平林利文
Last-modified: Sat, 11 Jan 2025 12:24:37 JST (153d)
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平林利文(ひらばやし としふみ)は、駿台予備学校日本史科講師。1号館,市谷校舎,池袋校,横浜校,大宮校に出講。
経歴 
- 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学研究系修士課程(環境学専攻)修了。
- 修士(環境学)。
- 修士論文「縄文時代晩期における環境適応の一環としての生業構造の特性について 〜愛知県渥美郡渥美町伊川津遺跡を一例に〜」(2006-03-23)
授業 
- 基本的にテキストに沿って授業が進む。師は授業ではテキストの重要な事項に赤線、差がつくポイントに緑線を引かせるスタンスであり、授業のはじめに黒板に「重(重要事項の意味)ーー(←赤線)」「差(差のつくポイントの意味)ーー(←緑線)」と書く。師は暗記と理解のバランスのとれた授業をなさる。
- 師は生徒の記憶によく残るような説明をなさる。とてもわかりやすい。
- 時々プリントを配布する。そのプリントはその週及び次回次々回の授業で扱う範囲の入試問題を載せている。授業内でそれを解かせて、解説も行う。プリントに載っている論述は授業で扱う場合と扱わない場合とある。扱わなかったとしても添削はしてくれると師はおっしゃっている。とても生徒思いで面倒見のよい優しい講師である。
- 後述のように雑談が多いため、授業の進むスピードは遅い(ように感じる)。一コマで見開き1ページ(しかも半分は何も書かれていないフリースペースなので実質1ページのみ)しか進まない時もある。そのくせ補講までする愚行っぷり。
- 下記を見ると雑談ばかりという印象を受けるかもしれないが、必ずしもそうではなく、普通に授業を進めるときもある。日本史科兼雑談科講師と呼ばれる。
- 師の専門分野である古代史の解説は徹底的に掘り下げていただける。
- 板書は多くないが、図解が必要なとこはきちんと板書して下さる。とてもわかりやすい図解である。
- 一部では3号館LAの「日本史前近代I・Ⅱ」を担当して欲しいとの声もある。
- センター試験の追試で出された問題形式が本試験でも出される可能性があるという師のポリシーから、センター試験の追試だけを集めた冊子や、年代整序問題だけを集めた冊子を作成して生徒に配布してくれる。
- 師の授業の内容は面白いし、一般教養や入試日本史にも役に立つ。また通期で師の授業を受講する場合は他講師が担当する「日本史近現代」と併用する形で進めると、共通テスト日本史では、80%を超えることができる。
担当授業 
通期
出講無し
直前Ⅰ期
出講無し
直前Ⅱ期
出講無し
人物 
- 専攻は日本考古学、主として縄文時代の漁労や学史を研究。最近は採掘現場からは遠ざかり、発掘報告書に目を通すのが専ら、とのこと。
- アニメオタク。師のプリントの表紙にアニメのタイトルのデザインなどをもじった物が使われている場合がある。けいおん!や物語シリーズがお好きな様子。また、水曜どうでしょう等のバラエティ番組にもお詳しい様子。
- 見た目が強烈(いかにもオタクというような…)市谷校舎に出講する際に職質されたことがある。
- 長い銀髪を一つにまとめている。
怪しい宗教の幹部みたいな風貌である。 - ちなみに移動の際はトレンチコートに中折れ帽という渋めの恰好。紳士のようである。
- 長い銀髪を一つにまとめている。
- 雑談が多い。時間にするとコマの半分以上は雑談か、雑談に近いものに割かれている。その内容は直前に扱った歴史事項の背景的な話から、全く授業に関係ないと思われる話まで幅広い。
- 前の週に話した内容を覚えていらっしゃらないのか、しばしば前週にも話した話題(無論授業の本質とはズレた話題である)をお話になられることがある。
- キリスト教が歴史事項として出てくると、師の持論として、上智大学及びキリスト教系の大学、高校はミッションスクールなのであるから本来なら生徒が入学する時に洗礼を受けさせるべきだし、上智大学はキリスト教に関する知識を入試に出してもいい、出すべきだ、という話をかなり熱く語られる。隣駅にキリスト教系の中高一貫校があるためか、藤沢校では2週連続でその話をなさったこともある。
- 前の方を中心に生徒を指名するときがある。答えられなくても怒られたりはしない(キャラ的に怒るということを知らなさそうな印象)。
- 師の雑談や説明はよく頭に残るようになされている。とても分かりやすい。そして師はどこまで押さえて置くべきか明確に説明してくださる。
- 指し棒を多用する。黒板の文字を指す時はもちろん、雑談でも無意味にいじくりまわしていることが多い。
- 思想は左でも右でもなくアナーキストである。
- 自称、クリスマス撲滅委員会駿台支部代表、とのことである。
- 師は山川出版社の詳説日本史を愛用して生徒に薦めている。
師曰く回し者では無いそうだ - 師の実家は静岡県で農業を営んでいるらしく、田植えや稲刈りを行うために師自身も帰省なさる。なお、この稲刈りに日本史科の会議の日程を合わせるらしい(田部師談)。
持っているコマ数が少ない割にはかなりの影響力である
著作 
以下は共著
- 『センターで学ぶ日本史』駿台文庫,2012年
- 『センターで学ぶ日本史 文化史演習』駿台文庫,2016年
- 『センターで学ぶ日本史 外交史演習』駿台文庫,2016年
- 『センターで学ぶ日本史 社会経済史演習』駿台文庫,2016年
- 『駿台受験シリーズ 駿台模試精選 日本史』駿台文庫,2019年
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