水野卓

Last-modified: Mon, 19 Feb 2024 06:42:10 JST (69d)
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水野卓(みずの たかし)は、駿台予備学校英語科講師。つくば開成国際高等学校講師。1号館,池袋校,立川校,大宮校,柏校に出講。

経歴 Edit

  • 11月10日生まれ。
  • 埼玉県立浦和高等学校卒業。
  • 東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程卒業。
  • 東京外国語大学大学院修了。
  • 代々木ゼミナール講師。
  • 元 日本教育フォーラム・プレカレッジコース講師(2006 - 年度)。
  • 元 西南学院大学講師。
  • オレンジ進学サポート講師。

授業 Edit

  • 通常授業では読解と英文法の授業を担当している。
    • 通期授業での受け持ち講座の三分の一ほどは高2生向けの講座である。季節講習では高2生の授業の方が多く、高3高卒生の授業は早大英語のみである。
  • 前期は一文一文しっかり観察する精読中心、後期は解法、設問へのアプローチ中心の授業を展開する。
  • 板書の字は丁寧かつ綺麗ではあるがスピードはややゆっくり目。
    • その分非常に濃密な授業であることは言うまでもない
      英文を立体的に描く斎藤資晴師のような板書をし、非常に見やすくわかりやすい。
    • 白のチョークに加えて赤,橙,黄,緑,青の5色を使う。事前に多色ペンを用意しておこう。
    • 構文読解の板書においては、赤は構文のマーク(SVOC等)、橙は節などの繋がり、黄は先行詞や強調事項、緑は重要な単熟語、青は修飾関係を表す際に使うことが多い。橙は他にも様々な場面で使われ、雑用的な面もある。
  • 発音はネイティブ並、というよりネイティブそのものでありとても流麗。日本語の説明もアナウンサーのようできいてて心地よい。
    • 板書のしかたやアナウンサー並みの発音までとても斎藤資晴師に似ている
  • 師の担当する高2スーパー英語では、パラグラフリーディングにはあまり触れず、構文の取り方を基礎の基礎から徹底的に指導する。
    • 師曰く、「まずは一文一文が読めなければ文章が読めるわけないんだから、この高2スーパーでは一文一文をしっかり読んでいく」たしかにその通りである。
    • 一年間受講すれば、論理的に構文がとれるようになる。
    • 特に前期には、高卒クラスでも構文の大切さを強調している。
      • 早慶コースでは特に言っている。
    • 高2スーパー英語のテキストの文章は半分程度のみ扱う。前からではなく、師が選んだ文章をいくつか扱う。
      • 3学期の後半では、早慶や旧帝大などの、生徒たちが1年後に第一志望として受けるであろうレベルの入試問題を使って授業をする。
  • 暗記事項は似ているものと対称のものをグルーピングして板書する。
    • 最重要事項は緑で板書する。
  • 理屈はこねず、そのまま提示する。
  • 授業中に生徒にはあまり当てないが、たまに当てる。高3・浪人クラスよりも、高2クラスの方が難易度関係なく満遍なく当ててくる傾向にある。それに対し高3・浪人クラスでは難易度の高めな師の問いを出してくる時に、前列付近にいる生徒を重点的に当ててくる傾向にある。恐らく生徒が困っているのを見るのが好きなのであろう。その証拠に、生徒が返答に困っている時に師はニヤニヤしたり、焦らしたりしてくる。ドSである。
    • 大宮校の補習の際150人が入る教室で、前から7列まで誰も座っていないにも関わらず、前から8列目のやつを平気で当ててきたので後ろに下がっても意味がない。
    • 「(指さして)お前、答えろ[言え]。」(次に当てられた人が気付いてないとき)「オイ!、オメーだよ。」(回答に時間がかかっているとき)「早く言えよw」
  • 口癖は「馬鹿でもわかる」「猿でもわかる」「馬鹿でも猿でも、ニワトリの卵でも、ゴキブリでもわかる」「猫でもネズミでもわかる」「お前の頭はニワトリか」「こんなのも解らない奴は死んだ方が良い」「こんなのも解らないやつはそこら辺の中学生捕まえて教えてもらえ」「こんなのはそこら辺の馬鹿私立のやつでも解る」「これが分からないような奴は馬鹿でアホで救いようがないですから」「これが分からない奴は哺乳類じゃない」「これが分からない奴は人生諦めた方がいい」「高校生ってバカばっかりですから」「大学受験を一番邪魔しているのは高校」 「お前はバカかっ!」「こんなのが分からなかったら早慶なんて受ける資格ないですから」「君たちが行きたいような偉そうな大学は〜」「願わくは〇〇」「この世の全ての〇〇」調子が良い時には、偏差値がそうでもない大学のことを「ゴミクソ大学クソ学部クソ学科」「骨の髄までバカ大学」とおっしゃることがある。
