講師陣/日本史科
Last-modified: Fri, 14 Aug 2020 13:53:40 JST (164d)
日本史科講師一覧 
西日本のみに出講する講師は西日本のみに出講する講師を参照してください。
あ〜お 
か〜こ 
さ〜そ 
た〜と 
な〜の 
は〜ほ 
や〜よ 
わ〜 
特徴 
- 思想が左寄りな講師が多い。
- 福井師を中心に動いているためか、ただでさえ左よりな駿台の中にあって、なおいっそう左翼的である。
- 大半の講師が活動歴をもつ。
- だからといって指導にはあまり影響はないが、全般的に福井師の影響が強いのが現在の関東日本史科ではある。
- 基本的にどの講師も思想の押し付けはされない。「あくまで自分の考えを持つことが大切であり、自分の考えであるのなら、批判的な目を向けても構わない」というスタンスであることが多い。
- 尤も、それを含めてもあまりにも過激な発言・思想が多いため、どのみち思想の偏りを招きかねないい、といった生徒や一部講師からの批判の声もあることにはある。
- 東西対立が激しい科の一つである。
- 東大模試の出来・作問姿勢に関する批判、関東の講師陣が作った参考書についての批判(例えば、外交史の参考書なのに地図が全く付いてないのは如何なものかなど)をはじめ、他の教科の対立と比べても批判・対立の内容が具体的で、その分、根が深そうである。
- 端的な例としては、東西日本史科のトップ講師が、東大日本史過去問集を青本、赤本としてそれぞれ出していることなどが挙げられる。
- 関西の某師は、「関西が比較的穏やかなのに対し、関東は政治的に過激すぎる」と批判しておられた。
- 主に福井師や須藤師のことを指しているものと思われる。
- 関西では事実、政治的に寄った発言をされる講師はほぼいない。
- 塚原師を中心として、そうした授業中での政治的発言を嫌っておられる講師が多いようである。
- どうやら政治的発言につながらないようにかなり気を遣っておられる講師もいるようである。
- 塚原師はたまに、こうした授業方針を(すごく遠回しな言い方だが)批判しておられる。
- 塚原師や関西講師陣は、「講義は政治的主張を披露、演説するための場所ではない」といった考えを持っておられるように見受けられる
- テキストも関東と関西では別。関東のテキストでは左翼的主張のあるものがたまに見受けられるが、関西のテキストは塚原師が中心となっているためか、あまりそうした記述は見当たらない。
内容的にも関西の方がまとまっている。
- 国公立と私立では出題傾向が根本的に異なるため、指導の重点を置く部分も大きく異なる教科である。
- 例として、東大、一橋は教科書をベースにした思考力を論述させる問題、早慶は重箱の隅を突くような日本史クイズが主となる。
- そのため、一括りに「日本史科講師」といっても国公立向け、私立向けの講師が存在する。ただし、クラスにもよるが基本的にはどの講師も両方の指導を行い、
代々木ゼミナールとは違い必ずしも二極化されるわけでない。 - お茶の水校などの大規模校舎ではあまり見られないが、小規模だったり都外の校舎だと国公立向けとされる講師が私立向けのコースを教えていたり、その逆もあり得る。
- 通期授業ではそのコースに合わせた授業を行うが、季節講習では自分の専門分野にベクトルを向けた講義を行うことがある。そのため、同一講座であっても担当講師によって授業内容が大きく異なる。
- このことは駿台側はアナウンスしないが、講師自ら講座ガイダンス時にこの旨を述べ、敢えて「受講するな」と呼びかける場合もある。
- 国公立向け・私立向け問わず、実は私大出身の講師が多いのも特徴である。
- 国公立に比べて母体数が多いことも理由ではあるが、その中でも早稲田大学出身者が多い。
- 3号館の東大文系コース(高卒)には、安藤師の引退後、野島師が東進に移籍して以降、長年、福井紳一師、塚原哲也師、須藤公博師の3人が出講している。
- 特に、福井紳一師・塚原哲也師は、複雑な制度を根底から見つめ直すことで、見通しよく話したり、高校教科書の記述・範囲に必ずしも囚われないアカデミックな授業を展開してくれるので、授業の完成度が高く、学生からの信奉も篤い。
- ただし、合格答案は教科書内容がベースである。アカデミックさにこだわらないように。
- また、須藤師もそれなりの支持は受けている。
- 事実、講習会では、福井師の日本史特講Ⅱ(社会経済史)・塚原師の日本史論述は得るものが多いと人気である。
- もっとも、福井紳一・須藤公博師には批判も多い。
