日本史史料問題対策
Last-modified: Fri, 09 Dec 2022 08:00:24 JST (735d)
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設置校舎
- 市谷校舎を除く関東全校舎
担当講師
- 今西晶子(お茶の水校)
- 須藤公博(お茶の水校、池袋校、横浜校)
- 白木宏明(お茶の水校、自由が丘校)
- 池知正昭(吉祥寺校、千葉校)
- 大木伸夫(立川校)
- 角田和孝(町田校、大宮校、柏校)
- 福井紳一(大宮校)
- 田部圭史郎(横浜校、藤沢校)
- 佐野雄一郎(あざみ野校)
- 田口康孝(津田沼校)
- 井之上勇(津田沼校)
テキスト
- 左ページには基本史料が時代順に収録されている。右ページには史料に関する設問(過去に出題された入試問題+オリジナル問題)とその解答が載っている。巻末には私大の問題がある。
授業
- 冬期講習に設置されるCORE講座。
- 夜コマ(NT)に設置されることが多い。
- 現役・高卒ともに必修指定されてはいるものの、この講座を取らずに史料集などの自習で賄う学生もそれなりにいる。
- 多くの講師は基本史料の対策(穴埋め語句の確認や下線部についての説明、出典・作者の暗記など)と通史の総復習を行っていく形で授業を進行する。
- しかし、やはり講師によって授業スタイルやスタンスに違いがあるため、不満がなければ通期と同じ講師で取るのが無難。
- 冬期にしては詰め込む量がかなり多く、延長する講師も多い。そのため、各々の学習計画や成績状況、志望校の傾向等と照らし合わせて、本当に必要かどうかよく考えて受講すべき。
- うまく活用すれば一気に史料対策を仕上げることができるが、よく考えずに受講すると時間とお金を無駄にすることになりかねない。
- 講師の中でも、この講座を冬期講習の主幹講座と捉えている人とそうでない人がいる。
- 某師はこの講座で教室がほぼ満員になった様子を見て「何でみんなこの講座を取るんだろう」とぼやいていた。
- 講座についてのスタンスは各師による冬期講習のガイダンスでなされると思うので、受講を考えている人はそれを踏まえて担当講師を選ぶと良い。
- 以下、主な講師の授業の特徴を記載。
- 史料そのものを暗記する、というよりも史料の見分け方や入試で出題された場合のテクニックを重視した授業。
- 「穴埋め問題でどの言葉が隠されやすいか」「どのフレーズが出てきたらこの史料だと断定してよいか」といった情報を、通史の復習とその史料が出された時代背景に絡めながら授業を進める。
- 延長を行う。30分〜60分の延長は考えておいた方が良い。
- 師の授業としては珍しく、A4ノートを使わない。
- テキスト掲載の史料に直接アンダーラインやマーカーを引くように指示される。板書もあるが、基本的にテキストに書き込むことを勧める。但し、書き込めるスペースが小さいことがあるため、図などを書くときは、別途ルーズリーフ等書き込むものが必要になる。
- 毎日小テストを行う。
- 通常授業で配られるようなまとめプリントはないが、過去問の史料問題抜粋や授業中に扱わなかった史料の解説が配布される。
- 他の授業であるような雑談や蘊蓄話は殆どない。
- 師が珍しくテキストを用いる講座。
- 掲載順に史料を扱う。「ここは穴埋め」「ここは選択」といった具合で、その史料のワードやフレーズがどのように出題されるかを的確に指示してくださるので、史料問題対策が進んでいない人にはうってつけ。史料問題に対する「難しそう」という先入観もかなり薄くなるはず。
- 追加の配布資料として、通史の最重要事項をまとめたプリントが配布される。テキストの史料解説と共にプリントの穴埋めもしてくださるので、通史の復習も兼ねた講座になっている。
- プリントは通期のものをギュッとしたイメージ。ここまで充実した内容であるにも関わらず、目立った延長もない。
- 早大志望者が受講生に多い場合は早大対策用のプリントを用意し、対策について説明する場合もある。
- これは師が早慶対策の講座を担当していないゆえの補填であろう。一橋対策の授業を多く担当している師であるが、授業内容は国公立寄りではなくバランス型である。そのため通期の受講者にも早慶志望者は多い。
- 通期が師の場合は受講しておくのが無難。事前の予習も必須ではないため、通期で師の授業を取っていない人にもおすすめ。
- 冬期は受験本番も近いのでできるだけ無駄を省きたいところ。その点では、延長や音読等を一切しない師の講座は非常にコスパの良い授業である。受講効果も十分に期待できるし、いかに史料の丸暗記がコスパの悪い作業であるかを実感できるだろう。
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