茂木誠
Last-modified: Fri, 08 Jan 2021 01:34:01 JST (18d)
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茂木誠(もぎ まこと)は、駿台予備学校世界史科講師、N予備校世界史講師。1号館,3号館,大宮校に出講。
経歴 
- 東京都出身。
- 5年間、高校の教師を勤めていた。
- 元 市進予備校講師。
- N予備校講師。
授業 
- 自身のiPadをプロジェクターで映し、視覚的なわかりやすい授業を展開する。
- 師の授業の大きな特徴のひとつとして、東大、一橋、外語大など上位国公立向けの授業では、宿題や休み時間の作業として授業の内容に関連した90~120字程度の論述問題を生徒に解かせる。その度毎に数名の答案をスクリーン上に映し添削。
- 講義を受けながらにして論述問題へのアプローチを会得することができる上、他の人の答案を見る機会にもなる。
前の席に座っていると、添削してもらえる。 - まれに論述の字数制限が適当で無かったり、要求に答えていない回答も丸にされることがある。
- 講義を受けながらにして論述問題へのアプローチを会得することができる上、他の人の答案を見る機会にもなる。
- 講義では時に歴史上の人物になりきった寸劇を行う。わかりやすさは逸品。印象に残りやすい。授業自体は物々しい雰囲気も漂っているが…。
- 中には「無駄話が多過ぎる」と非難する生徒もいるが、師に言わせれば「無駄話 (≒物語)」こそが歴史の本質であり、事実の列挙はただの「年表」に過ぎないと説いている。
- 長らく渡辺幹雄師との2人で東大世界史を担当している。関東駿台世界史科の中でもこの2人が特に有名なこともあり、授業が何かと比較されやすい。
- 季節講習では、独自の地政学的アプローチを駆使した周辺地域史が名物講義である。
- プリントも配布するがあくまで自習用であり、授業中に扱うことはあまりない。師の授業は歴史の大きな流れに力点が置かれているため、細かい知識を補えるようにとの配慮である。
- 師が出講している校舎の受付には師の授業が吹き込まれたCDが置かれており、校内生なら誰でも借りることができる。
- 2018年の東大の世界史の大論述の出題を的中させる。
- 通史の解説に定評がある一方で大論述の解説はイマイチという声も。
担当授業 
通期
- 世界史Ⅰ(アジア・アフリカ編)(3号館-LX+LY,LA)
- 世界史Ⅱ(欧米編)(1号館-LI、大宮校-LA)
- 世界史演習(大宮校-LI+LJ)
- 高3スーパーα世界史(3号館)
- 高3スーパー世界史(大宮校)
- 東大世界史演習プラス(3号館)
オンデマンド
人物 
- iPadを駆使した視覚的講義は、多くの受験生から、圧倒的支持を得ている。
- 大学入試で失敗、浪人時代に予備校講師の授業が大変面白かったためこの仕事に興味を持ったらしい。
- 小学校一年生から浪人生まで、あらゆる年代の指導歴を持つ。
- 大学在学中から塾で教壇に立ち、気がつけば駿台の講師になる。
- 大学時代は日本史を専攻していて、江戸時代を専門にしていた。
- リアリズムの立場から山川教科書的歴史観を粉砕しようと奮闘中。
- 講習では『キャンペーン』と称し、自身の著書の購入者に世界史のセンター問題集をプレゼントしていることがある。
- 右寄りで、その思想はブログで発揮されている。また、雑誌に寄稿することもあり、授業で師自身が紹介する。このことを大島師がネタにする。
- ゴルフ党党首の大ファンである。
- 「こういう人がどんどん、どんどん各市に出てくれば、日本も変わっていくのではないか」と評している。
- 嫌いなものベスト3は、商社、白人(イギリス、アメリカ人)、左翼
- 渡辺幹雄師を始めとする一部の講師や職員からは“もぎちゃん”の愛称で親しまれている。
- 生徒に絡むものの、物腰は柔らかく、教務にも横柄な態度をとることはない。
- 2015年春以降、炭水化物を一切取っていない上に、毎週日曜日に断食する生活を送っているらしい。(中年太り防止?)
