • これらのルールを生徒に守らせるのは、生徒自身が将来社会に出る上でのエチケットを身につけるため、余計な事で気を散らさずに授業やその他の場面で提示される情報を素早く取り入れるためであると師自身が明言されている。
    • 増田悟師など、その他の講師でも社会でのマナーに基づいて注意をする講師が多い(帽子を被っての受講はNGなど)。
    • 但し、ペンの持ち手などはマナーなどではなく、個人の好みなので、ここまで指定することには批判がある。
    • 情報量の多い講義において色ペンを使おうとした場合、持ち替えたりしていると時間がかかる上にカチャカチャ音も目立ってしまう。それを防止する目的もあるだろう。
  • 生徒アンケートで「東日本の全教科全講師のなかで満足度ナンバーワン」が10年以上続いていると吹聴している。(本人が言っているだけで,真偽は定かでない)
    • なお似たようなことは漢文科の某師も言っている。
    • ●●大首席卒業などと言っている講師も同じ類の自己申告であろう。
  • 表面的な知識の詰め込みではなく、背景知識や経過等にこだわり、歴史的事項の実感的・リアルな理解を求める。
  • オリジナルプリント・テキストは随所に工夫が凝らされ、生徒からの評判も高い。
    • パッと見ただけではデザイン等の異質さは目につくかもしれないが、師のテキスト作成の本領はむしろ演習問題の掲載方法にある。詳しいことは師がテキスト作成を担当した講座の講義中に自慢気に仰られると思う。事実、使用者側としてはかなり使いやすく有効なものとなっている。
    • 掲載内容の濃さと多さゆえか、駿台側から経費削減のためにテキストのページ数を減らすように言われると、どのページを省くか選別にかなり苦労するらしい。大抵テキストから漏れた内容は副教材か師のオリジナルプリントに掲載されるので心配はないのだが、その分配布物が多くなってしまう。
  • 授業のペースはかなり早い。
    • 9.5割がたの時間は歴史的重要事項は赤・受験上のテクニックは青と2色のペンを用い自身作成のプリントに線を引かせつつ進行する。残りの0.5割は板書で主に図であり、時には寸劇も演じ、生徒の理解を助ける。
  • 提示される知識は膨大。
    • なので、しっかりとおぼえられればどんな私立大学の問題でも解けるようになるだろう。
    • が、すべて覚えようとするとパンクするので、知識よりは授業の論理展開の理解に意識をむけよう。(師の提供する知識を全部吸収しようとすることは、「全部やれどっかでる」と言われて全部覚えるようなものである)
    • 英語科の某師は「きみさん(須藤師)が言ってる事全部やったら他の教科に手回らなくなるからね、ほどほどにね」と仰っている。
    • 須藤師の授業に限らず、真面目にやっている生徒の中には、膨大な知識量にパンクする人・大学でやるような深い学習にはまりこんで肝心の受験対策がおろそかになる人がいるので、1年を棒に振らないように取捨選択はしっかりとすること。知識に優先順位をつけること。
  • 授業中、あらゆるところに「伏線」を張ることが多い。授業の最初にさりげなくした小話が実はその日の授業のキーになっていたり、その伏線を数週間かけて回収したりする。その面ではかなり計画的な授業といえる。
  • 通期では特設単科日本史ブロック整理法 —須藤 公博講座—」も持っている。
    • この授業は、出題頻度の高い基本史料の音読を行うなど、徹底的に生徒を鍛えるいわゆるスパルタ授業である。
    • 長きに渡って開講されていている。
    • 一定数の受講生を長く維持している人気講座だがクーリングオフが多いという噂もまことしやかにささやかれている。
  • 講習で担当する講座数はかなり多い。「冬期と直前の講習のギャラだけでサラリーマンの平均年収の二倍を超える」と仰っていた。わざわざ生徒に話すのは品がなくはないだろうか?
