戸ヶ崎秀樹

Last-modified: Sun, 27 Aug 2023 23:25:52 JST (243d)
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戸ヶ崎秀樹(とがさき ひでき)は、駿台予備学校数学科講師。2号館,池袋校,吉祥寺校,津田沼校,柏校に出講。

経歴 Edit

  • 群馬県出身。
  • 中央大学理工学部卒業。
  • 元 駿優予備学校講師。

授業 Edit

  • 解答に入る前に方針を必ず説明してくれる。
    • 割と数学の根本概念からどの方針が良いか説明するので思考力が鍛えられる。
    • なぜその解法が最良なのか他の解法と比較を交えたりしながら必ず理由を明示する。
    • 数学史の話をしてくれることもある。また、歴史的経緯から数学概念の根本を説明し、それに基づく本質的な問題のアプローチ法を教えることも多い。
    • 特に微積分ではその本領が発揮される。
  • 師は、数学は言語であり、定理・公式や考え方を体系化していく中で数式や論理を自在に操れるようにするのが数学の学習だとしている。
    • 初回の授業では、数学は言語である理由をまとめたプリントが配布される。そこには『とがさき』と名前が書かれ、数学でよく使う記号や有名問題が掲載されており大変役に立つ。ただ、1つ問題があるとすれば普段の黒板の字と違ってB5にぎちぎちに小さい字で印字されていることか。その他は問題ない。
  • また、他の問題でも役立ついわゆるテクニック的なものも教えてくれる。
  • 解答は基礎に忠実でオーソドックスなもの。
    • ただし、上記のように数学の根本的な本質に関する話もするので、時には本質を突くような鋭い解答を見せることがある。
  • 些細なことも逐一確認してくれる。
  • 記述答案の際に減点されるポイントなども詳しく解説してくださる。
    • そのため、苦手な人にとっては基礎から積み上げて教えてくれるのでオススメ。
  • 板書は非常に丁寧かつ見やすい
    • まず最初に「書かなくていいからね」と仰り、基礎事項の確認や概念の説明をメモ程度にサラサラと板書する。これは意外と重要なので、考え方を深く理解したい人は師の説明と板書をメモすると良いだろう。
  • 板書や説明が丁寧なためか授業進行は非常にスローペース。
    • なので、上級者のなかにはすこし遅すぎると感じる人もいる。
  • 解説中思わぬところから師の雑談やネタが繰り出される。下記人物参照。
    • 何度も聞いていると次第に面白くなり笑ってしまう人も多い。
  • 通期高卒ではZS§2,3の担当が多い。
    • ZS§3は、生徒の学習が不十分な分野をあつかうセクションであることが災いして、大抵の講師が分かりにくいといわれてしまうそうなのだが、丁寧な授業の為か師の授業に関しては悪く言う者はいない。
    • ZS§2も積分を原理からきちんと理解出来るよう、プリントも用いながら説明して下さる。その丁寧さは雲孝夫師の高3スーパーα数学Ⅲでの説明のそれに匹敵する程である。
  • 東大実戦模試と一橋大実戦模試の作成に携わっている。
    • 師が作成した問題は凄まじく平均点が低いとのこと。(1点以下など)
    • その問題について、周りからも差がつかないなど言われ、師本人もまさか解けるわけがないと思って出題されたそうだが、「完答するヤツが何人かやっぱりいるんですよねぇ」と感嘆してらっしゃった。そのことを例として、数学が凄いできる受験生はごく一握りいると言う話をされた。
  • 直前講習東京理科大学プレ数学のテキスト作成者。
  • 授業時は、人差し指と中指の間に黄色、中指と薬指の間に赤色、薬指と小指の間に緑色のチョークを挟んで授業をされる。(後述にもあるが、"鉄"であるため黄色のチョークは中央線沿線の校舎では各駅停車、池袋校では西武線と呼ばれている)
    • 毎授業一本も使わない事が多いのに何故か指示棒を3本持ってくる。
    • iPadを用いて授業をされる。
  • 実は講義全体を通してみれば、雑談の多い部類に入る。教え子の経験談や盟友への愚痴、それを基にした生徒への激励をされる。授業自体も勿論素晴らしいが、雑談が面白くて出席している生徒もいる。
  • 師の雑談の笑いはじわじわくるタイプ。一発言にドッと沸くというよりかは、連続した発言でじわじわとクラス内に笑いが起こる。
