EX東大文系演習
Last-modified: Wed, 17 Apr 2024 12:11:13 JST (3d)
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設置校舎
目標大学
東京大学
概要
- 文系コースの中で最上位コース。
- 東大文系特化(演習強化)コース、東大文系特化コースのさらに上位コースにあたる演習コース(EX演習コース)。
- 2022年度、「スーパー東大文系演習コース」が「EX東大文系演習コース」に名称変更された。
特徴
- 認定偏差値は東大文系特化(演習強化)コースよりも高く、在籍生徒のレベルはこちらの方が高い。
- ゆえに、東大文系特化(演習強化)コースや京大文系特化(演習強化)コースを馬鹿にするものが多い。ただし、京大文系特化(演習強化)コースには認定ハガキが来てもこちらを蹴って京大に行きたい者が一定数いる。
- 2023年度の第1回東京大学実戦模試ではLXLY合計で8割がA判定であった。おそらくLXではA判定でない者は1,2名だろう。
- 共通テストの点数や二次の開示によって個別にEX東大文系演習コースに入るのを断られるパターンがあるため、特化(演習強化)コースとEX演習コースには歴然とした差がある。
- LX LYの2クラス編成であり(LX>LY)、生徒数は30×2=60人程度である。
- 地歴に限り同じ教室で授業が行われる。地歴の講師は駿台を代表する、東大系の講座も担うようなトップ講師が担当する。
- 生徒の人気が高くても実力のない講師は出講せず、逆に人気があまりなくても実力のある講師の出講はある。総合的に考えて全国の駿台の最高峰の講師が集結するといえる。
- 基本傾向としては、当然LXの方が東大合格者数を多く輩出している。
- が、実際はLXにいても不本意な結果に陥る人ももちろん少数存在する。逆にLYでも合格する人はたくさんいる。
- 毎年必ずこのコースに入って勘違いをする人がいる。
- このコースにいるから東大合格が保証されるわけではない。勘違いの例として東大しか受験せず二浪三浪と重ね、結局受からずニートや海外逃亡を図る人がいる。
自分はあくまで社会的にはただの浪人だと自覚し、本当の東大生になれるよう頑張ろう。 - 全国の駿台文系の中で最も生徒のレベルの高いコースではある。
- 講師の質はお茶の水校のLAとほぼ同等である。
- 日本史選択者で塚原哲也師を正規で受講したい人はLAの方がよい。
- このコースのみ二年続けて受講する(二浪目に通う)ことができないため、ニ浪目はEX東大文系コースにまわされる。
- 生徒のほとんどが開成・筑駒・灘・桜蔭などのトップ高校出身。
- 3号館の中で1番教室をゆったり使うことができる。
- 三階の小さな教室を使う。
- 毎回の模試で成績優秀者の多くを占める。
LX
- 毎年このクラスの9割以上が東大に合格する。また全国模試の成績上位者が多数いる。ゆえに全国の予備学校でもトップのクラスといえる。
- 演習コースはそもそもお茶の水校にしか設置がなく、その最上位クラスなので全国の駿台文系の最高峰のクラスである。
- 大阪校のLSクラス(スーパー東大・京大文系EXコース)と、毎年駿台文系の全国トップの座を争っており、超ハイレベルである。
- 毎年このクラスの中でも上3人程は、駿台全国判定模試や駿台全国模試にてLX平均でさえも100点近く上回るらしい。
- 文科には理Ⅲほど飛び抜けたものがないので、SXと比較するとクラス内格差は小さい。
- 男子が多いが、女子も一定数いる。
- 女子は数人程度。
- 正直LYとのレベルの差は歴然としている。
- 後期のクラス分けではLYと5人程度の入れ替えがある。
- クラスのほとんどの人が前期、後期それぞれの成績優秀者の表彰を受ける。
- 前期の全国模試や夏の東大実戦ではほぼ全員が当たり前のようにA判定をとる。
- 模試や授業への出席率は非常に高く、授業を切る者は極めて少ない。
- 2023年度は近年10年ほどで一二を争うレベルの高さ
LY
- 数学は有名講師の担当はほぼ無いものの、どの講師も実力十分であるため心配はいらない。(現役のスーパーα数学を担当している講師など)
- 背伸びをしてしまい、結果として学力を下げる人もいる。学力に不安があるなら無印のほうが無難。
とはいえ模試の平均点はLAを越えることが多い。 - LXレベルの人からLBレベルの人まで幅広くいるのであまり平均点は役に立たない。
- 後期から入ってきてすんなり東大に受かる人が毎年いる(後期から入ってくる人はスーパー東大文系コースから演習コースに移った成績上位者か優秀な後期入学者であるため)一方で合格できず海外逃亡する人もいる。
