相川雅昭
Last-modified: Thu, 06 Apr 2023 01:28:03 JST (59d)
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相川雅昭(あいかわ まさあき)は、駿台予備学校数学科講師。河合塾数学科講師。立川校,町田校に出講。
経歴 
- 慶應義塾大学経済学部卒業。
授業 
- ローカル校舎の上位クラスを担当している。
- テキストの問題では飽き足らず追加問題を用意してくる時もある。簡単な問題や計算勝負の問題、あまり師が必要ないと感じた問題をプリントにして、頻出と言われる問題を最初に配付して解かせる。
- データの分析はテキストの解説用で最低限プリントで1~2枚程度しか扱わないので、完全に忘れてしまっている人は教科書や他の参考書が必要になる。
- 師曰く「こんな問題が入試に出るってつまんねえよな」
- 自然な解法を用いることと、基本を素早く処理するということをモットーにしている。
- しかし、正直なところセンスに頼る数学である。これが師の最大の特徴であり、師の授業の好き嫌いが分かれる原因でもある。
- 師は「本気になればセンスは後からついてくる。」とおっしゃっている。
- 数式を見た上で自然に反応して(例「式を見た反応です。」「当然グラフが描きたくなるよな?」など)解答を作成するというやり方で授業をする。
- 問題の解説する際に「解き方とかじゃない。表現の方法だ!」「まさか数学に解法があるとか思ってねえだろうなぁ。」などと発言したりするが結局のところ授業内容は解き方重視である。
- 「この問題はこの解き方〜というようなことをするんじゃない!常に目の前の式と勝負しろ!」「どう解くかじゃない、どう見えるかだ。」などと言い当たり、定義を当てはめて問題を解いていく。
- 別解を紹介することはめったにない。師曰く「確かに別解は山ほどあるだろう。だがそんなものを知っても試験場で不安になるだけだ。」「別解を網羅することがあなたがたのやるべき事ではない。」
- よって検算のための解法も教えない。しかし、中途半端に別解が出来ても意味が無いことは事実であり、本番は別解ができるできないかは問われないで師の言う通り、1つの方法で確実に解いた方が実戦で役に立つこともある。
- また、別解の正誤を聞きに行くと師は内心で「こいつは落ちたな。」と思うらしい。
- こういった授業展開をする理由としては試験場で頭が真っ白になっても手が動く様にするため、とのこと。
- 自分の考えた方針が最適であり、それ以外の方針は採点対象にもならない可能性があるなどと言う。その割に、なぜその方針が良いのかという理由の説明はほぼない。
- 分野によっては、他の講師の解説や参考書では中々目にしない独特なものがある。そういう点では雲孝夫師と共通している点がある。わかりやすいかどうかは生徒次第だが、最初から師の解答をするような人はまずいない。
- 例えば場合の数・確率の問題では、師オリジナルの図(例「スコア」や「スロットマシーン」など)を使って問題を解く。イメージを使って解かせるということをモットーにしていたりするがかえって混乱する人が多い。問題によっては考え方を一切書かずに図のみで解くこともある。理解不能に陥る生徒もいる。本人は「あとでちゃんと自分で考え方も書くように」とおっしゃっていた。
- ちなみに、駿台数学科の指導方針では、場合の数・確率の問題は図だけでなく考え方もちゃんと書くように統一しているらしい。
完全に反している。 - 数列も上記と同様の教え方をする。また、上述したように漸化式の問題では知っておかなければいけない解法の紹介は一切しない。
- 「(現役生が)浪人生に勝てるかどうかはグラフを浪人生より早く書くことにかかっている。」など、グラフを高速で書くことをひとつの指標としている為、以前は、微分法の問題で増減表を書かなかった。最近では増減表を書かないことで減点されることも考慮しているのか増減表を書いていたりする。
- 色々言うがなんだかんだ大体の流れと答えさえ合ってれば良いというスタンスでもある。
- 後述の精神論のような持論をよく授業内でおっしゃる。解答に入る時や解答の途中でこの持論を話し、よくある解答を批判することがある。師の好き嫌いが別れる一因でもある。
- よく授業では「理屈をこねるな」などと仰る。文系出身故なのかと思われたが、日本語の言い回しなどはなどは嫌いらしい。
- 授業時間中に師が問題を配布し、受講生に競い合って解かせるというコーナーもある。早い者勝ちで答えが出たものから挙手制で値を述べていき、正答者が出たら師の解説が始まる。
- テキストの難易度も絡むが、このコーナーは上位コースでの頻度は下位コースより少なめ。逆に下位コースではしょっちゅうやる。
- このとき出される問題は入試の過去問であるが良問というより奇問であり、解けなくていい訳では無いが差がつく、得点源、といった問題ではない。
- また、持論と自分の解答を肯定するための問題であるという声もある。
- 授業進度はおそめだが、補講や延長で補う、もしくは前半から問題によって緩急をつけて解説していくといったことはなく、最終講に近くなってから間に合わない分を解答プリントを配布して終わらせたことにするスタンスである。
- 要するに自分の解法を押し付けるタイプの講師である。わかりやすいかどうかは生徒次第
- 質問対応はあまり良くない。後述の精神論を言って終わり、ということもある。また、通期で師のスタンスを理解していなければキツいので講習はあまりオススメできない。
担当授業 
通期
直前Ⅰ期
出講なし
直前Ⅱ期
出講なし
人物 
- チェックシャツを着てくることが多い。
- 髪型がやや天パ。
- なんか謎のカッコよさがある。
- 「さあー勝負だー」が口癖。
- 授業を切るなど、様々な角度から妥協には否定的。
- 曰く「自分のペースの方がいいと思うならば最初からそうすれば良いし、自分のペースがそんなに素晴らしいならどうして授業を受けに来ているのか」とのこと。
- 浪人経験がある。
- ちりりんげんというスーパーオヤジバンドのボーカルをしていた。
- プライベートなことはあまり話さないので、不明な点が多い。
- 講師室で他の講師と絡んでいるのを見かけない。同じ数学科の講師がいてもお互いスルーである。
- 掛け持ちの河合塾では駿台よりも重宝されているらしい。
発言集 
- 「さあー高2生と勝負だー」
- 「解く気はあるんですか?ないんですか?」
- 「事実の確認をしている、ただそれだけだ」
- 「現役生の合格率は高いんだ、不思議でしょうがないんだが高いんだ!」
- 「お前たちがちゃんとやっているのか、合格するまで疑い続ける」
- 「問題が解けたとかそういう次元で勝負してんじゃないんだよ」
- 「練習量が足りないやつが受かるわけない」
- 「入試は落とすためにつくってるんだ、こんな生易しい問題は出ない」
- 「7割解けた、それで文句はあるのか?」
- 「模範解答は怖い」
- 「人間は欲深いから質問から問題を解こうとするんだ」
- 「問題開いて最初の数秒で勝負は決まる」
- 「それが人間の心理なんだろうなあ」
- 「俺にももちろん分からないことはたくさんある」
- 「分からなくてもいい、出来るようにしろ!」
- 「最低でもセンターで満点とれるくらいには筋トレしろよ」
- 「試験場で窮地をどうにかするやつが勝つ」
- 「立体は紙の上に書けるのかー?」
- 「立体は棒をたてて確認!」
- 「計算も図も綺麗に書けよ、他人に見せるつもりで書けよ」
- 「条件はとりあえず全部書けばいいじゃねえか!」
- 「勉強が一番楽だよなぁ??」
- 「極限は見せるものだ」
ーー
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