鵜飼恵太

Last-modified: Sat, 05 Jul 2025 23:55:30 JST (9d)
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鵜飼恵太(うかい けいた)は、駿台予備学校世界史科講師。河合塾COSMO講師。1号館,2号館,3号館,池袋校,町田校,横浜校に出講。

経歴 Edit

  • 1973年9月16日生まれ
  • 立教大学卒業。
  • 元 城南予備校職員。

授業 Edit

  • フランクな語り口と、顔芸やジェスチャーを伴った寸劇が魅力的。
  • 中国史が専攻のためであろうか、西洋中心に偏りがちな史実をアジアの観点からも説明してくださるなど、リアルな歴史を重視する傾向がある。
  • 世界史科1といっても過言ではないくらい早口であるが、聞き取りにくいわけではまったくない。
  • 「要は」が口癖。しかし「要は」の後の説明もまったく「要は」ではなく、その前と同じ話を繰り返すだけの時がある。
  • 年齢に似つかわしくなく,「それって…じゃね」「ちょー…じゃん」「マジ?」などの若者言葉を頻繁に使うので,軽薄に見られがちだが,講義の内容が軽薄なわけではない。むしろ歴史の因果関係を重視し、暗記を強いる事はなく、さらには「東大志望は~」や「早慶なら~」などと志望校別に重視するポイントも指摘してくれる。 
  • 論述や問題演習用のプリントも配ってくれる。
  • 授業は自作のプリントで行うが、そのプリントは志望校のレベル別にどこまで覚えればいいか○や△で記されており、どこまで覚えればいいかわからない初学者などにはオススメである。
  • 授業中に描く地図はものすごく早い。吉屋大樹師とは対照的である。
    • そのため、生徒が少し顔を下げてプリントやテキストをめくっていたり、メモをしている間に書きあげるので、前期の最初の頃は大抵の生徒が驚く。
    • 特に、複雑である地中海周辺はだれにも真似できない早さである。
  • プリントは出来事や人物名起きた背景や原因も書かれてある
    • 後ろに地図がつけてあり、便利。
  • 授業では因果関係を男女関係を用いて説明することが多く、「愛が芽生える」や「愛人を取られる」などの表現を多用する。これらはイメージ形成にとても役に立つ。
  • 雑談を締める際の、「ほんとどうでもいいですね」が口癖。コレを言ったあとも更に雑談を続けることが多いが、その雑談は大抵面白い。
    • 雑談時に何かを貶すような発言をした後にはほぼ必ず「関係者がいたらすみません」や「これ以上言うと私の身が危ないので」などと言って話を終える。
  • 歴史上の人物を教科書では教えないような変わった一面からアプローチしてくれるので面白い。
    (例)「○○皇帝は中二病なんすよ!」「○○!! あの人愛人めちゃくちゃいるからね!」
    • ピピンは趣味が対仏大同盟
    • ナポレオンはアレクサンドロス大王、ハンニバル、シャルルマーニュ(カール大帝)になりたい
  • センター試験後には講評を配る
  • 同じ駿台世界史講師の、須藤良師の様な、オーソドックスで細かい知識にも広く触れてくれる授業スタイルでありながら、さらに渡辺幹雄師の様な、横のつながりや歴史上のエピソードも沢山話してくださるため、とても印象に残りやすく復習がしやすい。オーソドックスさと、世界史の面白くてタメになるエピソードのバランスが良い。
  • 2024年度、新課程に合わせて歴史総合のテキストを作成、特別授業を世界史受講者向けに行った。また、映像配信用に収録する際の授業を3号館で受講することができた。前期と後期に6コマずつ、12コマが配信された。
  • 複数の国の力関係を説明するために、ドラえもんやサザエさんを具体例として用いることが多い。
    • ドラえもんの例えでは、ジャイアン同程度の強さの国をブタゴリラと言うが、世代的に分からない生徒が多い。
      • ちなみに、ブタゴリラはキテレツ大百科(作者はドラえもんと同じ藤子・F・不二雄先生)の登場人物である。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 専門は、中国の明朝らしい。
  • 映像授業の予備校では大人の事情により蒼山駿(あおやまはやと)名義。
  • ウィンストン・チャーチルが好きで、名言も配布プリントに載せている。
  • 個性的なファッションセンスで,年がいもなく夏期講習ではハーフパンツで教壇に立つ。今どき珍しいヒールの硬いブーツを履いてくることがある。
    • 講師室では、師の席に背中に大きな龍が描かれたアウターが掛けられていた。
    • 顔から下だけ見ると、同じ世界史科須藤良師よりも派手にみえる。奇抜さは須藤良師の圧勝であるが。右手に大きな指輪を複数個付けている。 渡辺幹雄師曰く世界史科で会議を行う時はスーツを着るらしい。
  • 服装や言葉づかいのチャラさが師のマイナスポイントだが、講義内容は悪くない。
    • 奇抜なファッションは、むしろ逆効果ではないだろうか?
  • 頭髪がコボちゃんみたい
  • 小柄な体格であり、師もたまにこれをネタにする。
    • 弟さんの方がヨコもタテも共に大きい。言い合いになると妹が呆れて止めに入るらしい。
  • アニメが非常に好きでよく授業中にも自虐ネタとして「いいんです。オタクなんです。」と小声でつぶやく。
