駿台atama+プレ共通テスト
Last-modified: Tue, 14 Jan 2025 12:10:40 JST (167d)
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2020年度より実施。
2019年度までの大学入試センター試験プレテスト(センプレ)の後継。以下、センプレより改訂。
試験概要 
- 12月上旬(2024年度は冬期講習開講前日)実施。駿台で最後の共通テスト模試。
- 英語(リスニング)で個別音源が使用出来る。 なおICプレーヤーは代ゼミの物を使用しており、駿台の模試なのに代ゼミと駿台が机上に並ぶという事態が起こる。
- 共通テスト本試より難しい。駿台らしく理系科目が毎年難しい。特に数学。
- 全体として、(本番の目標得点率)ー13%程を目安にすると良い。無論、それ以上取れた、というのなら自信を持って本番に挑もう。
- ただ、2023年度および2024年度の英語(リスニング)は平均点が7割以上、国語は6割5分以上であり、これは本試よりも平均点が高い。
- 某現代文科講師曰く、この模試のみ“プレ共通テスト”の名を冠してはいるが他の共通テスト模試と完成度は変わらない。
- むしろこの模試は、本試験1ヶ月前に難題を解かせることにより生徒の闘争心を掻き立てることに意義があるようなもの。普段取れていた教科が出来なかったからといって勉強の割合を大幅に変えたり、慌てて講習を追加したりするようなことはオススメしない。担任などに平均点を聞いた上で、残りの1ヶ月を過ごすべき。
- 高卒生はこの模試を境に共通テスト対策に軸足を移すというのが一つの目安。手応えが十分にあれば二次対策を延長すればよく、出来が悪い場合も対策する時間はあるので冷静に見極めよう。東大の足切り厳格化が決定されたため、東大志望は共通テストの対策もしっかり行おう。
- 実際、この模試の点数と本番の点差が100点以上になることもしばしば。凹むなかれ。この模試のあとに共通テストの過去問を解いてみると、物凄く安心感が得られる。この模試は上にもあるように焦燥感を生み出し、闘争心を掻き立て、講習を取らせるような意義があるように思える。点の取れ具合は共通テストの過去問の点数を一番に信用しよう。この模試が何点であろうと気にする必要はない。(目標の点から乖離している者は何が出来ていないのかを早めに知ろう。本番でも目標に達せず諦めることになるかもしれない。弱みを知り、補強しよう。)
- 1番大切なのはインプットとそれに対応した演習である。英語RLが伸びないのはひとえに演習不足から来る「慣れていない」ことに起因する場合が多い。特にこの英語の伸び悩みは精読を好む生徒に多くみられる。共テより難しく、構文が複雑な英語の評論が読めるのだから共テの英語は本来読めるはずで、やはり"慣れ"ていないのだ。ただ、ガムシャラに演習すべきなのは記述系の模試で英語の点数が高い人がするべきことであり、あまり高くない者は単語や文法知識の欠如の可能性が否定できない。しっかり固めよう。速く読むことを無理にするのではなく、何度も読み直す事がないように丁寧に内容を拾いつつ読むことが大切である。音読もすべき。リスニングは毎日しっかり聴くことが大切である。暗記科目は演習するなかで「どこが欠けている」のかをしっかり把握していこう。
- 尚、受験者は5月および7月の駿台atama+共通テスト模試より少し多い。プレ模試であるからだろう。
受験者数・平均点 
- ここでは、受験者数の多い英数国情の掲載にとどめる。
2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
総受験者数 | 109359 | 90885 | 81638 | 77566 | 73234 |
受験者数(文系) | 50228 | 39252 | 34160 | 32201 | 29251 |
受験者数(理系) | 59131 | 51633 | 47478 | 45365 | 43983 |
英語(リーディング)/100 | 63.5 | 61.2 | 61.9 | 58.7 | 51.6 |
英語(リスニング)/100 | 61.7 | 58.7 | 60.3 | 72.8 | 72.4 |
数学ⅠA/100 | 58.8 | 56.7 | 51.7 | 55.4 | 50.2 (62.2) |
数学ⅡBC/100 | 51.8 | 38.2 | 48.0 | 50.2 | 51.2 (57.2) |
国語/200 | 112.8 | 134.6 | 123.2 | 133.4 | 132.1 |
情報/100 | (実施なし) | 75.9 |
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