雲孝夫

Last-modified: Sun, 14 Apr 2024 14:53:09 JST (12d)
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雲孝夫(くも たかお)は、駿台予備学校数学科講師。2号館,3号館,市谷校舎,大宮校,横浜校,津田沼校に出講。

経歴 Edit

授業 Edit

  • 授業開始時に元気な挨拶をされる。元気良く返そう。返事がないと、『あ〜もう少しみんなの声が聞きたいな〜』ともう一度される。元気に返事すると凄く嬉しそうな顔をされる。お母さんといっしょに出てくる子供扱い、と言うのがまあ分かりやすい説明だろう。
    • お、こんにちはー!という挨拶をする。スピーカーが近いとびっくりするのでお気をつけあれ。
    • ちなみに朝コマでは「おはよ〜」に変わる。返事は普通に「おはようございます」でよい。この時は「こんにちは」より返事の大きさの合格点が下がる。
    • (当然のことかもしれないが、)廊下や階段ですれ違う時には普通に挨拶してくださる。
  • 「すみません、10分ほどえんちょー!」と明るく延長なさる。
    • 毎回するわけではない。特に通期で延長するのは勉強法などを仰る時ぐらいである。講習でも化学特講などで慣れると延長したうちに入らないと感じる程度
    • ただし、授業は妥協しないのでする時は結構する。例として夏期講習スーパー数学総合Ⅲは25分延長した日がある。
    • けれども、延長しても全く問題ないくらい、授業の質が高い。
      • 本人も自分は延長する側だと思ってるらしく、別の講座で最終日に2分早く終わったが、アンケート回収boxが無く、職員もいなかったため「僕が早く授業を終えることは想定されてないようです」と苦笑いしていた。
  • 授業はほんわかした関西弁で進められる。喋りが上手く、授業に引き込まれる。
  • 教科書、参考書、さらには文科省に対する批判の際も、非常にやんわりとした言い方である。 最近ではお兄ちゃんほどではないがやんわりさがなくなってきた。
    • 2020年度津田沼校春期講習では、教科書における微分の説明が単なる微分係数の説明に過ぎないことについて「あれは詐欺や!」と断言なさっていた。
    • お兄ちゃんの方は年々頭が弱くなってきているのであと何年かすれば追いつくのではないか。
  • 兄の雲幸一郎師と同じく、数学は暗記だという意見と対立する。
  • プリントをかなり多く配布する。
    • 一講につき1枚、稀に2枚配布する程度なので、そこまで多くない気がするが…。
    • 通期、講習と師の授業を受けるとそれはかなりの量に(?)。整理出来るようファイルを作ることを推奨する。
    • プリントにはテキストの問題の解答や発展事項、分野におけるポイントが簡潔かつ分かりやすく書かれている。
    • 唯一の難点は、師特有の癖字でびっしりと書かれており、見にくく感じてしまうことだろう。
    • 時にテキストの問題よりも師が伝えたいことを優先する結果、問題の解説がプリント配布だけで済まされてしまう。
  • プリント配布に隠れているが、実は板書が無茶苦茶速い。書く時のスピードは小倉正舟師と同等以上である。
    • ただし、小倉師と違ってインターバルがあるため置いてかれることは少ない。ただし、丁寧に図を書いて字を写すのは少し厳しい。
    • 講習会で延長に突入してるとインターバルが短くなる(下手したら無くなる)のでそこについていくのは大変だった(筆者談)
  • 人気・実力を兼ね備えた師である。
    • 大数ゼミの頃から、プリントで根本原理を理解して貰おうとする方針は変わっていないようだ。
  • 時に駿台のカリキュラムを無視しながらも、問題のパターンに合わせて解法を覚えるのではなく、根本原理を理解してどんな問題でも同じような手順で解く方法を教授してくださる。これは特に、漸化式や、極限、微積分などで真価を発揮する。
    • 前期テキストを解説するときは、「基本の確認」→「例題」→「テキストの問題」という流れで進むことが多い。しかし、近年の授業では、プリントで師の厳選したテーマを扱い、テキストの問題は大半が自習問題となる。
    • 「ノート取らなくてええからな~まずは見ててください~」と、問題の大まかな方針や公式の図形的イメージを前でやってみせる。ほぼ同内容のプリントを配布するので、筆記用具を手にしないまま授業が終わることもしばしば。(但し、師は鉛筆を持ちながら話を聞き、メモ書きはする様にと仰るので文字通り筆記用具を手にしないことはない。)