  • 教室に入ってくる際には「ハイっ、こんちわっ↑!(イケボ)」、授業終了時には「なんかあったら下(教師室)にいるんで声掛けてください。はい、ではまた来週っ↑!(イケボ)」と言ってマイクのスピーカーを取る。
  • 教卓に寄りかかって授業をするというアメリカンスタイル。
  • 稀に教卓に座る。一度座ったら当分板書はしない。
  • かなりの暑がりか?。授業がはじまると教務に暑いと連絡をいれて空調を下げさせる(2018 夏期 早大英語 大宮校)
  • 具体的な勉強方法を提示する。
    • かなり具体的かつ的確であり、ちゃんと実行すればとても力になる。師がオススメする参考書、単語集、またその使い方といつまでに仕上げれば良いのか、事細かに教えてくださる。(師が良講師と言われる所以でもある)
    • 英語はやれば誰でもできるようになるという、強い信念をもってらっしゃる。だからこそ上記のように詳しく勉強法を教えてくださるのである。よって、師の授業を受けて、英語の成績が伸びないというのはあってはならない。それはつまり、やっていないということ。
    • 方法だけでなく、順序も大切にするので、師の担当する高2スーパー英語では、英作文は軽めの扱い。テキストの問題は、師が誤った文を書き、間違い探しをするのがお決まりで、むしろ文法の説明に使うイメージ。「英作文は高3で本格的にやればいい」と仰る。
    • YouTubeで師の勉強法の一部を観ることが出来る。
  • 師が薦める参考書は大宮校ではブームとなり、皆同じ本を持っている。
    • 師の執筆した本もブームとなる。
    • 近くの三省堂では目立つところに師の薦める参考書が並べてある。
      • よく売れるからだろう。
  • 大宮校では大島保彦師と同じくらい、もしくはそれ以上に生徒に影響力がある人物。
  • 英熟語の優先順位は後でまずは単語から覚えるよう仰る
    • 「頻出英単語英熟語のランキング1000を作ったら、熟語は数十個程度しか入らない。まずは単語をひたすら覚えろ。熟語は授業でやったやつだけでいい。」
    • スーパー早慶上智大文系コースでは後期から熟語をやるよう指導する。
    • 全解説頻出英熟語問題1000を薦める。
  • かなりの良講師である。
    • 一部では、師を神と崇める生徒もいる。
  • 相当な実力派講師ではあるが、なかなか知名度が上がっていないのも事実。(毒舌すぎるせいであろうか。) ぜひ講習会などで師の授業を体験していただきたい。
    • 毒舌とはいえ、それらはすべて生徒を想ってのことであり、決して嫌な気持ちになることはない。(人によるが)
    • 初めて師の毒舌に当たったときは心が軽く折られることだろう。めげずに食らいついていこう。
    • 英語の実力がついてくれば、師の毒舌も面白く聞こえてくることだろう。
    • 師の毒舌はしびれるとひそかな人気。
  • 初中級者を中上級に持っていく授業と言えるだろう。それ故か現役クラス高2スーパー英語の担当が多い。
  • 設問のストーリー(プロセス)を詳しく解説して下さる。
  • 英作文の授業はスーパー早慶上智大文系コースのオプションのパワーアップセミナーで行う。
    • 先に語彙と文法のポイントを示してから書く。学生が書ける表現を示す。
    • 早稲田の法学部自由英作文のテンプレートも教える。慶應の経済学部等の他の学部、大学のテンプレートは、質問に来れば、教えるとのこと。
    • 学生が書いてきた答案を、マイクを渡して音読させた。
    • 縦に学生を指す。後ろの方にいても当たる。3時間連続というのも理由の1つ。
    • テキストには大量の問題が載っていたため、「こんなに作って馬鹿じゃないの」と言っていた。
    • 受験用の英作文の参考書、問題集をあまり良く思っていない。「テキストの文を馬鹿みたいに書いて覚えなさい。」とおっしゃる。
    • 英検のテキストのライティング部分は自由英作文のテンプレートが書かれているので良いとおっしゃる。
  • 直前講習はほぼ指さない。師の配慮だろうか。

