戸澤全崇/複製

Last-modified: Tue, 22 Apr 2025 14:36:44 JST (71d)
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戸澤全崇(とざわ まさたか)は、駿台予備学校英語科講師。1号館,2号館,池袋校,自由が丘校,吉祥寺校,仙台校に出講。

経歴 Edit

授業 Edit

  • 駿台チックな構文重視の読解を行うが、随所に文法事項に関する独自の解釈を加える。(その際の箇条書きはなぜか六芒星(Star of David) である。)
    • 英文解釈については文型や文構造などをかなり細かくとるため、有難いと感じる人もいれば鬱陶しいと感じる人もいると思われる。プリントを配ることもある。
    • 通期でも講習でも、同じことを何度も説明する。そのため、重要な点は確実に身に付く。
    • 英文読解S英語構文S化を若干感じる。
  • 早慶大英語実戦や講習では毎授業プリントを配布する。
    • 内容は設問の解き方まとめ(内容一致や正誤問題、並べ替え問題など)、重要な構文(強調構文など)、本文中の語彙、4択の選択肢の和訳でとても使いやすい。
    • 師はコマ数が多く、忙しいので仕方がないことだが、誤字やタイプミスが多い
  • 「文脈」や「自然な意訳」といった曖昧な説明では決して済ませない、師の論理的でシステマチックな読解は華麗なまでである。
    • 特に訳し方の面では、厳しいことを仰りながらだが、きちんと教えた者はその華麗さに感動してしまうだろう。
    • だが物語文にも評論文でよく使われる論理的な構造を無理やり当てはめるためややぎこちない。
  • 師の授業の最大の特徴はその精密な読解、自ら芸術と称するほど丁寧で几帳面な板書は目を見張るものがある。
    • 使用するチョークは白、黄、オレンジ、赤、緑、青である。
    • もし同様の色でノートを取るなら、師の様に左手に全てのペンを持ち、その都度持ち替えるのが良い
    • 近年では比較的速めに板書なさることも補足しておく。ただし前述のように精密な読解、ならびにその解説を行うため授業のならびにその解説を行うため授業の進度自体は扱う文章にもよるが比較的遅めである。
    • 板書の量そのものが他の英語科の講師と比べてもかなり多いので、ぼうっとしているとすぐに追い付けなくなる。特にノートを普段から綺麗さ重視でとっている人は要注意である。
    • その代わりに復習の際、取ったノートはかなり役に立つ。
    • 一部の生徒は師の授業の価値は殆ど板書にしかなく、別に参考書を読んでいれば良いと主張する。
    • 他に、板書に加え、口頭で説明する際にカッコやSVを本文に書き入れることを求める。板書の量に加え、師の早口により、慣れるまではかなり難しい。慣れても難しい
    • しかし、師のカッコの括り方を習得すると、読解がとても楽になるので頑張って聞き取ろう。
    • ちなみに、師の著書である「英文法の展望台」は様々な種類の文章を型にはめて分解、単純化するというもので読解に活かしやすい。英文解釈の技術シリーズよりも効率的に勉強できるだろう。かなり強気な値段設定である
  • 説明が非常に早口で滑舌が悪いため、授業ではすべての箇所が聞き取れるとは思わないほうが良い。だが、重要なところはは参考書に顕著に表れているので、受講前に参考書を一読してみるとよい。
  • 通期授業開始約20分ほど経つと、5分ほどの雑談が入りその内容は自身の浪人時代の話などが聞けるが話すスピードが更に増すので何を言ってるか分からない。
    • 雑談で話す内容は予め決めてきているようで先週どこまで話したかを正確に覚えている。
      • 時々即興で雑談のネタを作り話すことがあるが、大抵は恥ずかしさからであろうかいつもの2倍速で話すため何言っているかわからず笑えない。
    • どんな中身のない雑談だろうが必ずオチをつける。そのため話は受験生を嚇そうとだけしているのではない。
  • 授業開始3分ほど前から教室の外で待機していてチャイムがなると同時に入室し即座に授業が始まる。
    • 教室の外の廊下や階段では師の残り香(とても爽やかな匂い)がするのですぐわかる。
  • 2017年度よりマイクをヘッドセットに変えた。しかし何を言っているか相変わらずわからない。話し方に問題があるのでヘッドセットを変えても意味がないようである
    • その上ヘッドセットが口に近いため、師の息遣いを間近で味わうことができる。「(´Д`)ハァ…(´Д`)ハァ…」