      • プリントには一般化された状態でしか書かれていないものを授業では具体例で示すことがあるのでその部分をノート等にメモした方が復習が捗る。
    • 2019年度数学XS数学XN§4を担当した際は、全ての校舎で授業中にテキストの問題を一題も扱わなかった。
    • 前期最終回では「後期はちゃんとテキストやるからな!」と語ったものの、生徒達が明らかな疑念の目を向けたので流石の師も苦笑いであった。しかし宣言通り一部はプリントに任せながらもテキストの問題を解いていた。
    • しかし、現役のスーパーα数学Ⅲの授業では、通年でテキストの問題を解説する(一部はプリント配布)。プリントでの授業が多いのは前期の高卒クラスのみである。夏期講習や後期は高卒生もノートを取ることになるので、夏期講習を受ける時や後期開講日にノートを忘れないように。
    • 師曰く、予習のための自習問題の解答に目を触れさせたくなかったからなんだとか(特に場合の数と確率)。師の考えと対極に位置するものであるらしく、テキストを開かせたくないために、テキストの問題もプリントに再掲している。前期の§4に関してはテキストすら必要ないという事態に。
  • 他の講師がテキストの問題を解きながら重要なことを確認するのに対し、『重要事項の確認』→『問題を解く』といったやり方をする。
    • 要点をまとめる手法は他にも多くの講師が取り入れるが一部の内容のみであることが多く、それに対して師はほとんどの授業でそういった展開をなさる。
    • 各分野を詳しくまとめる時には、練習問題をその場で出すことが多い。
    • 一通り解説したあと、その問題から何を学んだのか、どの考え方が他の問題に応用できるのかを再確認する。
    • 一つ一つの問題を原理から説明する点、名前のついている解法も本質を理解するよう説明する点、徹底的に解説するため時間が足りず一部プリントに任せる点、など授業の進め方としては兄である雲幸一郎師よりも小林隆章師に近い。黒板の字もお兄ちゃんよりはどことなく小林隆章師に似ている。特に漢字など。
  • 後期の授業においては「試験心得」というタイトルで実験、検算や時間配分の重要性を特に強調し、問題ごとにどう実験、検算をすればいいのか、時間配分はどうすべきかを教えていただける。この時間配分についてのお話のおかげで、一つの問題に時間をかけ過ぎて大コケしてしまったという事態を防ぐことができる。「1題あたり40分ぐらいかかるように作られてんねん、実は!」「実験、検算、よっしゃOK!」
    • 師の言う検算は計算結果の別角度からの検証であり、計算の見直しのことではない。
    • 「はっきり言っとくで、見直しなんかしても、おんなじ間違いの上塗りするだけやで」(森茂樹師も同様の発言をしたことがある)
    • 「最低2題は検算しといで!」
    • また特に直前期に暗算しないことを多くの講座で手を変え品を変え強調なさる。
  • 高卒コースの最終講では、今までの授業の振り返り、今後の勉強の指針、試験場での心得などを何度も確認されたのち、今後の人生について、生徒の心に響くお話をされる。
    • 内容はここには書かない。
  • 板書ミスは割とある。気付いたら言ってあげよう。師もどこが間違っているか悩んでしまうので。
    • 本人も『間違いがあったら言って下さいね。』 と仰っている。遠慮なく言おう。なお、生徒の反応を背中で感じて間違いを発見するといった芸当を披露されたこともあった。教室の雰囲気が「ざわ...」としたのを感じ取り間違いを探すと仰っていた。
      • 「僕らも感じるんですよ、何か間違ってると、でもどこなのかわからないんですよね」(見つけた直後に笑顔で)
    • 生徒が間違いを指摘すると、物凄く感謝なさる。「ありがとうー!ありがとうなー!皆も間違いがあったら言ってなー!」
    • 生徒の思考力を養成するため、わざとミスをして生徒に考えさせる方法をとっているときもある。というか、こっちの方が多い。
    • 2020年度津田沼校での高3スーパーα数学Ⅲで27を素数と間違えた。グロタンディーク素数ならぬ、雲T素数である。
    • ちなみに2023年度大宮校での難関・数学Ⅲでも27を素数と間違え、その代わりに29を書き忘れた。「ボクねー、専攻が整数論なんですけどねー、ショックやわー」とおっしゃった。
