高橋和浩
Last-modified: Thu, 21 Mar 2024 20:25:25 JST (228d)
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高橋和浩(たかはし かずひろ)は元駿台予備学校物理科専任講師。
経歴
- 電気通信大学卒業。
- 東京工業大学大学院修了。
- ただし、上記の経歴の真偽は定かではない。
授業
- 授業開始は挨拶をせず、いきなり授業の内容の話から始まる。
- (例):(マイクをつける)→「電磁誘導の問題はねー・・・」
- 一問解き終わると「は~い、どうでしょう・・・」とよく言っている。
- 年々、語尾が不鮮明になるかんじの喋り方になり、「〜☆ZE」という口癖(本人は「〜(です)ね」と言っているが、滑舌が悪いためそうは聞こえない)が特徴。
- いたって真面目に初学者にもわかりやすいように色チョーク、図などを多用し、丁寧に授業を進める。
- まずは基本事項の確認、そして解法の道筋・注意点をまとめた『POINT』を示した後問題を解いていくのがパターンである。
- 板書はカラフルでとても綺麗で、講義ノートが参考書代わりになるとよく言われる。
- 文章はあまり用いず図による解説がほとんどなので、受講する際には口頭説明や自分で副文をフォローしないと、あとからノートを見返して困るかもしれない。
- 質問対応はとても丁寧
- 質問に行っても親切に対応していた。ただ、前述の通り、滑舌が悪いため何を言っているのか分からないときがある。
- 微積は必要最小限しか使わない。
- なお、微積分に関してはしっかりとフォローが入る
- 駿台講師にしては珍しく解き方重視の授業をするため、物理学的な解説はほぼ皆無であった。
- 一部の解法はかなり独特だった。
- その一例に、波のグラフを3次元で考えるという一般人には理解し難いエスパー級の説明もすることが挙げられる。
担当授業
通期
特設単科講座
駿台サテネット21
講習
- 「春を迎える」サバイバル物理
- CORE講座だけでなく、多くのオリジナル講座を持っていた。
- 電磁気徹底攻略
- 入試物理へのアプローチ
- 東大物理
- 京大物理
人物
- 2013年度で退職した。
- ゾウやキリン、鯉のぼりのプリントなど珍しい柄のシャツ好んで着ていた。
- 眼鏡をかけていたが、2013年度は基本的に眼鏡をかけていなかった。
- 授業中はとても表情豊かであった。
- 特別教材の『原子物理』や指定副教材の『徹底理解 物理』を編集するなど、物理科内でも別格の地位にあった。
- 師編集のテキストは良く出来ていると評判
- 講座によっては解法体系をきれいにまとめた参考書的な機能も備えたテキストを作成。
- 森下師は師に対してかなり否定的であったようだ。
- 森下師は試験で点をとることよりも大学以降の物理と矛盾がないよう根本から教えることが生徒のためだという考えで、解き方重視で学生の人気をとろうとする高橋和師とは指導方針が相容れなかったのだろう。
- あまりの出講数の多さに、他の講師から妬まれていたのも事実である。
- 高橋和師退職後の現在も、師が使っていたと思われるテクニック的な解き方に言及して、森下師が授業中に師を痛烈に批判することがある。
- なお、授業はもちろん教材作成などについても実力があったために、学生の人気を集めていたことは森下師も認めている。
- 師の退職後、講習会では物理のオリジナル講座はいっさい開講されていない。森下師曰く「そういうのはしない決まりにした、というか追い払った」のだそう。
- 両師は2000年代頃に大宮校の高卒クラスで『物理S』をペアで担当していた。
- 坂間師が横浜校で高卒クラスの担当を外れてから、横浜校のスーパーコースのS教材担当は森下師と高橋(和)師だった
著作
- 『即読物理ズバリ!高橋の電磁気―合格点への最短距離 (大学受験Do Series) 』 (高橋和浩 著 旺文社、2001年8月1日)
- 『入試に出る物理苦手問題60題の解き方 (大学入試理科解き方シリーズ) 』(高橋和浩 著 旺文社、2004年9月1日)
- 『高橋和浩の物理電磁気必出問題の解法―合格点への最短距離 (大学受験Do Series) 』(高橋和浩 著 旺文社、2006年6月1日)
- 『らくらくわかる物理I問題集 』(高橋和浩 著 駿台文庫、2006年12月1日)
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