日本文化史(古代・中世)
Last-modified: Sat, 13 May 2023 19:14:48 JST (547d)
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設置校舎
概要
- レベル:3-8
- 夏期講習および冬期講習に設置されるCORE講座。通期では文化史を扱わないため、現役・既卒ともに必修講座とされている。
- 必修ではあるが、夏と冬のどちらで取ってもよい。講師によっても推奨時期が異なる。
- お茶の水校以外は夏期でしかライブ開講されていないので夏期に両方取るか、古代・中世は夏期で近世・近現代は冬期に取るようにする方が良い。
- たとえば福井紳一師は夏期に本講座→冬期に日本文化史(近世・近現代)のパターンを推奨しているのに対し、須藤公博師は夏期のうちに本講座と日本文化史(近世・近現代)を両方取ってしまうことを勧めている。
- 各々の学習計画や成績を考慮すべし。また、多少負担は大きいが自習も不可能ではない(特に私大では最終的には知識量勝負になってしまう分野のため)。
- 一橋大志望なども余裕がない限り講習を取るなら論述対策講座を優先した方が良い場合がある。
テキスト
- テキスト監修は池知正昭師。
- 陶芸・彫刻・絵画などの写真が掲載されているが白黒なので分かりにくい。自分で日本史図説を購入したりググったりして、カラーのものを見てみることをお勧めする。テキストの写真を使わず、図説を持ってくるように指示する講師もいる(大木師など)。
- カラー写真を見せながら授業を行う講師もいる。
- 同じ文化史講習でありながら、近世・近現代とはテキスト作成者が別なので分量も構成も異なる。古代・中世のテキストはほぼ文化史のみの必要最低限に絞った内容で比較的薄く、授業時間内に終わらせることを考慮して作られているようだ。
- 東大寺関連の写真の脇にはコピーライトマークと謎の記号が書かれているが、師曰く写真の使用料を東大寺に取られているらしい。
姑息な商売である。 - 「『蘭溪道隆像』 「どうりゅう」という音からは、全くイメージの異なる画像」というような、監修者の主観が混じった(
何言ってるか全然分からない)文がある。「これ池知の作ったテキストだから、個人的な感想が入っています。」(福井師談)- 「東大寺重源上人像」の解説には、「薄暗い堂内で見ると、かなり不気味」という文が付されている。
- 池知師らしいといえば池知師らしいテイストである。
授業
- 古代の文化~室町期の文化を扱う。
- 本講座と日本文化史(近世・近現代)を異なる講師でとると両講座の「つなぎめ」の分野が手薄になりがち。要注意である(だからといって同じ講師でとったほうがよい、ということではない。各講師の通期の担当範囲を参考にして決めてもよいだろう)。
担当講師
夏期
- 池知正昭(お茶の水校、吉祥寺校、千葉校、オンデマンド)
- 今西晶子(お茶の水校)
- 田口康孝(お茶の水校)
- 須藤公博(お茶の水校、池袋校、横浜校)
- 白木宏明(お茶の水校、自由が丘校、津田沼校)
- 角田和孝(お茶の水校、町田校、大宮校、柏校)
- 大木伸夫(立川校)
- 福井紳一(大宮校、横浜校)
- 井之上勇(千葉校、津田沼校)
冬期
- 下に主な講師の授業の特徴を記載。
- 延長は10〜30分。校舎の遠距離移動がある人は相談すると対応してくれる。
- 「最重要」と「チェック」に分けてテキストを確認していく。テキスト編纂者ならではの授業。
- 過去の入試の出題例を踏まえている。
- 普段全くテキストを使わないタイプの師の授業(主に国立系)を受けてる人にとっては不思議な感じがする。
- 通期とは違い雑談が少なめだが、密教と悟りの闇を語る際は40分近くカルト宗教について話す。
- 高校や大学でこのような話を聞ける機会は少ない。
嫌でも我慢しよう。- 師の専門分野である仏教を中心に講義を進めていく。
- 仏像の類別や仏教の根本原理など教科書・テキストには載っていない話をしてくれ、理解が深まる。
- 毎回40分~60分程度延長する。
- 講師紹介にもある通り、アクが強いので、承知の上受講して欲しい。
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