    • 2021年度横浜校LAクラスでは、数列のanとSnの値を取り違えた。ドヤ顔で解説されていたため、誰も間違いを指摘できず、解答が出るところで「あれ、おかしいなー!」となった。
  • 問題の解説後に注や問題の背景など大学の数学へ足を踏み入れる事もあり、ここが師の本領である。駿台での50分ではここの良さがでにくいが、大数ゼミでは150分の授業で半分以上ここに時間をかけたこともある。数学が好きな人にとってはたまらないものであろう。
    • 最近では問題の背景を深く掘り下げる授業が多い。例えば、微積分の原理を説明するために、前期の第1講と第2講の2コマを丸々使う。
    • この流れで別解を紹介することも多い。紹介する別解の中には、他の講師の解説や参考書では中々目にしない、独特なものもある。特に、求積分野では近似を利用したアクロバティックな解法を見せることがある。紹介するものの多くが通常の解法より分かりやすい。
    • 夏のスーパー数学総合ⅠAⅡBの4日目では、テキストの問題がそれなりに残っていたが、確率を原理から捉え直すのに50分丸々費やした。もちろん、これにより確率の根源部分をしっかり理解でき、どんな問題でも解けるようになる。
  • 高度なテクニックも使えるが、先入観を廃してまず実験から入り、泥臭く考えるのも数学であることとしている。例えば、場合の数は順列や組み合わせの公式を思い起こすよりも、まずは樹形図を書くことを勧めている。公式も単に丸暗記ではなく、導けるようにしておくことを勧めている。
    • 数学を学べば学ぶほど、必要な考え以外は忘れてしまい、身軽になることが重要であるという話をされていた。
    • 類題が作れるようになって初めてその問題をモノにしたと言える、という話をすることがある。
  • 数Ⅲ範囲、極限や微積分の授業を担当することが多い。IAIIBの分野も師の良さは発揮されるが、確率、漸化式の分野と共に師の良さが1番発揮される。そのせいか、高卒生はXS§4を担当するが現役フロンティア高3スーパーα数学Ⅲを担当している。
    • 極限分野の授業では、主要項を重視する話から、最終的にテイラー展開まで解説する。
    • 極限分野における「主要項を抜き出す」という考え方は画期的なもので、これを理解すると極限計算を論理だけでなく感覚的に捉えながら解くことが可能となる。
    • テイラー展開は、易しい問題の場合は使わないほうが良いこともあるが、難問であるほどあっさり解決して、師の解説を聞くと感動する。また、1次近似、2次近似への理解も深まる。
    • 問題を深く理解するため、微分方程式について解説することもある。授業中で解説しきれない場合でも、全てプリントに書かれている。
  • 50分授業の駿台では問題解説で手一杯となってしまうために、他予備校で行う基本事項の教科書とは違った視点からの解説にあまり時間を掛けられない。
    • 師も自覚していらっしゃるよう。基礎の確認や問題から学べることの意味に多少なりとも必ず触れたり、微積分の本質を掘り下げたわかりやすい解き方を理解させることを重視し、いろんな意味で計画的な授業進行がなされる。ZS§2では、数学的な基礎を徹底的に掘り下げるという方針の元、前期後期とも半数(またはそれ以上)のテキスト講義題解説を飛ばして上記のプリントで済ましたり、理解の順序に合わせるために解説の順番を変更したりする。
  • 授業の際、チョークしか持ってこない(プリント配布がある場合を除く)。講義用問題は全て記憶している模様。
  • 最後に特筆すべきはなんと言っても兄とは正反対の優れた人格だろう。吉原修一郎師と並び駿台一の人格者とも言われ、随所から感じられる。かなりの真摯さと熱意、優しさに裏打ちされた授業である。師の人気の大きな所以であることは間違いない。
    • 問題に対する真摯な解説だけでなく試験中の時間の使い方、通常期や二次試験までの勉強法(数学に限らない。センター社会対策について言及なさることもある。)や過ごし方、東大模試の軽い解説など、他の講師があまり詳しくは語らないことについても丁寧に話してくださる。特に師の試験時間の使い方は5分ごとに自分の進行状況を確認し解答の続行、撤退を判断するもので、かなり理に適ったものである。
