齋藤寛靖
Last-modified: Sat, 25 Feb 2023 15:00:02 JST (219d)
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齋藤寛靖(さいとう ひろやす)は、駿台予備学校数学科講師。1号館,3号館,市谷校舎,自由が丘校,町田校,大宮校,横浜校に出講。
経歴 
- 千葉県立船橋高等学校卒業。
- 千葉大学卒業。
授業 
- 授業開始時の挨拶は「はいこんちぁー」である。
- 時々、休憩明けにも間違えて言い掛ける。
- 答案作成を意識して構成された板書と卓越した作図で、堅実かつ簡潔な授業を行う。
見た目によらずこざっぱりした印象を受ける。
- 最大の特色は、師の性格によるのか、その日の気分で授業の質が上下することであろう。
- 「(ミスしながら)こんな具合になります。」「ということになります。」が口癖。
- 授業のペースは若干遅め。
- 数多の駿台講師の中でも小林隆章師と並び抜群に図が綺麗。
- 左手に十本近くのチョーク(白、黄色、赤、緑)を握り板書をすることもある。
- 前期中は「なんでこうするか?こうすれば上手くいくからです」と結構な頻度で言う。
- これについては「先に解答を見てから解説を考えているのではないか」という批判もある。だが実際他の方法だと上手くいかないことが多いのでこのセリフが出た時は定石の一つと思った方が良い。
- 時間に余裕があるときは、失敗例を実際に板書してくださることもある。
- 現役クラスで一度演習テストの実施を忘れてしまったことがあったが、教務が授業直前に唐突に演習テストの存在を通達したことが原因らしい。その日の内に解説プリントを制作し配布してくださったので何ら問題はなかった。
教務のせいなら仕方ないね! - 質問対応については、丁寧ではあるのだが、ある程度自分でやってどこでわからなくなったのか、自分で手を動かしてやったがうまくいかなかったなどを提示しないと突っ返されたり説教されたりすることがある。雲幸一郎師のそれと大体同じである。授業中にも、生徒の質問の質が低すぎ、など愚痴って20分経過なども大いにある。
- 師は「そういう質問に対して手取り足取り教えて私の評価が上がったところで生徒のためにならないから意味が無い」と仰っている。
- 質問内容を明確にしていけば、かなり高度な内容でも大学範囲の内容も交えて丁寧に教えてくださる。
- 下位クラスを白い目で見ることがある。(ただその大半はそのクラスのせい)
- しかし、下位クラスの授業で解き方がわからなくなってしまった際に学生に助けてもらったことがある。
- 数学研究SSにおいて2019年度の東工大の問題を含め、殆どの問題を「簡単でしたね」と言って締める。
担当授業 
通期
人物 
- 受験生時代から数学が得意だったらしい。特に図形の問題が得意とのこと。
- 板書しながら、役者のように強弱をつけて板書を読み上げる。これにつぼる生徒もいる。
- 師の口癖は「マーチ7時間、早慶8時間、東大9時間」。むろん勉強時間のことである。
念のためだがおそらくは進学校や都道府県で1、2位の高校以外の生徒が目指す場合であろう。
- 師は受験生時代の夏休み、食事中も含め1日16時間勉強していたとおっしゃっていた。
- ときどきネットの一部の掲示板で、師と齋藤大成師を同一視してしまい混乱する者がいるが、全く別人なので注意すること。
- 数学科の高谷唯人師とは仲が良い。
- 天然なところがある。
- お茶の水校への出講は少なく知名度は低い。
- しかし、ほかの数学の授業を実力派有名講師が担当していることが多いため、師の授業は過小評価されがち。
- インスタグラムに飯の写真を投稿しており、駿台のスタッフのみならず講師からも好評である。
- フェイスブックでは完全にキメている感じの師を見ることができる。自撮りの達人である。
- 授業の最初に、雑学や自虐ネタを入れる。
- 趣味で外国語を習っている。中国語に堪能らしい。
- 若い頃の写真を見る限り、かつてはシュッとしたボイスイケメンだったようである。
著書 
- 『単位が取れる 線形代数ノート』(講談社、2003年6月27日)
- 『単位が取れる 微分方程式ノート』(講談社、2007年3月1日)
- 『単位が取れる 微積エッセンス』(講談社、2012年4月24日)
- 『今なら解ける! 大人のための東大数学入試問題』(講談社、2014年11月12日)
『おうちで作るイタリアンジェラート』(世界文化社、2017年5月20日)*1
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