蒲生範明
Last-modified: Sun, 10 Jan 2021 13:29:28 JST (12d)
Top > 蒲生範明
蒲生範明 (がもう のりあき)は、駿台予備学校英語科講師。2号館,3号館,市谷校舎,立川校,大宮校に出講。
経歴 
- 1966年生まれ。
- 国際基督教大学高等学校卒業。
- 駿台予備学校で一浪。
- 中央大学法学部入学。
- 中央大学法学部中退。
- 代々木ゼミナールで再度一年間浪人。
- 東京大学教養学部前期課程(文科三類)入学。
- 東京大学教育学部卒業。
授業 
- 「9割主義」を掲げ、読解・文法を主に担当する。
- 文法用語を不倶戴天の敵とみなしており、「(少なくとも受験英語において)難解なものも、本来はわかりやすく伝えられる」という信念にもとづいて、熱弁をふるっている。
- 「文法用語なんてどうでもいい。クソ食らえだ。」
- 理論立てて説明せず教える人を批判している。「こういう事も分からずクジラ構文とか馬鹿な事言いだす講師(もしくは教師)がいるんだよー。」
- かつては〈鍛える〉⇄〈伸ばす〉文法・語法というオリジナル講座を開講していた。
- 通期の英文法では学習効果を考慮し、セクションの順番を変えることがある。
- 非常に声が大きく、底なしと思われるくらいの生命力に満ちている。
- 少し高めの綺麗な声と少し低めのしっかりした声とを使い分けている。ただ、どちらかが強調したい重要事項というわけではなく、使い分けの基準は不明。
- 板書も説明も単純明快であり、わかりやすいとの定評がある。
- 通期の英文読解の授業では、あまり構文は取らず、文ごともしくは段落ごとに内容を把握していくスタイル。知識事項やつながりを板書で示すこともあるが、口頭での説明も多いため、適宜メモを取る方がいい。ディスコースマーカーなどに着目し、文章の流れを意識して読んでいくので読解のコツを得やすい人もいる。
- 「論例」「緩急」「メリハリ」「強弱」を意識していられる。
- その際に文章の要約(小説以外)を100字程度でまとめてくることを求めており、東大志望にはもちろんのこと、それ以外の大学を志望する生徒にもとても有効だとおっしゃる。頼めば要約の添削やアドバイスしていただけるので、特に東大志望の生徒は一度見てもらうのもありかもしれない。
- 浪人を「大学0年生」と称し現役との意識の差を強調する。
- 堂々と教室に入り教壇に立つと、まずマイクをゆっくりと、二度、ぽん ぽんと叩いてから挨拶をする。
- 挨拶が終わると突如スイッチが入ったかのように喋りだすが、いきなり授業には入らず、その前に必ず自分の浪人時代の経験を生かした、受験の時期に応じた励ましの言葉がけを10~20分ほどする。
- 浪人の一年間を100m走に例え、第一志望に合格する人は勝負所を間違えないとして、計画的な勉強を薦めている。
- 学期の初めと終わりには結構な時間をかけてこれからの学習や気持ちの持ち様について熱弁をふるう。本人が苦労人であり、また多くの生徒を見てきた師の持論は、
薄っぺらいクラス担任の言葉とはまるで違って深みがあり、かつ論理的である。実践するかしないかは別にして、とても参考になる部分が多い。 - 夏休み期間中は定期的に息抜きすることを薦めている。もちろん、個人差があるので各自のやりやすいようにやればよい。
- 喋り方は大変特徴的で、フレーズごとに数秒のポーズが入る。
- 話のところどころに笑えるポイントが入っており、普段他の授業では滅多に笑わない生徒にも割とうけている。
- 雑談も含めた話の構成は流麗であり、言葉に詰まる(もしくは噛む)事は滅多にない。
- 英文を読むときや決めセリフを言うときは「ア~イワアァ~ズ」等とオペラの様に声を篭らせて仰々しく話す。
- 全ての模試をチェックしており、○○模試に授業でやった○○出たでしょ、今からやる問題は○○模試の問い○○にもあったよ模試の復習はちゃんとやってるかい、などと教えてくださることがある。
- 黒板消しをとても強く黒板に押し付けて早く消す。板書の時もチョークを叩きつけるように板書をする。
何か黒板に恨みでもあるのだろうか - 仲が良い勝姐と同じく迅速かつ華麗な去り際。気付いたらもう教室にはいない。