  • たまに授業中に質問するとキレることがある
    • そもそも質問は授業進行の妨げにならないように休み時間にするべきである。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 群馬県出身。
    • いわゆるグンマー。「ぐんまのやぼう」にハマっている。
  • 新宿在住らしい。
    • 以前自宅→午前津田沼校→昼過ぎ吉祥寺校と1日で行き来しなければならなかったときに「ちょっとこれはひどいですよねぇ~」とぼやかれていた。もっとも、乗り換えなし・電車1本である。
  • 外見等はかなりぶっとんでいる。が人はいい
    クレヨンしんちゃんの園長先生みたいなタイプ
    • 全身を黒い(たまにグレー)コーディネートで覆っており、ちょっと近づきがたいオーラを放っている。
    • イケメンおじさんって感じ。
    • 布の種類のために反射がよく物理的に光ってることもある。
    • 髪の毛の色は非常に形容しがたい不思議な色をしている。金髪と茶髪と白髪が入り混じった感じ。元々の白髪に濃いめ茶色で染めその後ブリーチしているのが理由。
    • 眼鏡も縁が厚いのか、変に反射していてヤクザ感をより醸し出す原因となっている。少しXJAPANのYOSHIKIに雰囲気が似ている。
    • 以前乗っていた車のガラス全面をスモークにしたりわざわざ車高低くしたりと、風貌や雰囲気からはただのチンピラにしか初めは見えないかもしれない
    • もっとも、師の性格や発言に触れるうちに、見た目と中身にギャップがあるだけで実は真面目な良い講師だという感想をもつ人も少なくないらしい。
    • 普段は遅刻や居眠りを注意しないが、現役クラスで、ある生徒が遅刻した上に炭酸のペットボトルを「プシュ」と音を立てながら開けたら、「なめてんのかぁ!!!」と激怒した。この時は本当にヤ◯ザと張り合えるくらいの勢いだった。ちなみにその生徒は翌週から消えた。
      • 本当に消された模様。
  • 上記にもあるように少しウトウトするくらいじゃ怒ることはない。怒られるのはよっぽどのことなので気を付けるように
  • 同僚講師から外見や発言をネタにされている。
  • 平井隆洋師「今でこそまだマシな見た目になったけど昔呑んだあと二人で道歩いてたら反対から来る人がみんな端にササッと避けるんですよ。」
  • 質問にも丁寧に対応してくれる。
    • 人嫌いを公言しているが、実際は質問に行けば丁寧に教えてくれるので安心されたい。
    • 入試直前期になると2号館でTAを担当することも。生徒たちの間では「戸ヶ崎さんがTAとか贅沢すぎだろ」と言われており、師への信頼の厚さが窺われる。
    • ただし、あまりにもひどい質問をすると他クラスでネタにされる。その際に必ず「見せしめにするからね」と言われる。
    • 最近の話では、高卒のスーパーコースの生徒に「恒等式って何ですか?」と訊かれ、師が教科書で調べろと言ったところムッとして立ち去ったものがいたらしく、そのことに関して嘆いてなさった。「最近の生徒は自分で考えもせずにすぐに答えを知りたがりますよね。だから数学が身につかないんですよ。これもネット社会の弊害ですよ...」言い換えれば今年の高卒スーパーコースには恒等式の意味もわからないようなレベルの生徒が混じっているということである。
  • 雲幸一郎師にどこか似ているかもしれない。筆圧が少し薄く、字が大きめであり、ウィスパーボイスである。遅刻した際に蹴られるか消されるかが違うのだろうか。
  • 口癖は「……でありますから、~であります。……よろしいですかね?」「〜だと思っててくださいね。」「正直言っちゃうと、」など
    • よく程度の高さを表すのに、「ミラクル(副詞)」を使う。
      例)ミラクル面倒臭い、ミラクルつまんない
  • 授業中に様々な小ネタを繰り出し、迷言名言は数知れない。特徴的な言い回しも多い。授業よりも師の性格や発言で注目されることが多い。
    • ネタがウケなかった場合、しつこく何度も繰り返すことで強引に笑わせるというテクニックをもつ。
    • 何の恨みがあるのか「世の中は金である」と公言なさっている。
    • この時引き合いに出されるのは当然愛であり、授業中には虚数iが登場している。「円の中心はiですね。iが中心。本当ですかね。お金の方が良いですよね。愛よりよっぽどお金が大事ですよ〜。私はお金大好きです。」
