高3選抜化学
Last-modified: Wed, 28 Feb 2024 13:11:14 JST (72d)
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設置校舎
目標大学
- 東大、京大、東工大などの最難関大学
概要
特徴
- 『高2選抜化学』との一貫カリキュラム。
- 前期に講義形式で有機化学全分野(天然有機化合物、合成高分子化合物も扱う)を仕上げ、後期はテスト演習形式で実戦力を強化する。
- なお、夏期講習『化学特講Ⅲ(有機化学)』は前期テキストより簡単で、内容も被っているため取らなくて良い。
テキスト
- 名称は『高3選抜化学』
- 旧名称は『高3化学Sα』
- 前期のみ存在。
- 作成者は中村雅彦師。
そのうち、吉田師か増田師作成になるかもしれない。
- 現役フロンティアのテキストではかなり分厚い。
- これは化学特講同様自習問題がかなり充実していることによる。
- 本テキストの方が『化学特講Ⅲ(有機化学)』より難しい。
- 中村師曰く、この前期のテキストをやり込むだけでどこの大学の有機化学もできるようになるらしい。
- いわゆる巻き矢印を用いた反応機構が掲載されている。
- 某師は巻き矢印が電子1つの移動と2つ(電子対)の移動とで使い分けられていないことに苦言を呈していた。
- 後期はテキスト交付なし。
授業
前期
- 有機初学者に対して、主に電子論で有機化学の基礎を解説する。
- しかし、さすがに初学者にとってはどの問題も難しく、予習できない(東大・京大・東北大・横市などの有機最難関校の過去問も入っている)。
- したがって、復習メインにはなる。
- ただ、問題が難しいと言っても、(テキストである以上当然だが)捨て問となるような問題はない。
後期
- 前半の6回は主に理論分野のテーマ別のテスト演習になる。
- 後半は予告なしの総合演習。
- 融合問題が多い。
- 人数が多いクラスでは自己採点になるが、自由が丘校などの少人数クラスではCLによって採点され返却される。
- 自己採点でも、平均点の算出などの理由から点数を報告することになる。
- また人数が多い校舎でも、担当講師にお願いすれば返却は翌週にはなるが、直々に見てもらえることもある。
- 部分部分の記述ならば質問ついでに持っていけば見てくれることもある。
- テストの難易度は『高3選抜物理』よりは低い。夏に駿台のテキストか、『重要問題集』か『化学の新演習』のいずれかをしっかりこなした人であれば40点台はキープできるだろう。
- 実際平均点も30点台がほとんど。
- 意外にも、校舎間で平均点にかなりの差があったりする。(講師の問題ではなく)
担当講師
- 同講座の各講師の出講校舎(2023年度)ならびに特徴を下記に記載。
お茶の水校(水)
- 2023年度-
- 師は長年この講座を担当することを臨んでいたので、担当が決まった際は嬉しさの余り授業中に小躍りされていた。
- 有機に定評のある増田師から、余裕持って有機全範囲を習える貴重な講座。
- 特に師は夏期講習「天然有機物と高分子化合物」の担当がないので、師の高分子分野の授業は貴重。
- この講座用に作り直したという講義プリントを大量に配布する。(合計200ページほど配る)
- 通年に渡り、問題の解説の際もプリントを用いる。(なのでエゲツない量になる。復習を忘れずに。)
- 師の講座では夏期の化学特講Ⅲや高卒通期よりも詳細にやるため、レベルは相当高い。
- この講座の受講生は特講3を取るべきでないとおっしゃっていた。
横浜校(金)
- 2020年度は東日本映像(2020年度)も担当。
- 後期のテスト演習では、プリントは配布せず、全て板書形式の講義となる。
- 進度はゆっくりで、師が話したいところに時間をかけて説明するので、些末な設問や、簡単なものはカットされる。分からなかったら講師室に質問に行けば良い。
- 大問の解説に入るときは、その大問で扱われている分野がどんな傾向で出題されているか教えて下さる。出典も仰ることも。
- 師は時々独特な表現をするが、これは化学をより分かりやすいものにする。
- 京大出身でありながら、かなりの頻度で京大をディスる。その際の話は面白くウケが良い。
- 受講人数は少なく、ゆったり受けられる。
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