講師陣/日本史科
Last-modified: Sun, 16 Jun 2024 19:49:44 JST (93d)
日本史科講師一覧
西日本のみに出講する講師は西日本のみに出講する講師を参照してください。
あ〜お
か〜こ
さ〜そ
た〜と
な〜の
は〜ほ
や〜よ
わ〜
特徴
- 思想が左寄りな講師が多い。
- 指導にも影響があり、一部テキストの記述にも反映されている。
- 大半の講師が活動歴をもつ。現在も活動している講師が多い。授業中に政治談議や政権批判を繰り返すので授業の時間がかなり削られることもある。
- 基本的にどの講師も思想の押し付けはされない。「あくまで自分の考えを持つことが大切であり、自分の考えであるのなら、批判的な目を向けても構わない」というスタンスであることが多い。
- 2021年には新聞沙汰となり、駿台=左よりのイメージが世間に広まってしまった。
- 東西対立が激しい科の一つである。
- 端的な例としては、東西日本史科のトップ講師が、東大日本史過去問集を青本、赤本としてそれぞれ出していることなどが挙げられる。
- 関西の某師は、「関西が比較的穏やかなのに対し、関東は政治的に過激すぎる」と批判しておられた。
- 主に福井師や須藤師のことを指しているものと思われる。
- 関西では事実、政治的に寄った発言をされる講師はほぼいない。
- 塚原師を中心として、そうした授業中での政治的発言を嫌っておられる講師が多いようである。
- どうやら政治的発言につながらないようにかなり気を遣っておられる講師もいるようである。
- 塚原師はたまに、こうした授業方針を(すごく遠回しな言い方だが)批判しておられる。
- 塚原師や関西講師陣は、「講義は政治的主張を披露、演説するための場所ではない」といった考えを持っておられるように見受けられる。
- テキストも関東と関西では別。関東のテキストでは左翼的主張のあるものがたまに見受けられるが、関西のテキストは塚原師が中心となっているためか、あまりそうした記述は見当たらない。内容的にも関西の方がまとまっている。
- 国公立と私立では出題傾向が根本的に異なるため、指導の重点を置く部分も大きく異なる。
- 例として、東大、一橋は教科書をベースにした思考力を論述させる問題、早慶は重箱の隅を突くような日本史クイズが主となる。
- そのため、一括りに「日本史科講師」といっても国公立向け、私立向けの講師が存在する。ただし、クラスにもよるが基本的にはどの講師も両方の指導を行い、
代ゼミとは違い必ずしも二極化されるわけでない。 - お茶の水校などの大規模校舎ではあまり見られないが、小規模だったり都外の校舎だと国公立向けとされる講師が私立向けのコースを教えていたり、その逆もあり得る。
- 通期授業ではそのコースに合わせた授業を行うが、季節講習では自分の専門分野にベクトルを向けた講義を行うことがある。そのため、同一講座であっても担当講師によって授業内容が大きく異なる。
- このことは駿台側はアナウンスしないが、講師自ら講座ガイダンス時にこの旨を述べ、敢えて「受講するな」と呼びかける場合もある。
- 国公立向け・私立向け問わず、実は私大出身の講師が多いのも特徴である。
- 国公立に比べて母体数が多いことも理由ではあるが、その中でも早稲田大学出身者が多い。
- 3号館の東大文系コース(高卒)には、安藤師の引退後、野島師が東進に移籍して以降、長年、福井紳一師、塚原哲也師、須藤公博師の3人が出講している。
- 福井紳一師・塚原哲也師は、複雑な制度を根底から見つめ直すことで、見通しよく話したり、高校教科書の記述・範囲に必ずしも囚われないアカデミックな授業を展開してくれるので、授業の完成度が高く、学生からの信奉も篤い。
ただし、合格答案は教科書内容がベースである。アカデミックさにこだわらないように。
- 事実、講習会では、福井師の日本史特講Ⅱ(社会経済史)・塚原師の日本史論述は得るものが多いと人気である。
- 福井紳一師・塚原哲也師は、複雑な制度を根底から見つめ直すことで、見通しよく話したり、高校教科書の記述・範囲に必ずしも囚われないアカデミックな授業を展開してくれるので、授業の完成度が高く、学生からの信奉も篤い。