      • どちらかというと「んふー、んふー、んふ!」である。
  • 音読についても「自己満足」にすぎないとしている。その効果を全否定しているわけではないが、音読はしないことを勧めてくる、異色の英語講師である。
    • 音読については大島師は語学の学習には不可欠だと仰ってるのに対し、戸澤師は「ソンナノタダノジコマンゾクでしょ」と言い放った。
    • 師は、本番の試験会場で音読しながら問題を解くことができない上にネイティヴのように発音できないからする意味がないと仰った。
    • ちゃんと構文をとり音源も付いている教材(通過テキストのような)ならばよく繰り返し音読して有効活用すればよいと一部の授業では妥協策として仰っている。やはり音読はしてほしくないようである。
    • なお授業中はネイティヴのように発音できないが師は英文を音読する。
  • 質問対応はサッパリしている。必要なことをいたって簡潔に教えてくださる。
    • 幾つか質問がある場合、師自身全くそんなつもりは無いのであろうこともある。質問内容によっては、テキストに書き込んで教えて下さることもある。
    • 特に英作文に関して質問する場合は、辞書で十分調べてから行かなくてはならない。不用意な質問すると厳しく応対されるので注意。
  • 勉強の相談にも応じて下さる。
    • 共通テストの時間が足りなくなると相談しにきた生徒がいた際、紙にメモ書きしながら共通テストの時間の考え方について教えて下さったそうだ。つまり、一人一人にあったアドバイスを下さる。
  • 師は、速読に関する小手先のテクニックに対して否定的である。授業では構文や文法を練習し身につけ、個人で正確な演習を積むことで、正確に読めるようになること、とにかく焦らないことが重要であり、そうすれば自然に早く正確に読めるようになると仰っている。
  • 昼間の浪人生の授業の時の方が、夜の現役生の授業の時よりも元気で調子が良さそうに見える。
  • BEST400などで師のことを知ったミーハーが季節講習で受けようと考えても外大英語早慶大英語とかなのでそれ相応の実力がないと厳しい。授業中に寝てしまい出て行けと言われるのがオチである。
  • 読解の授業でも英文を細かく刻むような授業を展開なさるので中下位クラスでの評判は良い。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 人気講師に埋もれてあまり注目されないが、師を支持する生徒も少ない。
  • 東京外大プレ英語を受講すればわかるが、外大の長文読解にかなり精通している。
  • 自ら執筆した参考書で仰ぎながら教室に入り、「暑いねー。ああ、これなんだけど―」と言ってそのまま宣伝を始めたことがあるらしい。やれば間に合う!!
  • また、自ら執筆した参考書の大きなポスターを持参し、黒板に貼り付けて授業中に隙あらば宣伝をしていたこともある。
    • 「ちなみに今説明したこれ、英文法の展望台に収録されてます。」
    • 「大きな数字はわからなくなったら実際に書き出せば良いんだよ?ちなみにこの本はこれくらい、お買い得です!」
  • 遅刻や授業態度にはかなり厳しい。
    • 師の受験生時代の話を聞けば分かるが、師自身が非常にストイックであるため、生徒にもストイックさを求めているのである。
    • だが、一部の講師がよくするような、他の講師の批判は一切しない。
    • また奇を衒う行為を言って笑いを取ることが好きらしく、時々とんでも無いことを言う。あまりにも意外すぎることを言うためウケは良い。
  • 生徒を大人扱いし、どんな理由があろうとも遅刻や授業態度が悪い受講者には厳しい態度をとる。
    • 現役生の通期授業や講習では少し優しい(気もする)
      • 「ソコ、プリントモッテイッテネ。」(遅刻してきた現役生に対し)
    • 基本的に遠くかタブレットを見て話し、板書の合間しか生徒の方を見ない。そのため、授業時間が足りない現役生の授業や講習では態度の悪い生徒に気が付かないのだと思われる。
      • 現役生の授業でも、頬杖を付く生徒と板書を写さない生徒に説教をした。
    • そういった厳しいタイプの講師かと思いきや、授業中に突然よく分からないギャグを言ったりもする。不思議な方である。(なお、師の雰囲気がいつもツンツンしているため、そのギャップからか、単に萎縮しているからか、生徒は誰一人として笑うことができない。)
  • 授業中に単語帳や辞書を使って英単語を調べると激昂するので注意。師が言うには、単語帳を読んでないで授業をきちんと聞いてほしいらしい。