- カレーが食べたくなった時はルーだけ注文する。
- 高校生のときは天文部に所属していたらしい。
- 「もぎせかチャンネル」というyoutubeチャンネルを持っている。
- 世界史や時事問題に関する生配信などしている。
- 時には駿台の講習説明会を行なっている。
- 2019年10月13日、フジテレビ「Mr.サンデー」に生出演し、日韓関係について橋下徹氏や古谷経衡氏と熱い議論を交わした。と言いたいところだが、古谷氏に遮られてばかり
というか全て遮られていたであり、「近い将来韓国は無くなる」と思い切った発言をしたところで師の出番は終わってしまった。- 「朝鮮は長い間中国に服従していたんです。ジャイアンに従っていたんです」「アンタそれ韓国に失礼でしょう!!!」終始こんな具合である。
- 「あの国は日本に主権を奪われたのではなくそもそも2000年間主権などなかった」という師の主張に対し、古谷氏が高句麗を例に挙げ、主権はあったと反論。それに対し師は「高句麗は韓民族ではない」と指摘した。
- なんでも当初は朝鮮史を四分で解説するというのが師に課せられた仕事だったらしいが、師がフリップを使えたのは実に30秒ほどである。
テレビの闇である。 - 放送終了後のもぎせかチャンネルの生放送においては、「(テレビ討論をもっとまともなものだと信じ込んでいたためその場での対応が遅れた)自分の負けだ」と認めつつも、「結局あの番組を通して彼らは何かを進展させたり解決させたりしようとは考えていなかった。きっとあの場がワーッと盛り上がりさえすればそれで十分だったんだろうよ」と、政治議論の場としてのテレビというプラットフォームの終焉を憂いておられた。
- 番組のまとめとして師は「近未来、韓国はなくなる。日本は静観するのみ」としたが、これは番組内で橋本徹氏により否定された。
- なお、この件に関して関西の中谷臣師は自身のブログ記事「東大世界史2020」で茂木師を痛烈に批判していた。
- 一般書を含め、著書多数。
- 世界情勢、経済学、地政学に関する本。その内容は高校生でも十分に理解可能。ただし、だからといって師の思想に染まる必要はない。あくまでもこのような見方があるのだ、くらいに考えておくべき。
- 予備学校で教鞭をとる傍ら多く執筆活動を行う動機として、本来歴史とは過去を学ぶことでそれを現在、未来の考察に応用することが重要であるのに、授業で時事問題に触れることができる時間は少ない。その歯痒さの吐け口だと述べている。
- 大学入試共通テストの黄色本(中経出版)の担当は
降ろされた降りた。- 後任は、河合塾講師・Z会マスターコース講師の平尾雅規先生。
- 信者(マニア)が多い。
ホームページ 
- 自身のホームページを所有しており、前述のプリントや授業録音ファイル、一問一答プリント、論述の模範解答などといった世界史の教材が数多く無料で配布されている。
- 世界史に関する動画だけでなく様々な動画があげられる。
- 授業を記録した音声が無料で公開されており、同じく公開されているプリントと合わせれば高い学習効果が期待できる。駿台生以外にも利用者は多い。
著書 
学習参考書 
- 『テーマ別 東大世界史論述問題集―24カ年徹底分析(駿台受験シリーズ)』(渡辺幹雄・茂木誠 共著 駿台文庫、2012年12月1日)
- 『テーマ別 東大世界史 論述問題集 <改訂版>―28カ年徹底分析(駿台受験シリーズ)』(渡辺幹雄・茂木誠 共著 駿台文庫、2017年3月14日)
- 慶應経済の青本
一般書 
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