秋澤秀司

Last-modified: Thu, 27 Jul 2023 20:27:42 JST (267d)
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秋澤秀司(あきさわ ひでし)は、駿台予備学校英語科講師。2号館,千葉校,津田沼校,柏校に出講。

授業 Edit

  • 読解については、構文をとることに特化している。
    • 教え方は小林俊昭師に似ていて、重要事項がでてきたら、空いてる部分に説明事項と例文を交えて説明するスタイル。
    • ただし、文法に関してはコバトシの授業とは似ていない。尤も、駿台講師なだけあり、英語の成績を伸ばすには、まず文法力をつけるよう仰る。
      • 文法内容が軽めと言う声があるが全くそんな事はない。軽めと言うより説明が速いと言った感じである。
      • また、読解においてパラグラフリーディングの手法を部分的に採用している点も異なる。この点に関しては、大島師など寄りの考え方であろう。
    • 長文問題の一文一文を黒板に素早く書き、丁寧に構文をとってくれる。ノートを見開き1ページ分使い、師の板書と同じように書き写すことを勧めている。英文の下にS,Vなど文の要素を書き、上には単語や文法上の補足事項を書く。
    • このとき板書の色は白,黄,緑,赤の4色。英文を白で書き、S,Vや各カッコについて文の主節は黄、それ以外は緑、補足事項は赤で書く。
  • 実は大島師と同様に語源にも非常に詳しく、単語や前置詞の成り立ちを説明した上で文法や穴埋め問題を解説してくださるため、とてもわかりやすい。
  • 板書は、文字が小さく一つ一つはそんなに整ってはいないが、レイアウトが美しく色チョークを効果的に用いて行う。そのまま写しても見栄えの良いノートが出来上がる。
    • 前述の通り文字が小さく、大きな教室になると見にくくなることも。
  • 板書は結構速い。しかし、書き終わってない生徒にもきちんと気付き、板書を消すことを待ってくださることもある。師の気配りが感じられる。
  • 英文法と和文英訳、構文と英文法、構文と長文読解など主に受け持つ分野を絞る講師が駿台では大半だが、師は色んな授業を受け持っている。
  • 授業は勝田耕史師、小林俊昭師、大島保彦師らの影響が垣間見られる。
    • 定型表現は口頭ではあるもののその原理、原則を説明するため、メモすれば暗記にならないようになっている。図や簡単なイラストなどを用いて説明することもあり、わかりやすい。
    • 一部は暗記を勧めている。ただその代わり網羅性の高いプリントが配られることもある。(発音、アクセント、同格のthatが可能な名詞など)
    • 大島師が言う所の「しりとり」に似た読解方針を師も持っている。
    • 「私は英文は横に読むのだが、大島先生は縦に読んでいくんだ」と大島師の読解方法を評価する。その後英文読解-ヨコからタテへを推奨していた(津田沼校/英語入試問題研究S)。
  • チャイムの後、独自のルーティーンがあり、それが一通り終わってから授業が始まる。
    • 教室に入る→チョークをセットする→眼鏡を外す→教室を一望しながらマイクのコードのうねりをピンと伸ばす→マイクを胸元につける→マイクが入っているかポンと叩いて確認する。この一連の動作を完了して初めて授業が始まる。なぜか授業中は眼鏡を着用していない。
    • チャイムが鳴った途端ドアを開ける事が多い。もしくはチャイムが鳴る前に教室に入ることも。配布プリントがある際には、列ごとに配れるように、ドア前にある机で整理している。そのため、師のプリントの配布は非常にスムーズである。
    • 因みにマイクのセッティングの際は、教室全体を眺めながらマイクのコードを伸ばす癖がある。
  • 最近はヘッドセットで授業をするようになり、このルーティーンが少し変わっている。とても気取っている。
    • ヘッドセットの場合、教室に入る→教卓に荷物を置く→チョークをセットする→眼鏡を外す→教卓から離れてヘッドセットマイクを装着→マイクの位置を調整→教卓に戻りながらマイクのスイッチを入れる→「はい、みなさんお疲れ様でございます。」または「はい、参りましょうか。」
    • 昔は橋爪健作師と同様に「はい、えーこんにちは、えーっと〇〇ページからですね」と挨拶をしたあとすぐ授業を始めた。
  • 構文の授業になると、「はい、文の最初に前置詞(がくる場合)、これ100%副詞句です」と言うセリフがよく聞ける。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 栃木県出身。
  • 実力派講師の一人。
    • いわゆる隠れた名講師。知名度こそ低いが、納得して覚えるということを大事にした文法の授業、緻密な構文に基づいた読解の授業は多くの生徒から人気を集めている。
    • 模試の問題作成にも関わっている。師が監修を行ってる模試もあるとのこと。作問は読解がメインと仰っていた。
      • 最近は中学生向けの模試の監修もしてるとのこと。
    • 師を悪く言う受講者は少ない。
    • かつて仙台校に出講していた頃、夏期講習英語ダブルフォーカス」は3回のタームを全て秋澤師が担当し、全てのタームで席がほぼ埋まってしまう程、絶大的な人気を集めていた。
    • 師の授業を受講した生徒からは、なぜ上位クラスの担当が少ないのかと言う声もある。
  • 読解、和文英訳、文法、英作文オールマイティーに良い講師。
    • 師は意識的にどの分野も教授するようにしているようだ。
  • 英語の参考書や過去問などをほとんど持っていてガレージを借りてそこに保管されているらしい。本人曰く問題集屋さん。なのでこの問題集どうですかと聞かれたら殆どわかるので答えられるそう。