  • 少年時代は長野県で過ごしたらしい。
    • 小学生時代、学校でナマズを飼っていたらしいが、地震を予知していたという。
  • 高校時代は陸上部で、高3の東京都高総体で上位入賞し、関東大会にも出場した。
    意外にも、オリンピック選手になれると思い、勉強そっちのけで部活に熱心に打ち込んでいた若き日の師である。
  • 駿台ではない予備校(Yゼミ)で浪人していた。
  • 永遠の18歳が目標。(実際は2022年4月時点で46歳)
  • 独身。本人も例え話で使う。
  • かつてラテン語を学ぼうとしたが1年で挫折したらしい。
  • 趣味はメジャーリーグ観戦で、アメリカに直接観に行くほど。例え話でも多用なさる。
  • ライバルは野球選手のイチローのみ。基礎的な練習を毎日欠かさず行い、極めるという考え方を持っているという点でイチローをライバルとして敵対視している。
  • 教室入室後、チョークケースとペットボトルを教壇の決まった位置に置き、それぞれの蓋を開け(しかしドリンクを飲むのはしばらく後)マイクをセットするという一連の動作は、どの授業であろうと寸分違わぬルーティーンである。このようにルーティーンを重視することも、イチローを尊敬しているが故だと思われる。
  • 授業時の飲み物はボトルに入れているが(恐らくは水)、しばしば炭酸水を飲むこともあり、授業中にせーの‼︎「プシュ」あぁ〜!水素の音ォ!!!」という意味で音がしたら炭酸水のふたを開けた合図である。
    • ちなみに、師が飲んでいる炭酸水の銘柄は、優しめな炭酸のゲ○ルシュタイナーであることが多い。
    • 最近ではSUNT○RYのスパークリング天然水を愛飲していらっしゃる模様。
    • なお炭酸水を飲む音はすべてヘッドセットに拾われるためよく聞こえる。「ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ」
  • チョークを触った後は、こまめにウェットティッシュで手を吹く。結構な綺麗好きと思われる。
  • やたらと高級そうな筆記用具を使用している。講師室に質問に行くと師の机に置いてあることが多い。
  • 誰もが認めるであろう駿台男性講師陣のファッションリーダー。
    • 赤のチェック柄がお気に入りのようだ。ジャケットやパンツだけでなく、革靴の柄までそれであることがある。
    • HUGOBOSSの服を着ていることが多い。
    • 外国人のように香水をつけている。さすが外大出身の英語講師である。
      • 教室が狭いところだと一番後ろの席でもにおいがわかるほどつけている。
    • タイトなパンツが好みなのか、ややピッチリ目のボトムスを穿くことが多い。
    • その際、ヒップのラインが強調されており、一部のマニアにはそのヒップラインの美しさが評価されているらしい。
    • 40代だが、おなじみのジャケットスタイルをバッチリと決めることのできるスタイルの良さには、まさに師の引き締まった志が体現されている。
    • 時計は両腕につけているときもある。
      • 意外にも、G-SHOCKをつけていることも...
    • 年に一度しか履かない靴もあるらしい。
    • 服は、限られたお気に入りの店でしか買わないらしい。
  • 顔は(最近の人には十中八九伝わらないが)歌手の佐野元春に若干似ている。
    • 近藤真彦にも似ている。
  • 講師室に夕方でも「おはようございまーす」と颯爽と入ってくる。
  • 師は教材を入れるために1泊2日の旅行で使いそうなトランクをガラガラとひいて駿台にやってくる。
  • これほど色んな意味で個性的という言葉がよく似合う人はなかなかいないだろう。
  • 下記の通り、何だかんだ語録が豊富な講師である。
  • 合格発表の時にバンザイサークルと一悶着あったらしく、アンチ早稲田である。
  • 一年浪人すれば志望校に受かると思っていたため真面目に勉強せず、浪人1年目は失敗したらしい。
  • 師の講義中に内職していた学生が、注意してもヘラヘラしていたことに激怒して、ブログに「その辺のヘッポコ大学にも受からない」と書いたことがある。
    • 怒るのは構わないが、その辺のヘッポコ大学を真面目に目指している受験生も存在するので非常に失礼な話ではある。
  • 学生時代は、三鷹台のセブンイ◯ブンでバイトをしていたことがある。かなり売れ行きが良かったらしい。
  • とにかくユニークな講師なので通期で習ってない人はよく考えてから師の講習を取ると良いだろう。