      • 後期になると全国模試や東大実戦、一橋実戦を実際に解いてきて、その解答用紙を配る。そこには師のタイムテーブルや検算などがそのまま残されており、これをもとに実戦的なアドバイスを中心に各設問の難易度などにも言及してくれる。このアドバイスには、授業1コマが丸ごと費やされる。
      • 数学科講師陣は特に上位クラス担当の講師になるほど、基本的にテキストの活用法などについて細かく述べたりしないので(師の他には小林隆章師が少し述べるくらい)、師の勉強法のアドバイスは非常に参考になる。
      • なお師が行う勉強以外の教育の素晴らしさは他教科の講師からも評判が良い。特に森下寛之師は師を溺愛している。
    • 授業中滅多に雑談はしないが、お茶目な行動や冗談を言うことは多く、師の雰囲気と相まって笑うだけでなく和む生徒も多い。
    • 質問対応も非常に丁寧である。一緒になって考えてくれる。 ただし、自分で一から誤魔化さずに考えてから行かないと、簡単にポイントは教えてくれない。
    • 文系の学生でも数学の本質を徹底的に理解しどんな応用問題にも立ち向かっていけるように指導してくださる。実験や別解を考えることの重要性を説き、文系の生徒からも絶大な人気がある。
    • 演習が組み込まれている授業では、師が実際にテストとして解いた答案をプリントとして配布し、師自身の時間配分や少しヤマだと感じたところなども踏まえて、実践的な対応の指針を示してくれる。
  • 以上のように、「完答を目指す共通テスト数学ⅠAⅡB」から「東大理系数学」まで、徹底して生徒の視点も忘れずに授業に臨んでくださる。
  • 年間に何回かマイクの取り違いをなさる。特に大島師のマイクと取り違えた場合は、やりとりなどで大爆笑に包まれる。遭遇できるかは運次第。
  • 黄色のチョークで板書される際、よく「僕は黄色で書いてるけどみんなは見やすい色のペンでノート取ってなー、緑とか。」と仰る。このとき師が薦める色は決まって緑である。ちなみに「みどり」は「オカン」と同じイントネーション。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 各県の基幹校舎を中心に出講。東大・医学部コースを中心に担当している。
  • 駿台では、小林隆章師、雲幸一郎師、森茂樹師のいわゆるBIG3が特に有名であるが、同等以上のわかりやすさと数学の本質を突く授業を展開する。
  • 雲幸一郎師の実弟。通称雲T
    • 講習期間中、雲幸一郎師と向かいの席に座り、談笑していることから、兄弟仲は良い模様。
    • かつて大島保彦師は、「雲君(=雲幸一郎師)の弟さんは人格者だよ~。」と仰っていた。その一方で、「雲兄弟は言い方が違うだけで言ってること同じなんだよ!」とも仰っていた。なるほど一理ある。
    • 師自身の受験体験の雑談で兄が登場することがある。師は兄のことを「お兄ちゃん」と呼んでいる。
      • 「お兄ちゃんがな、共通一次直前に電話してきて、...」
      • 受験生時代に第一回駿台全国模試の英語で低い点数を取り、泣きそうになりながらお兄ちゃんに電話したところ伊藤和夫師の『英文解釈教室』が送られてきたらしい。
      • 師は何一つ内容が分からなかったが、二ヶ月間ひたすら眺めていたところ突然分かるようになったのだとか。
      • ちなみに師が受験生の時は理系では珍しく、世界史を選択していた。好きな科目だったらしく定期試験など日頃から積極的に勉強していたとのこと。
    • 兄とは違って元気よくハキハキと喋り、とても気さくな感じがするが、学生と視線を合わせるのは苦手なようで常に少し上を向いている。
      • (兄の)雲幸一郎師曰く「昔はあんな感じじゃなかったんですけどね‥」
  • 何故か妙に謙遜し、僕は計算ミスが多いやら検算が欠かせないなどとおっしゃる。数学が出来ない様な口ぶりだが、全くもってそんなことはない。十分兄と比肩するレベルの化け物である。
    • センター数学に60分しっかり使うというのも、絶対に間違いないという証明をしているだけ。石川博也師とは違い慢心しないのである
    • 受験生時代から現在まで、駿台全国模試では満点以外の点数を取ったことがない。
      • はずだったのだが、2019年度第二回駿台全国模試で人生初の四完半を叩き出した。原因は時間配分のミスだという。相当な落ち込んだらしく、授業中にずっと言い訳を繰り返していた。
      • 「ホントはなぁ、皆に嘘つこうと思ったんや...でもな、等身大の僕を見せた方がええと思って...」
