manabo

Last-modified: Sat, 01 Mar 2025 17:40:10 JST (127d)
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manabo(まなぼ)は、株式会社マナボが提供するスマホ家庭教師システム。本ページではmanaboアプリ・システムについて、主に駿台予備学校と関係のある部分についてを記述する。

沿革 Edit

  • 2018年5月31日付けで、駿台グループのSATT株式会社の完全子会社となり、駿台グループの一員となった。
  • 2019年度より、高卒クラスの全学生がmanaboアプリのサービス提供開始。
  • 2020年度より、現役フロンティア生も使えるようになった。
    • 2020年度の進級手続きをした校内生は、進級特典として3月1日より先行して使うことができた。
  • 新型コロナウイルスの流行により、2020年の4、5月の利用時間が無制限となった。
  • 2020年5月より、6月7月8月と利用時間の延長サービスを行った。
  • 2021年9月より、当初は月2時間だったが2021年9月以降月10時間に変更。
  • 2023年度は高卒生は無制限となった。この傾向は続くものと思われる。

利用法 Edit

  • これまでの校舎内での講師・TAとの質問に加え、このアプリを使用することで校舎外や休日でも質問をすることが可能になる。
    • 初めに「よろしくお願いいたします」や「通話を開始してもよろしいですか?」などが毎回ある。マニュアルで必須らしいので、面倒と感じても我慢しよう。
  • 駿台の授業・講習の教材だけでなく、駿台文庫の出版物、駿台の模試、大学入試過去問についても質問できる。
    • ただし、現代文の問題文、論文全般、英語の長文問題に関する質問や、「全教科の問題文中の写真」を含む質問(⇄著作物にかかわる問題)は不可。
    • 講師が作成したプリントなども不可。質問内容を抽象化して文字で記したり、問題文を手書きで写したりすればなんとかはなる。
    • 質問不可なものを質問してもPTが気づかないか気づかないふりをすると解説してもらえる。そもそもPT側がどこまで出版元を把握できているのかは定かではない。よって、とりあえず質問してみるべし。
    • なにかしら怪我や病気の事も生物を選んで質問すると医学部の人が答えてくれることもある。
  • 質問対応は、プライベートティーチャー(PT)と呼ばれる、難関大入試を突破した大学生・大学院生によって、マンツーマンで行われる。また、個人経営の塾講師や家庭教師がPTにつくこともある。最長指導時間は一回の質問につき120分。それを超えると自動的に質問回答が打ち切りになる。
  • 回線が悪い場合には一度間が空いたあとに指導再開になることもある。
  • 通話指導の場合にはしばしば通話がスムーズに開始されない場合がある。その場合には、何回かPT側から通話をかけてもらえば大抵なんとかなる。
  • チャットと通話の形式に加え、画面をホワイトボードのように使った板書解説も行われる。
    • 問題の解き方だけでなく学習相談や学習スケジュールに関する相談もできる
    • 双方向チャット形式の場合には、文字とホワイトボード風画面による指導になる
    • 生徒チャットPTのみ通話形式の場合には、上記に加えてPTによる音声指導が加わる
    • 双方向通話形式の場合には、単純に生徒側とPT側が通話しながらの指導になる
      • チャットの場合にはPTの入力時間がかかる場合がある。まずはPTのみ音声通話を選択しておくのも手
    • 指導後のコメントはPT側も後から読めるらしい。けっこう楽しみにしているそう。
    • コメントのところに具体的な感想とか質問を書いておくと次に指名した時に補足してくれたりする。
  • 平日 18:00~24:00・土日祝日 10:00~24:00はPTの質問対応率が高いそうだ
    • 大学生が夏休み期間の8月・9月、冬休み期間の年末年始、春休み期間の2月から3月は特に高くなる傾向
    • 3月〜5月の早いうちにお気に入りのPTを見つけておくと長期的に見て良いかもしれない

