日本史の論点

Last-modified: Thu, 07 Jun 2018 19:05:54 JST (72d)

日本史の論点
著者:塚原哲也、鈴木和裕、高橋哲
出版社:駿台文庫
価格:¥920-(税抜き)
ISBN:978-4796118286
出版年月:2018年4月

  • 東大、京大、一橋などの論述対策に打ってつけの参考書。この一冊で大体の論点を網羅できるため、過去問をやる前や、過去問との併用にちょうど良い。また同じ著者の参考書なので、塚原師執筆の『東大の日本史25カ年』や鈴木師(関西の講師)執筆の『一橋の日本史15カ年』と相性が良い。
  • 60ほどの入試頻出テーマの文章が記されており、それを要約する中で論述に向けての知識や表現力を磨いていく構成である。別冊の例文集は要約例が記載されている。
  • 学研の野島博之師のブログでも紹介されており、日本史の論述対策のバイブルとして徐々に受験生に浸透してきている。
  • 関東日本史科の方針とは異なる部分も多い。

以下は塚原師がSNSに掲載した、使い方の一例(要約)である。幸運にも本書を入手出来た人は、この機会を最大限に活かそう。正攻法にも色々やり方があることがわかる。

  1. 正攻法
    最初に論点に含まれる「問いの型」を確認する。そして,「問いの型」に対応して必要な作業(「本書の活用法」参照)を意識しながら文章を読む。次に,例文集と本編を見比べてみる。例文集で要約されている内容がどこに書かれているを探す。そして、なぜその箇所が要約すべきポイントになるのかを考えながら,本編の文章を再読する。*1*2
  2. その2
    最初に,例文集を読む。次に本編に移り,例文集で要約されている内容がどこに書かれているを探す。その上で,なぜその箇所が要約すべきポイントになるのかを考えながら,本編の文章を読む。*3
  3. その3
    過去問を解く際の参考書として使う。その問題に関連する論点を探し出し,本編や例文集を参照しながら答案を書いていく。*4
  4. 邪道編
    例文集の文章をただひたすら暗記する。邪道だが,表現を覚えていなければ書けるようにならないのは確かだし,とりあえず暗記してみてから本編を読み,あるいは論述問題を解く作業のなかで理解を深めるという道筋もある。*5