中野芳樹

Last-modified: Wed, 19 Apr 2017 03:26:38 JST (8d)

中野芳樹(なかの よしき)は、駿台予備学校現代文科講師、神戸校校長。関西の講師である。

経歴 Edit

  • 兵庫県立長田高等学校卒業。
  • 京都大学文学部哲学科卒業。
  • 京都大学大学院卒業。

授業 Edit

  • 関西の人気講師で、関東ではオンデマンドでその授業をうけることができる。
  • 現代文科は関西と関東で方法論が違うので(対立が起こる位である)、関東の生徒が受講する際は注意が必要。
    • 受講希望者は中野師の著書なども参考にするのがよいだろう。
    • 個人的な感想としては、後述する本文のマーキングの仕方が、関東と関西でかなり違う部分ではないかなと思う。
  • もっとも、同じ教科なので、共通した指導内容も多い
    • 消去法は危険であること、選択問題はまずは記述問題のように解くこと、「読解なくして正解なし」であること、(表現は違うが)「論と例」を意識すること(例はカッコに入れること)、本文の趣旨とはテーマ・結論・根拠であること、疑問文があったら解答をさがしてよむこと、などなどあげればきりがない。
  • 師考案のシステム化された客観的速読法、論理的解答法を示し、授業で師がそれをつかって読み解いていく中で、生徒に習得してもらうことを意図して授業する。師は自らの授業を「(魚を生徒の代わりに釣ってあげるのではなく)魚の釣り方を教える授業」と主張している。
    • 本文の内容を講師がわかりやすく説明するのではだめで、生徒が実際に試験で合格点をとるために本文を短い時間で正確によみ・解答するにはどうすればよいかを検討した結果が師の「方法論」である。
  • 中野師の客観的読解法では、本文の重要な文(キーセンテンス)に線をひくこと(マーキング)を重視する。
    • キーセンテンスの見つけ方は、師が10数項目にまとめた、伝えたい内容を効果的に伝達するために筆者が施した表現上の工夫(疑問文、具体例と抽象論、譲歩、対比対称、要約、強調・重要であることをあらわす表現、など)を目印にして注目していくものである。その工夫部分に印をうち、作者の表現に導かれて近辺にキーセンテンをみいだしていくのである。
    • 「大事そうだから」「くりかえされてて重要そうだから」線をひくのではなく、実際にあらわれた本文の表現をヒントにキーセンテンスをひろっていくことがが「客観的」とされるゆえんである。
  • 師の解答方法は、読解を踏まて問題をタイプ別に大別し、手順をおって解答していく、システマティックなものである。
  • 板書ではおおきめな雑な字を書くが、そもそもあまり板書はせず、フリップと口頭説明で済ますことが多い。
  • 関西なまりのある標準語で授業する。おだやかな口調である。
  • 講師が本文の内容をかみくだいて説明するタイプ(自分の言葉で本文を理解しなおしつつ解答するタイプ)の授業をきつく繰り返し批判する
    • 生徒が本文をいかに短時間でよみとり解答するか教えるのが大事なので合って、講師が理解したものを説明したところで生徒の合格に資するものがないから、とのこと。師は、(特に文章自身が難しい京大東大の問題において)本文を理解できたから問題が解けるのではなく、問題が解ける程度は理解できた、と主張している(大抵の受験生が持つ読書経験程度では、入試問題の素地となる論文や小説などは理解しきる事は不可能だという思想)。
  • 「よめれば解ける」タイプの指導も強く批判している。
    • 解答するためには「論理的思考」と表現するための訓練が必須であり、読むことに偏重することは、その2つの訓練への軽視にほかならない、とのこと。

(東日本でも受けられる)担当授業 Edit

人物 Edit

  • 関西現代文科のトップである。関西では講習の締め切り講座が最も多い講師の一人。
  • 黒い髪を前におろしていて、中肉中背。すこし色のついた眼鏡をかけている。