福田忍
Last-modified: Mon, 27 Feb 2023 01:49:53 JST (568d)
Top > 福田忍
福田忍(ふくだ しのぶ)は、駿台予備学校漢文科講師。3号館,津田沼校,札幌校に出講。
経歴
- 北海道大学卒業。
- 北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。
- 博士(文学)(北海道大学)。
- 専攻は中国哲学。
- 駿台予備学校専任講師(2009 - 年度)。
- 北海道教育大学教育学部芸術・スポーツ文化学科非常勤講師(2016 - 年度)。
授業
- 終始穏やかな授業展開。
- 解説箇所や問題は文章で出てきたらその都度板書するスタイル。
- 重要な語句や句形、文章の展開などを色チョークを使って板書する。
- 最も重要な事項は※を付けて板書する。
- 時間の使い方が非常に上手く必要な事は全て触れながらもほぼ毎回時間通りに終わらせる。
- 時間が余ると中国や漢文に関わる雑談をしばしばする。その知識量は底知れない。
- 文章の種類によって読み方を変えるように指導する。
- 例えば、論説文に関しては常に対比を意識するように、説話であれば登場人物を意識するようにと言う。
- 共通テスト系の授業ではその傾向に合わせた授業を行う。実際師の授業でセンター漢文が得意になった生徒も多い。
- 授業に金色のiPadを持ってきて、文中に登場した絵画などの画像を見せてくださる。後ろの方だと見えない。
- 「こんなことにばっかりは熱心なんですけどね(笑)」
担当授業
通期
人物
- 札幌市在住でしばしば話題に出てくる。もちろんホーム校舎は札幌校。
- 非常に穏やかな方で質問にも行きやすく、また対応も丁寧。
- それぞれの授業の始めで必ず礼をする。
- 口癖は「よろしいでしょうか。」「○○け→れ↓ど↑も→~」「ねっ。」
- 「ねっ。」は非常に頻繁に発される。集中して聞いていると笑いそうになる。
- 雑談の締めは「〜と、まぁともかく」
- パンフレットの写真は若い頃のものだが、面影はある。
- ちなみに札幌校のパンフレットでは写真が更新されている。
- 写真では分からないが、どことなく料理研究家の土井善晴さんに似ている。
- 三四郎の相田(滑舌悪くない方)が年をとった感じ
- 前職は富士通のシステムエンジニアであり、漢文という科目は論理が理系に分かりやすいとの事。
- その実力は折り紙付きであり、町野一郎師曰く「あの人ハッキングできると思いますよ」
- 入社式の際、「情報とは情に報いるということだ」という社長の演説に内心で「何を言っているんだ、情に報いるなら報情だ」と突っ込みを入れていたそう。「こんなんだからすぐやめちゃうんですよね(笑)」と自嘲気味におっしゃっていた。
- マイクの音量を下げてもらう際「ゲインを下げてください」と言っていた。
- 大学の漢文の非常勤講師もしていたそう。
- 中国人に漢文を教えているらしい。(伊藤愁一師談)
- バイクをお持ちである。
- 2017年度第2回東大入試実戦模試において漢文の作問を担当。
- 以前、町野一郎師に真空管付きアンプを作ってあげたそう。
- 「キングダムとかいう漫画を薦められて、読んでみたんですけど、『あ、この文章あの原典から引っ張ってきたんだな』と思って、原典を参照したくなっちゃうんですよ。そんなことしてたら全く読み進めなくなっちゃって、読むのやめました。」
- 高い教養をお持ちであることがわかる。
- いつもチョークをくるくるしている。
著者
学習参考書
論文
- 福田忍(2001)「『論語』注釈の歩み(下)皇侃『論語義疏』から刑炳『論語正義』まで (特集 『論語』はいかに読まれてきたか--〈孔子のことば〉の解釈史)」, 『月刊しにか』12(2), pp.34-39, 2001-02, 大修館書店.
ーー
Amazon