  • 大学別対策講座では、その大学の過去の入試データの分析に基づく授業を展開しその大学に要求される要点を提示する。また、入試問題作成に関わりそうな教授の専門分野から作成した予想問題を配付する。
    • もともとは野島博之師が駿台にいたころよくなさっていたことで、野島師と関係がある須藤師もそれにならっているのだろう。塚原師もこの手法と似たようことはする。
    • 「ただし、30年前に一度だけ早稲田でだされた史料を最頻出とするなど、そのデータも疑問点が残る」という批判もある。もっとも、予備校講師の「頻出」は注意喚起のための方便であり、「そろそろまた出されるかもしれない」という師なりの予想と思われる。これに限らず師の出題分析では「ここ数年間でこの辺りが出題されたから、次はここが出る可能性が高い」という類のものが多い。
  • ごく一部の講習を除いてほぼ全ての授業で延長をする。
    • 延長時間は、40分から120分。休み時間をチャイム通りに10分取れると思ってはいけない。
    • また、講習会では師の授業の次の時間帯に別の授業を入れるのはやめておいた方が無難である。大島師もたまにこのことをネタにする。
    • 講習のPMタームの場合は、次のNTタームまでの休み時間が短いため、授業開講後にまず直後のNTタームに別の授業を入れているか否かを聞かれる。いない場合はNTターム開講時間ギリギリまで授業をするが、いる場合は少し考慮して延長をできる限り減らすようにしている。
      • どうしても延長が長引いてしまった時は、生徒に対して次の授業の担当講師に「須藤が延長したから遅れた」と言うようにおっしゃる。ちなみにその後、師自身もその講師のもとへ謝罪しに行っているらしい。
    • 通期の授業ではあまり延長をしない。
  • 講習などでは職員でもクラスリーダーでもない素性がよく分からない人がプリントを配っていることがある。
    • 師が自分で雇ってお給金を払っているバイトらしい。
    • 近年ではあまり見られず、教務が配布していることが多い。
    • 自作プリントは、自分で作った事務所で作っているらしい。
  • 論述の添削は快く応じてくれる。進路相談にのってくれることも。
    • ただし、事前にお願いしないと添削、相談等は一切受け付けてくれない。講習の際も同様なので校外生は論述系の講座をとる際には熟考が求められる。なお、このような対応をする駿台講師は他にはいないことを強調しておく。
      • これは「まずは自分で考えてみること。講師は生徒個人のものではない。」という師の考えに基づくものである。(と師は仰っている。)雲幸一郎師等と同じスタンスであり、決して須藤師特有のものではない。(雲師はとりあえず質問対応はしてくれるけど…)
  • 生徒への対応に差があるのも「金銭授受により成り立つ講師生徒間としての関係ではない、人と人としての繋がりを求めたい」というスタンスに基づくものである。
    • 授業を前列で積極的に聴いてくれる生徒が質問する場合と、後列の方で聴いている生徒が質問する場合とでは、対応に差異が出るのは、こうしたスタンスにおいてはむしろ最もである、ともいえる。
      • ただし、座席指定である駿台季節講習においてでさえ、座席でやる気を分ける師の態度には問題があると感じる生徒は多い。
    • 「講師が一方的に話し、生徒が黙って聞き続けるだけで良いというのならば、東進の方がいいんじゃないですか。一時停止も早送りもできるし。講師と生徒と双方向の主体的なやり取りがあってこその生授業です。」と仰っている事からも師の授業スタンスの根拠がわかる。
  • 師に否定的な生徒(アンチ)が発生する要因として以下のようなことがあげられる。授業内容よりも師のアクの強さに対する拒絶反応・批判であることが多い。
    • 理不尽な説教をするケースがあり、また時に尊大な態度がみられる。