  • 2023年現在も大学入試史上最難問と言われている1998年・東京大学後期日程入試の数学第三問(とくに小問2)を予備校業界で総括責任者の一人として解答作成した経歴がある。
    • 山口紹師曰く、その当時、その問題について雲幸一郎氏から「僕も、小林さんも、森さんも解けなかった。しかし弟だけは解けた」と言われたそう。
    • 当時、数学者でありトップ講師であった長岡亮介氏は予備校業界では、執筆することがステータスであった「大学への数学」においてその問題を任された。しかし長岡氏は解けなかったためコラムにて、「私は解けなかった。以下は雲孝夫氏の解答である」と書いた。
    • ちなみに安田亨師は当時フランスにいたグラフ理論専攻の数学者にメールして二人掛かりで解いたらしい。完全に反則である。しかも、それでも数日かかったらしい。
  • 同じ関西人同士だからなのか、霜栄とは馬が合うようである。
  • 2022年度のスーパートライアングルでは、京都弁の不可解な点(京都では北に行くことを『上がる』と言うらしい。)について霜師と議論していた。(なお、師は滋賀県出身である。)
  • 高校時代は大阪の高校で寮生活をしていたとのこと。度々寮の電話で兄と話していたようである。
  • 記号の使い方、読み方は海外に倣っているようであり、≒を「≈」と書いたり、f(x)の第一次導関数f´(x)を「エフ プライム エックス」と読んだりする。なお、第二次の場合は「エフ ダブル プライム」
    • 兄同様、θを(スィータ)と発音する。
    • コンビネーション記号が日本特有のものであり、かつ海外の記号に比べて応用性がないので不満なよう。(ただ、性格が良く他人をキツく批判することはないので「アメリカみたいにこうだったらええのにな~…」と無念さがひしひしと伝わってくる。)
  • 兄は毎月大学への数学に寄稿しているが、師は最近は滅多に記事を書いていない。
    • ここ3年間で寄稿したのは、2018年2月号の1度のみである。
    • かつては講義の誌面を担当するなど、雲K同様毎月のように連載を行っていた。
  • かつて市谷校舎にて、師が授業教室を間違えた際、ちょうどその教室では大島師の授業が入っており、後から入ってきた大島師と場の流れで二人で教壇に立ったことがあるのだとか。
    • なお市谷校舎ではしばしば大島師と授業が隣合わせになるらしい。なので大島師の授業冒頭のネタに良くされている。教室の途中まで一緒に行くことも。
      「さっきさあ~、隣の教室覗いたんだよ。そしたらさあ、孝夫くんもう板書してるんだよね。兄弟でこうも違うのかな~」
  • 「僕 前から思うてんねんけどな、もしlogXさんとお話しする機会があったら聞いてみたいねん、『あなた発散する気ありますかー?』って。
  • 英語科鈴木海太師とは非常に仲が良く、毎週一緒に帰る姿が目撃されている。
  • 市谷校舎にて豪雨の中授業をしている最中外で雷雨の音がすると「ああ!雷やわ!」とハッと外を見た。人生で2回半径5m以内に雷が落ちたことがあるらしい。「それから雷だけは怖いんですわー」とのこと。
    • 師はサッカー部で、土砂降りの中グラウンドを駆け回っていたようである。
  • 以前に、師が教えるクラスマイクが別のクラスに接続されていたために、師の名台詞の1つ「こんちは〜」が師不在の教室に突然鳴り響くアクシデントが発生し、教室が大爆笑に包まれたことがある。
  • 質問対応はとてもよく、SEGでは休み時間に教室に残り一緒に考えてくれる。師からもどんな解き方した〜?と自ら生徒に聞きに行くぐらいである。但し、ナンセンスな質問を持っていくと痛いところを突かれる時があるので気をつけたほうが良い。
  • 質問対応時の生徒へのアドバイスがとても的確で、しばしばそれを聞いていた他の講師の雑談に登場する。
    • 森下師は東大実戦の講評にそのまま引用したほど。
  • 大島師によくネタにされる(市谷校舎)。
    • 「兄弟の授業時間を合わせれば100分になる」
  • 大島師と雲幸一郎師とボーリングに行ったらしい。大島師は性格のようにまっすぐボールがピンに入ると称していた。ちなみに雲幸一郎師はガターが多かったらしい。(詳しくは雲幸一郎師のページを参照)
  • ベネッセがあまり好きでないとのこと。「あそこのせいで後期に模試が詰め込まれる」からだそう。
  • お笑い芸人の勝俣州和に似ている。話し方も少し似ている。