    • 数字の4を“ヨン様”、uの2乗を“ユージロー”と呼ぶ。
    • 極限の計算の際、「xを0までぶっ飛ばす」のように表現する。
    • 約分消去を「ニャンニャン消す」と言っている。
    • 代入計算のことを「ガチャポン計算して」と言う。また、計算をこなすだけの段階になるときも「ガチャコンガチャコン計算して」と言う。
    • 増減表のことを「ゾウさん」と言う。
    • 漸近線のことを「ゼンちゃん」と言う。
    • 鋭角三角形の鋭角のことを「エイちゃん」と言う。
      • その際に「タオル投げてくださいね」と矢沢永吉ネタを発言した模様だが、誰も反応していなかった。これがジェネレーションギャップなのだろうか。
    • 複素数平面で登場するバーを展開することを「婆さんの開き」といい、一人でツボに入っておられた。発言に対してなのか笑う師に対してなのかは定かでないが、クラス中にじわじわと笑いが広がった。
    • 「y軸って河合塾と似てますよね、どうでもいいですけど。」
    • 定積分で上端下端を入れる際に、「上端、下端……仙台みたいですねぇ」と仰っていた。牛タンのことらしい。
    • 雲幸一郎師同様、θを「スィータ」と発音する。
    • 慶應義塾大学をKOと黒板に書き、早稲田大学を「だーわせ」と呼ぶ。
    • 埼玉大学のことを「翔んださいたま」と池袋校で言った。
    • 「人がキライ」と公言している。
    • 夢は宇宙征服。
    • 理系クラスでは理系クラスでしか言えないネタも言う。講習のスーパー数学総合ⅠAⅡBや通期の文系クラスは聞くことが出来ないネタである。
    • 「皆さん変曲点はきちんと作図しましょうね。試験の際に変曲点をきちんと作図していれば、大学生になった時に試験官がガムをくれますよ。」
    • 逆に文系クラスでは文系でしか言えないネタも言う。
    • 文系、理系が混じっているクラスでも大学の数学(線形代数など)に言及する事も。
    • 少し文系を馬鹿にする傾向がある。とあるが、本人は否定している。『批判の対象としてはバカな理系も入りますよ』とのこと。師もお茶飲みwikiの読者なのだろうか。
    • 「特性方程式なんてものはありません。固有方程式です。」この後、行列を使って概要を軽く説明。
    • ネタ的な話だけでなく、現代の大学、勉強制度に批判的な目で厳しく切り込むこともしばしばである。
    • 直ぐに公式や定理として暗記することを、某KY塾やT進ハイスクールの例を用いながら批判。その後『駿台はアカデミックですからね』と仰り、冗談でテキスト右頁下の定理が掲載されている所の『覚えておきたい○○』と本来書いてある所を『忘れておきたい○○』と読んだ(原理・本質から理解することを強調するためだろう)ところ、『先生、あの…僕のテキストには覚えておきたいって書いてあるんですけど…??』と講師室に尋ねてきた生徒がいたそう。可愛い(師も生徒も)。
    • 「logのlは筆記体で書きます。ゴシックで書くのが正しいのですけどね、10gと読み間違えた教え子がいるのでね」
      • 秋山仁師の時代から引き継がれているネタだと信じたい。
    • 「理系なのに、三角関数の微分ができない人がいたんですよ。(sinx)'=1って。彼はs+i+n+xを微分すると思っていたんでしょうね。大学に行かないほうがいいと思います。人間的には好きですよ」
    • 実は毒舌キッカーと並ぶ位の毒舌である。しかし師は冗談も交えながら仰るのであまり気にはならないだろう。
      • ちなみに毒の矛先は様々で先述のように文科省だったり、テキストにだったりする。数学ZBはボロカスにいうことも多々ある
      • そして、その毒はついには自分に対して吐かれることもある。解説中に要求されてる内容について混乱すると「駄目ですね。全然問題が読めてませんねぇ。」と仰る。
  • 古文科松井誠師と非常に仲が良い。また、現代文平井隆洋師とも仲が良い。
    • 見かけによらず、師は新幹線やしろくまカフェ、ぼのぼの、ぐんまちゃんなどが好きらしく、その手の話で松井師とは気があうのだろう。
    • 2019年度津田沼校SAでは、松井師と戸ヶ崎師で、一方が一方を貶していて、その度に教室は笑いに包まれる。