      • ある年度のLB後期初回では師の授業の受け方ルールの説明をしなかったが、後期から入ってきた生徒が授業の勝手がわからないので、他の講師の授業を受けるように普通に授業を受けていると、名指しで怒鳴り付け退出させたことがあった(ちなみに、怒鳴られ追い出された人物は無事東大に合格した)。この強制退出事件について、「駿台は教育機関だから追い出して当然。ルールを守れない人間はどうせ受からない。」と師はおっしゃっていたが、事情も知らずに一方的に怒り、授業を提供するというサービスを拒否するこの対応に、当該生徒に対する同情の声が集り、また、須藤師に対する不信感がクラス内に醸成された。この生徒は泣きながら退出し、その後、授業に出てくることはなかった。
    • 自分の授業のアンケートで文句言われた時に、「K城(個人情報のはずの学校名)の生徒がいたら伝えてくれます?文句は直接いいにこいよって」 と言ったとも。
    • 幼稚な寸劇に生徒を参加させる・須藤師が生徒に馬乗りになったりする。拒否したLBのある人物はその後の論述の添削を断られるなど、ハラスメントを誘発してる。
      • 2014年後期の授業で、寸劇に付き合わせた生徒に悪ふざけでビンタしたこともある。この件に関して、駿台も警告を出した模様。
      • 寸劇は授業内の内容の理解を助けるためのものであり、幼稚か否かは受け取る側のそもそもの理解度によって変わるので断定できるものではない。
        実際、文字や耳で聞こえる情報をビジュアルな面から理解したり実演するのは学習・理解の補助となり得る。
        もっとも、馬乗りやビンタは別問題であるが。
    • 稚拙な講習の宣伝を時にする。
      • 講習会が近くなると宣伝が多くなる。受けないと落ちる、落ちても責任はとれないとよくおっしゃる。(無論、受講して落ちても責任はとってくれない。)
      • 師の作る講習宣伝プリントはレイアウトにしろ表現にしろかなり独特であり、御茶ノ水駅前でよく配布されている政治プロパガンダ系のビラを彷彿とさせる。実際師はそういう類の政治運動に今も加わっている立場なので、似通るのも当然といえば当然か。
    • 史料の文章を絶叫させる。生徒全員を前に立たせて大声で喚かせる(同じ校舎で講義をもつ講師からクレームが出されることも少なくない)。
    • 師の提示する予想問題があたらないという批判もある。
      • 直前期なのに延長もかなりあってどうなのかと思った上に、師の提示した予想が当たることもなくかすりさえしなかったので残念、という受講生の感想もある。
    • また、講習会の担当オリジナル講座は過大、誇張表現があるという指摘も。
      • 師に否定的な人は、「師の語るようなうまい話で受験が上手くいくはずがないのは冷静になって考えれば誰でもわかることだ。受験生はどんな時も冷静さを失ってはならない。暗記は地道な努力の積み重ねであることを忘れてはならない。だまされないこと」と言っている。
      • 師にあまり批判的でない人は、「例をあげればきりがないが、講座をとれば得点力があがる・記憶の定着がすすむ、という趣旨の講座宣伝文を書いてる講師は多いので、須藤師だけその点で批判するのは筋違いなのでは」と言っている。
      • また、テキストがしっかりしてるのだから問題ないとの意見もある。
  • 師に肯定的な生徒(誰?)の立場からすると、はっきりいって否定的な生徒からの過度なクレームは迷惑である。
    それにより、奴の機嫌が損なわれ授業内容が若干手抜きになってしまったりすることがあるため、不快に思う人間(これを書き込んだ人、つまり師本人)がいる。
    だが、そもそもその程度で授業に影響を及ぼしてしまう師の人間性には問題があるのでやはり師に直接クレームを入れるべきであろう。
    • 直接のクレームはいっそう逆上するであろう。
  • 須藤師が東大関係のコース・授業をもってることに関しては賛否両論ある。

    否定的意見

    • 理不尽な説教や怒鳴るといった傾向が他コースより一層強いようで、そもそも受講する気がしなくなる。
