蒲生範明

Last-modified: Fri, 05 Jan 2024 00:58:27 JST (106d)
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蒲生範明(がもう のりあき)は、駿台予備学校英語科講師。2号館,3号館,市谷校舎,立川校,大宮校に出講。

経歴 Edit

  • 1966年生まれ。
  • 国際基督教大学高等学校卒業。
  • 駿台予備学校で一浪。
  • 中央大学法学部中退。
  • 代々木ゼミナールで再度一年間浪人。
  • 東京大学教育学部卒業。

授業 Edit

  • 「9割主義」を掲げ、読解・文法を主に担当する。
  • 東大コースをはじめ、多くの受験生の圧倒的支持を受ける。中には神のごとく崇める生徒もいるほど。
  • 文法用語を不倶戴天の敵とみなしており、「(少なくとも受験英語において)難解なものも、本来はわかりやすく伝えられる」という信念にもとづいて、熱弁をふるっている。
    • 「文法用語なんてどうでもいい。クソ食らえだ。」
    • 理論立てて説明せず教える人を批判している。「こういう事も分からずクジラ構文とか馬鹿な事言いだす講師(もしくは教師)がいるんだよー。」
    • かつては〈鍛える〉⇄〈伸ばす〉文法・語法というオリジナル講座を開講していた。
  • 通期の英文法では学習効果を考慮し、セクションの順番を変えることがある。
  • 非常に声が大きく、底なしと思われるくらいの生命力に満ちている。
    • 少し高めの綺麗な声と少し低めのしっかりした声とを使い分けている。ただ、どちらかが強調したい重要事項というわけではなく、使い分けの基準は不明。
      • 英文を読む時は高め、和訳を言う時は低めである時が多い
  • 板書も説明も単純明快であり、わかりやすいとの定評がある。
  • 通期の英文読解の授業では、あまり構文は取らず、文ごともしくは段落ごとに内容を把握していくスタイル。知識事項やつながりを板書で示すこともあるが、口頭での説明も多いため、適宜メモを取る方がいい。ディスコースマーカーなどに着目し、文章の流れを意識して読んでいくので読解のコツを得やすい人もいる。
    • その際に文章の要約(小説以外)を100字程度でまとめてくることを求めており、東大志望にはもちろんのこと、それ以外の大学を志望する生徒にもとても有効だとおっしゃる。頼めば要約の添削やアドバイスをしていただけるので、特に東大志望の生徒は一度見てもらうのもありかもしれない。
  • 浪人を「大学0年生」と称し現役との意識の差を強調する。
  • 堂々と教室に入り教壇に立つと、まずマイクをゆっくりと、二度、ぽん ぽんと叩いてから挨拶をする。
    • これは、かつてマイクをオンにせずに授業をしてしまい、授業後に後方の席の学生に聞こえなかったと指摘されたことの反省からやっているそう。しかしマイクをオンにし忘れた際は生徒に指摘されるまで気づかなかった
    • 教室があまりに暑く、このルーティンを飛ばして一言目が「え、暑くないですか?」だったことがある。師が挨拶を飛ばすとは余程のことである。部屋が暑い時、寒い時は遠慮なく教務に言おう。
  • 挨拶が終わると突如スイッチが入ったかのように喋りだすが、いきなり授業には入らず、その前に必ず自分の浪人時代の経験を生かした、受験の時期に応じた励ましの言葉がけを10~20分ほどする。
    • 学期の初めと終わりには結構な時間をかけてこれからの学習や気持ちの持ち様について熱弁をふるう。本人が苦労人であり、また多くの生徒を見てきた師の持論は、薄っぺらいクラス担任の言葉とはまるで違って深みがあり、かつ論理的である。実践するかしないかは別にして、とても参考になる部分が多い。
    • 夏休み期間中は定期的に息抜きすることを薦めている。もちろん、個人差があるので各自のやりやすいようにやればよい。
    • 高卒生の後期の授業では、授業初めに毎回勉強法や過去問の使い方の話を15〜20分ほどする。受験は勉強だけではないこと身に染みて理解できる
  • 話のところどころに笑えるポイントが入っており、普段他の授業では滅多に笑わない生徒にも割とうけている。
  • 雑談も含めた話の構成は流麗であり、言葉に詰まる(もしくは噛む)事は滅多にない。
  • 英文を読むときや決めセリフを言うときは「ア~イワアァ~ズ」等とオペラの様に声を篭らせて仰々しく話す。
  • 黒板消しをとても強く黒板に押し付けて早く消す。板書の時もチョークを叩きつけるように板書をする。何か黒板に恨みでもあるのだろうか
  • 仲が良い勝姐と同じく迅速かつ華麗な去り際。気付いたらもう教室にはいない。