  • 俳優の佐藤二朗に似てる。ただし、彼のようなギャグをやることはない。
    • くるりの岸田にも似てると言われている。
  • 船橋市在住。
    • 地元の市立船橋高校の野球部は基礎的な練習ばかりしているが、それゆえに強いとおっしゃった。
  • 東京大学文科一類を3位で受かった教え子の話をしたことがある。
    • 彼は稲毛高校出身だったが、駿台の模試では偏差値50もなかった生徒であった。しかし、基礎的な勉強を長時間(妥協を許さないほどの量)こなし、師と綿密に相談しながら勉強を進め、成績を急上昇させた。
      • 「東大にTOP3で入る学生といえば開成とかそう言うところの出身ばかりですよ。普通イナゲってどこ?ってなりますよね。私は千葉県に住んでるので分かりますが(笑)」
    • あるクラスではこの生徒の勉強法を語った後、「皆さんにはこれくらいの覚悟が足りないです」と厳しい事を仰った。
  • しばしば生徒を「者」と言う。
    • 「添削していると○○と訳す者がいるが、これは違うんだよー。」 など
  • 口癖は「その次です。」「え、先生○○じゃないんですかって?」など
  • あずきバーが好物であるよう。
  • 師の好きなスタバでシャドーウィングをしている。「私がスターバックスで一人でぶつぶつ言ってる時はシャドーウィングをしてる時です。その時は話しかけないでください。」と断りを入れてた。
    • 1,2号館に出講してた際はお茶の水のスタバに出没し、シャドーウィングをしていた。
    • 仙台に出講していた頃は、仙台駅付近のロッテリアでシャドーウィングをしていたそう。
  • 津田沼や仙台などでは神格化されていた。
    • 特に移転前の津田沼校は、教室が小さいこともあり、師の講習は満員になりやすかった。
  • 落ち着いた声色で、一部生徒からは「ダンディー」と呼ばれ慕われている。
    • 英文を読む際は、声が低くなる。TOEICの英語パートを読むナレーターのような声になるが、CD音声を模倣した結果と思われる。かなりのイケボ。
  • 質問対応は良い。
  • 若かりし頃の師は角刈りでシュッとしていた。
    • 現在はぽっちゃりしており、髪もペタっとしている。ただぽっちゃりしてるとはいってもお腹のあたりを意識的に見たらそう思う程度で、意識してみなければ標準的なの体型である。
  • タレ目である。
  • 元々翻訳の仕事をしていたことが語られた事がある。
  • 5教科7科目勉強していたが、志望校受験の結果は不本意なものであったそうで、今も気にしているようだ。
  • 趣味は釣り。喩え話で魚の絵を描くことも。
  • 象を操りながら乗ることができると言う、謎の発言をしたことがある。
  • 酒がとても好きでたまに授業に赤い顔でくることがある。
    • 少なくても近年はあまりない。
  • 家の書庫には英語の本がドッサリと置かれているよう。
    • しばしば丸善やブックオフなどで大人買いをするため、師が立ち寄った箇所の後には本棚に大きな空白が生まれるそう。「店に来た人からすればいい迷惑だよねー」と仰った。
  • 大島保彦師、小林俊昭師などと仲が良い。
  • 勝田耕史が師匠とのこと。英文法Sの例文についての話をなさるときに名前を挙げていた。
    • 「授業受けたことある者いるかな、勝田先生、私の師匠なんだけど勝田先生は実用性を大事になさってるんだ。コバトシ先生は文法を大事になさっている。このテキストの例文には○○しか載ってないでしょ。このテキストは多分勝田先生が作ってると思うんだけどこれは△△は実際にはほとんど使われないからなんだ。」(詳細は授業内容にかかわるので省略します)
    • ちなみにその解説を津田沼校で行ったため、両師とも知らない学生が多数いた。(どちらも現在津田沼校には出講していない)
  • 千葉大英語の授業を通期・講習共に多く受け持っている。千葉大とは全く関係ない2021年度夏の共通テスト英語で「この形は2014年の千葉大学で出ていたんだけど...」などという話が聞けることから千葉大英語に関してかなり研究なさっている模様。
    • ある年の2/25には千葉大の英語を受験していたんだとか。
    • 「今年の千葉大の英語は簡単だったねー。できなかった人はね、読まなくても良い文が多くあったことに気づけてなかったんだよ。」
      • 筑波大の研究もされているようで授業中によく「この構造は千葉筑波タイプ」という発言をする。
  • 体調が心配される
    • 仙台校の最終出校日に「疲れた」と捨てセリフを残した。
    • 近年、授業の担当は千葉県内のみとなっており、出講をセーブしているのかもしれない。
  • 最初に教鞭に立った時予想以上にうまく授業が出来ず、ある講師の授業を聴きながらその説明を紙に書き、後で自分で授業を再現する練習をして出来るようになったと言う(編集者の古い記憶を書き起こしてるので覚えてる方いらっしゃったら訂正願います)。なので授業を受けて復習する際は自分で授業を再現する。すなわち自己説明をするようにアドバイスをする。
  • 結構ナルシストな発言をする。
  • 40歳のときは独身だった。
  • 若い頃は眠気覚ましの為に1日にコーヒーを30杯飲んでいたらしい。
    「コーヒーを飲むとね、気持ち悪くなるんですよ。オエッてなる。でもね、飲みたいの。」
    立派なカフェイン中毒者だったようだ。その時の名残か現在はカフェインを控えているそうだ。
  • サラリーマン時代の最高の役職は課長であったそう。
    駿台の講師でそんなことしてたの、私ぐらいじゃないかな。」

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