久保田智大
Last-modified: Mon, 22 Feb 2021 12:45:59 JST (8d)
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久保田智大(くぼた ともひろ)は、駿台予備学校英語科講師。1号館,2号館,3号館,池袋校,横浜校,柏校に出講。
経歴 
授業 
- 授業スタイルは奇を衒わないものだが、文法などの解説では師独特の教え方をすることも多く、それらは整理して板書して下さるため実にわかりやすい。
- コバトシの授業のように深く突っ込む物もあるが(いわゆる名詞限定のasなど)、受験に不必要なレベルまでに行きすぎずエッセンスの塊のような非常に密度の濃い授業となる。
- 構文解析の参考書として、『英文読解の透視図』を勧めており、師の授業も非常に似た雰囲気がある。
- おそらく30代前半ではあるがその授業のクオリティは非常に高い。
- 授業の初めに、時期に応じた過ごし方や学習方法のアドバイスを下さる。
- 構文、読解の授業においても、出てきた単語を語源から解説してくれることがあり、頭に入りやすい。(なお、師のTwitterは語源を呟いてカタルシスを得るものらしい。役に立つ情報や、驚く情報も多い。)
- 復習の方法として音読を勧めている。
- 単に音読を薦めるだけで具体的なやり方などを提示しない講師が(駿台に限らず)多くいる一方で、久保田師は具体的な方法論まで提示してくれるので参考になる。
- 構文や読解系統の授業では、生徒の予習答案で多く見られたミスを確認しながら解説を進める。生贄答案として授業プリントに載ることも。
- 字が特徴的で、大文字のIは小文字筆記体のLのようになり、Sは大文字小文字の区別がつかない。しかし特に理解に差し支えはなく、板書は非常にわかりやすい。
- 多くの講師がするように、英文を立体的に板書することは少ない。
- そうした方がわかりやすい場合はそうするが、基本的には横に書いていく。
- また、口頭での説明も多く、口頭説明のスピードはそこそこ速いので集中して聞こう。(聞き逃してしまっても、質問に行けば優しく教えてくださる。)
- 希望者は下線部和訳を添削してもらえる。多くの生徒が添削を提出した場合、最もよい答案にはベスト答案であるとの旨を書いてくれるので目指して頑張ろう。
- 声は非常に明瞭であり、発音も綺麗。いわゆるイケボである。
- 授業は比較的ゆっくりと進むが、これはプリントの演習問題の解説も行うからであり決して解説が遅く漫然と進む訳では無い。ちょうど良いペースである。
- 大人数の授業の中でも少人数制のような細やかさを求めたいとの思いから通期の授業では生徒を一人一人当てていくクラスもある。
- 「わかりません」と答えても特に問題はないので心配は不要。
- 英作文では自然な英語を重視している。
- 和文英訳の授業では、和文を分解して書いていくというタイプではないが、生徒がミスしがちな箇所を指摘しつつ丁寧な授業を展開する。
- 雑談はあまりしないが、時々英文の内容に絡んだ雑談や師自身の浪人時代あるいは留学時代の話をしてくださり、非常に面白い。
- 質問対応はとても丁寧。そのためかTAの予約は埋まりやすい。
- 市販の参考書や模試、過去問の質問も丁寧に対応してくださる。また、添削なども快く引き受けてくださる。また、進路相談や勉強法についての相談も丁寧に応じてくれる。まさに神対応。
- 師が担当する英語構文Sの授業のプリントは非常に価値がある。
- そんな師の唯一の欠点は、このプリントの字が小さすぎる上に掠れている所である。(もちろん読めはするのだが...)