    • 高卒生は夏期講習直前に膨大な宿題(穴埋めプリント50ぺージ分。夏期に覚えて、その後試験をやる年も)が配布されるが、受験生(特に東大志望)には日本史以外にもやることがあるということを全く理解していない模様で困る。
    • 夏休みの宿題は提出義務があり、全部解いていることが求められる。提出しないと、授業で一人だけ立たされて怒られる。宿題にはコメントが添えられるが、辛辣なものが多くモチベーションが低下しやすい
    • たしかに授業そのものは論理的におこなわれ、その点で須藤師の授業が劣っている訳ではないが、駿台の講師ならば誰でも背景知識や経過にこだわるので、駿台当局はある程度講習で集客力があるからといって須藤師にこだわるより、池知正昭井之上勇今西晶子大木伸夫各師など他コース・他校で東大コースをもってる講師にかえてみてもいいのでは、という声もある。
    • 「師の理解とは主に私大型の(文字を暗記するための)理解であり、東大など国立型を担当する講師の論理的なそれとは多少異なったものである。」という声もある。が、暗記一辺倒の授業では決してないという声もある。

    肯定的意見

    • 講習では「論述の答案は、読めば問いが分かるものが一番良い」という考え方の元、知識の羅列でない答案・問いにきちんと対応した解答を試験時間内でつくれるようになることを重視して授業してくれるので実践的。
    • 講習では問題作成者の問題意識をうかがうため、東大教授の本の内容をこまかく話してくれるので、ちゃんと聞くと知的で面白い。
    • 東大プレ日本史演習でも一定数の生徒は受講していて、支持する生徒も確実にいる。
  • なぜか特設単科早慶大日本史演習」の担当がない。
  • 以上のように様々な意見があるが、通期で割り振られた生徒は、とりあえず一度は授業に出て、その上で判断するとよい。

担当講座 Edit

通期

以下、参考に2018年度の師の担当スケジュールを記載しておく。

  • 日本史の最終チェック講座はすべて担当、一橋・京大を除くすべての大学別プレを担当。
直前Ⅰ期
直前Ⅱ期

人物 Edit

  • 「自称」日本史科で1番ヤバい奴
  • 口癖は「えーっ、」「頑張っていきましょう」「~なんですがぁ」「でね~?」「てなわけでぇ~」「~ってことなんだわ」「〜がぁ」「〜だわな」「〜ですよ(ますよ)」「〜ていきたい」「〜を作っておきたい」「それはさておき」「続けていきましょう」「やるっ」「つぎっ」「やりますやります」「ゆっくり言うんで文章を一行」
    • 口調が割と独特であるため、師のものまねを試みる人がよく出現する。
    • 入室した後に、「しっかりと挨拶してはじめましょう、えー、こんちは」と言い、生徒に頭を下げる。二時間目以降は稀に「続きっ」ということもある。
    • 「〜を作っておきたい」「〜を入れておきたい」は、「入試の時にこれを答えられる自分を作っておきたい」「これをやるならこの辺りの知識も入れておきたい」というように、大学入試で問われる他と混同しやすい事柄や重要なポイントを生徒に教える時に使う。
      • 「おき、たいっ」という風に「たい」を強めに発音する。
    • 「続けていきましょう」は雑談ないし生徒に対する説教で、授業の本題から逸れたのを戻す場合に発する言葉。
      • 東進の一問一答で内職していた生徒に注意した後、「えー続けていきましょう、えー続けていきましょう、えー続けていきましょう」と3回繰り返して言った事がある。これを言うことで自己を冷静にする目的もあるのだろう。
    • 「がぁ」の声がとても低く、特徴的。
    • 多くの生徒が知らないことを聞き、分かって手を上げる人数を「ひとり…」「ふたり…」と数える。
      • 師の質問には思考力を問う種のものと、各々の生徒(主に特設単科受講者)に対して他の授業、講習の際に教えてある知識の確認のものの二種がある。前者は半ば冗談で聞いている場合も多いが、後者の質問に答えられないと、時折大変な事になる。
