日本史特講Ⅱ(社会経済史)
Last-modified: Thu, 01 Oct 2020 17:02:49 JST (112d)
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設置校舎 
通期のオンデマンドサテネット講座に2017年度から新設
映像で良ければ年中受講可能。
夏期 
冬期 
担当講師 
- 福井紳一師
概要 
- 4日間で合計17時間以上、土地制度史・社会経済史に焦点を絞り、徹底的に講義調で進む講座。
- 1~3日目は4,50分程度、
4日目は160分以上の延長がある。
- 1~3日目は4,50分程度、
特徴 
- 福井師が本気を出す講座で、代表講座。
- 雑談は普段より少なく、政治史の復習をしつつ経済史・文化史と絡めたりする。
ただ戦後は時間の制約上ほかの時代と比べて早足で進む。 - どうしても延長が嫌ならばオンデマンドでとるのは一つの手である。
- 独習では理解しにくい分野であることを考慮し受講するかを決めよう。
- 数ある必修講座を無視してでも取っておくべき講座。
- 駿台らしい、高校とは一線を画した、アカデミックな要素を残す数少ない講座。
- 一橋大の頻出分野。
- 師もやればスベらない分野だと言及している。
- 現役生で高3スーパーα日本史を受講している生徒は復習になる内容も多い(特に前近代)。配布されるプリントも通期の授業で配布されるものが多い。
- 例年、夏期講習のライブ授業は締め切りになる。
- 2018年度では昼コマに日本史特講II、夜コマに東大日本史があり2号館に押し込められていた模様。延長は1~3日目は20分、4日目は30分とギリギリであった。
授業 
- まず始めに全時代を5区分し、大局的に社会経済史全体を俯瞰する。
- そこから時代別にマクロの視点(師は鳥の目という)で大枠を把握し、詳細の項目を理解する(師は虫の目で見るという)ことを繰り返す。
- 荘園公領制や金融システムなどの多くの受験生が苦手とする論点は特に時間をかけて図解でじっくりと説明したあと、テキストの本文に戻って改めて確認する。
- 図を利用して解説を行うことがあり、受講生は図に書き込みながら聴講する。
- しかし師は図をナマモノだと言い、聞いた直後は理解がいいが復習を怠ると、図を見ても訳が分からなくなってしまうので、他人に説明できるようなレベルでの復習をしっかりすることも強調される。
- この講座を受講する生徒の大半は東大などの国立大志望の生徒なので、理解を確かめるためにも一度、図で理解したものを自分で文章にしてみるとよいとおっしゃる。普段、論述の添削などは一切なさらない師であるが、この文章に関しては講師室に行けばじっくりと見てくださる。
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