化学特講Ⅰ(計算問題)

Last-modified: Sat, 19 Aug 2017 17:07:13 JST (12h)

設置校舎 Edit

担当講師 Edit

テキスト Edit

  • テキスト作成者は石川正明。(関西の講師)
  • テキストは大変良質で、直前期まで重宝する。
    • 詳細な説明がついているので、参考書代わりに使い解き方の完全習得をすること。これこそがテキスト作成者石川師の願い。
  • テキストは要項・基本演習・演習問題・自習問題からなる。
    • 要項は、図説を交えて非常に理論的に詳しく書かれてはいるが、その分すこし敷居が高く、前提となる理論分野の理解が既に十分でないと、上手く読みこなせないかもしれない。後述するように、基本的にこの講座は難関大向けであるので、受講にはある程度のレベルが求められる。
    • 基本演習は、重要頻出問題くらいの意味であり、基本と書いてるからといって易しい問題とは限らず、難しいものも混在している。この部分は是非やりこむべきである。
      • 石川師いわく「難しい問題でも絶対にやっといて欲しいっていう問題は全部基本演習に入れときましたから、とりあえず基本演習と授業でやった演習問題を完璧にしてください。」とのこと。
    • 演習問題は、授業で扱う問題。
    • 自習問題は、その名の通り自習用の問題だが、基本演習・演習問題より概して難度が高めである。
      • 自習問題まで全て解けるようなれば、化学の計算問題に関しては完璧と言えるレベルには達するだろう。特講Ⅰを一冊やり切る(基本演習・演習問題・自習問題すべて)のも至難の業だが、これを一冊やり切れば、新たに市販の計算問題の本は買う必要はないと言っても過言ではない。
    • 掲載される問題は毎年半分ずつ見直されており、最新の入試問題も多く含まれている。
  • 受講者の多い講座であり、テキストの活用法については様々な意見がある。以下を参考にしっかり自分で考えて、成績アップにいかそう。
    • 予習で自習問題以外はやっておくべきである。
    • しっかり基本問題と復習に取り組むだけでも充分難関大学に対応出来る力はつく。
    • 演習問題は解けなければ最悪目を通して授業をうければ良い、など。

授業 Edit

  • レベル:5-8
  • 化学講座の中で一番受講者が多い駿台伝統の人気講座。人気講師ではほぼ締め切りになる。
    • 駿台の講習の特徴である「特講」(←特定分野に「特」化した「講」座を意)という言葉は、この講座で使い始めたものであり、いってみれば、化学特講Ⅰ(計算問題)は駿台伝統の人気講座、ということになるだろう。
  • 分量、レベル共に非常に高いので覚悟すること。受講の前提とされるレベルも高いので注意。
    • イメージとしては、重要問題集<特講Ⅰ≦新演習。
    • 講師にもよるが、講座の目的が「計算問題の解き方を習得する」なので、基礎事項の説明はないか、あって公式を確認する程度と思うべき(そっちは本科で扱う)で、得意でない人で受講を希望する生徒は、夏までにまず、自分が講座を受講できるレベルまでに基礎学力をつけることが大事である。
    • とはいえ、ある程度は基本から説明してくれる講師もいるうえ、とくに人気講師であればその説明はとてもわかりやすいので、過度にひるむこともない。
    • また、テキストや担当講師の質を考えると、Sクラスの人で多少化学が苦手でも、化学頻出計算問題の攻略よりこちらをとった方がいいという声もある。もちろんテキストと自分の学力を考慮した上で決めるべきであって、人による。
  • HG講座である。
    • もともとは6日間講座だったそうで、それを4日間で50分×12コマに圧縮したが、圧縮に無理があり、このコマ数ですべて終えるのは厳しい分量と判断されたせいか、4日間で50分×16コマで行うHG(ハイグレード)講座となった。
  • 特に化学平衡の分野はしっかり自習問題にも取り組めば、どんな入試問題でも対応出来るようになる。東大・京大志望者ともに、受講価値は大いにある。
    • 東大志望者にとっては、頻出の化学平衡を徹底的に扱うので、大いに取る価値がある。
    • 平衡分野は京大でも頻出であり、受講価値はおおいにある。というか、京大化学という講座が別にあるのだが、実はかなり京大化学を意識しているようにも思える。
  • 井龍秀徳曰く夏は『前期の復習→後期(特に有機)の予習→特講Ⅰで前期の復習が定着しているか確認しつつ(一部は後期予習)レベルの高い問題に触れる』が理想らしい。
  • 人気講師らの講座は特に締切が出やすいが、いかんせん設置数が全体的に多い講座である。
    したがって、キャンセル待ちをしていれば以下に挙げられているおすすめ講師の内のどれかは受けることができるだろう。
  • 以下、主なオススメの講師についての軽い説明
吉田隆弘
  • やはり計算分野に定評がある講師。
  • 基本的にプリントを使わず、橋爪師同様に板書が中心。口頭説明が少し多い一方で深い内容に触れつつ授業を行う。
  • 各日20分程度の延長をし、最終日は1コマ増える。
  • この4人の講師の中でも圧倒的に質が高い。特にドルトンの法則、ヘンリーの法則の説明から問題解説は圧巻の一言では言い表せないほど。
井龍秀徳
  • 基本事項、演習問題の解説、参考事項など情報豊富なプリントを毎日配りそれを用いて授業を行う。
  • プリントをメインに据えた授業とはいえ、吉田師と同等以上に丁寧かつ質・量ともに高い板書をなさる。プリントだけでは頭に残りにくいという生徒は、同時も板書を写すのも有りだろう。ただ、プリントが前提のため、消すのは早い。
  • プリントには各種法則の証明のほか、電子論を用いた授業に定評のある師らしい解釈、計算の裏技なども載っている。また、クラウド経由で補充プリントや追加の問題(本講座テキストの弱点を指摘した上で、テキストにないタイプだが特に難関大学では出題されやすい形式のもの)も配布してくださる。
  • ミーハーが多数来るのが難点かもしれない。授業中、笑うべきでない箇所で変な声を上げて大声で笑う行動は授業妨害以外の何物でもない。
  • 各日20分程度の延長(最終日は+α)(年々延長の長さが減っている)。
景安聖士
  • 井龍師同様プリントを配るが板書も行う。
  • プリントの中で基礎事項を確認、説明しつつ演習問題を解いていく。
  • この講座のメインともいえる、平衡を一般表示を用いた解法では解説せず、パラメータを用いた解法をするため万人に合うが、これを期待している人は注意。因みに冬の化学特講Ⅰでは解説していた。
  • 延長はほとんどない。
  • 人気の割に講座数が少ない上に、増設はしない。
 橋爪健作
  • 特に計算分野の授業に定評のある講師で、大量だが綺麗でまとまった板書をして授業を行う(ただし一部の問題はプリントになる)。
  • 師の板書を写したノートは講習終了後にはクオリティーの高い参考書になりうる。
  • 各日20分程度の延長をする。
  • ただし授業は終始淡々としており、眠くなりやすいので注意すること。