    • 授業が少ない2月3月に、溜めたアニメを一気見するらしい。
    • 話題のドラクエ11は既に入手済みだそうで夏期講習中は封印して8月の最終週に1週間でクリアする予定らしい
    • FFやドラクエで船や小物のデザインをされてる友人がいるそうで、その人のところに持っていって遊ぶのが楽しみらしい。
    • 「アニメイトで見かけても声かけないでください」
    • 好きな漫画は読む用、保存用、布教用の3冊を買う。
    • 月曜日のルーティーンは3号館→水道橋のジャンプショップ→フードコート→池袋校
    • アニメには(多分)とても詳しいが、意外にも森香澄は知らない
  • 師は非常に多趣味であり、アニメ以外にも鉄道や旅行が好きである。
    • そのため、倭寇の説明では実際に長崎に行った時のエピソードを話す。
    • 台湾に行った時は現地のおじさんに絡まれ、3時間筆談した。鄭成功の神社を見に行ったら褒められたらしい。
    • フランスに行ったエピソードはほぼ観光地案内で、おすすめの博物館やモナリザを長時間見る方法を教えてくださる。
    • 夏期講習が終わったあと、後期の授業が始まるまでの1週間は旅行に行く。
  • 授業中にミスした時は「ごめんちゃい」と謝る。
  • 高校時代にミスコンに出たらしい。
  • 学祭で食品管理の偉い人だったらしい。
  • 「中央からお届けします」と政治の話題は絞めるが基本右翼批判である。
  • 天使にハマっていたらしい。
  • ファッションや言葉遣いがチャラくなければ,もっと評価が高まると思われるが,それを改めるつもりはないらしい。
  • かなりのヘビースモーカーである。
  • 実家は茅ヶ崎らしい(本人談)
    • サザンオールスターズの茅ヶ崎ライブのチケットを外した際には、ライブ会場である茅ヶ崎公園野球場の近くの砂浜でサザンをBGMにして同級生とバーベキューを楽しんだらしい。
    • 小学生の頃は山口県に住んでいたこともある。
    • 今住んでいる家は15年前は梨畑だった
  • フランス革命の説明になると熱が入る。
    • 高3スーパー早慶大世界史の際にラ・マルセイエーズの歌詞をすべて配り、自分の携帯でラ・マルセイエーズを1〜2番を流した。
  • 気分が乗り出すとすぐ教卓を叩き出す。怒っているわけではないが、結構な音量が出て怖い。
  • 質問対応は丁寧。授業時に比べ、ややキツメの口調で話すが別に怒っているわけではない。論述も見てくれる。
  • 師の執筆した青本の解説は非常に丁寧。アタリである。
    • 2024年度までは早稲田大学の社会科学部の青本は担当していた。
    • 2025年度より早稲田大学商学部の青本を担当するようになった。
    • 他には、東大、一橋大の青本の一部も担当している。
  • 大学生時代、金欠になった時はお婆ちゃんに会いに行き2000円程のバウムクーヘンをお土産に渡し、20000円程のお小遣いをもらっていたらしく、師はこれを「朝貢」と呼んでいる。
  • ソ連崩壊のせいで浪人したらしい。本当は高三の冬まで球技大会の完全制覇を目指して練習をしていたかららしい
  • 渡辺師と親しいらしく、試験で論述に相応しくない表現を使った生徒がいたときは責任のなすり付け合いが始まるらしい。両師ともに歴史の裏とも言えるような話を授業でよく取りあげるためであろうか。
  • 彼女に振られた男子生徒に対して、「引きずることはしょうがない。落ち込んでいても、やることさえやれば受験は合格できる。元カノを1回思い出したら、問題を1題とけばいい。落ち込みながら受かろう。」と斬新かつ的確なアドバイスをしていた。
  • フランス革命やフランスに関わるその他の反乱などの説明の際、「フランス人は大体ラ・マルセイエーズを歌うとバリケードを作りたくなるんですよ」という説明をすることがある。
  • 人生の中で役に立つ豆知識を話すことがある。(結婚式はピン札、葬式は折れ札など)
    • 締めは、もしかしたら世界史より役に立つかもしれないので!
    • 今日駿台で何教わったの?って聞かれてこれだけ答えるのやめてね
  • ショボい都市の具体例で鳥取県を頻繁に用いる。
  • X(旧Twitter)でブロック魔の河野太郎にブロックされた。河野太郎が実家の選挙区であることを嘆いている。
  • 世界史の女性キャラになりきる際、かなりの割合で「あらヤダおくさん^^」「あー!憎たらしい!」を多用する
  • 実家は元梨畑だったらしい

著書 Edit

  • 大学入試 ストーリーでわかる世界史B(古代・中世・近世)(KADOKAWA)
  • 大学入試 ストーリーでわかる世界史B(近代・現代)(KADOKAWA)
    • 上記のシリーズは師の授業をそのまま参考書にしたようなものなので、復習に便利。師が授業中に書いた図などがちゃっかりそのまま載っていたりする。
    • 難関私大志望者向けの細かい知識も十分に網羅されているため、早慶志望者にもオススメである。大学受験だけに関わらず、読むだけでもまさに世界史の“ストーリー”が理解できて、世界史が楽しい、面白いと感じることができる内容になっている。
    • 2023年に、新課程の世界史探究に対応した改訂版が発売となった。依然として、世界史の講義系参考書で群を抜いて良質であることに変わりはない。

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