      • いなかった場合は「あぁそうですか」といい復習の不足を言われる。
      • 答えられた場合や、そうでなくても予習復習をしっかりしている生徒には、「いい感じいい感じ…」「その調子その調子…」と言う。
    • 板書をする際、頻繁に「あらよ、っと」と言うことがある。意識して聞いてみると結構面白い。
  • 頭を使っている時に、目が上の方を向いて白目の様になる事が多い。
  • かなり左寄りである。
    • 現在でも講師を勤める傍ら政治運動に積極的に関わっており、○○日にデモに参加してくると授業中に言い出す事もしばしば。生徒を勧誘することもある。特に2012年、2013年は頻繁に誘っていた。
    • デモのためなら、地方遠征も厭わない。
    • 他の駿台講師と同じく、授業中に猛烈な安倍晋三批判を繰り広げる。「安倍のバカ」「日本で唯一止まっても良い心臓(晋三)」と揶揄するなど、かなり短絡的な言い方でケチョンケチョンに貶すことが多い。
  • 極度の左翼思想ゆえ、学生時代から天皇反対を訴え続けていたが近年、天皇陛下(今上天皇)の暖かいお人柄に気付き始め、そうした様子に胸打たれることが多くなってきたらしく、本人曰く「左翼失格」だと自己評価している。
    • 学生運動に関わっていた関係で明治大学からは立ち入り禁止処分を受けている。
  • 浪人時代福井師に師事しその縁で駿台で予備校講師に。
    • 大学院生時代から駿台で講師を務めている。
    • 福井師とともにデモに参加するため早稲田の試験をサボったことが師の口から語られている。
    • もっとも今では、講習の宣伝の際など福井師の方法論を批判することもある。
    • 福井師も須藤師のやり方には不満があるようである。
    • とはいえ、須藤師は福井師のことを尊敬しているのは事実なようで、福井師とペアを組むクラスでは頻繁に福井師の話をなさる。
  • 坂井孝好師と仲が良い。
    • お互いのことを自分の授業内でネタにし、それぞれ「坂井孝好」「須藤公博ちゃん」と呼び合っているが、普段の2人の中にはかなりの信頼関係と礼儀があるらしい。
    • 好きな球団が優勝した際の行動まで同じである。(後述)
  • 日本史科の後輩である白木宏明師とも仲が良い様子。
    • 私文系クラスなど、須藤師と白木師が同じクラスを持っていたりする時は、雑談に白木師が登場することもある。一方、当の白木師は雑談はよく行うが、プライベートなことや他講師の話は殆どしないため、二人の関係性を深く読み取るのは難しい。
    • 師は白木師のことを、白木師が授業でA4ノートを使うことから「A4」と呼んでいたりする。
      • 「この部分って白木さんの担当だよね。まぁ彼はかなり実力があると思うよ、あのA4君ね。」
    • また、須藤師が駿台日本史科講師の採用試験に合格してからしばらく新たな採用者が出ず、年月が経ち10年振りにようやく採用試験合格者が出たのだが、その人こそが白木師だった。このことは須藤師も白木師も授業中に語ることがある。
    • 須藤師が白木師と講師室で会った時に、「どんな反応をするのだろうか」と、敢えて白木師に左翼的な政治発言をしてみたら、師は何も言わずにニコニコしていたらしい。
  • 予備校講師歴はゆうに20年を超え、師と親しい講師も多いが、未だに年上の講師と鉢合わせすると緊張してしまうらしい(坂井師は除く)。
    • 以前エレベーター霜栄師と2人きりになった際、普段あまり喋らないという訳でもないのに、どのような話をすればいいか困ってそのまま時間が過ぎてしまった、ということがあったらしい。
      • エレベーターで霜師と2人きりになって何だか良い気分がした、霜先生カッコいいよなぁ〜と仰っている時もあった。
    • 塾講師を引退したら、合格実現党(恐らく幸福実現党のオマージュ)を作って、左よりの多い駿台講師たちと政界進出を目論んでいる。「いつ落ちるの? 今でしょ!?」をスローガンに、大衆扇動を図る。