    • 講師室でおっさん二人がスマホを見せ合いながら談笑しているのはなかなかの光景である(@2号館津田沼校)。
    • その松井師いわく、戸ヶ崎師は新幹線好きがこうじて休日はプラレールを家で敷いているらしい。
    • 松井師がある生徒に戸ヶ崎師の趣味がなんだ思うか聞いたところ、「サーフィン」と答え、松井師もクラスの生徒も爆笑してた。
    • ( f'(x)>0ならばf(x)は単調増加する、と言う話をした際に)「古文の某先生の通帳の残高は単調増加してるそうですよ、憎たらしいですねぇ。」
    • (3次関数の増減↘↗↘のグラフの説明にて)「M先生の人生みたいですねー(爆笑)超かわいそう(再笑)」
    • 第1人称は私だが、たまに『戸ヶ崎』とも。やはり盟友の影響だろうか。
  • 休日に上野動物園によく癒されにいくそう。
    • お気に入りはパンダとハシビロコウ。
  • 講習会の写真ではピースをしていたことも。可愛い。
  • 既婚。
    • 「人がキライ」と言いつつも左手の薬指には指輪をつけている。
    • 平井隆洋師「あの人意味分かんないだよ。『平井さん、僕人嫌いなんですよ。それで結婚しました。』ってね。現代文講師として突っ込みどころ満載でしたよ。」
  • ピーマンが大嫌い☆ミ
  • かつてメガネ収集にドハマりしていた模様。師の自宅には100本以上のメガネが眠っているらしい。
  • 最近ポケモン剛にドハマりしている模様。
  • 受験生時代、センター数学で満点を取れない奴は人間じゃないと思っていたらしい。しかし実際、師は本番で満点を逃し、「あっ俺人間じゃないんだ。」と本気で落ち込んだそう。
  • 過去に高3の授業(データの分析の問題)で「皆さん株やりますか?」と聞いたことがある。
  • 師の配るプリントの右下には「non statim pervenitur ad summum」(人はただちに最高の高みに到達することはできない)とラテン語の格言が書いてある。(ある年度では「
    Natura duce numquam aberrabimus.(自然を導き手とすれば、我々は決して誤ることはないだろうの意)」)
    • 右上には「initialと」と書いてある
    • 最近は「Doctus in se semper divitias habet.」(知者は自らの中に富を持つ)
  • 過去には、「笑っていいとも!」に出たこともある。夏休み企画として行っていた「この人なんの職業か」当てクイズのようなものに出演したのだとか。当時SMAPの中居正広氏に髪の毛についてイジられたらしい。
  • 他の某数学講師同様、文科省への批判がすごい。
  • 『黒板を消さないでください』のパネルを用いた際、そこに印刷されてるキャラクターの鳥が泣いてるのを見て(何故だか)相当ツボっていた。生徒もウケていたが、恐らく鳥ではなく大笑いしている師に対してだと思われる。
  • 9D(9次元)が見えるらしい・・・。
  • ある年の夏期講習では、どうしてもやる気が起きず、「君たち僕が今すぐ帰りたがってると思ってるでしょ?うん。誰も授業受けてなかったらこっそりドア開けて帰るんだけどね。一人でも授業受けたいという生徒がいたら頑張るけどね、全員寝たら帰るからね。というか、寝ろ」と仰っていた。生徒たちにはまあまあウケていたようだ。
  • とある問題の記号の置き方が師にとって変則的で気持ちが悪いのだと言い、その場でむせ返っていた。
  • 高卒スーパーコースではよく「このクラスはスーパーですから〇〇」とよく仰る。
    • 〇〇には「このぐらいは知っててもらわないと困る」「このくらいの計算は暗算」「微分は暗算」(積分計算では微分がいかにちゃんと出来るかがもろに速度に影響するため)などが入る
  • 数Ⅲセクションを担当することが多々あるためか増減表登場時に通帳のネタはよく出る。「通帳の残高もこう(単調増加)だったら嬉しいんですけど先日微分したら減少してました。」
  • 2022年度では、「今年の生徒はノートを取らない人が特に多い」と嘆いていた。
  • 休憩の前には「一旦休憩のほう入れてください」、授業終わりには「本日は、以上です」と必ず言う。なお、最後の授業では、本講座は以上ですと言う。

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