- 年により実力にばらつきが大きい。合格率がLAを下回る年もあったくらい。
授業(教材)
- 共通テスト対策の講座は数学のみで、その他は二次対策の授業である。この点は無印と比較すると特徴的である。ただ、共通テスト対策に不安があれば土曜日の演習プラスを取れば良いし、二次対策をしていれば基本的に共通テストは問題ない生徒層なので、とにかく東大オーバーキルを目指すには最適の授業セットと言える。
- 地歴はそもそも配布される教材の種類や内容が無印とは異なるが、演習コースの方が条件が良い。
- 少なくともLXに関しては授業がほとんど空きコマなく朝を中心に組まれている。LAが朝早く途中に空きコマがあり夜遅いことを考えると高待遇と言える。
英語
- 英文読解演習Sの2コマは大島保彦師が担当
- 東大英語テスト演習の2コマは増田悟師が担当
- 英語構文Sの1コマは船岡富有子師が担当←
ハズレである。LALBが羨ましい - 英作文法演習Sの2コマは久保田智大師が担当
数学
数学YS
- LXの場合、雲幸一郎師/小林隆章師/雲孝夫師/森茂樹師が担当。
LYの場合、雲幸一郎師/小林隆章師/雲孝夫師/若月一模師が担当。
分野別に1コマずつ、各師が授業する。
前期は根本的かつ基礎的内容ではあるが、後期になると難度は上がり国公立入試の過去問で構成されるようになる。
数学の根幹をなすのがこの数学YSであるから、数学の学力向上のためには、このテキストをいかに使いこなすかにかかっていると言っても過言では無い。
東大文系数学テスト演習
- LX/LYともに鹿野俊之師が担当。
- 数学YSのテキストの出来が問われ、師にもYSのテキストの復習の重要性を繰り返し注意される
- 2コマ連続の授業であり、前半に東大型のテスト演習(50分、2題)、後半にその問題の解説が行われる。
- 前期は基本的な問題で基礎を固め、後期はややレベルが上がるが近年の東大文系数学のレベルよりはかなり落としてある。やや易から標準レベルの問題でしっかり記述させて添削をしようとの意図と思われる。
- 授業開始前にテスト答案の返却が師本人により行われる。その際、教卓に一人一人呼ばれ返却され、答案についてアドバイスを受けることとなる。
- そのため、次第に全員師に名前を覚えられ、時に個人的な声掛けを受けることもある。
- 毎週東大型の数学に制限時間の中で取り組むため、東大の文系数学100分の本番時間内での時間マネジメント能力も自然と身につく。
国語
現代文
古文
- LXは田畑師、LYは渡辺師が担当。文法も適宜確認しつつ本文の解釈を中心に授業が進む。
漢文
地歴
地理
地理(系統地理・地誌)は宇野仙師、東大地理テスト演習は阿部恵伯師が担当。
過去問演習を考慮して、東大地理テスト演習は他大学(京大、北大など)の論述問題を通じた演習が中心である。東大型の問題は前期の最初の回と後期の最後の回でしか扱わない。ただの地理演習ではないか
世界史
演習コース用のテキストが一冊(渡辺師の監修で、西欧史が大半)と、他コース共通テキストが二冊(アジアと欧州、西日本の講師が監修しており、使わない)ある。アジアを茂木誠師が、西欧を渡辺幹雄師が担当した。
この二冊は配布されるものの使わず、使用するのは演習コース用のテキストのみであり、たまにそれ対応の自習問題集を授業中に使用することもある。(渡辺師の授業でしか使わない。)
茂木師は21教室でipad(?)で作成した資料を駆使した近未来的な授業を展開し、授業中に記述問題を解かせ、師が添削をなさる。
宿題も記述が1題ほど出る。
渡辺師は、演習コースのテキストを用いて、講義を行う。
時間割上は授業2コマ+演習1コマであるが、たいていそのまま授業3コマとなる。
日本史
前近代と近代史で二人の講師に分かれる。
前近代は長らく池知師が担当していたが、2019年度より田口康孝師が担当
近代は長らく福井師が担当
東大日本史テスト演習は福井師が担当。近代史の2コマの次の時間に設定されている。
福井師の好みで東大日本史テスト演習と近代史が逆になる。
東大日本史テスト演習はテキストの問題(東大の過去問や東大実戦の問題)と実戦形式で採点されるテスト問題が週単位で組み合わさりながら授業が展開される。
- 前期は数週に一度、後期は隔週で添削がある実戦形式のテストが行われる。
- 7・8・9限(現役の時間帯とかぶる)に行われ、福井師の授業が後ろのコマにないため、9限を超えてエンドレスで授業が展開される。
夜の8時を超えたこともあった。
しかし福井師に用事があるときは驚くべきことに時間通りに終わる。
理科
沿革
- 2022年度 スーパー東大文系演習コースからEX東大文系演習コースに名称変更。
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