発言録 Edit

師は非常に早口だが、実際に聞き取れたものを以下に記録する。

  • 以下の3つは代ゼミ講師にまったく同じことを言う人がいるので、ネタにしつつリスペクトで言ってるものと思われる(なお、師の雰囲気がいつもツンツンしていて、親父ギャグが多いため、そのギャップからか、単に萎縮しているからか、生徒は誰一人として笑うことができない)。
    と言うか、駿台生でありかつ時代が違うので代ゼミ講師SS木氏の元ネタを知らない。
    • 「とぅまり」。キャラ作りのために「つまり」をこう発音する。たまにうっかり普通に「つまり」と言っている。
    • 「これは主語っていうシュゴいサインなんだよ」
    • 「動詞がないね。動詞て?」
  • 「ほら皆さんが大好きなthat節、あ、別に好きじゃないですか〜」あまりに真顔で言うため初めて彼の授業を聞いた生徒は笑っていいのか困る。
  • iPhone→あいぽん、つるつる→とぅるっとぅる、びっくり→びつくり、と言ったりする。
  • 知っていて当然だろうということを解説する際、たまに「こんなの当たり前田のクラッカーだよね」と、言うことがあり、その時は決まってとても爽やかな顔をしている(元ネタは「てなもんや三度笠」の藤田まこと氏)。
  • 可算名詞が出てきた際に、「ほら、これ、1個2個サンコンって数えられるよね?」としばしば言う。
  • 「とンガリこ 」早口すぎて「と」「か」「こ」しか聴き取れない。
  • 「50歩100歩譲って」100歩譲る、50歩100歩、の意味を混同している。
  • 英文を日本語にした際に、「は」や「が」等の細かい副詞で意味が変わってしまう部分を解説するときは決まって「ミナサン、ニーホンゴワカリマスカ?」と片言で煽ってくる。
  • 「ほら、翻訳だよ、ホンヤクコンニャク」(元ネタはドラえもん)。
  • 初歩的なことを問う設問の解説をする際に、「皆さん、これはね、視力検査みたいな問題。
    間違えた人は眼科行った方が良いよ」と毒を吐くのが定番。
    その時の半笑いの表情がかなりウザい。
  • オイソコデテイケェ!!」「ツギネテタラユルサナイカラァ!!」寝ていた生徒に対して。怒るといつもの2倍速で話すため殆ど何を言っているかわからない。
  • 一方、8号館SDクラスにおいては、「オマエ、イマスグニモツモッデテケ!ソンナヤツガイシャニナッチャコマル!」と仰っていた。
  • 自身の誕生日の時は 「ハッピバースデートゥーミー×2 ハッピバースデーディアオーレーハッピバースデートゥーミー」 と一曲披露することもあった。
  • 「ほらこの『わざと』って大事だよ。逆から読んだら『とざわ』。そうでもないか。」
  • 「よくさ、芸能人は歯が命って言うでしょ。英語も一緒で、語順が命。…あんまり関係ないですか、はい」
  • (初回授業で)「この本ねぇ、超おすすめだよ。戸澤って人が書いてんだって。あ、俺戸澤って言うんだけど〜」
  • 「みんなには、コレガオススメ!!!!ソウケイトッパノエイジュクゴ!!」早慶突破の英単語・熟語のことである。情報量はかなり多く、完成度もかなり高い。
    • 絶版となり、転売ヤーの餌食になっている
  • 「adequateの訳語を適切なと書いている単語帳はくそ!」遠回しに自身が執筆した単語帳以外の単語帳をディスっている。
  • 「〜はこうやって訳す?そうじゃないでしょ‼︎」
  • 「俺は二浪したんだけど、ア、オレガジュケンセイノコロハニロウガフツウダッタンダケドね」師は実に負けず嫌いである。
  • 「サザエさんに出てくるあのバブー」イクラちゃんのことを指している。
  • 板書に「ブ◯イク」と書いた直後は「ブピーイク」とモザイク音をいれるが、しばらくすると普通に「ブサイク」と言ってしまう。
  • 英作文で気をつける表現について、「マツコデラックスはイケメンだ」と板書する。「あのね?これ間違ってると思ったでしょ?言い方悪いけどね、世の中にはデブセンって人がいてね?その人にとってはイケメンかもしれないでしょ?」と仰る。
  • theについて「その人ってどいつだ?ドイツジンダ!!」 なお、反応する間もなく説明を続けるので、誰も笑えない。それとも親父ギャグだからか?
  • イライラ→イraイra
  • 目には目を、鼻に鼻を(歯には歯をの間違い。鼻をどうするのだろうか)
  • 「えじゃあ君たち、浪人する?楽しいよ?(半笑い)」(現役クラスにて)
  • 「言い方悪いけどね、今覚えなかったら次覚えるのは一年後だよ?」

著書 Edit

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