- 長年講習で東大日本史を受け持っている福井紳一師は一部の学生からは化石と揶揄されている。
- 須藤公博師も、そのスタイルから批判が後を絶たない。須藤師は提供される授業の内容・テキストの質自体はそれほどひどいものではないが、史料や用語を絶叫させる・理不尽な説教など、授業の内容とはあまり関係ない部分で批判を受けることが多く、生徒からのそのような批判・拒絶反応もあながち的外れとも言えないであろう。
また、須藤師は現役最上位クラスは担当していないなど、駿台からの信頼も多少不安が残る(お茶の水の高卒クラスでも最上位のLAは担当していない)。 - 特に旧帝志望の現役生は、「余った時間で地歴をやる」のが原則?なので、福井師や須藤師のような情報量が多くかつ激しい延長の講義の受講は極めて慎重な判断が求められる。
- 特に、福井紳一師・塚原哲也師は、複雑な制度を根底から見つめ直すことで、見通しよく話したり、高校教科書の記述・範囲に必ずしも囚われないアカデミックな授業を展開してくれるので、授業の完成度が高く、学生からの信奉も篤い。
- 他の科の例に漏れず、高齢化が激しく世代交代が上手く行っていない。
- 端的に言えば、福井師の次の世代を担うような講師がいない。
福井師が潰しているのでは??福井師の模範解答にも論点のズレや不自然な日本語は多く存在する。- 講師採用試験授業で講師候補の方が金本位制に触れた際、教科書的な説明をしたところ、「本質が分かっていない」とその瞬間切られたとか。
福井師に言わせれば教科書は間違っているのである。 - 須藤師は、それなりに人気もあるがアンチも多く、本人に癖がありすぎて授業内容とは関係ない部分で相当批判を受けており、福井師の跡を引き継ぐ程には至っていない。
- もちろん、福井師以外の講師陣で生徒からの信頼を得ている講師もいるが、お茶の水校の東大コースはここ10年主に塚原師・福井師・須藤師(・池知師)が担当してきたゆえにやや存在感が薄い上、生徒からの人気があっても、講習でははっきり私大寄りの授業をする講師(井之上勇師や白木宏明師など)もいて、そのため世代交代が上手く行っていないという印象を与えるものと思われる。
- 論述に強い講師が不足している。
- 安藤達朗師の死去と野島博之師の移籍に伴い、論述対策は(関西の塚原哲也師を除いて)河合塾に遅れを取っている感は否めない。
- 福井師、須藤師以外で論述対策(東大対策)を担当している中堅講師としては今西晶子師が挙げられる。2019年度まで師は池袋校の高3スーパーα日本史、東大日本史演習プラスを担当していた(須藤師はこの講座を担当してない)。現役最上位クラスの指導を福井師と二人で行っていることから、師の実力を伺い知ることができるであろう。
- 受験科目数が多い国立文系の受験生はほかの科目の対策にもいそがしく、そのうえ日本史は必修講座が多く指定されていてかつその授業内容も私文的な内容がすこし目立つとなると、国立文系受験生にとって、駿台の日本史に関しては、厳しい現状が続いているともいえよう。
- かつて、受験日本史は瑣末な知識を綺麗な板書で網羅するパネル式講義が持て囃された時代があったことから、論述指導に長けた講師が予備校業界全体を見渡しても人材不足のようである(講師自身が私文バブル世代のため?)。
- 塚原師の学校専売の著書である「日本史の論点」がネットオークションで高値取引されていたことからも、論述ニーズの高さが伺える。
- 夏期講習の注意点として挙げられる通り、良くも悪くもクセが強い講師が関西と比べると非常に多い。
- この点を認識なさっている講師もいらっしゃるようで、池知正昭師は夏期講習の注意点をあげる際、この事について言及なさる。
- そんな池知師は福井師との確執から模試作問禁止処分を食らっている。関東関西だけでなく関東内でもかなり対立が見られるようだ。
- が、かといって両師の仲が悪いか、と言われればそうでもないようで、逆に仲が良いくらいである。互いに互いをネタにしあうことも多々ある。
- googleで画像検索すると、池知師と福井師のツーショットが出てくる。
- 細かい部分で考え方の対立がある、といったところだろう。
- 池知師は専門としている古代は譲れないのだろう。(授業を受けても分かる。)
- とりわけ須藤師は極端に好き嫌いが別れるが、何度か出てみた上で判断すると良い。
- この点を認識なさっている講師もいらっしゃるようで、池知正昭師は夏期講習の注意点をあげる際、この事について言及なさる。
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