担当授業 Edit

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

人物 Edit

  • 東京都府中市在住。
    • 毎年センター試験の前日には、近所の大國魂神社に合格祈願をしてくださっているとか。
  • 大学院生であったことがある。
  • 現在でもワープロを使用している。プリントの文字はかなり詰め詰めである。
  • 冊子に掲載されている写真が若すぎる。ちなみに今の方が爽やかである。
    • 講師室にあるプレートの顔写真は冊子ほど若くはないが、それでもややギャップがある。
  • 若く見えるが、かなりのベテラン実力派講師で、かつては3号館で週2回高3スーパーα英語総合の読解分野を担当し、テキストの作成もしていた。
  • ある授業で、身長は170cmだと公言していた。普段は教卓に立っており、他の教師も小柄な人が多いせいかもう少し高く感じられる。が、実際は168cmで、毎年の健康診断で測定担当者に170cmにしてと頼んでいるのだが、叶わないらしい。
  • 授業が始まる際には、元気な挨拶で生徒を朗らかにしてくださる。しかし授業が終わり教室を出る際には打って変わって軽い会釈だけをしてご退出なさる。この温暖差が一部では「ご褒美」と称されドMには大変人気だそう。
  • 2013年時点で、子供が3人おり、一番上の長男は小学6年生だそう。
    • 親戚が非常に多い。二浪の際に「今年こそ頑張れ」という旨の電話が数十本あり、電話をもらう度にかなりのプレッシャーとストレスを感じたという(師談)。
  • 勝田耕史師、元駿台講師の代ゼミ英語科講師仲本浩喜先生と仲がよい。
  • 横顔が斎藤資晴師に似ている。マックスむらいと井上公造を足して割った顔にも似ている。
    • 木下ほうかにも似ている。
  • 師の名字はよく読み間違いされるようで、かつてある生徒に「かばおせんせい」と呼ばれたことがあり、本人もネタにしている。
  • 単語帳は基本どれでもよいが、最近のトレンドとして「単語帳ピーナツ」を少し推している。
  • 熟語帳はSYSTEM英熟語がおすすめ。
  • 一方、桐原書店の大学入試英語頻出問題総演習(いわゆる英頻)にはかなり批判的。なぜ、学校関係者や高校生に人気なのか全く理解できないらしい。
  • 授業中のテンションとは打って変わって、講師室では片隅で黙々と新聞を読んでいることがある。その温度差のためか、初見では師と気づきにくい。
    • 授業中とそれ以外のギャップがある講師が誰かと話題になると大抵師の名前が挙げられる。ちなみに逆の意味(授業では厳格だが講師室では茶目っ気がある)でギャップがあるのは雲幸一郎師と言われることも。
  • 鹿野俊之師は師のことを「蒲生先生は爽やかだよね〜」と純粋に褒めてなさった。
  • 絵を描く事は苦手のよう。本当に上手くなかった。
    • 自称「5歳児の絵」

語録 Edit

  • 「中学の基本は東大/一橋/東工大の基本」
  • 「しっかり今年の落とし前つけるんだよ!1年浪人したら1年長生きすればいい。2浪の人は俺と一緒に頑張って2年長生きしような。5浪の人は石に齧りついてでも5年長生きするんだ!そうすれば絶対元取れるのが浪人なんだから。」
  • 「行間・余白は、只の白い紙」

著書 Edit

  • 『史上最大のセンター英語対策(研究社バーチャル予備校シリーズ 1)』 (研究社出版、1997年)共著

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