  • 坂井孝好師、霜栄師、須藤良師とともに、各師の苗字のイニシャルをとって「Sの会」を作っており、時々駿台側へ賃上げを交渉しているらしい。
    • 側から見たら四人とも人気講師ゆえ十分すぎる稼ぎを得ているようにも見えるのだが……、駿台当局と講師の懐事情は第三者には推し量ることができないということなのだろうか。
  • 近年の私立大学の合格者削減の傾向を憂いている。
    • 特に合格者削減の影響が出た2017年度は、通期の第1講で「今年の浪人生は本当に可哀想だと思う。合格できた人に比べて足りないものがあるのは確かだけど、ここにいる君達は今までの浪人生とは事情が違う。」とまで言っていた。
    • ただ、師によるとその分やる気のある生徒が多かったのか、例年よりも欠席者も少なく余計なことで怒られる生徒も少なかったらしい。
      • 実際、1号館LK・LLクラスでは1年を通して授業中に師が怒鳴り散らしたことはなく、最初の数講を除き内職者や師独自のルールを忘れていた生徒も少なかった。
  • 夏期講習日本重要通史日本古代・中世史徹底整理現役生のための日本史教科書攻略法(原始〜江戸編)、現役生のための日本史教科書攻略法(明治〜戦後編)、私大日本史論述演習はCORE講座ではあるが、担当が師しかいないため実質的なオリジナル講座である。
    • テキスト内容は通期テキストや他の季節講習教材とほぼ被るので「手抜き」などの批判の的となっている。
      • このことについて師は、自分の日本史科講師としての観点と信念を多くの生徒や場で伝えたいから、 駿台側にお願いをして体の許す限り講座を多く持つようにしている、とおっしゃっていた。
      • また、師の独断で講座を増やせるわけではないので、幅広い立場、レベルの生徒を担当できる講師として駿台側が師にある程度の信頼を置いているのだと考えられる。実際、ここに挙げられている講座の多くはどちらかといえば通期の授業を受けていない講習生向けである。
  • 講習では、朝から夜まで全てのタームで授業を持つことが多いのでかなりの体力を消費するらしい。夏期講習期間では、朝と夜の体重が2〜3kgも違ったこともあるとのこと。
  • 基本的に年中半袖である。講習期間は師オリジナルデザインのTシャツやディズニーのTシャツを着てくることが多い。
    • 通期2〜3回目の授業では、特設単科日本史ブロック整理法 —須藤 公博講座—」の宣伝のTシャツを着てくることがある。
    • 講習では、だいたい毎時間の休みごとに着替えてくる。しかも毎日被ることがない。
      • このことについて、秋本吉徳師は「変態」と称していた。
      • 「夏は暑いからなぁ、汗の染みた服着てるだけでやる気なくなるな。まさか須藤みたいに毎時間着替える訳にもいかんしな」
      • 須藤師曰く、Tシャツは駿台の経費から落とせるため、大量購入しているとのこと。
    • 休みの日にはディズニーのTシャツを買うためだけに舞浜まで出向くこともあるらしい。
  • かなり大きな家に住んでいる。
    • 師自身が話すこともあるし、他講師がネタとして話すこともある。
  • 収入は前述までの通り普通の会社員より多いので、師のお姉さんからは「おい、高所得者!」「おい、金持ち!」と呼ばれることもあるとのこと。とてつもない自慢有難うございます。
    • 通期の授業ではよく金持ちエピソードを披露する。
  • 下ネタやアイドルネタ、自虐ネタを好む。
    • 上記のネタを話した後に男子生徒が冷たい目線を師に送ると、今度はOGの女子からワインのプレゼントを渡されただの、現役の女子高生の教え子に握手を求められただの、当該男子生徒にマウントをとるかの如く自慢なさる。
      • これの対象となる男子生徒は主に、お世辞にもイケメンとは言えない生徒である事が多い。実に卑怯である。
      • 最も師は現在、独身であるが。
  • 痴漢冤罪を避けるために毎日タクシーをチャーターして駿台に来ている。
