〈文系のための〉数学の基盤
Last-modified: Tue, 19 Sep 2023 13:08:34 JST (12d)
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設置校舎 
特徴 
- CORE講座となっているが実質、鹿野師のオリジナル講座。鹿野師以外の講師は担当していない。
- 無批判に覚えられがちな数学の「基本(初歩ではない)」となる考え方をきちんと整理し、理解して使えるようになることを目的とした講座。
- 鹿野師曰く「前期の間にまっとうな勉強をしてきた人なら知っている内容をもう1度復習する」講座である。
- その人気さゆえ、締め切りを出して増設されることも多い。
- 地方・中堅国公立大の文系志望者や旧帝大などの文系志望者の中で数学が苦手な人、そして早慶を含めた文系で数学を用いる人向けの講座である。
- ただし、東大文系志望の人で基礎固めに受講する人もいる。クラス担任によっては東大文系数学とのセット受講を勧めることもある。一橋志望でも数学が得意でないなら受講を検討してよい。
- 実際、序文には「本講座は、東大、一橋をはじめとする文系の難関大学を志望しているが数学に不安がある人を対象としたものです。」と記載されている。
- 数学で既にある程度点が取れる人は取る必要はないかもしれない。
- とは言え、夏期の基礎固めが非常に重要であることを踏まえると、受講して損なことはないので、テキストを閲覧してから決めるのが良いであろう。
- 例年、夏は通期テキストの復習とこの講座のみで研鑽を積む数学が苦手な浪人生も多い。
- 冬期にはより実践に近い『〈文系のための〉数学頻出問題総整理』が設置されている。
- こちらもかなりの人気講座。
テキスト 
- レベル:4〜7
- テキスト作成は鹿野俊之師。
- 講義用問題20題と類題40題(類題は巻末に解答解説あり)
- テキストはよくまとまっており、最小限ながらも有用な内容。かなりいい問題集になる。
- 2018年度のテキストは前年と問題の入れ替えを行った。
授業 
- 授業では全範囲とまではいかないがIAIIBを満遍なく扱い、文系の学生が特にあやふやにしがちな考え方を重点的に基礎から取り上げる。
- 文系の学生の多くが苦手な必要十分条件や予選決勝法、領域の最大最小問題、逆像法、確率漸化式などの分野を扱う。
- 難関・数学ⅠAⅡBよりも少し簡単な問題と少し難しい問題が混ざっている。問題の難易度は分野によってややばらつきがある。
- しかし、ベクトルの分野はかなりの基礎から解説するため物足りないことも、その場合この分野は自学自習で補うのが良い。
担当講師 
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