- もっとも、福井紳一・須藤公博師には批判も多い。
- 他の科の例に漏れず、高齢化が激しく世代交代が上手く行っていない。
- 端的に言えば、福井師や塚原師の次の世代を担うような講師がいない。
福井師が潰しているのでは??- 講師採用試験授業で講師候補の方が金本位制に触れた際、教科書的な説明をしたところ、「本質が分かっていない」とその瞬間切られたとか。福井師に言わせれば教科書は間違っているのである。
福井師の模範解答にも論点のズレや不自然な日本語は多く存在する。
- もちろん、福井師以外の講師陣で生徒からの信頼を得ている講師もいるが、お茶の水校の東大コースはここ10年主に塚原師・福井師・須藤師(・池知師)が担当してきたゆえにやや存在感が薄い上、生徒からの人気があっても、講習でははっきり私大寄りの授業をする講師(井之上勇師や白木宏明師など)もいる。そのため世代交代が上手く行っていないという印象を与えるものと思われる。
- 後述の今西師は後継になりうる実力を有している。現状は地方への出講が多いが、今後の認知度向上が期待される。
- 田口師は近年東大文系演習コースにも前近代担当として出講しており、二次私大演習の授業での論述問題の解説もクセがなくわかりやすいと評判だった。最近では東大実戦の作問もほとんど師が行っており、今後福井師の後継者として台頭することが予想される。
- 論述に強い講師が不足している。
- 安藤達朗師の死去と野島博之師の移籍に伴い、論述対策は(関西の塚原哲也師を除いて)河合塾に遅れを取っている感は否めない。
- 福井師以外で論述対策(東大対策)を担当している中堅講師としては今西晶子師が挙げられる。師は3号館や池袋校の高3スーパーα日本史、東大日本史演習プラスを担当している。(須藤師はこの講座を担当してない)。現役最上位クラスの指導を福井師と二人で行っていることから、師の実力を伺い知ることができるであろう。
- 受験科目数が多い国立文系の受験生はほかの科目の対策にもいそがしく、そのうえ日本史は必修講座が多く指定されていてかつその授業内容も私文的な内容がすこし目立つとなると、国立文系受験生、特に知識より読み取りが重要な東大受験生にとって、駿台の日本史に関しては、厳しい現状が続いているともいえよう。
- かつて、受験日本史は瑣末な知識を綺麗な板書で網羅するパネル式講義が持て囃された時代があったことから、論述指導に長けた講師が予備校業界全体を見渡しても人材不足のようである(講師自身が私文バブル世代のため?)。
- 塚原師の学校専売の著書である「日本史の論点」がネットオークションで高値取引されていたことからも、論述ニーズの高さが伺える。
- 東大世界史の大論述などと同様に、東大日本史の論述も論述に特化した授業は必要である。論述に長けた講師の授業を受けたり、信頼する講師に添削をお願いしたりするなどしてしっかり対策しよう。
- 当wikiには池知正昭師に粘着するアンチが存在し、しかもそのアンチは荒らした直後に凍結させる「登録編集者」である。
- 夏期講習の注意点として挙げられる通り、良くも悪くもクセが強い講師が関西と比べると非常に多い。
- テキストが分厚くて知られている。ただでさえ分厚いのに文化史、戦後史はまた別のテキストという具合である。私立志望にとっては十分な知識対策が行える。
- 2021年度にテキストの内容がネット上で取り沙汰されたが、そもそも分厚すぎるので駿台生でも目を通していない人が多い。一部の講師を除いてスルーである。(ゆえにテキストを使わない講師が一定数いるのだが)
- テキストの内容は早慶の問題に合わせて網羅的に書かれているので、早慶を受けるなら内容はある程度頭に入れておくべきである。
- テキストや授業に思想的偏りが多い
のは駿台生としてはさっさと受け入れて歴史的事実と偏りを含んだ部分を各自区別しながら学習を進めるのが当然である。いちいちその内容に文句をつけるのは賢くない。 - 西日本のテキストは別物。塚原師主導で作成されており東日本作成の物より出来が良い。思想的にも偏りは見られない。
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