  • 野球ファンである。好きな球団は以前は阪神タイガースであったが、グッズの販売方針に不満を感じ広島ファンに寝返ったらしい。但し師の事なので女子ウケを狙って広島ファンに転向した可能性もある。また、阪神が弱いからかもしれない。広島が弱くなると乗り換える可能性もある。
    • 優勝すると、自宅の風呂でひとりビールかけをすることもある。
      • 2017年には例によって風呂でビールかけをしていたら、滑って尾てい骨にヒビが入ってしまった。このことは坂井孝好師に散々ネタにされた(そんな坂井師は巨人ファンで、巨人が優勝すると、風呂の中で一人で全裸になり、ビールかけ的なことをするらしい)。
      • 2018年のSBとのSMBC日本シリーズの惨敗については、・第7戦のチケットをヤフオクで7万9千円で落札していた(この年の日本シリーズは第6戦の時点で4勝1敗1分でソフトバンクが日本シリーズを制したため第7戦は行われなかった)がファンとしてあるまじき行為としながらも試合が行われなかった場合に払い戻される保険に入っていたため全額返金されたという。さらにマツダスタジアムのビジターパフォーマンスシート数枚を1枚1万円以上でソフトバンクファンに売り付けてぼろ儲けをした。
      • 「この仕事を20年以上やってるんで皆さんの模試成績を見れば「あーこいつ落ちるな」とか「まあこいつは受かるよね」とかは、心の中でわかります
        でもそれを皆さんに言わないのと同じで戦う前から「相手ソフトバンクかぁ勝てねぇーよな」とかは心の中で思っていても絶対に言いません。何か一個でもきっかけがあれば日本一になれると思ってたんですけど(師は浪人時代の立教大の古文の入試問題で前日の夜に漫画で読んだ源氏物語がそのまま出題され、横で受験していた可愛い女の子と通えることに興奮し付き合ってその先まで考えていたという)第1戦で引き分けた段階でまあダメだろうなとは思ってましたけどそれは絶対に言いません。あん、戦いですから。うちらは1番田中2番菊池3番丸4番鈴木誠也、これ崩してまで勝ちたいとは思ってないんで。このスタイルで1年間、広島カープはやって来たんで。あん、勝つって言うんだったら工藤監督の方が絶対に優秀なの。初戦で打てなかった1番上林をパパッと代えるとか、この辺の臨機応変さなんですよ。うちらは自分たちのやり方で勝てないんだったら勝たんでよろしいという妙な精神構造の人たちなんですよ。これが32年間日本一になれない最大の理由なんですよ。自分たちのスタイルで勝てないんだったら優勝しなくてもいいっていう感じなんで。ほんで自分たちのスタイルを貫き通して優勝したら死んでもいいっていう。大変なんですよ、遺影とか持ち出して「父ちゃんに見せたかった〜」とかいう世界なんで。だからまあうちらはそんな感じで結構スッキリしてて、あの〜9回に中崎っていうピッチャーが投げるんですけどこれサヨナラホームラン打たれてれてまして、あーん、それでもいいんです。別のピッチャーを9回に出して勝っても嬉しくないし。中崎がホームラン打たれて負けてもそれはそれって感じで。ただ受験はそういうわけいかないんで。勝たなきゃいけないんで。まあそういう臨機応変さを持って頑張ってもらいたいなと思ってます。」
        と負け惜しみとも取れる言葉で2018年のソフトバンク対広島戦を総括し生徒に対するメッセージとすり替えた。
  • 野球ファンの生徒や野球部部員・野球強豪校の生徒・卒業生がいると、野球の話で盛り上がったり、夏の甲子園シーズンだとその生徒の母校を応援してくれたりする。
  • 明治在学中、当時付き合っていた彼女の家にお邪魔した際に彼女の父親に「大学はどこだ」と訊かれ、「明治大です」と素直に答えたところ「明治か……」と冴えない顔をされたのをキッカケに「慶應の大学院を目指そう」と心に決めたらしい。
    • ちなみにそのお父さんはGMARCHレベルの大学出身ですらなかったので、師は内心「MARCHでもないのかよ」と思ったそう。
    • 直前期の明大プレでは明治大学野球部のユニフォームをみにまとい、時に明治のことを絶賛しながら授業を行う。
