化学特講Ⅰ(総合実力完成)

Last-modified: Fri, 14 Dec 2018 23:27:18 JST (3h)

化学特講Ⅰ」は夏期講習冬期講習があります。「化学特講Ⅰ(総合実力完成)」(冬期講習)のページです。夏期講習の化学特講は「化学特講Ⅰ(計算問題)」を参照してください。

設置校舎 Edit

  • 関東エリア全校舎

テキストについて Edit

  • レベル:6-9
  • テキスト監修は吉田隆弘
    • 中村雅彦師が編集や校正に携わっている。
    • 紙面自体は、吉田師自身がTeXを用いて作成している。
      設問の答えの下部には、物理科作成のテキストと同様に波線が引かれている。
      2018年から高3スーパー化学のテキストも師が作成しておりそれとレイアウトが一致する
    • 2015年度までは細川豊が作成していた。2016年度より全面改訂。
  • 関西圏のテキストとは別物。
  • 例題30題、演習問題14題、補充問題20題で構成される。
    • 2018年度は演習問題15題、補充問題23題に増加した。
    • 問題はほぼ大学の過去問と実戦模試の過去問が掲載されている。演習問題の中に一部自習問題も混ざっている。
    • 入試化学総点検と比べるとこちらは医学部や国公立大の問題が多く採用されている(2016年度と2017年度では演習問題全てが差し替えられていた)
    • 補充問題には正当率の低かったセンターの知識系問題も掲載されており、なかなかお得。
  • 夏期化学特講Ⅰ(計算問題)とは異なり、講義部分が割愛されており、かなりシンプルなレイアウトとなっている。テキストのデザインのクオリティはまだ改善の余地があるだろう。
    • ただし、一部例題には簡素なまとめや参考事項が掲載されている。
    • 教科書的知識は各自、通年テキストや教科書などで確認してほしいとのこと。
  • テキストのクオリティは高いが、全面改訂されてからあまり経っていないためか、誤植がやや多い。

授業について Edit

  • 講座の目的は「基礎から高いレベルの問題まで全分野確認する」こと。
    • ただ時期も時期なので、基本事項を1から解説するということは少ない。
  • オススメは景安聖士橋爪健作増田重治吉田隆弘中村雅彦
    • 理論無機有機全て扱うので、講師によって重点を置く問題はかなり異なる。自分の弱点などニーズに合わせて講師を選ぼう。
    • また何だかんだレベルの高い問題が多いので、解法も講師によって様々になる。有名講師だから万人向けの解法を使う訳ではない。身の丈にあったレベルの授業をしてくれる講師が一番。
      • 時期が時期でもあるので、下手に知らない講師に手を出すのは危険。通期で習っている講師が自分向けならそれに越したことはない。
  • 吉田師によれば、「この講座で大抵の対策はできるが、志望校の対策講座が設定されているならそちらを優先してほしい」とのこと。
  • 同講座のおすすめ講師の出講校舎ならびに特徴を下記に記載

吉田隆弘
お茶の水校池袋校横浜校を担当。

  • 案の定理論に時間を割きがち。
    • ヘンリーの法則や蒸気圧の直感的な説明や考え方は圧巻である。計算も非常に早く正確な方法を用いる。
    • 平衡の問題では「平衡状態を探せ」をテーマに平衡状態、非平衡状態をその都度区別してくださり、理解の浅かった人にとっては現象の捉え方が大きく変わる。
  • 本講座のテキスト作成者であり、この講座に関しては最も密度の濃い授業が展開されるだろう。上級者は満足出来、化学は好きだけど計算がちょっと...という人にも向いている。

橋爪健作
お茶の水校を担当。

  • かなり分かりやすく噛み砕いて丁寧に解説してくださる。質問対応も素晴らしい。
  • アクロバティックな解法は用いないので、理論計算などがあまり得意ではない人向け。これまでに勉強した内容を確認しながら少し背伸びをして受講するような人も頑張れば付いていける。

景安聖士
お茶の水校横浜校を担当。

  • 物質量計算や化学反応式の作り方に定評がある。
  • 特に後半の無機有機は非常に簡潔であり、丸暗記に頼らない考え方を身につけられる。
  • 師のほかの講習と同様に各分野の要点をまとめた例題付きのプリントが配布されるが、ほぼ全分野を扱うため、直前期に素早く化学をさらうのに重宝する。このプリントを用いながら授業が進行する。
  • 師は計算問題や構造決定などで、いわゆる上手い解法を用いるのではなく、一定の手続きを経ること(このエッセンスがプリントに詰まっている)で問題を解く。
    • これは受験生が試験場では大抵うまい解法を思いつけないだろうということ、化学にかけられる勉強時間があまりないだろうということを踏まえた、師の信念に基づく。
  • 五人の中では一番幅広い層に対応しているかもしれない。延長も全くしないので化学が嫌いな人にもおススメ。
    • 2018年度は問題が重いためか、各日5〜15分ほど延長した。

増田重治
お茶の水校立川校を担当。

  • 主に有機(特に高分子)や理論に時間を割いて解説する。
    • 糖類など面倒な構造決定を鮮やかに推理する様には文字通り魅せられる。
    • 無機に関しては時間があまりなく高速の口頭解説と板書で解説するので生徒によっては不満かもしれない
    • 滴定の問題及び溶解度積の問題ではグラフを用いて解説される。この解法の破壊力は凄まじい。
  • 師の他の講座と同じように初日に予め演習問題全ての解答が書かれた手書きのものもあるプリントが配布されるので予復習で困ることは少ないだろう
  • 基礎理解に抜けがある様では、アクロバティックな解法などに驚嘆するだけで終わってしまう。かなりの上級者向け授業であるので、注意されたい。

中村雅彦
横浜校町田校を担当。

  • テキストの監修、校正に携わっている。
  • 基礎事項の丁寧な確認はしない代わりに、実戦的に問題を解くことに重点を置いて講義がなされる。上級者向けに難問を明快に解いていく、師の真骨頂が発揮される。
    • もちろん、発展的な内容に関しては適宜プリントを用いながらも丁寧に解説する。
  • 理論分野、特に平衡の扱い、共役酸・共役塩基の概念とその利用、ヘンリーの法則、及び有機分野に高い評価がある。
    • 共役酸・共役塩基の概念により、酸・塩基の遊離や緩衝液を統一的に解釈できるようになる。これまで苦手だった人はかなり理解が深まるだろう。
    • ヘンリーの法則を用いた体積による気体問題の解法は大変鮮やかで、素早く無駄なく問題を解けるようになる。

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