担当授業 
通期
- 頻出!英文法入試問題(お茶の水校、大宮校)
- 〈読み〉⇄〈解く〉英語長文-夏の大原則編-(お茶の水校、立川校、大宮校)
- 頻出!英文法入試問題(大宮校)
- 〈読み〉⇄〈解く〉英語長文-冬の発展編-(お茶の水校、立川校、大宮校)
人物 
- 東京都府中市在住。
- 毎年センター試験の前日には、近所の大國魂神社に合格祈願をしてくださっているとか。
- 現在でもワープロを使用している。プリントの文字はかなり詰め詰めである。
- 冊子に掲載されている写真が若すぎる。ちなみに今の方が爽やかである。
- 講師室にあるプレートの顔写真は冊子ほど若くはないが、それでもややギャップがある。
- 若く見えるが、かなりのベテラン実力派講師で、かつては3号館で週2回高3スーパーα英語総合の読解分野を担当し、テキストの作成もしていた。
- ある授業で、身長は170cmだと公言していた。普段は教卓に立っており、他の教師も小柄な人が多いせいかもう少し高く感じられる。が、実際は168cmで、毎年の健康診断で測定担当者に170cmにしてと頼んでいるのだが、叶わないらしい。
- 2013年時点で、子供が3人おり、一番上の長男は小学6年生だそう。
- 子供たちは師同様かなりのおしゃべりとのこと。
- 海外旅行に行く際にはその国の予備校を見学するのが趣味である。韓国と台湾のお話をしてくださった。
- 勝田耕史師、元駿台講師の代ゼミ英語科講師仲本浩喜と仲がよい。
- 横顔が斎藤資晴に似ている。マックスむらいと井上公造を足して割った顔にも似ている。
- 木下ほうかにも似ている。
- 駿台でも随一の歯の黒さを誇る。大島師曰く「彼ほど歯が汚い人はそうはいない。」原因については諸説あるが、好物であるというラムネ八ツ橋ではないかと専らの噂である。
- だが、ラムネ八つ橋が好きというのは本人の口から否定されている(ツンデレ)。学生から京都土産でもらったということを授業で話したところ、他の学生も真似してプレゼントするようになったため、ラムネ八つ橋好きなキャラが生まれてしまったらしい。
- 「なんだか『蒲生はラムネ八つ橋が好きだ』なんて噂があるけど、これは大嘘だからね?絶対に買ってくるんじゃないよ。」
- 「ラムネ八つ橋の味はね、ラムネと八つ橋だよ。互いが一歩も譲らず自分の味を口の中で主張してるんだ。ようするにね、クソ不味い。」とは言いつつも大好物である。京都に行った際にはお土産として買ってこよう。(なお本人はお土産に買う前に自分で一度食べて見るようにと話している。)
- だが、ラムネ八つ橋が好きというのは本人の口から否定されている(ツンデレ)。学生から京都土産でもらったということを授業で話したところ、他の学生も真似してプレゼントするようになったため、ラムネ八つ橋好きなキャラが生まれてしまったらしい。
- 単語帳は基本どれでもよいが、最近のトレンドとして「単語帳ピーナツ」を少し推している。
- 熟語帳はSYSTEM英熟語がおすすめ。
- 一方、大学入試英語頻出問題総演習(いわゆる英頻)にはかなり批判的。なぜ、学校関係者や高校生に人気なのか全く理解できないらしい。
- 授業中のテンションとは打って変わって、講師室では片隅で黙々と新聞を読んでいることがある。その温度差のためか、初見では師と気づきにくい。
- 授業中とそれ以外のギャップがある講師が誰かと話題になると大抵師の名前が挙げられる。
- 鹿野俊之師は蒲生範明師のことを「蒲生先生は爽やかだよね〜」と純粋に褒めてなさった。
- 絵を描く事は苦手のよう。
本当に上手くなかった。 - 2020年度より市谷校舎に出講する。山口紹師が市谷校舎への出講を取りやめ、勝田師が和文英訳を担当する事になり、勝田師が担当してきた英文法を蒲生師が担当する事になった。
語録 
- 「中学の基本は東大/一橋/東工大の基本」
- 「1年浪人したら1年長生きすればいい。俺みたいに2年浪人したら頑張って2年長生きしような」
著書 
- 『史上最大のセンター英語対策(研究社バーチャル予備校シリーズ 1)』 (研究社出版、1997年)共著
ーー
Amazon