      • 一方、2013年LBでは「あんなところに行ったらおしまい。」とまでおっしゃっていた。明治大学は嫌いとのこと。
  • 以前には、東進ハイスクールほか複数の予備校で教えていたが現在は駿台に絞っている。
  • 東進には、東進側のスカウトで働くことになった。
    • 師が駿台で授業を終え、校舎を出たらいきなりスーツの男に「須藤公博さんですね」と声をかけられたという。
      師は前述の通り政治に関する過激な発言もしていたことから、そのことに怒りを感じた反対思想の人間に連れ去られるのだと思ったらしい。
    • そのスカウトマンは、駿台での師の実績ではなく、師の著書である「愛と欲望の日本史 ー思わず話したくなる意外な真実ー」を読み、師をスカウトすることに決めたらしい。
      • 「あの本を読んでスカウトしただなんて、東進も正気の沙汰じゃねぇなって思ったわな」
    • 師は当時から過密スケジュールだったうえに、東進も今ほどメジャーではなかったので断るつもりでいたが*1、月〜木は駿台で働き、元々オフだった金曜日に東進の映像授業を収録するだけで良く、ギャラも良かったため、考えてみることにしたという。
    • 駿台の人事担当に一連の話をしたところ、「いいじゃない。頑張って来なよ!」と快諾されたので、東進も兼任することになった。
      • 師としては、「ダメだ、駿台だけにしてくれ!」と引き止めてほしかったらしい。
    • 師が東進を去ってからは、井之上勇師が駿台と東進を掛け持ちしている。
  • 趣味は仏像鑑賞と日本酒と乃木坂46の応援と広島カープの応援とプラレール。
    • 乃木坂の推しは秋元真夏と齋藤飛鳥、そして卒業した生駒里奈。
    • 授業の際は必ず秋元真夏の写真を教卓に置いて授業をしている。稀にその写真を生徒に見せびらかし「終わってるだろ?俺って」と何故か嬉しそうに語る事もある。
    • 師の自宅玄関には、アイドルのグラビア画像の上から「お帰りなさいませご主人様」と自分で加工したものを印刷した特大ポスターが貼られている。と自分で仰っていた
    • プラレールを並べて走らせていると楽しいとのこと。自宅に一部屋まるごとプラレールのレイアウトが敷かれている部屋があるらしい。年間60万はカープの応援とプラレールにつぎ込んでいらっしゃる。
    • 広島カープ戦の現地観戦も高頻度でしている。ヤフオク等などでかなり投資しているようだ。
  • 次期日本史科主任は自分だと言っていた時期がある。
    • 近年ではその主張はしていない。
  • 高卒クラスの入学案内の講師紹介に「闘いはここから。闘いは今から。 緊張感の中にも温かさと楽しさをもって、未来への日本史を一緒に学びたい。」と書いている。
    • 師のオリジナル講座や師が作成したテキストのはしがきにも書いてある。
    • 「闘いはここから 闘いは今から」という歌詞が、がんばろうという労働歌(かつて労働運動や学生運動が活発だった時代、デモや大会でさかんに歌われた曲)にある。偶然なのだろうか、それとも影響を受けたのだろうか、あるいはパロディなのか。
  • おそらく駿台でもっとも季節講習の出講とオリジナル講座の受け持ちが多い(2017年夏期講習の受け持ち講座数は23)。
  • 講習中、食事にあたって体調不良になったりする事の無いよう、昼食は必ずコンビニのざるそばにしているとのことである。
    • が、師の最も好む食べ物はペヤングである。近頃はダイエット中なので自重していらっしゃる。
  • 大島師いわく「マグロと同じ。授業してないと死んじゃう。」

著書 Edit

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*1 2000年代序盤の話であり、現在はタレントとしても活躍している林修氏が「今でしょ」で流行語大賞を獲る10年以上も前のことである
*2 「家系図から読みとる日本史」(駿台曜曜社)を改題・一部訂正・加筆のうえ文庫化したもの