担当講座 Edit

通期

直前Ⅰ期
  • 出講なし
直前Ⅱ期

人物 Edit

  • 元代ゼミ講師。
  • ミッキーマウスのTシャツにジーパン、ナイキのランニングシューズ、肌寒いときは上にジャケットを羽織って出講する。Louis Vuittonのバックを使っている。
    • ミッキーマウスのTシャツは師の代名詞ともいうべきである。(たまにプーさんを着てくることもあり、やや寂しくなることもある) 推定するに師の持ってらっしゃるミッキーのTシャツは数百枚にのぼるだろう。それほど毎回違うものを着ているのである。
    • イケメンなんだからもっとセンスのいい、どうせならルイヴィトンのTシャツでも着ればいいのに。
    • 師に感謝の気持ちを示すなら、ミッキーのTシャツを渡そう。(センスの良いものでないと受け取ってもらえないだろうが。)
    • ニューヨークヤンキースのジャケットを着ていた。
    • また、ある日大宮校でミッキーのTシャツではなく無地の白Tシャツを着て授業を行い、教室中が一時騒然となった。なお、2021年現在も無地のTシャツを着ることが多くなってしまっている。師の心境に何か変化があったのであろうか。
    • なお2018年度10月中旬、再びミッキーに戻って教室に謎の安堵が。撮影かなにかがあり著作権に引っかかるから一時的に辞めたのだろうか。
    • 2022年現在は専らサッカーのユニフォーム?で授業をされている。
  • ネット上でみられる髪型と現在のヘアスタイルは大きく異なる。どうやらイメチェンしたらしい。
  • 3号館周辺で、サングラスにヘッドフォン(恐らくBeats)をして、丸善の文房具店に入る様子が目撃されている。
    • 師の周辺だけアメリカンな空気が漂っているから、目立ってしようがない。
  • 大宮校を根城としている。
  • 愛車はジャガーのXタイプとトヨタのマーク2のグランデ。
    • 大宮校へはこの深緑色のジャガーで出講する
  • 2017年現在、二十歳になるお子さんがおり、東京大学工学部在籍。現役時は8点足りずに落ち、浪人した結果見事東京大学合格。
    • 授業中に息子さんの話が出てくるときは、息子さんを「うちの坊主」と言う。
    • 「うちの坊主は、成人式で会った昔の同級生がみんなサルみたいだったって言ってたけどね、」
  • 受験生の娘さんもおり、中学生の頃に高2スーパー英語のフォローアップテストで駿台生の間違えの回答を言ったら、「こんな問題も分かんないの?」といっていたらしい。
    • 授業中に娘さんの話が出てくるときは、娘さんを「下の子」と言う。
    • なんという毒舌、師の遺伝子を継いでらっしゃるのは間違いない。。。
  • 奥さんは、同じ東京外国語大学出身で、通訳をやってらっしゃるらしい。
    • 「NHKとかにもよくでてたけどね」
  • かなりの毒舌である。
    • 師の気分がよい=授業中に毒舌が増える、だそうな。
    • 復習法を指南するプリントにすら「浪人はみんなブクブク太るのでカロリーには気をつけること。」「(優先順位をどうすべきかというFAQに)あなたはバカですか?それともアホですか?」などの暴言アドバイスが盛り込まれていた。
    • もちろんそれは師なりの激励であり、最後は「やることやれば『絶対に』伸びます。」という一文で締めくくられていた。
  • 実はマラリア持ち
  • アドバイスの時に、私立大学では早稲田大学と明治大学を推してくる。
    • 上智大学はあまり好きではない。
      • 昔は薦めていたが、今はしていないようだ。
    • 国際系の学部は何がしたいのかわからないと仰る。
  • 師の誕生日は11月10日。是非覚えておこう。
  • アメリカに別荘を所有しており、現在は知人に管理させているという。
  • 大学教員だった時代があるらしく(但し論文など客観的物証はない)、文化人類学を研究していたそう。テレビ等でみかける密林の部族の料理は大抵食べたことがあるらしい。未開民族の言語の研究が専門で、アラスカの先住民であるイヌイットが話す言葉を主に調べていたとのこと。
    • 確かにanthropologyが文中に出てきたときは、“文化人類学”とやけに強調していた。
