日本史FA-正誤問題攻略-
Last-modified: Sat, 23 Oct 2021 19:33:58 JST (910d)
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設置校舎
担当講師
- 須藤公博(お茶の水校、池袋校、横浜校)
- 大木伸夫(お茶の水校、立川校)
- 福井紳一(お茶の水校、大宮校)
- 白木宏明(自由が丘校、津田沼校)
- 池知正昭(吉祥寺校、千葉校)
- 角田和孝(町田校、柏校)
- 佐野雄一郎(あざみ野校、仙台校)
- 田部圭史郎(藤沢校)
テキストについて
- 教材には全部で500問ほど問題が掲載されている。
- 全体の分量は208ページ。
- テキスト制作が駿台文庫の京都分室で行われているため、関東で使用されるテキストとは表紙のフォントが異なり、下部に四角囲みで「K」と記されている。(詳しくは通期教材の項を参照のこと。)
- SECTION1〜3とAPPENDIXから構成されている。
SECTION1
SECTION2
- アウトプットとして受験テクニックが掲載されており、「実戦問題」として、センターの過去問を問題の形式ごとに分類して収録されている。
SECTION3
APPENDIX
- 上記のテキスト内容からもわかるように、センター前に扱うにはかなり量が多い、ハードな講座である。そのためこの講座はできる限り早期に受講するとよい。ある講師はもらった瞬間からコツコツ時間をはかりながら問題をとき、講義までに一通りとき終わることをすすめる
- センター前は1つの教科に重点を置いて学習することができないので、正直どんなに早く受講しても自分の知識量を洗い出した上でこの講座をモノにするには時間がかなり少ない。テキスト交付自体は12月中に行われるので、SECTION2の受験テク編やAPPENDIXは早めに一読しておくと良いだろう。
- センター試験日本史Bでは、年度を置いて全く同じような問題が出題されることがある。この講座ではその面にも着目し、類題をこと細かに収録してあるが、テキスト上では「一度その問題が解けたとしても、忘れた頃にもう一度解くことができるか(=定着しているか)」を確認できるようにするために、敢えてその類題をまとめて掲載せず、数ページ離して掲載してある。
授業について
- すべて講義形式で行われる。
- 過去問を十分行えていない人には良いかもしれない。
- また、ひっかけのパターンも知れるので、満点狙いの人の詰めにもいい。
- センター対策にもなるが、私大対策の意味合いも強い。
- 以下、担当講師の授業の特徴を記す。
- お茶の水校、大宮校を担当。
- 授業ではSECTION2を扱う。
- 1日目は30分程度、2日目は50分程度延長する。
- 通期や講習でよく配られる手書きのプリントが束で配布され、必要に応じて荘園制や国司制度、惣領制などのシステムの解説も行う。また、テキストで扱いが少ない文化史を体系的にまとめられたものも配られる。
- 最初にプリントで正誤問題の取り組み方を確認し、全時代の概観や時代観を解説したのちに問題の解説を行う。
- 師曰く、テキストは時代が行ったり来たりを繰り返すので、常に扱っている問題の時代が歴史全体の中のどこにあたり、その時代観は何かを意識すると短期間でも効果が倍増するそう。
- 解説は国公立や私大にも対応できるように関連事項まで歴史の流れに沿って解説する。
- 時間が限られてるので、普段のような政治に対する見解などはほとんど話さず、超高速で解説する。
- Section2の前半を授業で扱う。
- Section1,Section3は復習用。
- 3では掲載されている題の正答率をふまえ、正答率が低い問題の傾向やテーマを説明される。
- 師はこの講座を演習講座と銘打っており、余程のことがない限り説教は行わないと仰るが、「厳しく」進めて行くことを明言している。
- センター直前のFA講座であるとともにお茶の水校をはじめとする大規模校舎で授業を行うので、師が受け持つ他の講習に比べて一般生が多く受講する。そのため、師の提示するルールを知らずに注意される生徒も少なからずいる。
- 「このテキストは僕が2/3くらい書いてます」と仰っていた。
- 最初の1時間を使ってAPPENDIXの読み合わせを行い、センター試験の出題傾向の特徴や、入試に向けての学習に求められているものの確認を行った上で問題演習に入る。
- 授業の進度は速く、テキストのページもよく飛ぶ。そのため、ページ数の記入などでリンクを貼ることは必須。
- 通史を満遍なく扱うのではなく、上記のセンター試験の特徴を踏まえて掲載されている問題について解説していく。
- 解説冊子がついているため、設問ごとの解説はそちらに委ねられる。
- 最終講では、センター試験日本史B全36問の出題問題テーマの完全予想のプリントが配布される。
- 完全予想の他にも、師が出題される可能性が高いと踏んだ人物(例えば、2018年度入試の場合は生没年の下1桁が「8」年の人物、など)の略歴が記されており、センター後の2次・私大の入試まで重宝する。
- テキスト編集に参加している。
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