大久保史子
Last-modified: Thu, 23 Dec 2021 04:50:06 JST (854d)
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大久保史子(おおくぼ ふみこ)は、駿台予備学校地理科講師。1号館,3号館,池袋校に出講。
経歴
- 徳島県出身
- 早稲田大学第一文学部卒業
- 東洋史を専攻
授業
- 機知に富んだ説明や例え話を駆使しながら、理解や論理を大切にした授業を行う。
- プリントを使って授業を行う。
- このプリントは知識の整理、暗記事項の確認、頻出の問題などがまとめられている。インプットだけでなくアウトプットもカバーされている。
- 語句の意味の説明では、加点ポイントとなる表現などもまとめられている。
- ともすると疎かにされがちな、視覚的情報を多分に含んだプリントであり、非常にわかりやすい。
- 読図問題で頻出の地図やグラフ、写真も十分に載っていて、授業では読み取り方法についてかなりしっかり説明される。
- プリントはかなりの情報量で、まとめると参考書兼資料集となる。むろん、内容は洗練されており入試直結の重要事項が豊富に含まれている。
- その情報量ゆえ枚数はハンパないものである。毎時間、大量のプリントを抱えて教室に入ってくる姿は普通じゃないが普通の光景である。
- 師の地理的現象や論理の説明は、非常にうまい形で抽象化されていて、それゆえ難しく思える概念でも容易に理解できるような授業となっている。難しい概念を、聞き手に簡単に思わせるような形で説明できる人物はそうそういない。師の授業を自分のものにすると、地理を論理的に、体系的に捉えられるようになる。
- 問題が解けるようになることに主眼を置いている授業で、センター試験で出された問題を取り上げアプローチ方法も教えて下さる。ことさらに深追いするということはせず、地理が苦手な人や最小の努力で成果を出したい理系の生徒にもお得な授業である。
- センター試験で地理を使う生徒にはかなりオススメ。
- 師の仰る情報をプリントにメモししっかり覚えていれば、東大など難関大学の論述問題にもかなり対応できる。
- 近年は地理科としては珍しく地理(系統地理・地誌)の担当がなく、二次試験で地理を使う生徒しか教わる事はない。
- 師の授業は基礎を徹底的に固めるだけでなく、センター、論述問題で高得点を狙うのに必要な派生知識を身につけていくのに役立つ。師の授業を徹底的に復習した上で、宇野仙師が得意とする地理論述の方法論を習得すれば、二次試験の論述で他の受験生と大きな差をつけられる。
- 色ペンで図や表に色付けしていくことが多く、かなり見やすいプリントが完成する。
- 所々で面白いネタが繰り広げられることもある。旅行での珍道中の話が多い。
- 時折、授業開始直後に小テストをするが集めたりはしない。その代わり前列のテスト結果を少しみたり、挙手を求めたりして生徒の出来を探る。
- なおテストするのは始めの授業数回であとは基本行わない。
- 質問対応はトップクラスの丁寧さ。笑顔で気さくに話してくれる。質問に行きたくなる。
担当授業
通期
出講なし
人物
- 駿台講師の中でも指折りの人格者といえよう。穏やかで、生徒への対応は非常に丁寧であり、親しみやすさも兼ね備えた方である。
- 早稲田大学時代は東洋史を専攻していたが、学生中に行ったインド旅行をきっかけに地理学を学ぶこととなった。世界史科の渡辺幹雄師曰く「このあとの授業は大久保さんか。大久保さんは先輩だから延長できないな。」
- パンフレットの写真とはやや異なる。北陽の虻川美穂子にやや似ている。
- 独特のほんわかとしたいい雰囲気を持った人物である。
- 気さくでかなり優しい人である。師の人間性に惹かれ、慕う生徒も多い。最後の授業では師が涙する場面もあった。
- 前列の生徒とはマイクをいれて授業前も雑談することがある。
- 東京ヤクルトスワローズの大ファン。
- 授業中登場した場所について、旅行した経験を話してくれることが多い。旅の途中の様々なトラブルについての話題も多く、面白い。
著書
- 『短期攻略 センター地理B』(阿部恵伯師との共著)(駿台文庫)
- 『地理重要用語・地名1500 チェック問題集』(駿台文庫)
- 私大で地理を使う人はここに載っている用語や地名くらいは押さえておいたほうがいいかもしれない。
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