数学XB

使用コース

• スーパー東工大、スーパー東北大理系、スーパー国公立大理系、スーパー早慶大理系

監修講師（テキスト作成者）

• 楠本正、倉沢一郎、杉野光、引野貴之

構成

• §1 三角関数、図形と方程式、図形総合、指数・対数
• §2 場合の数、確率、整式、方程式
• §3 ベクトル、最大・最小、不等式
• §4 数列、微分積分、整数
• 前期数学XBテキスト参照箇所一覧
• 解答

特徴

• 関西教材。2021年度より東日本地区でも使用。
• レベルは『数学ZB』とほぼ同一。
• 目標レベルは阪大(非医)、神戸大、名大、北大、九大などである。
• 問題のレベルは前期は教科書～『青チャート』や『フォーカスゴールド』などの例題レベル、後期は下位～中位国公立レベルの問題が中心である。
• 少数しか解けない難問を取りにいくよりは、半数くらいが解ける標準問題を解けるようにしようというのが目標。
  • それ故、数学がやや苦手な人にとっては『数学XS』よりも使い勝手が良いかもしれない。
• 前期は要項や例題が充実しているので、苦手な人はそこを読み込み何度も復習しよう。
  • 三森司師曰く、「前期のテキスト(特に§3)はよくできている。」
  • 勝美好哲師曰く、「IAIIBの全ての範囲を網羅している割にはよくできている。」らしく、講師間の評価は高いそうだ。
• 「基礎の定着を目的にしているので、テキストの講義用問題は実際の入試問題ではない」らしい。(本野誉師談)
• また、「講義用問題は当然として、例題は流し読みするだけではなく、答えを隠してしっかりとやり込んで欲しい」とのこと。(小笹俊之師談)
• 後期は前期のテキストとは異なり薄めのテキストになる。
  • §1は軌跡と領域や三角関数、図形など受験生があまり得意としない分野で他のセクションに比べてやや難しく感じる人もまあまあいる。そのためか人気講師が担当することが多い。
  • また、後期テキストの最後の方には、「前期『数学XB』テキスト参考箇所一覧」という、後期の問題が前期のどの問題と対応しているかの表があり、前期も『数学XB』を使用していた人にとってはとても復習がしやすいようになっている。
• 某講師曰く「このテキストを貰う人の大半と『XS』テキストを貰ってる人の半分くらいは、前期XBレベルですら抜けがある。このレベルに抜けがあるようでは合否以前の話なので、まず前期はこのテキストを完璧にして欲しい。難しい問題は夏や秋に講習や問題集でいくらでも補完が効くが、このレベルのことは今でないとできない。」だそう。
• 以上、S教材より劣っているわけではないから、B教材を使うクラスに回されても投げやりにならないよう。

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