Last-modified: Mon, 17 Apr 2023 17:49:52 JST (376d)

目標大学

　東京大学（理科三類）・京都大学・北海道大学・東北大学・筑波大学・千葉大学・東京医科歯科大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学・横浜市立大学など最難関国公立大学医学部医学科

設置校舎

• 市谷校舎、横浜校（2号館）
• 札幌校
• オンライン授業対応コース（市谷校舎）

概要

• かつての「午前部理3αコース」の系譜を継ぐコース。

• 前身のスーパー国公立大医系αコース時代は、スーパー国公立大医系コースのさらに上位のコースとして、例年、市谷校舎にのみ設置されていた。

• 2020年度、スーパー国公立大医系αコースとスーパー国公立大医系Exコースが統合され、EX国公立大医系演習コースとなった。
  • 市谷校舎はスーパーコースの設置自体がなくなった。

• 2022年度、EX国公立大医系コースとして新設（実質、スーパー国公立大医系αコースの再設置）された。
  • それに伴い横浜校、札幌校にも設置される。

• 2023年度、EX国公立大医系コースから国公立大医系特化（演習強化）コースに名称変更された。

特徴

• 志望大学対策コースとして、仙台校にEX東北大医系コース、札幌校にEX北大医系コースが設置されている。
  • 仙台校（EX東北大医系）、および大阪校（EX京大医系、EX阪大医系）は志望大学対策コースのみの設置で総合コース（本コース）は設置されていない。

• 類似のコースに、仙台校に2020年度まで設置されていたスーパー国公立大医系EX/スーパー東北大医系EX?コース、および、札幌校に2020年度まで設置されていたスーパー国公立大医系EX/スーパー北大医系EX?コースがあった。

• 本コース設置と入れ替わるように、2022年度、ライバルの、SEGと提携していた河合塾・麹町校「プレミアム国公立大医進コース」は廃止となった。

以下、各校舎の概要。

市谷校舎

• 2022年度は4クラス構成となる。
• 例年、成績いかんに関わらず千葉大学や東京医科歯科大学を志望する者が多い。
  • 東大理三志望者は意外とそこまでは多くない（「隠れ理三志望」は多い。）。
  • 横市医に関しては、横浜校の方が実績がある。志望別対策授業も横浜校にのみ設置である。

• 一方で、医学部という性質上、国公立大ならある程度どこでも同じだろうという考えから、上位クラスであっても共通テストで失敗して安全志向で大学を選ぶ者も少なくない。

• 前身コースでは、例年、東京大学理科三類に20人前後合格していた。
  • 2001年度SAは19人合格。
  • 何か秘訣があるのではないかと全国から優秀な受験生が集まるが、理三に受かるような学生は初めから優秀だったというオチで失望する。

• 上位クラスは3号館東大理系特化（演習強化）コースと遜色ない、あるいはそれ以上の講師陣が出講する。
  • 担当講師陣は、上位クラスの方が必ずしもよいわけではないが、人気講師はたいてい上位クラスを担当する。

横浜校

• 東大理系特化（演習強化）、京大理系特化（演習強化）と合同クラスの可能性がある。あったが2023年度も単独クラス（SS→MA）。
• 横市医合格者はここの寡占状態である。

札幌校

• EX東大理系コース、EX京大理系コースと合同クラスの可能性がある。
• EX北大医系コースも設置されている（おそらく合同クラス）。
• 実質、2020年度まで設置されていたスーパー国公立大医系EX/スーパー北大医系EX?コースの再設置。

仙台校

• EX東北大医系コースのみの設置で総合コース（本コース）は設置されない。
  • 仙台校でEX国公立大医系コースに入るような学生は、ほとんどが東北大医志望ということなのだろう。
• EX東北大医系コースはEX東大理系コース、EX京大理系コースと合同クラス（SX）。
• 実質、2020年度まで設置されていたスーパー東北大医系EX?コースの再設置。

• EX特別授業が行われ、竹岡広信師・大島保彦師・小林隆章師らが担当する。

出講講師

• 例年、上位クラスは3号館スーパー東大理系と遜色ない、あるいはそれ以上の講師陣が出講する。
  • 午前部理3α時代は、3号館午前部理1αの方が講師は良いと言われていた。*1
  • 詳しくは、市谷校舎参照。

　コース・クラス別講師陣/2017年度/市谷校舎
　コース・クラス別講師陣/2018年度/市谷校舎
　コース・クラス別講師陣/2019年度/市谷校舎

授業(教材)

　ほとんどはEX東大理系コースと共通。
　志望別対策授業に医系・東京医科歯科大(市谷校舎のみ)・横浜市大(横浜校のみ)がある。

コースオプション

共通テスト対策強化

医系コース専用特別指導

沿革

• 午前部理3　- 1982?年度
  • 東校舎（旧1号館）　- 1979年度
    • A～D組４クラスで約1000人。*2
    • 天野篤順天堂大学教授、海堂尊氏（医師、作家）在籍時。
  • 市谷校舎　1980 - 1982?年度
    • A～H組８クラスで約1600人。
    • 物理科・森下寛之師在籍時。

• 午前部理3α（東大・京大等国公立大医学部目標コース）　1983? - 1990年度
  • A～D組４クラスで約800人。
    • 物理科・小倉正舟師、数学科・石川博也師在籍時。

• 午前部理3（国公立大医・歯・薬・理工目標コース）　- 1990年度
  • 大宮校、横浜校

• 医系スーパーコース　1991 - 2006年度
  • A～D組４クラスで約800人（難関国公立大医系セレクトコース４クラス）。
  • 2000年度、SA～SEの５クラスに増やされる（ハイレベル国公立大医系コース２クラス）。
  • その後、SA～SFの６クラス（ハイレベル国公立大医系コース２クラス）。

• スーパー国公立大医系αコース　2007 - 2016, 2018 - 2019年度
  • SA～SE５クラス。
  • 市谷校舎のハイレベル国公立大医系コースがいったん廃止となり、７クラス（SA～SG）約1200人あった時期もある。
  • その後、SA～SFの６クラス（ハイレベル国公立大医系コース１クラスSP）。

• スーパー国公立大医系コース　2017年度のみ

• スーパー国公立大医系EXコース　- 2020年度
  • 仙台校、札幌校

　※2020年度～2021年度は「EX国公立大医系演習コース」に吸収されて設置なし（市谷校舎）。

• EX国公立大医系コース　2022年度
  • 市谷校舎、横浜校
  • 札幌校
• EX東北大医系コース　2022年度
  • 仙台校
• EX北大医系コース　2022年度
  • 札幌校

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