メリット Edit

  • 利用料金は無料。全ての高卒駿台生が利用できる。
    • ただこのためだろうか、年間学費は前年度よりも1万円上がった。
  • 5月のサービス開始以後、6月7月8月と利用時間の延長サービスを行っている。いっそのこと上限なしにすればいいのに
    • 当初は月2時間だったが2021年9月以降月10時間になった。ほとんど無制限になったのも同然である。
    • 2023年度は高卒生は無制限となった。
  • 2020年5月中旬から駿台講師が質問対応をしてくれるようになった。
    • 2022年度現在は一部の師を除いて、manaboに定期的に出没される駿台講師はあまりいらっしゃらない。[下記参照]
  • 本システムやZ会添削の導入により、駿台の個々の学生への面倒見は大幅に改善された。2019年度以降の高卒校内生は、より効率的かつ効果的な学習ができるようになると期待したい。
  • 英作添削もしてくれる。添削を頼むときには、自分の表現がどれくらい意味をなしているのかだけではなく、代わりの表現や次回以降にも応用が効きそうな表現を尋ねてみるのもおすすめ。これに対する対応を見てPTのレベルが分かる。
    • 英語の質問は比較的短い待ち時間で回答が得られやすい。
  • 長文に関する質問をする場合には、PTが英文を読むための時間が必要になることがある。待っている間の自習用教材を用意しておこう。
  • 自分が気に入ったPTを見つけておいて、質問が出てきたときに指名質問をすると効率がよい。
    • ただし、質問対応をコンスタントにしているPTで、しかも大体の問題に必ず答えられるPTを見つける必要がある。
    • 教科ごともしくは複数人そうしたPTを見つけておくのがよいか。
  • 駿台が提携するアプリの中では、まだまともな出来である。

デメリット Edit

  • PTのレベルの差が激しい。ダメだと感じた時は早めに切らないと時間が浪費される。
    • PT歴としては体感1〜2年未満が多い。一方、4年以上のPTもそれなりにいる。
    • 難問ぽそうな匂いがする問題にはいくら待ってもPTが来ないこともある。
      • 問題、自分の解答、解答・解説(解説がなければ解答のみ)を載せ、わからないところを詳しく書いておくと比較的PTが来やすくなる。
    • 学力が高い生徒に多い質問のパターンとして、「難問という訳でもない一見簡単そうな問題や知識について、一応頭に入ってはいるが更に深く掘り下げて理解したくて質問する」というものがある。このような質問の場合、(PTから見て)パッと見簡単そうなので比較的すぐにPTが来るが、そういった質問に食いつくPTほどレベルが低いことが多く、単なる教科書の説明に終始し時間が無駄になることもちらほらある。そういった類の質問はmanaboよりも講師に質問した方が安全かもしれない。
  • 数学などは東大や京大、医学部などの比較的高学歴なPTがよく答えてくれるが、英語国語は私文がよく答えるため、解決しないこともよくある。
    • 英語は私文でも帰国子女や文学部英文学科だと当たり。英検一級やTOEIC900点、留学経験者などもたまにいる。むしろ東大1年生よりも良い気が…
    • 医学部でもひどい回答はよくある。数学的な厳密さに欠けていたり、不正確なことを教えられることがある。その点、理学部などPTの方が正確な回答をしてくれたりする。

不正 Edit

  • 2020年度校舎に行くことが出来ず自宅模試となった時にmanaboを利用してカンニングした生徒がいたが大学生に嘘を教えられてしまい結局ただの無駄となってしまったケースがある

manaboに出現した講師 Edit

概論 Edit

2023年度現在は一部の師を除いて、manaboに定期的に出没される駿台講師はあまりいらっしゃらない。

英語科 Edit

数学科 Edit

現代文Edit

古文科 Edit

物理科 Edit

化学科 Edit

生物科 Edit

  • ☆沖田浩典師
  • 竹之内聡師

地学科 Edit

日本史科 Edit

地理科 Edit

(☆:2023年度manaboへの出現が確認された講師)

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