    • 言語学がテーマの長文が授業で出て来たときの解説時には、大抵その文章の内容に対して自分の考えをつぶやいたり、納得できない記述が出てくるといちゃもんをつける。
  • 英語だけでなく、ほかにも十数か国語をしゃべることができるとのこと。
    • 語学に関してかなりの才能を持っているのは、西・南アジア課程卒業という経歴から伺える。
    • あるCLが、ドイツ語が一番難しい言語だから大学ではフランス語を第二外国語に選んだという話をした時、おそらく師は教室の外でこの話を聞いてらしたのだろう、授業が始まってすぐに「ドイツ語なんて難しさで言ったら下から数えたほうが早い。僕はもっと難しい言葉をなん十個もやらされたからね。」とおっしゃっていた。(高2スーパー英語にて)
    • ちなみに師はドイツ語を2週間でマスターしたそう。というのも、大学にいた頃「再来週にドイツのお偉いさんが来るから、水野くん、通訳を頼むよ」と上の教授に言われたから。その時、師は2週間で3000単語ものドイツ語を覚え、あとは英語の文法に当てはめれば余裕だった、とのこと。
      • そもそもドイツ語は英語と先祖が同じ言語で、ドイツ語と英語は"兄弟"。文法的に似ているところもかなり多い。英語がネイティブである師が、2週間でマスターできるのもわからなくもない。
      • これを聞いたCLのショックは計り知れない。
  • 師の担当する授業のCLは、実際に師の教え子であった場合が多い。慕われているのが伺える。
  • 師本人も駿台で浪人していた。
    • 関谷浩師の授業を受けていた。
    • 「お前ら、関谷先生の授業受けてるの奇跡なんだからな」と仰っていた。
  • 代ゼミ講師時代は、本科や講習の「東工大英語」を担当していた。
  • 2018年の直前早大プレは満員であった。
  • 2018年の早大英語(冬季講習)は校内生優先受付の時点で申込〆切となった。なお早大英語の講座で、校内生優先受付の時点で申込〆切を出したのは全校舎全講師のなかで師のみ(大宮校)である。なお、2019年度も校内生優先受付の時点で申込〆切となった。
  • 2019年大宮校センターリスニングの攻略夏期講習)は、村の盆踊りで肉離れを起こしてしまい出れなくて申し訳ない、と次のタームの早大英語でおっしゃっていた。
  • 参考書の批判もする。
    • ネクステージ系の文法問題集、ファイナル問題集はダメだと仰る。
  • 単語帳は何でもいいと仰る。
    • 師はアルクのユメタンシリーズを推奨する。
    • 単語王も悪くないと仰る。
  • 大宮校でよく見かける。(そりゃ師は月、火、木、土と週4で大宮校にいらっしゃるので嫌でも見かける)
  • 授業中に注目するとわかるが、素晴らしいモノをお持ちである?!
  • 毒舌だが、セルフワークのやり方などしっかり教えてくれる熱心なとてもいい先生。

著作 Edit

  • 『集中12日間! 英文解釈のいちばん大事なところ』
    • じっくり構文をとっていくために必要な文法・考え方を講義調でまとめてある本。
  • 『集中12日間! 英文法のいちばん大事なところ』
    • 駿台の現役生の授業や講習そのままに1日3レッスンで構成されていて、全12日、講義調で、語法をのぞく英文法をひととおりまとめてある本。
      猿でもわかるように書いてあるとまで言っており、これを読んでも文法ができなかったら見込みがないとして良い、とまで仰っている。「英文法が『そうでもない』人に勧める『優しい参考書』」として書いたらしい。
    • 大宮校の学生の多くはこの本を持っている。
    • https://www.obunsha.co.jp/service/eibunpo_12days/index.html
  • 『WE CAN 英単語』
  • 『大学入学共通テスト英語 リーディング 実戦対策問題集』
  • 『大学入学共通テスト英語 リスニング 実戦対策問題集』
  • 2018年螢雪時代10月号に師のセンター関連のアドバイスが収録されているCDが付録でついている。
  • Z会から出版される新テスト対策書を監修しておられらる。

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