- 師の人気の秘訣は授業のわかりやすさだけでなく、質問対応や人柄にもある。
担当授業 
通期
人物 
- 大島保彦・山口紹両師が認める「駿台の次期エース」。
- お茶の水校4校舎の各最上位クラスで構文の授業を担当する。
- 若手であるがLA、LE、SEなどを担当するなど実力は相当のものがある。事実、構文の解説はピカイチ。
- 年中かっこいいジャケットを着ている。
- チャイムと同時に教室に入ってきて、チョークケースをあけ、マイクをつける所まで全授業完璧に同じルーティンである。
- お茶の水校の東大コースで浪人経験がある。
- 東大からロンドン大学大学院、しかも主席というこれまた予備校講師にしてはスペックの高い経歴を持つ。
- 大学時代は合唱部に所属。
- 「僕ねぇ、大学時代に合唱部だったんですよ、、、。いい趣味してるでしょ?」
- 授業でたまにワンフレーズだけ聴けたりする。
- 専門課程では阿部公彦准教授が指導教官だった。2018年の東大教授講演会で阿部教授が来校し判明。
- それだけあって文学に造詣が深く、読解問題などでそのような話題のものが出ると「これいい文章ですよね〜」と言う。
- 言語心理学をやっていた為、構文sなどの内容が高尚な文章の背景としての、学術方面からの話もしばしば仰る。
- 心理学に興味のある人は非常に興味をそそられる話である。
- イギリスは料理が美味しくない事で有名だが、フィッシュアンドチップスだけは美味しかったらしく、食べに食べたそうである。
- ロンドンから日本に帰国した際、逆カルチャーショックになったそう。
- 大学時代は合唱部に所属。
- 大島師とともにリンガランド英語塾で連載している。
- 大島師の雑談にも登場することがある。
- 鈴木海太師曰く、久保田師が板書中に生徒の方を向いて説明する時の姿勢が特徴的らしい。「久保田さんポーズ」と称して授業中に真似をすることがある。
- また、海太師は久保田師がおぎやはぎの小木博明に似ているという
薄々みんな思っていたことを授業中に言っていた。- 駒橋師も小木に似ているということを言っていた。どうやら英語科の若手の間での共通認識になってるらしい
- 一連の海太師のイジリに対して久保田師は「やめてくださいよ!」と言っているらしい。しかし、実はとても仲がよく、海太師も久保田師を高く評価しているし、久保田師は大学教授である海太師を尊敬しているとのこと。
- また、海太師は久保田師がおぎやはぎの小木博明に似ているという
- また鈴木雅之にも似ている。師がサングラスをかけて歌っていると考えるとなかなかジワる。
- 阪神の守護神スアレスに似ていると言う者もいる。
- 謎の言葉遣いが多く、クセになる。
- 黒板に書いている途中にチョークを折ると「ぅわっしょーぃ」ないしは「うぇーい」と言う。悲しみを込めて「さようなら、、、」というときもある。
- よく「鬼のように」という言葉を使う。
- 強調構文の解説の時、「何々なのはぁ〜、これこれだぁーーー!!!」とテンションが上がる。
- 高校時代の英語教師に音読を勧められ、実践するようにして以来英語が得意になった(本人談)。
- よく教壇に置いてある棚等に脚をぶつける。
- (3)が"ふ"に見える。
- 結婚はしているものの、子供はいない模様。
- 授業中はペットボトルのÉvianを教卓に置いている。(おしゃれだ)
- Twitterは@TomaheroKobota
- 「生徒とおぼしきアカウントからもフォローされ始めているので正論を言いたいと思いますが、ツイッター見てる暇があったら勉強した方が良いのでは?」もっともである。
- しかし師はTwitterに和文をアップし、受講生に限り添削を受け付けるとの旨を書いていたので、見ても特に問題はないだろう。
- 歌舞伎俳優の尾上菊之助にそっくりである。
- 現在、構文を用いた英文読解関連の参考書を執筆中で、2020年6月刊行予定だそうである。難易度は『英語構文S』くらいだとか。
- しかし、新型コロナウィルスにより印刷所が通常通り稼働せず、出版は9月以降となってしまった。師は嘆いていた。生徒の中にも嘆く者は多いだろう。
- 発売が遅れていたが、やっと研究社の公式ホームページに情報が掲載された。『英文解釈クラシック-論理を捉えて内容をつかむ』というタイトルで9月16日に発売予定。http://www.kenkyusha.co.jp/purec/#ISBN978-4-327-76492-0
- 本人Twitterによると、原稿チェックは『英文法・語法Vintage』の共著者である米山達郎先生、担当編集者は『英文解釈教室』の編集担当という豪華メンバーらしい。
- 9月16日、めでたく出版された。師の授業同様解説は丁寧で小説文なども題材として用いられており、かなりの良書である。
駿台遍歴 
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