    • また、パンフレットではそれほどだが、横顔はくりぃむしちゅーの上田晋也にそっくり。
  • 師が受験した年の東大の問題を解説する際には、それと共に余談としてその年の社会現象などを面白く語ってくださる。
  • 講習の最終日に行う授業アンケートを楽しみにしてらっしゃるので、積極的に自由解答欄に書いてあげよう。
  • 特に同じ数学科吉原修一郎師とはSEG時代からの付き合いがあり、大変仲が良いようである。
    通期や講習では大抵同じテーブルに座って談笑している。
    • 師の配られるプリントのチャレンジ問題を、愛弟子の吉原修一郎師がとても上手に解いたことを嬉しそうに賞賛されていた。
  • 大宮校では山本崇太師とも仲が良く話すことが多々あり、「ダダ滑り、ラズベリー!」などくだらない会話をしているらしい
  • かわいいパンダのTシャツを着て来ることがある。世界一パンダのTシャツが似合う人物であると思われる。
  • センター試験共通一次試験当日は寮生活をしていたにもかかわらず誰とも話さなかったらしい。
  • Shine&Shineが好きな模様。
  • 2019年度津田沼校での最終講ではあの童顔サラサラヘアの物理科講師とほぼ同じ服装で授業された。
    • この時はテンションが上がっていたのか、『先生の言うことをしっかり聞いてな、腕がちぎれる位メモを取って下さい。小倉先生みたいに。』と仰った。教室は大いに沸き上がった。
    • 両師とも3号館市谷校舎津田沼校への出講があるので、何処かしらで交流があるのだろうか。
  • 授業中の例え話で、
    「例えばな、東京に遊びに行くとするやろ!んー、そうやなぁ、ディズニーランド!」
    • ちなみに兄もディズニー好きらしい。マジか
  • 津田沼校の整数の授業でmod3(modulo3)を連呼していたところ「ちょっとしょうもないこと言ってもいいか?これ、先生には「お地蔵さん」に聞こえてしょうがないねん。ほら1≡10お地蔵さん、違和感ないやろ。」しかしそのクラスがあまり笑っていい雰囲気のクラスではなかったため数人がクスッと笑っただけだったところ「しょうもないこと言ってもうたせいで皆んなシーンとなってしまいました」
    • 恐らく生徒の集中力を引き戻そうとしてくれた。
  • 声が大きいことは自覚しているらしく、自習室の隣で授業をしてはいけない2人の講師のうちの1人だと仰っていた。

予備校遍歴 Edit

  • 2018年度には河合塾、SEG、大数ゼミを辞められ、出講先を駿台1本に絞った模様。新たに駿台3号館市谷校舎大宮校横浜校津田沼校の高卒生と高3スーパーα数学Ⅲ高3スーパーα医系数学を担当することとなった。
    • SEGでは常に最上位のHクラスを担当していた。過去にSEGが最盛期で人気を集めていた時には常に締め切りがあるほど1番人気講師であった。SEGの高3のメイン教材であるクリーム本の編集も携わっている。
    • 大数ゼミでは長年“数III徹底”という数IIIメインの授業を行なっていた。授業時間が数IIIだけに150分かけられるということで微分・積分の本質、テイラー展開、微分方程式、偏微分など様々な数学の楽しさを提供してくれる。ここを重視しすぎる余り、150分あっても問題が全て終わらないくらいである。特に前期ではテキストの問題を解くことはない。後期は問題を解くことがメインになる。延長は30分程行う時もあった。
      • 週一回19時頃からの授業であったため、これを目的に大数ゼミにも通う生徒は少なくなかった。
      • このこともあってか大学への数学の書籍で用いられる表現をよく使われる。見覚えがある表現が使われれば、師が大数ゼミ所属の際に特にに重視していたことなのであろう。
    • 河合塾でハイパー東大理類クラスのみ授業を10年以上担当していた。SEGからの出向という形かと思われる。
      • 2017年度は、河合塾池袋校で特別選抜一橋大クラスも担当していた(基礎シリーズ数学③T、完成シリーズ一橋大数学)。
      • 授業時間が180分あったので、駿台では早足になってしまうところもかなり余裕をもって解説することができたという。生徒への問いかけや考えさせる時間も取れた。駿台ではプリント化と師自身の板書と解説のスピードを速めること、生徒に考えさせる時間を省いてようやく間に合わせているようである。

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